JPH046144Y2 - - Google Patents

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JPH046144Y2
JPH046144Y2 JP3913587U JP3913587U JPH046144Y2 JP H046144 Y2 JPH046144 Y2 JP H046144Y2 JP 3913587 U JP3913587 U JP 3913587U JP 3913587 U JP3913587 U JP 3913587U JP H046144 Y2 JPH046144 Y2 JP H046144Y2
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terminal
socket
locking
light bulb
hole
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JP3913587U
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JPS63146986U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はソケツト本体の軸方向に貫通した孔
に対してそのソケツト本体の底部側からコード線
つきの一組の端子板をさし込んでソケツト内壁の
端子板取付溝に夫々挿入して固定するクリスマス
ツリー用電球ソケツトの改良に関するものであ
る。
(従来の技術) クリスマスツリー用電球ソケツトにおいてはソ
ケツト本体に対しコード線および端子板を容易に
組付けることができることが望まれている。かか
る事情において従来より多数の提案がされており
その一例を示せば実公昭49−11017号、実開昭53
−159182号、実公昭57−41971号である。特に、
実公昭57−41971号はソケツト本体を貫通する孔
を2分する隔壁を設け、この隔壁の両側にコード
線つき端子板をガイドするガイド溝を設けること
により、そのソケツト本体の内壁に設けられた端
子板取付溝に対する端子板の組付作業を容易にす
るとともにコード線のより安定した状態を維持さ
せることができる。しかし、ソケツト本体に対し
て端子板はいくつかの手順を経て固定されるもの
であり、ソケツト本体に装着された電球プラグの
リード線に対し端子板は平板状の接触面をつくる
だけなので接触不良を生じることがあり、これら
の点になお改良の余地がある。
(この考案が解決しようとする問題点) 本考案はソケツト本体に端子板の組付作業を容
易にすること及び電球プラグのリード線と端子板
との接触を良好に維持することを目的とする。
(この考案が解決すべき手段) 上記目的を達成するために本考案は、コード線
付きの端子板を横断面コ型にするとともに、後壁
に切起された弾性ある係止凸片を設け、ソケツト
本体は隔壁によつて二分された貫通孔の上方に電
球支持部材の先端部分の嵌入孔部と同支持部材の
嵌合孔部とを連設し、各貫通孔側の前記嵌入孔部
分に同孔部の内壁を肉取りして拡大した端子板取
付孔部を設けて端子板を取付け、かつ、端子板の
平板部に面して取付孔部の後壁に前記端子板を各
貫通孔から取付孔部にガイドする係止凸片のガイ
ド溝を設けるとともに同溝に取付孔部において係
止凸片と係合する抜止段部を設けたものである。
かかる構成によりソケツト本体に対して端子板は
挿し込み方向の最終位置で端子板取付孔部に嵌ま
り、この時弾性ある係止凸片は抜止段部に係合す
ることになるので何んらの取付手順を要せず、単
に挿し込み作業によるだけで完全に抜止め保持さ
れた固着を可能にする。また電球支持部材の先端
部分が嵌まる嵌入孔部においてその孔縁に沿つて
端子板がコ型の接触面をつくるので電球プラグの
リード線と端子板との接触面を広くして安定した
接触状態を形成する。
以上のことを実施例を示す図面について説明す
れば第1図はクリスマスツリー用電球ソケツト1
の縦断面図で、ソケツト本体2の軸方向に貫通し
た孔5,6に対してその本体の底部側からコード
線付きの一組の端子板3,4を挿し込んでそれら
をソケツト内壁の端子板取付溝7,8夫々固定し
たものである。コード付きの端子板3,4は上部
に所定巾の平板部9,9とその巾外縁に前側に突
出する折曲片部10a,10aとで横断面コ型に
成形し、かつ平板部9の中央部には後面に切起し
た弾性ある係止凸片11を設け下部により外側に
突出させた係止端11aを設ける。ソケツト本体
2は第3図の縦断面図に示すように知られている
ようにプラスチツクなどの弾性合成樹脂材からな
る中空円柱状または下部を偏平にした中空円柱状
である。ソケツト本体2の貫通孔5,6は本体2
の底部側に偏して設けた隔壁12により下部にお
いて左右に二分されており、この各貫通孔5,6
は上方において一つの電球支持部材13の先端部
分14の嵌入孔部15と同支持部材13の嵌合孔
部16とに連通する。前記嵌合孔部16はソケツ
ト本体2の上部側、即ち、電球支持部材13の取
付側に開口し、前記嵌入孔部15はこの嵌合孔部
16の底部面16aに開口し、下方において前記
隔壁12の上端に至る。また、前記嵌入孔部15
は隔壁12を含む貫通孔の全体形状に対してその
巾及び長さにおいて巾狭及び短寸法であつて貫通
孔の範囲内に設ける。各貫通孔5,6の上方延長
部には嵌入孔部15の内壁面17を上縁17aを
残して軸方向に肉取りして外側に拡大した前記端
子板3,4の端子板取付孔部7,8を連設する。
前記残された嵌入孔部15の上縁17aは端子板
取付孔部7,8に挿しこんだ端子板3,4の上方
へのストツパとなる。端子板取付孔部7,8に入
つた端子板3,4は嵌入孔部15の隅部孔縁に沿
つてコ型の端子接触面をつくる。各端子板3,4
の平板部9,9に面する端子板取付孔部7,8の
後側壁には係止凸片11のガイド溝18を設け、
この下方を貫通孔5,6側に開口する。ガイド溝
18の一部には溝底より深い係止凹部19を設
け、その境部に係止段部20を設ける。ソケツト
本体2に対して各貫通孔5,6から挿し込まれる
コード付き端子板3,4はこれと断面同形状に肉
取りされた端子板取付溝部7,8に嵌まるとき係
止凸片11はガイド溝18に案内され、かつ、係
止端11aは弾性を付与されてガイド溝18で案
内され、係止凹部19に面するとき自体の復元力
で係止端11aが同凹部19に入り込んで係止段
部20に抜け止め係止する。端子片3,4は断面
コ型の端子取付孔部7,8に密に嵌まり上方にお
いては上縁17aをストツパとして、また係止段
部20で抜け止め維持されて堅牢に固定される。
21はコードである。
(効果) 以上のことから本考案はソケツト本体に対して
コード付き端子板を挿し込むだけで係合状態とな
るので組付作業を一段と容易にでき、また電球支
持部材の先端部分の嵌入孔部の孔縁にコ型の端子
接触面をつくるので先端部分に露出するリード線
との接触面積を広くしてリード線の姿勢不良にか
かわらず常に良好な接触状態をつくり、しかもリ
ード線の正常姿勢を確保するための加工を支持部
材の先端部分に施すことなく製造上簡易にできる
実用価値がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の縦断面図、第2図は横断面図、
第3図は縦断面図、第4図は平面図、第5図は横
断面図である。 2……ソケツト本体、3,4……コード付き端
子片、5,6……貫通孔、7,8……端子板取付
孔部、9……平板部、10,10a……折曲片
部、11……係止凸片、11a……係止端、12
……隔壁、13……電球支持部材、15……嵌入
孔部、16……嵌合孔部、18……ガイド溝、1
9……係止凹部、20……係止段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ソケツト本体の軸方向に貫通した孔に対して、
    そのソケツト本体の底部側からコード線付きの一
    組の端子を挿し込んでそれらをソケツト内壁の端
    子板取付溝に夫々固定するように構成したクリス
    マスツリー用電球ソケツトにおいて、コード線付
    きの端子板3,4を中央の平板部9とその巾縁を
    前側に突出させた折曲片部10,10aとで断面
    コ型にするとともに、当該平板部9に後面に切起
    された弾性ある係止凸片11を設け、ソケツト本
    体2は隔壁12によつて二分された貫通孔5,6
    の上方に電球支持部材13の先端部分14の嵌入
    孔部15とこれを底部面16aに開口する電球支
    持部材13の嵌合孔部16とを連設し、各貫通孔
    5,6側の前記嵌入孔部15部分に同孔部15の
    内壁を肉取りして拡大した端子板取付孔部7,8
    を設けて端子板を取付け、かつ端子板3,4の平
    板部9に面して取付孔部7,8の後壁に前記端子
    板3,4を各貫通孔5,6から取付孔部7,8に
    ガイドする係止凸片11のガイド溝18を設ける
    とともに同溝の一部に係止凸片11の係止端11
    aと係合する係止段部20を設けたことを特徴と
    するクリスマスツリー用電球ソケツト。
JP3913587U 1987-03-19 1987-03-19 Expired JPH046144Y2 (ja)

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JP3913587U JPH046144Y2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19

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JP3913587U JPH046144Y2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19

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Publication Number Publication Date
JPS63146986U JPS63146986U (ja) 1988-09-28
JPH046144Y2 true JPH046144Y2 (ja) 1992-02-20

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