JPH046080B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH046080B2 JPH046080B2 JP7782984A JP7782984A JPH046080B2 JP H046080 B2 JPH046080 B2 JP H046080B2 JP 7782984 A JP7782984 A JP 7782984A JP 7782984 A JP7782984 A JP 7782984A JP H046080 B2 JPH046080 B2 JP H046080B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- battery
- overcurrent
- terminal
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 18
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 17
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05G—X-RAY TECHNIQUE
- H05G1/00—X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
- H05G1/08—Electrical details
- H05G1/26—Measuring, controlling or protecting
- H05G1/54—Protecting or lifetime prediction
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05G—X-RAY TECHNIQUE
- H05G1/00—X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
- H05G1/08—Electrical details
- H05G1/10—Power supply arrangements for feeding the X-ray tube
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05G—X-RAY TECHNIQUE
- H05G1/00—X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
- H05G1/08—Electrical details
- H05G1/10—Power supply arrangements for feeding the X-ray tube
- H05G1/20—Power supply arrangements for feeding the X-ray tube with high-frequency ac; with pulse trains
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- X-Ray Techniques (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、バツテリ・パワー形コンデンサ式X
線発生装置に係り、特に、バツテリ・パワー形コ
ンデンサ式X線発生装置の電源装置に適用して有
効な技術に関するものである。
線発生装置に係り、特に、バツテリ・パワー形コ
ンデンサ式X線発生装置の電源装置に適用して有
効な技術に関するものである。
第1図は、本発明の背景技術を説明するための
バツテリ・パワー形コンデンサ式X線発生装置に
おける電源装置の概略構成を示す回路図である。
バツテリ・パワー形コンデンサ式X線発生装置に
おける電源装置の概略構成を示す回路図である。
第1図において、XRLは高圧発生部及びX線
発生部(以下、単に、X線発生部という)、1T
はインバータの単巻変圧器、Baはバツテリ等か
らなる直流電源、SWは電源投入スイツチであ
る。1DCは直流電源Baを単巻変圧器1Tに接続
又は遮断するためのリレー回路であり、1Dはそ
のリレー、1D1aはリレー1Dの常開の接点であ
る。1Rは単巻変圧器1Tに流れる電流の調整及
びその制限を行うための電流制限用抵抗、OIGは
電流制限用抵抗1Rの両端間の電圧を検出するこ
とにより、過電流を検出するための過電流検出回
路である。1GTO,2GTOはそれぞれインバー
タのスイツチ素子であり、例えば、ゲートタンオ
フサイリスタ(GTO)を用いる。そして、スイ
ツチ素子1GTO,2GTOのゲート電圧V1が、正
のときアノードとカソード間を導通し、負のとき
アノードとカソード間を遮断するようになつてい
る。GA,GBはそれぞれ前記スイツチ素子1
GTO,1GTOのゲートに制御信号A2,B2を送
るためのゲート回路である。SGはインバータの
スイツチ素子1GTO,12GTOのオン・オフを
制御するための制御信号発生回路であり、前記ゲ
ート回路GA,GBに制御信号A1,B1を入力する。
発生部(以下、単に、X線発生部という)、1T
はインバータの単巻変圧器、Baはバツテリ等か
らなる直流電源、SWは電源投入スイツチであ
る。1DCは直流電源Baを単巻変圧器1Tに接続
又は遮断するためのリレー回路であり、1Dはそ
のリレー、1D1aはリレー1Dの常開の接点であ
る。1Rは単巻変圧器1Tに流れる電流の調整及
びその制限を行うための電流制限用抵抗、OIGは
電流制限用抵抗1Rの両端間の電圧を検出するこ
とにより、過電流を検出するための過電流検出回
路である。1GTO,2GTOはそれぞれインバー
タのスイツチ素子であり、例えば、ゲートタンオ
フサイリスタ(GTO)を用いる。そして、スイ
ツチ素子1GTO,2GTOのゲート電圧V1が、正
のときアノードとカソード間を導通し、負のとき
アノードとカソード間を遮断するようになつてい
る。GA,GBはそれぞれ前記スイツチ素子1
GTO,1GTOのゲートに制御信号A2,B2を送
るためのゲート回路である。SGはインバータの
スイツチ素子1GTO,12GTOのオン・オフを
制御するための制御信号発生回路であり、前記ゲ
ート回路GA,GBに制御信号A1,B1を入力する。
第2図は、第1図に示す過電流検出回路OIGの
具体的な構成を示す回路構成図であり、第3図
は、第1図に示す制御信号発生回路SD及びリレ
ー回路1DCの具体的な構成を示す回路構成図で
ある。
具体的な構成を示す回路構成図であり、第3図
は、第1図に示す制御信号発生回路SD及びリレ
ー回路1DCの具体的な構成を示す回路構成図で
ある。
第2図及び第3図において、1Tr,2Trはト
ランジスタ、1SCRはサイリスタ、2R乃至6
Rは抵抗、1PH乃至5PHはフオトカパラ、1
ZDはツエナーダイオード、1SE,2SEはダイオ
ード、CKはクロツク発生回路、F.Fはフリツプ
フロツプ、Baはバツテリ等の直流電源である。
ランジスタ、1SCRはサイリスタ、2R乃至6
Rは抵抗、1PH乃至5PHはフオトカパラ、1
ZDはツエナーダイオード、1SE,2SEはダイオ
ード、CKはクロツク発生回路、F.Fはフリツプ
フロツプ、Baはバツテリ等の直流電源である。
次に、この電源装置の動作を説明する。
第1図乃至第3図において、電源投入スイツチ
SWを閉じると、クロツク発生回路CK及びフリ
ツプフロツプF・Fが起動し、初期状態の時は、
過電流検出回路OIGからの信号がないためサイリ
スタ1SCRがオフであり、フオトカプラ4PH,
5PHのトランジスタが導通し、フオトカプラ2
PH,3PHが交互に制御信号A1,B1を出力する。
この状態でリレー1Dがのコイル電流が供給され
て作動し、接点1D1aが閉じると、第1図に示す
スイツチ素子1GTO,2GTOに交互に電流が流
れ、単巻変圧器1Tで交流に変換されてX線発生
部XRLに供給される。
SWを閉じると、クロツク発生回路CK及びフリ
ツプフロツプF・Fが起動し、初期状態の時は、
過電流検出回路OIGからの信号がないためサイリ
スタ1SCRがオフであり、フオトカプラ4PH,
5PHのトランジスタが導通し、フオトカプラ2
PH,3PHが交互に制御信号A1,B1を出力する。
この状態でリレー1Dがのコイル電流が供給され
て作動し、接点1D1aが閉じると、第1図に示す
スイツチ素子1GTO,2GTOに交互に電流が流
れ、単巻変圧器1Tで交流に変換されてX線発生
部XRLに供給される。
このように、鉄芯に巻かれた巻線の中間端子か
らの直流電流を、該中間端子の両脇に位置付けた
他のそれぞれの端子から交互に導通状態となるそ
れぞれのスイツチング素子を介して取り出すこと
により、該巻線に交流を発生させるものをいわゆ
るプツシユプル型インバータと称している。
らの直流電流を、該中間端子の両脇に位置付けた
他のそれぞれの端子から交互に導通状態となるそ
れぞれのスイツチング素子を介して取り出すこと
により、該巻線に交流を発生させるものをいわゆ
るプツシユプル型インバータと称している。
X線発生部の短絡時又はスイツチ素子1GTO,
2GTOの両端が誤動作等で導通になつた時、短
絡電流(過電流)が流れる。この短絡電流からス
イツチ素子1GTO,2GTOを保護するため、第
2図に示す過電流検出回路OIGが働きフオトカプ
ラ1PHが導通し、過電流信号を第3図に示すサ
イリスタ1SCRのゲート電極に送る。これによ
り、サイリスタ1SCRが導通し、フオトカプラ
4PH,5PHがオフする。これにより、スイツ
チ素子1GTO又は2GTOのいずれかをオフす
る。同時に、サイリスタ1SCRが導通すると、
トランジスタ1Trがオフするので、リレー1D
のコイル電流が遮断され、接点1D1aが開いてイ
ンバータの単巻変圧器1Tへの電源供給が遮断さ
れる。
2GTOの両端が誤動作等で導通になつた時、短
絡電流(過電流)が流れる。この短絡電流からス
イツチ素子1GTO,2GTOを保護するため、第
2図に示す過電流検出回路OIGが働きフオトカプ
ラ1PHが導通し、過電流信号を第3図に示すサ
イリスタ1SCRのゲート電極に送る。これによ
り、サイリスタ1SCRが導通し、フオトカプラ
4PH,5PHがオフする。これにより、スイツ
チ素子1GTO又は2GTOのいずれかをオフす
る。同時に、サイリスタ1SCRが導通すると、
トランジスタ1Trがオフするので、リレー1D
のコイル電流が遮断され、接点1D1aが開いてイ
ンバータの単巻変圧器1Tへの電源供給が遮断さ
れる。
このように構成されたバツテリ・パワー形コン
デンサ式X線発生装置の電源装置では、インバー
タのスイツチ素子1GTO,2GTOの過電流保護
は、通常、スイツチ素子1GTO,2GTOに流れ
る電流がそのスイツチ素子の定格電流を超える値
になつた時、この過電流を検出する過電流検出回
路OIGからの信号で、スイツチ素子1GTO,2
GTOに遮断信号を送り電流を遮断することによ
り、スイツチ素子1GTO,2GTOを保護してい
る。
デンサ式X線発生装置の電源装置では、インバー
タのスイツチ素子1GTO,2GTOの過電流保護
は、通常、スイツチ素子1GTO,2GTOに流れ
る電流がそのスイツチ素子の定格電流を超える値
になつた時、この過電流を検出する過電流検出回
路OIGからの信号で、スイツチ素子1GTO,2
GTOに遮断信号を送り電流を遮断することによ
り、スイツチ素子1GTO,2GTOを保護してい
る。
しかしながら、前記の過電流保護方法では、過
電流を検出してからスイツチ素子1GTO,2
GTOを遮断するまでの時間遅れに対し過電流の
立上り速度が速い場合、遮断する時点での電流が
定格電流内にあるためには、電流の検出レベルを
低くしておかねばならない。
電流を検出してからスイツチ素子1GTO,2
GTOを遮断するまでの時間遅れに対し過電流の
立上り速度が速い場合、遮断する時点での電流が
定格電流内にあるためには、電流の検出レベルを
低くしておかねばならない。
すなわち、スイツチ素子1GTO,2GTOの定
格電流は、正常に運転されている時の電流より相
当大きな容量の素子を選んでおく必要がある。そ
のため装置が大型となり、コスト高となつてい
る。
格電流は、正常に運転されている時の電流より相
当大きな容量の素子を選んでおく必要がある。そ
のため装置が大型となり、コスト高となつてい
る。
本発明の目的は、バツテリ・パワー形コンデン
サ式X線発生装置の電源装置の過電流保護回路に
おいて、インバータのスイツチ素子の定格をイン
バータが正常に運転されている時の電流とあまり
違わないスイツチ素子が使用できる技術手段を提
供することにある。
サ式X線発生装置の電源装置の過電流保護回路に
おいて、インバータのスイツチ素子の定格をイン
バータが正常に運転されている時の電流とあまり
違わないスイツチ素子が使用できる技術手段を提
供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特
徴は、本明細書の記述及び添付図面によつて明ら
かになるであろう。
徴は、本明細書の記述及び添付図面によつて明ら
かになるであろう。
前記目的を達成するために、本発明は、基本的
には、次のように構成したものである。
には、次のように構成したものである。
すなわち、バツテリの正極と高圧変圧器の一次
巻線の中間端子とを接続するとともに、前記バツ
テリの負極と前記一次巻線の中間端子の両脇の各
端子との間にそれぞれスイツチング素子を介して
接続し、前記各スイツチング素子を交互に導通状
態として高圧変圧器へ交流電圧を供給し、この高
圧変圧器の出力を高圧コンデンサを介してX線管
へ印加するバツテリ・パワー形コンデンサ式X線
発生装置において、前記高圧変圧器の一次巻線の
中間端子に供給する電流が一定値を越えたか否か
検知する過電流検出回路と、この過電流検出回路
により該一定値を越えたことを検知した場合に前
記各スイツチング素子を同時に導通状態とする手
段と、前記過電流検出回路により該一定値を越え
たことを検知した場合に該直流電流の前記一次巻
線への供給を遮断する手段とを備えることを特徴
とするものである。
巻線の中間端子とを接続するとともに、前記バツ
テリの負極と前記一次巻線の中間端子の両脇の各
端子との間にそれぞれスイツチング素子を介して
接続し、前記各スイツチング素子を交互に導通状
態として高圧変圧器へ交流電圧を供給し、この高
圧変圧器の出力を高圧コンデンサを介してX線管
へ印加するバツテリ・パワー形コンデンサ式X線
発生装置において、前記高圧変圧器の一次巻線の
中間端子に供給する電流が一定値を越えたか否か
検知する過電流検出回路と、この過電流検出回路
により該一定値を越えたことを検知した場合に前
記各スイツチング素子を同時に導通状態とする手
段と、前記過電流検出回路により該一定値を越え
たことを検知した場合に該直流電流の前記一次巻
線への供給を遮断する手段とを備えることを特徴
とするものである。
このように構成したバツテリ・パワー形コンデ
ンサ式X線発生装置は、X線管に接続される変圧
器が、鉄芯に巻かれた巻線の中間端子からの直流
電流を、該中間端子の両脇に位置付けた他のそれ
ぞれの端子から交互に導通状態となるそれぞれの
スイツチング素子を介して取り出すことにより、
該直流電流の向きが変わつて巻線に流れることか
ら、該巻線に交流を発生させることになる。
ンサ式X線発生装置は、X線管に接続される変圧
器が、鉄芯に巻かれた巻線の中間端子からの直流
電流を、該中間端子の両脇に位置付けた他のそれ
ぞれの端子から交互に導通状態となるそれぞれの
スイツチング素子を介して取り出すことにより、
該直流電流の向きが変わつて巻線に流れることか
ら、該巻線に交流を発生させることになる。
したがつて、該交流によつて、前記X線管に接
続される巻線に起電力を誘導させることができ、
このような方式で交流に変換するインバータをい
わゆるプツシユプル型インバータと称している。
続される巻線に起電力を誘導させることができ、
このような方式で交流に変換するインバータをい
わゆるプツシユプル型インバータと称している。
この場合において、たとえば前記スイツチング
素子の誤動作による導通等で、一方のスイツチン
グ素子が所定の時間以上導通したままになると、
巻線を巻く鉄芯が飽和し、これによりコイルイン
ピーダンスがほぼ0Ωになるため、該導通状態の
スイツチング素子に多大の電流が流れることにな
る。
素子の誤動作による導通等で、一方のスイツチン
グ素子が所定の時間以上導通したままになると、
巻線を巻く鉄芯が飽和し、これによりコイルイン
ピーダンスがほぼ0Ωになるため、該導通状態の
スイツチング素子に多大の電流が流れることにな
る。
それ故、前記変圧器の巻線の一端子に供給する
電流が一定値を越えるか否か検知する過電流検出
回路を設けることにより、この過電流検出回路に
より、一方のスイツチング素子が所定時間以上導
通したままとなつていることを検出することがで
きるようになつている。
電流が一定値を越えるか否か検知する過電流検出
回路を設けることにより、この過電流検出回路に
より、一方のスイツチング素子が所定時間以上導
通したままとなつていることを検出することがで
きるようになつている。
そして、この過電流検出回路により該一定値を
越えたことを検知した場合に、巻線への直流電流
の供給を遮断するようにしているものであるが、
この遮断するまでの時間遅れに対し過電流の立上
り速度が速いことに鑑みて、前記各スイツチング
素子をそれぞれ同時に導通状態とするようにして
いる。
越えたことを検知した場合に、巻線への直流電流
の供給を遮断するようにしているものであるが、
この遮断するまでの時間遅れに対し過電流の立上
り速度が速いことに鑑みて、前記各スイツチング
素子をそれぞれ同時に導通状態とするようにして
いる。
これにより、本来、一方のスイツチング素子に
流れていた電流が分流されて他方のスイツチング
素子にも流れるようになる。
流れていた電流が分流されて他方のスイツチング
素子にも流れるようになる。
したがつて、各スイツチング素子に過電流が流
れることを阻止できることから、各スイツチング
素子において容量の大きいものを使用する必要が
なくなる。
れることを阻止できることから、各スイツチング
素子において容量の大きいものを使用する必要が
なくなる。
以下、本発明の構成について、実施例とともに
説明する。
説明する。
なお、全図において、同一機能を有するものは
同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略す
る。
同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略す
る。
第4図は、本発明の一実施例のバツテリ・パワ
ー形コンデンサ式X線発生装置における電源装置
の過電流保護回路を説明するための構成を示す回
路構成図である。
ー形コンデンサ式X線発生装置における電源装置
の過電流保護回路を説明するための構成を示す回
路構成図である。
本実施例は、第4図に示すように、第3図に示
す抵抗2Rとツエナダイード1SCRとの間に、
フオトカプラ2PH及び3PHのそれぞれの発光
ダイオードの陽極側をダイオード1SE及び2SE
を介して接続し、フオトカプラ2PHのフオトト
ランジスタのエミツタをゲート回路GAの入力端
子に接続することにより、前記電流制限用抵抗の
両端の電圧が過電流に相当する電圧値になつた
時、前記2個のスイツチ素子の両方を略同時に導
通するように過電流保護回路を構成し、インバー
タのスイツチ素子として、インバータが正常に運
転されている時の電流とあまり違わない定格のも
のを使用可能にしたものである。
す抵抗2Rとツエナダイード1SCRとの間に、
フオトカプラ2PH及び3PHのそれぞれの発光
ダイオードの陽極側をダイオード1SE及び2SE
を介して接続し、フオトカプラ2PHのフオトト
ランジスタのエミツタをゲート回路GAの入力端
子に接続することにより、前記電流制限用抵抗の
両端の電圧が過電流に相当する電圧値になつた
時、前記2個のスイツチ素子の両方を略同時に導
通するように過電流保護回路を構成し、インバー
タのスイツチ素子として、インバータが正常に運
転されている時の電流とあまり違わない定格のも
のを使用可能にしたものである。
次に、本実施例の動作を説明する。
第5図は、本実施例の動作を説明するためのタ
イムチヤートであり、i1はゲートタンオフサイリ
スタ1GTOに流れる電流、i2はゲートタンオフ
サイリスタ2GTOに流れる電流、ia及びibは過電
流であり、それぞれ略同一の大きさの値である。
t1は過電流発生時における後に導通するゲートタ
ンオフサイリスタ2TOが導通してから過電流ia,
ibが遮断するまでの時間である。ip(鎖線)は、第
3図に示す過電流保護回路の場合における過電
流、1D1はリレー1Dの動作波形、1Tr1はトラ
ンジスタ1Trの動作波形である。
イムチヤートであり、i1はゲートタンオフサイリ
スタ1GTOに流れる電流、i2はゲートタンオフ
サイリスタ2GTOに流れる電流、ia及びibは過電
流であり、それぞれ略同一の大きさの値である。
t1は過電流発生時における後に導通するゲートタ
ンオフサイリスタ2TOが導通してから過電流ia,
ibが遮断するまでの時間である。ip(鎖線)は、第
3図に示す過電流保護回路の場合における過電
流、1D1はリレー1Dの動作波形、1Tr1はトラ
ンジスタ1Trの動作波形である。
(1) 正常動作をしている場合
第1図及び第4図において、電源投入スイツ
チSWを閉じると、クロツク発生回路CK及び
フリツプフロツプF・Fが起動し、前記第3図
に示す回路と同様の動作をしてフオトカプラ2
PH,3PHが交互に制御信号A1,B1を出力す
る。この状態でトランジスタ1Trが導通して、
リレー1Dのコイルに電流が流れて動作し、接
点1D1aが閉じられると、直流電源Baの電力
が電流制限用抵抗1Rを通してインバータの単
巻変圧器1Tに印加され、第1図に示すスイツ
チ素子1GTO,2GTOに交互に電流が流れ、
単巻変圧器1Tで交流に変換される。この交流
に変換された電力はX線発生部XRLに供給さ
れる。
チSWを閉じると、クロツク発生回路CK及び
フリツプフロツプF・Fが起動し、前記第3図
に示す回路と同様の動作をしてフオトカプラ2
PH,3PHが交互に制御信号A1,B1を出力す
る。この状態でトランジスタ1Trが導通して、
リレー1Dのコイルに電流が流れて動作し、接
点1D1aが閉じられると、直流電源Baの電力
が電流制限用抵抗1Rを通してインバータの単
巻変圧器1Tに印加され、第1図に示すスイツ
チ素子1GTO,2GTOに交互に電流が流れ、
単巻変圧器1Tで交流に変換される。この交流
に変換された電力はX線発生部XRLに供給さ
れる。
前記電流制限用抵抗1Rの両端間の電圧は過
電流検出回路OITに入力される。
電流検出回路OITに入力される。
(2) 過電流が発生した場合
X線発生部XRLが短絡した場合又はスイツ
チ素子1GTO,2GTOの両端が誤動作等で導
通となつた場合、短絡電流(過電流)が流れる
と、前記電流制限用抵抗1Rの両端に異常電圧
が発生し、第2図に示す過電流検出回路OIGの
ツエナダイオド1ZDがオンしてフオトカプラ
1PHが導通になり、サイリスタ1SCRを導通
する。これによりダイオド1SE,2SE及びサ
イリスタ1SCRを通してフオトカプラ2PH,
3PHを同時に導通させる。これにより、スイ
ツチ素子1GTO,2GTOが両方とも導通し
て、過電流は、第5図に示すように、両スイツ
チ素子1GTO,2GTOに分流して流れる。
チ素子1GTO,2GTOの両端が誤動作等で導
通となつた場合、短絡電流(過電流)が流れる
と、前記電流制限用抵抗1Rの両端に異常電圧
が発生し、第2図に示す過電流検出回路OIGの
ツエナダイオド1ZDがオンしてフオトカプラ
1PHが導通になり、サイリスタ1SCRを導通
する。これによりダイオド1SE,2SE及びサ
イリスタ1SCRを通してフオトカプラ2PH,
3PHを同時に導通させる。これにより、スイ
ツチ素子1GTO,2GTOが両方とも導通し
て、過電流は、第5図に示すように、両スイツ
チ素子1GTO,2GTOに分流して流れる。
同時に、サイリスタ1SCRが導通すると、
トランジスタ1Trがオフするので、リレーD
のコイル電流が遮断され、接点1D1aが開いて
インバタの単巻変圧器1Tへの電源供給が遮断
される。
トランジスタ1Trがオフするので、リレーD
のコイル電流が遮断され、接点1D1aが開いて
インバタの単巻変圧器1Tへの電源供給が遮断
される。
このように過電流保護回路を構成することに
より、インバータのスイツチ素子の定格をイン
バータが正常に運転されている時の電流とあま
りかわらないスイツチ素子を使用することがで
きる。
より、インバータのスイツチ素子の定格をイン
バータが正常に運転されている時の電流とあま
りかわらないスイツチ素子を使用することがで
きる。
本実施例に使用されるスイツチ素子GTOは、
実験の結果、少なくとも、第3図に示す回路構
成に使用されるスイツチ素子GTOに比べて2
分の1の容量のもので充分であつた。
実験の結果、少なくとも、第3図に示す回路構
成に使用されるスイツチ素子GTOに比べて2
分の1の容量のもので充分であつた。
以上説明したように、本願において開示された
新規な技術手段によれば、以下に述るような効果
を得うことができる。
新規な技術手段によれば、以下に述るような効果
を得うことができる。
(1) 前記電流制限用抵抗の両端の電圧が過電流に
相当する電圧値になつた時、インバータの2個
のスイツチ素子の両方を略同時に導通させるよ
うに過電流保護回路を構成することにより、イ
ンバータのスイツチ素子の定格をインバータが
正常に運転されている時の電流とあまりかわら
ないスイツチ素子を使用することができる。
相当する電圧値になつた時、インバータの2個
のスイツチ素子の両方を略同時に導通させるよ
うに過電流保護回路を構成することにより、イ
ンバータのスイツチ素子の定格をインバータが
正常に運転されている時の電流とあまりかわら
ないスイツチ素子を使用することができる。
(2) 前記(1)により、装置の小型化がはかれる。
以上、本発明を実施例にもとずき具体的に説明
したが、本発明は、前記実施例に限定されるもの
でなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能であることは言うまでもない。
したが、本発明は、前記実施例に限定されるもの
でなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能であることは言うまでもない。
第1図乃至第3図は、本発明の背景技術を説明
するためのバツテリ・パワー形コデンサ式X線発
生装置における電源装置の概略構成を示す回路構
成図、第4図は、本発明の一実施例のバツテリ・
パワー形コンデンサ式X線発生装置の電源装置を
説明するための回路構成図、第5図は、本実施例
の動作を説明するためのタイムチヤートである。 図中、XRL……X線発生部、1T……インバ
ータの単巻変圧器、Ba……直流電源、SW……電
源投入スイツチ、1DC……リレー回路、1D…
…リレー、1D1a……リレー1Dの常開の接点、
1R……電流制限用抵抗、OIG……過電流検出回
路、1GTO,2GTO……スイツチ素子、GA,
GB……ゲート回路、SG……制御信号発生回路、
1Tr,2Tr……トランジスタ、1SCR……サイ
リスタ、2R乃至6R……抵抗、1PH乃至5
PH……フオトカパラ、1ZD……ツエナーダイオ
ード、1SE,2SE……ダイオード、CK……ク
ロツク発生回路、F.F……フリツプフロツプであ
る。
するためのバツテリ・パワー形コデンサ式X線発
生装置における電源装置の概略構成を示す回路構
成図、第4図は、本発明の一実施例のバツテリ・
パワー形コンデンサ式X線発生装置の電源装置を
説明するための回路構成図、第5図は、本実施例
の動作を説明するためのタイムチヤートである。 図中、XRL……X線発生部、1T……インバ
ータの単巻変圧器、Ba……直流電源、SW……電
源投入スイツチ、1DC……リレー回路、1D…
…リレー、1D1a……リレー1Dの常開の接点、
1R……電流制限用抵抗、OIG……過電流検出回
路、1GTO,2GTO……スイツチ素子、GA,
GB……ゲート回路、SG……制御信号発生回路、
1Tr,2Tr……トランジスタ、1SCR……サイ
リスタ、2R乃至6R……抵抗、1PH乃至5
PH……フオトカパラ、1ZD……ツエナーダイオ
ード、1SE,2SE……ダイオード、CK……ク
ロツク発生回路、F.F……フリツプフロツプであ
る。
Claims (1)
- 1 バツテリの正極と高圧変圧器の一次巻線の中
間端子とを接続するとともに、前記バツテリの負
極と前記一次巻線の中間端子の両脇の各端子との
間にそれぞれスイツチング素子を介して接続し、
前記各スイツチング素子を交互に導通状態として
高圧変圧器へ交流電圧を供給し、この高圧変圧器
の出力を高圧コンデンサを介してX線管へ印加す
るバツテリ・パワー形コンデンサ式X線発生装置
において、前記高圧変圧器の一次巻線の中間端子
に供給する電流が一定値を越えたか否か検知する
過電流検出回路と、この過電流検出回路により該
一定値を越えたことを検知した場合に前記各スイ
ツチング素子を同時に導通状態とする手段と、前
記過電流検出回路により該一定値を越えたことを
検知した場合に該直流電流の前記一次巻線への供
給を遮断する手段とを備えることを特徴とするバ
ツテリ・パワー形コンデンサ式X線発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7782984A JPS60220600A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | バツテリ・パワ−形コンデンサ式x線発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7782984A JPS60220600A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | バツテリ・パワ−形コンデンサ式x線発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60220600A JPS60220600A (ja) | 1985-11-05 |
JPH046080B2 true JPH046080B2 (ja) | 1992-02-04 |
Family
ID=13644927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7782984A Granted JPS60220600A (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | バツテリ・パワ−形コンデンサ式x線発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60220600A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH051920Y2 (ja) * | 1986-07-18 | 1993-01-19 |
-
1984
- 1984-04-18 JP JP7782984A patent/JPS60220600A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60220600A (ja) | 1985-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100671445B1 (ko) | 다이내믹브레이크 회로를 이용한 반도체 인버터 장치 | |
SE8306967D0 (sv) | Stromforsorjningsanordning for en vexelstromsforbrukare | |
US4045822A (en) | Ground fault interrupter apparatus | |
JP2008017650A (ja) | 電力変換装置 | |
US4277811A (en) | Static type circuit breaker | |
US4694387A (en) | Inductive devices | |
JPH046080B2 (ja) | ||
JP4739541B2 (ja) | 交流チョッパ装置 | |
JP3122247B2 (ja) | 交流しゃ断器 | |
US4755923A (en) | Regulated high-voltage power supply | |
JPS5925245B2 (ja) | 給電回路 | |
JP7423561B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP7419277B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JPS582153Y2 (ja) | ゲ−トタ−ンオフサイリスタのゲ−ト制御回路 | |
SU520631A1 (ru) | Устройство дл форсировки активноиндуктивной нагрузки | |
US4488059A (en) | Semiconductor switch device | |
SU743098A1 (ru) | Устройство дл токовой защиты от повреждени в сети переменного тока | |
JPH0257376B2 (ja) | ||
SU968882A1 (ru) | Электропривод с динамическим торможением | |
JPS62166779A (ja) | 突入電流抑制回路 | |
JPS6016171A (ja) | ゲ−トタ−ンオフサイリスタの過電流保護回路 | |
JPS60200769A (ja) | 電力変換装置 | |
SU924787A1 (ru) | Устройство дл защиты | |
SU547907A1 (ru) | Устройство дл принудительной коммутации управл емых вентилей | |
JPS5847293B2 (ja) | ダンゾクホウデンソウチ |