JPH0461183A - 波長可変半導体レーザ - Google Patents

波長可変半導体レーザ

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JPH0461183A
JPH0461183A JP16407490A JP16407490A JPH0461183A JP H0461183 A JPH0461183 A JP H0461183A JP 16407490 A JP16407490 A JP 16407490A JP 16407490 A JP16407490 A JP 16407490A JP H0461183 A JPH0461183 A JP H0461183A
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JP
Japan
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region
wavelength
diffraction grating
optical waveguide
regions
Prior art date
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Pending
Application number
JP16407490A
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English (en)
Inventor
Shinji Sakano
伸治 坂野
Satohiko Oka
岡 聡彦
Makoto Okai
誠 岡井
Naoki Kayane
茅根 直樹
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、キャリア注入により発振波長を制御できる。
光通信用の波長可変半導体レーザに関するものである。
〔従来の技術〕
波長可変半導体レーザの構造どしては、従来、エレクト
ロニクス・レターズ、23巻8(]、9987年  (
Electronics Letters Vol、2
3. R(1987)第403頁から第405頁に記載
されているように、光増幅領域、位相調節領域および回
折格子領域の3領域からなる分布ブラッグ反射(DBR
)レーザのそれぞれの電極を独立させ、光増幅領域で光
学的な利得をもたせ、他の2領域で波長制御を行ってい
た。半導体レーザの発振は、光が共振器内、すなわち、
上記構造で、DBR領域の反射と光増@器側のへき開端
面の反射で構成した共振器内を、往復するときの光の利
得と損失勘定がOであり、かつ、2πの整数倍の位相条
件を滴たす波長で行われる。波長を変えるときには、上
記構成ではDBR領域の反射利得と同時に、位相調節領
域で光の共振器内の往復位相を制御することにより、連
続的に波長を変えることができる。
上記文献では、この制御により3 、1. nm単一モ
ードを保ちながら波長を変えることができた。
また、別の構成としては、エレクトロニクス・レターズ
、25巻、1989年(E 1eetronicsLe
tters、 Vol、 25 (1989))第99
0頁から第991頁に記載のように、光軸方向に設けら
れた回折格子の中央で、回折格子の位相を反転させた以
外は内部構造を均一な活性層で構成し、電極を3分割し
た構成を有する3電極分布帰還型(DFB)レーザで、
中央の電極へ大きな電流を流すことで2.2n菖の可変
幅を得ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記第1の従来例では、DBR領域領域流電流したとき
は1.556μ塵の波長に対して4 、4 rim程度
の屈折率変化が得られているにもかかわらず、位相調節
領域に電流を流して、連続的な波長可変幅は3.]、r
+a+Lか得られていない。これは下記の式で表わされ
るDBR領域と増幅領域の存在による障害のためである
。光増幅領域の屈折率変化がないとすると、波長変化Δ
λは ここでλは発振波長、Δnpcは位相調節領域の屈折率
変化、Q pc、 Q AMP、 Q DBRは位相調
節領域、光増幅領域および実効的なりBR領領域長さで
あり、 npe、 nAMP、’ nDBRは実効的な
各領域の屈折率である。上記式から判るように、Q +
++Mr+、Q DRRが位相調節領域の屈折率変化の
波長変化への貢献を抑圧している。実際の特性としては
、位相調節領域に電流を流すことで自由キャリア吸収を
生じ。
光増幅領域の閾キャリア密度を高めること&Jなる。
その結果、連続的な可変幅を拡げることになるのである
が、閾キャリア密度が高まるだけレーザの特性は劣化す
る。
また、上記第2の従来例では、注入電流のバランスによ
り均質な光増幅導波路の増幅率と、各領域の増幅率の変
化に付随する屈折率変化の微妙な関係を調節するため、
発振状態の制御が難し2いという問題があった。
本発明の目的は、安定に広い波長可変幅を有する波長可
変レーザを得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、第1の結合係数を有する回折格子を内部に
もつ第1の活性層を含む光導波路からなる第1の領域と
、第2の結合係数を有する回折格子を内部にもつ第2の
活性層を含む光導波路からなる第2の領域とを有し、上
記第1の光導波路のキャリア密度に対する屈折率変化と
利得変化との比が、第2の光導波路のそれらの比よりも
小さく、第1の領域の回折格子と第2の領域の回折格子
の凹凸の位相が、上記2つの領域の接合部が反転するこ
とにより達成される。すなわち、分布帰還型(DFB)
レーザの回折格子の位相を反転した部分、いわゆる位相
シフト部の左右で、構造を非対称にするものである。
左右の領域において、片方は注入キャリア密度に対して
屈折率変化の割合が利得変化に比べて大きな材料に、小
さな結合係数を組合わせ、他方には、注入キャリア密度
に対して屈折率変化の割合が利得変化に比べて小さな材
料に、大きな結合係数を組合わせる。また、左右の領域
における同程度の結合係数を有する組合わせにおいても
、あるいは上記構成でも屈折率変化の割合が利得変化に
比べて大きい材料を有する領域のブラッグ波長を、反射
の領域のブラッグ波長よりも、2つの領域のストップバ
ンド波長幅の和の半分以上を長波長にずらして、初期設
定することにより目的は達成できる。
〔作用〕
上記問題点を解決するための手段を第1図を用いてつぎ
に説明する。第1図は本発明の基本構成を有するレーザ
構造の、光軸に平行な方向の断面図である。n (p)
型の導電性をもつ基板9」−に回折格子6が形成されて
いる。上記回折格子6は、一部でその凹凸の位相が反転
した、いわゆる位相シフト構造5を取っている。上記位
相シフト点5を境界に、左の領域は結合係数が大きい領
域11−であり、基板9と屈折率差が大きなガイド層2
と、注入キャリアに対し利得が大きな活性層1とによっ
て光導波路が形成されている。一方、右の領域は結合係
数が小さくなるようにした領域12である。結合係数を
小さくする方法としては、例えば回折格子の凹凸の高さ
を低くしたり、図示のように、基板9と屈折率差が小さ
い材料4とで回折格子6を埋めたりする方法があり、そ
の上に、注入キャリアに対して利得が小さい材料、ある
いは、利得がなくて屈折率の変化が得られる材料からな
る光導波層3を設けている。上記注入キャリア密度に対
する屈折率変化の割合と利得変化の割合とを調整する方
法としては、材料の設定と構造の設定があり、材料の設
定は活性層の利得波長を発信波長より短い方に設定する
ことによって、屈折率がほとんど変化なく利得を減少さ
せることができ、構造の設定としては、活性層の幅を狭
くすることにより電荷が上記活性層を溢れ出マガイド層
に溜るため、利得は変わらないが屈折率だけを変化させ
ることができる。上記左右の内領域]1および12の光
導波路をp (n)型の導電性をクラッド層1oで埋め
たのち、埋込みへテロ構造どして電極を設ける。上記電
極7−1−17−2は1記左右の領域で独立している。
光の出射端面は端面反射による影響を生じないように、
無反射コーティング13を行っている。第1、図に示す
位相シフト点5から各領域11.12をみたときの反射
利得と位相の波長依存性を第2図に示す。第2図(a)
はレーザ共振器内利得を示し、第2図(b)はレーザ共
振器内位相を示すが、上記(a)および(b)において
、破線21.31は結合係数が大きな領域11を見たと
きの、また、破線22.32は結合係数が小さな領域1
2を見たときの特性である。さらに実線23.33は、
上記2領域を光が往復するときに感じる利得と位相であ
る。高反射利得域の中央位置で、位相がπとなる点が回
折格子の光学的ピッチに対応するブラッグ波長である。
上記往復時の合計利得23が1となり、かつ、全位相3
3が2πの整数倍になる波長λて発振する。全域11の
利得および反射率は、その係数が大きな材料を使用して
いるため、利得の変化に対しブラッグ波長λB1の変化
は少ない。
これに対して領域12には、利得と屈折率の係数が小さ
な材料に使用しているため、注入電流に対し利得の変化
に対するブラッグ波長λB2は変化が大きく、領域21
の高反射域内を矢印24および34のように動く。この
領域12は結合係数が小さく、位相の波長に対する勾配
が大きいため、発振位相λは、結合係数が大きい領域を
組合わせた場合と異なり、はとんど上記領域のブラッグ
波長λB2で決まる。その結果、キャリア注入による屈
折率変化が有効に波長可変特性に反映されるようになる
。このため、公知例に示したような増幅領域による位相
調節領域の屈折率変化の波長変化への貢献に対する抑圧
や、公知例に示す等質光導波路での不安定な制御を行う
必要がなく、結合係数を広くした、領域が広い高反射波
長域を有効に利用できる。
また、領域12のブラッグ波長は、注入電流の増加によ
り短波長へ移動する。領域12への注入電流が低い条件
で、領域12のブラッグ波長を領域11のブラッグ波長
に対し、内領域の高反射波長@(ストップバンド波長幅
)の和の半分よりも長波長へ設定することにより、領域
11のストップバンド全域を領域12の高反射域がよぎ
るため、ストップバンド波長幅を波長変化幅へ有効に生
かすことができる。上記波長設定は、2つの領域の結合
係数が同程度でも有効な方法である。
〔実施例〕
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図は本発明による波長可変半導体レーザの一実施例
を示す光軸方向の断面図、第2図は上記実施例の位相シ
フト点から見た特性で、(a)は利得特性を示す図、(
b)は位相特性を示す図である。第1図において、n型
のInP基板9上に0.06μ厘の凹凸をもった回折格
子6を形成する。
上記回折格子6はレーザの中程でその位相が反転した位
相シフト点5を有する位相シフト型である。
全面にバンドギャップ波長が1.3μ履の)、’ n 
G aA、 s P層2.および利得ピーク波長が1.
54μmとなる多重量子井戸111を気相成長法で形成
する。
その後、選択性エツチングにより、位相シフト点5で分
かれる領域の一方を、上記回折路J’−6の表面が出る
まで結晶成長層を取り除く。その後、バンドギャップ波
長λ1が1.、 、1μiiのXnGaAsPf@4を
0.07 μm、λ、が1.35μmのInGaAsP
層3を0.2μm、およびλ、=1..53μ目の活性
層14を0.04μ■、上記回折格子6が露出した領域
12に選択的に結晶成長させる。その後、p−InPク
ラッド層10を結晶成長させたのち、メサエッチングや
埋込み結晶成長等の従来の半導体レーザ製作過程を経て
、波長可変半導体レーザを作製した。領域11および領
域12における光導波路の実効屈折率は、単原子層の厚
さまで制御できる気相成長法を用いることで、その整合
をとることができる。p電極は領域11゜と領域12と
で分離し、7−1および7−2で示すように独立させて
設ζブる。両へき開端面は無反射コーティング13がな
されている。領域〕〕8の長さは、領域内で自己発振す
るのを抑えるために】50μ謙とする。他方、領域12
ではこの領域の反射率をより高めるため600μmとす
る。上記実施例の特性は、領域11の注入電流を一定値
1..OO+mAとして、領域12の注入電流を増加さ
せると、連続的に4nm波長を移動させることができる
。さらに、領域〕]の実効屈折率を0.005程度人き
くするように設定することにより、はとんとの素子で安
定に波長変化4n@を得ることができる。
〔発明の効果〕
L記のように本発明による波長可変半導体レーザは、第
1の結合係数を有する回折格子を内部にもつ第1の活性
層を含む光導波路からなる第1の領域と、第2の結合係
数を有する回折格子を内部にもつ第2の活性層を含む光
導波路からなる第2の領域とを有し、上記第1−の光導
波路のキャリア密度に対する屈折率変化と利得変化との
比が、第2の光導波路のイわらの比よりも小さく、第1
の領域の回折格子と第2の領域の回折路f・の凹凸の位
相が、」−記2つの領域の接合部で反転することにより
、材料がもつ屈折率変化を波長可変特性に有効に生かせ
るので、波長可変半導体レーザの波長可変幅を拡げるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による波長可変半導体レーザの一実施例
を示す光軸方向の断面図、第2図は上記実施例の位相シ
フト点から見た特性で、(a)は利得特性を示す図、(
b)は位相特性を示す図である。 ■・・・屈折率変化と利得変化との比が小さな活性層5
・・・回折格子の位相シフト点 6・・・回折格子 11・・・第1の領域 12・・・第2の領域 14・・・ガイド層にキャリアオーパフロウを生じる活
性層 代理人弁理士  中 村 純之助 !−−−−”  ”””  ”7−”””””−−−ノ
 ” −”””’   ”−”  ’1””””   
 −”−−−−−−一ノ屈pL千変化と十″l惜変づし
ty+5ヒ叡小さ鱈占杓91トDオ1イ各ぐ予めイ立相
 ミ77ト車、回折格子 を1の領域 案2の4′N!九ζ 力゛イド層にN臂すアオーバ7DI′7と生Uる〕沓戊
層第12図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1.  1.第1の結合係数を有する回折格子を内部にもつ第
    1の活性層を含む光導波路からなる第1の領域と、第2
    の結合係数を有する回折格子を内部にもつ第2の活性層
    を含む光導波路からなる第2の領域とを有し、上記第1
    の光導波路のキャリア密度に対する屈折率変化と利得変
    化との比が、第2の光導波路のそれらの比よりも小さく
    、第1の領域の回折格子と第2の領域の回折格子の凹凸
    の位相が、上記2つの領域の接合部で反転する波長可変
    半導体レーザ。
  2.  2.上記第1の結合係数は、上記第2の結合係数より
    も大きいことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    した波長可変半導体レーザ。
  3.  3.上記第2の領域は、その注入電流が低い状態で、
    第2の領域のブラッグ波長は、第1の領域のブラッグ波
    長に、上記第1と第2の領域のストップバンド波長の半
    分を加えた波長よりも長波長であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載した波長可変半導体レーザ。
JP16407490A 1990-06-25 1990-06-25 波長可変半導体レーザ Pending JPH0461183A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH057056A (ja) * 1990-11-21 1993-01-14 Toshiba Corp 半導体レーザ装置及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH057056A (ja) * 1990-11-21 1993-01-14 Toshiba Corp 半導体レーザ装置及びその製造方法

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