JPH0460791A

JPH0460791A - カード式自動電気機器

Info

Publication number: JPH0460791A
Application number: JP17151190A
Authority: JP
Inventors: Kenji Nakagawa; 謙治中川; Masakatsu Morishige; 正克森重; Akito Shimamoto; 島本　明人
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1990-06-28
Filing date: 1990-06-28
Publication date: 1992-02-26
Anticipated expiration: 2014-02-17
Also published as: JP2858892B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、カードを用いて、例えば洗濯機や乾燥機等の
電気機器を駆動するカード式電気機器に関するものであ
る。

（ロ）従来の技術この種の電気機器は実公昭６３−２７６７８号公報に示
されている。このものは、洗濯機駆動回数をカウントし
、そのカウント値を操作パネルの回数表示器に表示させ
ることが開示されている。

（ハ）発明が解決しようとする課題上記従来例におけるカウント値は、その電気機器を扱う
店の売上、あるいはその電気Ｐ！、器の品質上の性能を
知る重要なデータとなる。従って、この情報をたやすく
他人に見られず、秘密にしておきたいものである。しか
し、余りそのデータを読み取りにくくすると、集計など
のためにいざそのカウント値を見ようとしても、例えば
、後面板を外さなければ見れないとか、金庫のようなあ
る決まった操作をしなければ見れないとかでは管埋に大
変である。

本発明は、斯る課題を解決するものである。

（ニ）課題を解決するための手段本発明の解決する手段は、金銭等のデータを記録してい
る主カードと、表示許可データを記録している補助カー
ドと、前記主または補助カードを挿入することでデータ
を読み取る読取手段からなるカードリーダと、前記読取
手段で読み取られた前記主カードのデータに基づいて演
算する演算手段と、該演算手段の演算結果に基づいて電
気機器を駆動する駆動手段と、該駆動手段の駆動回数を
カウントするカウンターと、前記読取手段で読み取られ
たデータが前記補助カードの表示許可データかどうか判
断する判断手段と、該判断手段で表示許可データである
と判断されれば前記カウンター内容を表示する表示部と
から構成されるものである。

（ホ）作用電気機器を利用する人が、金銭データを記録している主
カードを電気機器のカードリーダに挿入するのと同じ動
作で、管理者は表示許可データを記録している補助カー
ドをカードリーダに挿入し、カードリーダの読取手段で
そのカードデータを読み取らせる。その読み取ったデー
タは、電気機器の判断部で表示許可データかどうか判断
させた後、表示許可データであれば電気機器の駆動回数
をカウントしているカウンターの内容を表示部に表示す
る。

（へ）実施例第１図をもとに説明すると、乾燥機１は前面に衣類投入
用のドア２が設けられてあり、内部に配置された乾燥ド
ラムにヒータで加熱した温風を送風して乾燥運転を行う
周知の構成になっている。

本体前面に設けた磁気カードリーダライタ装置３には、
カード挿入口４が開設されている。このカード挿入口４
に挿入される磁気カードには、金銭データを記録してい
る主磁気カード２７ａ、表示許可データを記録している
補助磁気カード２７ｂがある。また、主磁気カード２７
ａをカード挿入口４に挿入すると、カードに残金を表示
する金額表示器５が備えられている。この表示器５は金
額表示を５秒間行い、その後は設定時間を表示するとと
もに、スタート後は残時間の表示が行われる。即ち、こ
の表示器５は金額、運転時間を表示するものである。９
．１０，１１はスタートスイッチ、キャンセルスイッチ
、そして時間設定スイッチで右から順に設けてあり、そ
れぞれのスイッチの上には、発光ダイオード（ＬＥＤ）
による専用ランプ１２．１３．１４があり、各スイッチ
の動作時には、該当する各スイッチの専用ランプが点灯
するようになっている。

第２図はカードリーダライタ装置３の主要部となるリー
ダライタ１９の構造を示している。即ち、２０は前面に
カード挿入部４を備える本体、２２は正逆転可能な直流
モータ、２３は該直流モータ２２の回転軸２２ａに取着
された主ローラ−２４は該主ローラ−２３によりベルト
２５を介して回転される従ローラ−２６は主又は補助磁
気カード２７ａ、２７ｂの磁気記録部に対向するように
配設された磁気ヘッド、２８．２９．３０は磁気カード
２７ａ、２７ｂの挿入の有無を検出するフォトインター
ラプタ（以下光センサという）で、２９は前記磁気ヘッ
ド２６での読み取り可能位置を検出し、また、３０は磁
気カード２７ａ、２７ｂの挿入完了を検出するものであ
る。

３１はリーダライタ１９をライタ装置３に固定する固定
片である。

前記主磁気カード２７ａは、片面に金額データが、また
補助磁気カード２７ｂは電気機器の駆動回数表示許可デ
ータが記録された磁気記録部を有し、挿入する際には、
この記録部を下面にして挿入する。

そして、前記カード２７ａ、２７ｂが前記挿入部４から
挿入されたことを検出すると、前記主ローラ２３が回転
して磁気カード２７が引き込まれて、カードデータが読
み取られる。また、磁気カードを排呂するときは、先に
金額データが読み取られていたときのみ、カード２７ａ
に残金類データが記録される。そして前記主ローラ２３
が逆転される。

第３図、第４図は乾燥機１の電気回路図と制御ブロック
図を示し、第１図と第２図に記されたものと同じ符号は
同一部材を示す。７は制御の中心となる主マイクロコン
ピュータ（例えば三洋電機株式会社製ＬＣ６６５０６Ｂ
型、以下主マイコンと称す）、６はドラム駆動用モータ
、１５は乾燥用ヒータ、２１はドアスイッチであり、こ
れらは前記主マイコン７からの信号により、ドライブ回
路８を介して駆動される。１６は電源回路、３２は制御
の中心となっている従マイクロコンピュータ（例えば日
本電気株式会社製μＰＤ７５ＰＯＯ８ＣＵ型以下従マイ
コンと称す）で、ＣＰＵ３３、ＲＡＭ３４、ＲＯＭ３５
、タイマー３６、システムパス３７、及び入出力ボート
３８〜４２から構成される。前記ＣＰＵ３３は制御部４
３と演算部４４と判断部４５とから構成され、前記制御
部４３は、命令の取り出し及び実行が行われ、前記演算
部４４は命令の実行段階において、制御部４３からの制
御信号により入力機器やメモリーから与えられるデータ
に対し、２進加算、論理演算、増減、比較等の演算処理
を行う。前記判断部４５は、磁気ヘッド２６で読み取ら
れたカードデータがＲＡＭ３４のカウントレジスタ内容
を表示器５に表示許可するデータかどうかの判断を行う
。前記ＲＡＭ３４は乾燥機１の作動機構に関するデータ
を記憶するためのものであり、前記ＲＯＭ３５は、あら
かじめ自動機器を動かすための手段や、判断のための条
件の設定、各種情報の処理をする上でのルール等を読み
込ませておくものである。このＲＡＭ３４の領域の一部
に、乾燥機１の使用回数をカウントした値が記憶される
カウントレジスタが設けられている。

また、４６は前記従マイコン３２からの信号にしたがっ
て前記直流モータ２２を正逆回転させるパワーＩＣ１４
７は前記磁気ヘッド２６からのカードデータを前記従マ
イコン３２に入力すると共に、前記従マイコン３２から
の信号に基づいて、前記磁気カード２７に残金類データ
を記録する再記録再生用変調ＩＣ１１７は前記主マイコ
ン７と従マイコン３２とを更新可能に接続するシリアル
インターフェイス、１８は設定価格を変更するための各
種スイッチ群から構成される価格変更部である。また、
前記光センサ２８．２９．３゜からの信号は前記従マイ
コン３２に入力される。

次に第５図に基づいて動作を説明する。

通常、乾燥機ｌを使用する人は金銭データの記録された
主磁気カード２７ａを磁気カードリーダライタ装置３の
カード挿入口４から挿入する（Ｓ−１）。挿入された主
磁気カード２７ａは、主ローラ２３と従ローラ２４に掛
けられたベルト２５の回転により、リーダライタ装置３
内に引き込まれ、磁気ヘッド２６でカード２７ａの磁気
記録部に記録された金銭データを読み取る（Ｓ−２）。

この読み取られたデータは、従マイコン３２に取り込ま
れて従マイコン３２内の判断部４５で表示許可データで
あるかどうか判断する（Ｓ−３）。このデータは金銭デ
ータであるので、金銭データを表示器５に表示させた後
（Ｓ−４）、使用者が時間設定スイッチ１１で時間設定
し、スタートスイッチ９を押せば（Ｓ−６）、使用料金
をＲＯＭ３５より読み出し、演算部４４でカードデータ
から使用料金を減算し、その結果を磁気ヘッド２６を介
してカード２７ａに記録し、従マイコン３２のＲＡＭ３
４のカウントレジスタの内容に１を加算する（Ｓ−７）
。そして、カード２７ａを排出して（Ｓ−８）　、乾燥
機１を始動させる（Ｓ−９）。また、金銭データを表示
器５に表示させた後（Ｓ−４）、もし使用を中止したい
ときは、キャンセルスイッチ１０を使用者が押すことに
より、ベルト２５を挿入時と逆に回転させてカード２７
ａを排出し、動作を終了する（Ｓ−５）。

ところで、管理者が、１日の使用回数即ち１日の売上や
乾燥機１の消耗部品の交換時期等を確認するために、管
理者は乾燥機１の使用回数、即ちＲＡＭ３４のカウント
レジスタの内容を見る必要がある。

以下に、乾燥機１の使用回数を見るために、管理者が表
示器５に使用回数を表示させる動作を説明する。

まず、表示許可データが記録されている補助磁気カード
２７ｂを上記と同様にカードリーダライ夕装置３に挿入
して（Ｓ−１）、表示許可データを読み取らせる（！５
−２）。従マイコン３２内の判断部４５で表示許可デー
タであることを判断しく５−３）、ＲＡＭ３４のカウン
トレジスタに記憶されている使用回数を表示器５に表示
しくＳ−１０）、カード２７ｂを排出する（Ｓ−１１）
。

表示器５に１０秒間機器の使用回数を表示した後（Ｓ−
１２＞、表示器５を消灯しくＳ−１３）、動作を終了す
る。

その後、使用者が乾燥機１に主磁気カード２７ａを挿入
し、乾燥機１を駆動すれば、ＲＡＭ３４のカウントレジ
スタの内容に１が加算され、使用回数のカウントが継続
される。

なお、上記実施例では乾燥機について説明したが、あく
まで一実施例であってこれに限られるものではなく、同
様なカード制御ができる電気機益金てに適用できるもの
である。また、カードの種類についても同様で、磁気カ
ードに限られるものでなく、ＩＣカード等記録可能な機
能を持つカード全てを含むものである。

（ト）発明の効果本発明によれば、カードの管理をしつかりすれば電気機
器の使用回数の機密が守られ、さらに所有者以外の人は
触れなくなり、信頼性の高い製品を提供できるものであ
る。

【図面の簡単な説明】全ての図面は本発明のものであり、第１図は乾燥機１の
正面図、第２図は磁気カードライタ装置３の斜視図、第
３図は乾燥機１の制御装置を示すブロック図、第４図は
従マイコン３２内の制御ブロック図、第５図は動作を表
すフローチャートである。 ■・・・乾燥機、３・・・磁気カードリーダライタ装置
、５・・・表示器、７・・・主マイクロコンピュータ、
２６・・・磁気ヘッド、２７ａ・・・主磁気カード、２
７ｂ・・・補助磁気カード、３２・・・従マイクロコン
ピュータ、３４・・・ＲＡＭ、４４・・・演算部、４５
・・・判断部。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）金銭等のデータを記録している主カードと、表示
許可データを記録している補助カードと、前記主または
補助カードを挿入することでデータを読み取る読取手段
からなるカードリーダと、前記読取手段で読み取られた
前記主カードのデータに基づいて演算する演算手段と、
該演算手段の演算結果に基づいて電気機器を駆動する駆
動手段と、該駆動手段の駆動回数をカウントするカウン
ターと、前記読取手段で読み取られたデータが前記補助
カードの表示許可データかどうか判断する判断手段と、
該判断手段で表示許可データであると判断されれば前記
カウンター内容を表示する表示部とを備えたことを特徴
とするカード式自動電気機器。