JPH0460955B2 - - Google Patents

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JPH0460955B2
JPH0460955B2 JP6832183A JP6832183A JPH0460955B2 JP H0460955 B2 JPH0460955 B2 JP H0460955B2 JP 6832183 A JP6832183 A JP 6832183A JP 6832183 A JP6832183 A JP 6832183A JP H0460955 B2 JPH0460955 B2 JP H0460955B2
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JP
Japan
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weight
parts
glaze
oil
emulsion
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JP6832183A
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English (en)
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JPS59195589A (ja
Inventor
Osamu Matsumoto
Hiroshi Ozawa
Eiji Higashinakagaha
Terunori Aizawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Glass Compositions (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、省エネルギー、省力を目的とした施
釉方法に関する。従来、陶磁器は素焼を釉薬のス
ラリー中に浸漬し、乾燥後約1000〜1350℃に焼成
し、その後、スライド転写、銅版印刷、手描き、
熱転写等で絵付を行ないそれぞれ顔料に応じた温
度、通常800〜1350℃で本焼成を行なつている。
また、琺瑯は、金属成形基材に防錆、密着性向
上等を目的として下釉掛けを行ない、通常750〜
900℃で焼成し、その上に仕上げの為の上釉掛け
を少なくとも1回から数回に分けて行ない、更に
750〜900℃で再焼成し、その上にスライド転写等
で絵付を行ない、750〜900℃で本焼成を行なう方
法が採用されている。
しかし乍ら、このような方法では、施釉後の焼
成工程と絵付後の本焼成工程を経る為、多量の熱
エネルギーを必要とし、従つて施釉後の焼成、絵
付の為の本焼成を1回で行なうことによつて、省
エネルギー化を図る試みがなされてきた。しかし
乍ら施釉後、焼成を行なうことなく絵付を行なう
場合には、釉薬が十分に固定されていない為、正
常の絵付作業が非常に困難である。また未焼成釉
薬の流動を低減させる為に、ポリビニルアルコー
ル、カルボキシメチルセルロースの如き水溶性高
分子の水溶液を釉薬のスラリー中に混合する方法
も試みられているが、ポリビニルアルコール、カ
ルボキシメチルセルロース等は溶解に時間を要
し、水溶液を予め調整しておく事により腐敗等の
現象を生じたり、釉薬の素地に対する固定も十分
でないこと、更に乾燥あるいは焼成時に被膜の破
れ等をおこし、平滑な釉被膜が得難い事が認めら
れている。また合成樹脂エマルシヨンは、実験室
小ロツト生産に於いては可能であるが、塗付工程
に於いて泡が生成して塗付後も消滅しにくく、焼
成した後も外観上の欠点を生じ易く実用性に乏し
かつた。また前記の発泡現象を抑制する為に、シ
リコーン等の消泡剤を添加する試みもなされてい
るが、塗付時及びスライド転写時にハジキ等の現
象を惹起し、実用性に乏しいのが実情であつた。
本発明者らは、前記の問題を解決すべく鋭意検
討した結果、特定組成物を釉薬のスラリー中に添
加することによつて、表面欠陥を起すことなく施
釉、絵付の焼成を1回で完了すれ施釉方法に到達
した。
すなわち本発明は、陶磁器、タイル、琺瑯に施
釉するに際して、(A)合成樹脂エマルシヨンおよび
(B)鉱物油、動植物油脂またはワツクスもしくはこ
れらの変成物、およびまたは脂肪族アミド化合物
よりなる組成物を釉薬のスラリー中に添加して被
施釉物に塗付し、釉薬の焼結工程を行なうことな
く絵付を行ない、しかる後に焼結を行なつて施釉
及び絵付を同時に完了する施釉方法である。
本発明に適用される陶磁器および琺瑯は、茶
碗、皿、丼、鉢等の食卓用品、瓦等の土木建築用
品、花器、額皿、置物、飾タイル等の装飾用品、
洗面器、便器、ガス湯沸器、浴槽等の衛生厨房用
品、その他理化学用品、電気、機械用品、工業用
品等が含まれる。また、タイルは半磁器タイル、
磁器タイル等を含むタイル類等に適用される。
本発明に用いる前記の(A)合成樹脂エマルシヨン
は、例えば(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)
アクリル酸エステル−酢酸ビニル、(メタ)アク
リル酸エステル−スチレン、(メタ)アクリル酸
エステル−塩化ビニル樹脂等を主成分とするアク
リル樹脂系エマルシヨン、酢酸ビニル樹脂等を主
成分とする酢酸ビニル樹脂系エマルシヨン、エチ
レン−酢酸ビニル、エチレン−(メタ)アクリル
酸エステル、エチレン−塩化ビニル等のエチレン
共重合樹脂系エマルシヨン、スチレン−ブタジエ
ン、メタクリル酸メチル−ブタジエン、アクリロ
ニトリル−ブタジエン等の合成ゴム系エマルシヨ
ン等が用いられる。なかでも(メタ)アクリル酸
エステルを主成分とするアクリル樹脂系合成樹脂
エマルシヨンが本発明に好適である。而して施釉
物上の釉薬の固定、即ち例えばスライド転写時の
釉薬の流動を防止する観点等から、ガラス転移温
度10℃以下の共重合樹脂組成物の使用が本発明に
特に好適である。
前記した(B)鉱物油、動植物油脂またはワツクス
もしくはこれらの変成物としては、例えば流動パ
ラフイン、スピンドル油及び日本工業規格K2201
−1980に定義されている工業用ガソリン等のいわ
ゆる鉱物油及びこれらの変成物、牛脂、豚脂、羊
脂、鯨油、魚油、やし油、オリーブ油、ヒマシ
油、大豆油、綿実油、ナタネ油、ゴマ油、キリ
油、アマニ油等の動植物油脂及びこれらの水添物
のような変成物、密ロウ、木ロウ等の動植物系ワ
ツクス、直鎖状炭化水素を主成分とするパラフイ
ンワツクス、側鎖状炭化水素や環状炭化水素を主
成分とするマイクロクリスタリンワツクス、低分
子量のポリエチレンワツクス等の鉱物系ワツクス
またはこれらの変成物であつても良い。なかでも
パラフインワツクス、流動パラフインおよびスピ
ンドル油が、経済的理由で本発明に好適である。
また(B)の脂肪族アミド化合物としては、例え
ば、ヘキシルアミド、オクチルアミド、ラウリル
アミド、パルミチルアミド、ステアリルアミド等
の飽和脂肪族アミド、及びオレイルアミド、リノ
レニルアミド、リノリルアミド等の不飽和脂肪族
アミド、あるいはこれらの混合物をあげる事が出
きる。
本発明を実施するにあたつて、(B)鉱物油、動植
物油脂またはワツクスもしくはこれらの変成物、
およびまたは脂肪族アミド化合物を合成樹脂エマ
ルシヨンに均一に混合分散する方法としては、あ
らかじめ界面活性剤等で(B)鉱物油、動植物油脂ま
たはワツクスもしくはこれらの変成物、およびま
たは脂肪族アミド化合物の乳化分散液を調整し、
これを合成樹脂エマルシヨンに混合する方法や、
(B)鉱物油、動植物油脂またはワツクスもしくはこ
れらの変成物、およびまたは脂肪族アミド化合物
を、合成樹脂エマルシヨン中に直接添加し、合成
樹脂エマルシヨン中に存在する界面活性剤によつ
て乳化させる方法がある。また(B)鉱物油、動植物
油脂またはワツクスもしくはこれらの変成物、お
よびまたは脂肪族アミド化合物とモノマー類とを
混合して乳化重合を行ないエマルシヨン粒子中に
含有せしめる方法でも良い。
本発明において合成樹脂エマルシヨンと併用さ
れる(B)鉱物油、動植物油脂またはワツクスもしく
はこれらの変成物、およびまたは脂肪族アミド化
合物の添加量は、特に規定されないが本発明の本
来の目的である釉薬の粒子相互、及び釉薬粒子と
基材との結合力への影響を考慮して合成樹脂エマ
ルシヨン中の樹脂分に対して、通常0.01〜30重量
%、好ましくは0.1〜20重量%の範囲で併用され
る。また釉薬のスラリー中に添加される(A)合成樹
脂エマルシヨン及び(B)鉱物油、動植物油脂または
ワツクスもしくはこれらの変成物、およびまたは
脂肪族アミド化合物よりなる組成物の量も特に規
定されないが、釉薬スラリー固形分に対して固形
分として通常は0.1〜20重量%、好ましくは0.2〜
15重量%の範囲で添加される。
前記の(A)合成樹脂エマルシヨン及び(B)鉱物油、
動植物油脂またはワツクスもしくはこれらの変成
物、およびまたは脂肪族アミド化合物を添加した
釉薬スラリーは、通常、素焼した基材、または金
属成形基材に浸漬、スプレー等の方法によつて塗
付し、通常、常温または200℃以下の温度で水分
を除去した後、スライド転写、銅版印刷、手描
き、熱転写等の方法によつて絵付を行なつた後、
本焼成する方法が採用される。
なお、前記釉薬スラリーを塗布した後、絵付の
前に表面の平滑性を更に向上せしめる為、ポリビ
ニルアルコール、カルボキシメチルセルロースの
如き水溶性高分子の水溶液、前記の合成樹脂エマ
ルシヨンあるいは(A)合成樹脂エマルシヨン及び(B)
鉱物油、動植物油脂またはワツクスもしくはこれ
らの変成物、およびまたは脂肪族アミド化合物よ
りなる組成物等を更に塗付してもさしつかえな
い。この様にして得られる施釉物は、スライド転
写、銅版印刷、手描き、熱転写等で絵付を行な
い、それぞれ顔料に応じた温度、通常750〜1350
℃の温度範囲で焼成を行ない、通常の方法によつ
て得られる陶磁器、タイル、琺瑯製品と同等の製
品を得る事が出きる。
前記の如き本発明の施釉方法によつて得られる
陶磁器、琺瑯、タイル等は、外観上の欠陥はみら
れず、従来行なわれていた2〜3回の焼成工程を
1回で行なう事が可能であり、大巾なエネルギー
を削減することが出来る。また琺瑯製品の場合に
おいても、いわゆる下釉と上釉とを、これ迄述べ
てきたと同様に、各々の軟化点を適当に適合せし
める事により、例えば従来の2回塗付2回焼成を
2回塗付1回焼成に簡略化する事も可能である。
次に実施例によつて本発明を具体的に説明す
る。
パラフインワツクスエマルシヨン〔A〕の調製: パラフインワツクス(日本製蝋KK製、商品名
「パラフインワツクス130」、融点55℃)100部を加
熱熔融し、この中にポリオキシエチレンアルキル
エーテル14部、ソルビタンモノステアレート14部
を加え攪拌熔融する。この中に90−95℃の温水
114部を滴下し、均一に攪拌しながら温度を90−
98℃とする。この温度で攪拌した後、冷却し冷水
57部で希釈し、固形分40%のパラフインワツクス
エマルシヨン〔A〕が得られた。
パラフインワツクスエマルシヨン〔B〕の調製: 前記パラフインワツクスエマルシヨン〔A〕の
製造方法に於いて「パラフインワツクス130」を
市販の流動パラフイン(和光純薬製)にかえて同
様の方法でパラフインエマルシヨン〔B〕を得
た。
実施例 1 攪拌翼、温度計、還流冷却器、滴下ロート及び
窒素導入管を取りつけた五口フラスコに、水500
重量部およびアニオン系乳化剤4重量部を添加
し、系内の温度を80℃にして、過硫酸カリウム5
部を添加し、溶解する迄攪拌する。
次にメタクリル酸メチル230重量部、アクリル
酸エチル720重量部、メタクリル酸ヒドロキシエ
チル20重量部、メタアクリル酸20重量部、アクリ
ルアミド10重量部、アニオン系乳化剤1重量部及
び水500部からなる混合液を滴下ロートより4時
間かけて滴下する。滴下終了後さらに3時間80℃
の温度を保つた後冷却する。内温が30℃以下にな
つた段階でアンモニア水を添加し、PH9に調整
した後、加水して樹脂分42%のアクリル樹脂エマ
ルシヨン〔C〕を得た。
このアクリル樹脂エマルシヨン〔C〕1000重量
部に、パラフインワツクスエマルシヨン〔A〕を
40重量部添加し、均一になる迄攪拌し、組成物
〔D〕を得た。
釉薬スラリー〔SK−7、固形分50%〕1000重
量部の中に組成物〔D〕を80重量部添加した釉薬
スラリー混合物中に、素焼した基材を1000枚連続
で浸漬し、乾燥後、スライド転写を行なつた。そ
の後、1250℃で焼成を行なつたが、1000枚とも表
面上に破泡痕やハジキ現象等の欠陥はなく、実用
に供し得る製品が得られた。
比較例 1 実施例1と同一の釉薬スラリー1000重量部の中
に、アクリル樹脂エマルシヨン〔C〕のみを80重
量部添加し、実施例1と同様の操作を行なつた。
最初の2枚は実用に供し得る製品が得られたが、
3枚目以降は釉薬スラリー混合物の発泡現象が見
られ、また被施釉物表面に破泡した痕が残り、実
用に供し得る製品は得られなかつた。
比較例 2 実施例1と同一の釉薬スラリー1000重量部の中
にパラフインワツクスエマルシヨンのみを3重量
部添加し、実施例1と同様の操作を行なつたが、
スライド転写で絵付を行なう際、釉薬が流動し、
絵付作業が正常に出来なかつた。その後1250℃で
焼成を行なつたが表面に凹凸が見られ、外観上実
用に供し得る製品が得られなかつた。
実施例 2 アクリル樹脂系エマルシヨン(商品名「アルマ
テツクス E−103」、樹脂分45%、三井東圧化学
KK製)1000重量部に、前記パラフインエマルシ
ヨン〔B〕を20重量部添加し、組成物〔E〕を得
た。
実施例1と同一の釉薬スラリー1000重量部の中
に組成物〔E〕を30重量部添加した釉薬スラリー
混合物中に素焼した基材1000枚を連続で浸漬し乾
燥した。その後表面を更に平滑にする為、組成物
〔E〕の5倍希釈分散液をスプレーガンで塗布し、
乾燥後スライド転写を行なつた。その後、1250℃
で焼成を行なつたが、1000枚とも表面上に破泡痕
やハジキ現象等の欠陥はなく、実用に供し得る製
品が得られた。
比較例 3 アクリル樹脂系エマルシヨン(「アルマテツク
ス E−103」、樹脂分45%、三井東圧化学KK
製)1000重量部にシリコーンエマルシヨン(商品
名「KM−71」、信越シリコーンKK製)を3重量
部添加し、組成物〔F〕を得た。実施例2と同一
の釉薬スラリー1000重量部の中に、組成物〔F〕
を30重量部添加した釉薬スラリー混合物を用いて
実施例2と同様の操作を行なつた。その結果、釉
薬スラリー混合物の発泡現象は1000枚連続終了後
も見られなかつた。しかし乍ら施釉物の表面にハ
ジキ現象が見られ、焼成後の施釉物の表面にも欠
陥が見られ、実用に供し得る製品は得られなかつ
た。
実施例 3 アクリル樹脂系エマルシヨン(商品名「アルマ
テツクス K−3101」樹脂分42%、三井東圧化学
KK製)1000重量部に鉱物油および脂肪族アミド
を主成分とする組成物(商品名「SN267A」、サ
ンノブコKK製)10重量部を加え、組成物〔G〕
を得た。琺瑯用下釉薬スラリー1000重量部に組成
物〔G〕を50重量部添加した下釉薬スラリー混合
物中に、金属成形基材を浸漬、乾燥後830〜850℃
で焼成した。その後琺瑯用上釉薬スラリー1000重
量部に組成物〔G〕を60重量部添加した上釉薬ス
ラリー混合物中に下釉焼成を完了した金属成形基
材を浸漬乾燥した。ついで、組成物〔G〕の5倍
希釈分散液をスプレーガンで塗付後乾燥しスライ
ド転写で絵付を行ない750〜850℃で焼成した。こ
の様にして得られた琺瑯容器は表面上に破泡痕や
ハジキ現象等の欠陥もなく、実用に供し得る製品
が得られた。
比較例 4 実施例3において、前記の「SN 267A」を添
加せずに実施例3に準じて琺瑯容器の製造を試み
たが、施釉時に発泡現象が見られ、また焼成物も
表面上に破泡痕の欠陥があり、実用に供し得る製
品は得られなかつた。
実施例 4 メチロールステアリルアミド(日本化成KK
製、商品名「メチロールアマイド」)をポリビニ
ルアルコールと界面活性剤で乳化し15%固形分の
脂肪族アミド変成物の分散液〔H〕を得た。
実施例1で得られたアクリル樹脂エマルシヨン
〔C〕1000重量部に脂肪族アミド変成物の分散液
〔H〕70重量部添加し組成物〔J〕を得た。
実施例1と同一の釉薬スラリー1000重量部の中
に組成物〔J〕を40重量部添加し、実施例2と同
様の操作を行なつた。実施例1と比較して発泡を
抑制する効果は、若干劣るが、表面上に被泡痕や
ハジキ現象等の欠陥はなく実用に供し得る製品が
得られた。
比較例 5 実施例4において、前記の脂肪族アミド分散液
〔H〕を添加せずに実施例4に準じて同様の操作
を行なつたが、施釉時に発泡現象が見られ、また
焼成物も表面上に破泡痕の欠陥があり、実用に供
し得る製品は得られなかつた。
実施例 5 オリーブ油20重量部、テトラオレイン酸ポリオ
キシエチレンソルビツト系界面活性剤(花王アト
ラスKK製、商品名「レオドール 430」)4重量
部、水76重量部を用いてオリーブ油エマルシヨン
〔K〕を得た。
実施例1で得られたアクリル樹脂エマルシヨン
〔C〕1000重量部にオリーブ油エマルシヨン〔K〕
50重量部を添加し組成物〔L〕を得た。
実施例1と同一の釉薬スラリー1000重量部の中
に組成物〔L〕を25重量部添加し、実施例2と同
様の操作を行なつた。その結果釉薬スラリー混合
物の発泡現象も少なく、焼成物の表面上に破泡痕
やハジキ現象等の欠陥はなく、実用に供し得る製
品が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 陶磁器、タイル、琺瑯に施釉するに際して、 (A)合成樹脂エマルシヨンおよび (B)鉱物油、動植物油脂またはワツクスもしくはこ
    れらの変成物、およびまたは脂肪族アミド化合物
    よりなる組成物を釉薬のスラリー中に添加して被
    施釉物に塗付し、釉薬の焼結工程を行うことなく
    絵付を行ない、しかる後に焼結を行なつて施釉及
    び絵付を同時に完了することを特徴とする施釉方
    法。
JP6832183A 1983-04-20 1983-04-20 施釉方法 Granted JPS59195589A (ja)

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JP6832183A JPS59195589A (ja) 1983-04-20 1983-04-20 施釉方法

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JPS59195589A JPS59195589A (ja) 1984-11-06
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JPH01208384A (ja) * 1988-02-15 1989-08-22 Mitsubishi Yuka Badische Co Ltd 絵付方法
JP2008032663A (ja) * 2006-08-01 2008-02-14 Hironobu Ikeda 腕時計

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