JPH0460736B2 - - Google Patents

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JPH0460736B2
JPH0460736B2 JP61063515A JP6351586A JPH0460736B2 JP H0460736 B2 JPH0460736 B2 JP H0460736B2 JP 61063515 A JP61063515 A JP 61063515A JP 6351586 A JP6351586 A JP 6351586A JP H0460736 B2 JPH0460736 B2 JP H0460736B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
tip
peripheral wall
bottom wall
poly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61063515A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62220231A (ja
Inventor
Masatoshi Hagita
Shin Takeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP6351586A priority Critical patent/JPS62220231A/ja
Publication of JPS62220231A publication Critical patent/JPS62220231A/ja
Publication of JPH0460736B2 publication Critical patent/JPH0460736B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はポリVプーリの先端部の曲げ成形方法
に関するもので、自動車エンジンに装着されて駆
動用として使用するポリVプーリの製造方法とし
て利用されるものである。
(従来の技術) 本発明に係る従来技術としては特公昭58−
54898号「Vリブドプーリの製造方法」の公報が
ある。
このものは円板の鈑金素材をプレス加工により
カツプ状とし、リストライク工程、絞り工程、据
込工程、フランジ成形工程、ポリV溝成形工程等
により、ポリVプーリを成形する製造方法であ
り、特にポリVプーリの先端部の曲げ成形であ
る、前記フランジ成形工程について第7図により
説明すれば、Aは一枚の鈑金素材をカツプ状と
し、更に絞り工程等によりポリVプーリの予備成
形素材(以下ブランクという)としたもので、B
はブランクの周壁部で、1は下ダイス、2はカム
式ポンチ、3はダイス、4はポンチ、5はポンチ
送り、6はダイス用バネ、7は下ダイス1の傾斜
部で構成されている。
上記構成のフランジ成形工程において第7図イ
に示すようにカツプ状のブランクAはダイス3に
挿入され第7図ロに示すように下ダイス1の傾斜
部7により、周壁部Bが折り曲げられてフランジ
先端部Cが成形されるものである。
(発明が解決しようとする問題点) 前記ポリVプーリのブランクAのフランジ部成
形工程において周壁部Bをカム式ポンチ2がダイ
ス3との間で挟み込みながらつぶしポンチ4が底
壁部Dを叩き、それに伴ないダイス3の下のスプ
リング6が下がり、ブランクの先端縁部Cの曲げ
が完了する。
しかしこのブランクのフランジ先端縁部Cは
70゜曲げが1度のプレス加工で行なわれるために
周壁部Bに座屈が生じ、この部分の板厚寸法がば
らつき易く、この結果ポリV溝成形工程において
正しいポリV溝が成形できなく、また先端縁部C
の成形時に、下ダイス1の傾斜部と瞬間的に激し
くこすられるため、先端縁部Cの内面にキズが付
くという問題点がある。
本発明は前記フランジ成形工程において、ポリ
Vプーリのブランクの先端部に70゜曲げ加工を行
つても周壁部に座屈が発生せず、フランジ部の肉
厚のバラツキがなく、従つて正しい寸法のフラン
ジ部の成形が出来るフランジ成形方法を提供する
ことを技術的課題とするものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 前記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は次のようである。円形の鈑金素材からプレ
ス工程によつてカツプ状カンを成形し、このカン
からリストライク工程と絞り工程と据込み工程に
よつて底壁部と底壁部フランジと周壁部とを持つ
た予備成形素材を成形し、この予備成形素材から
先端フランジ成形工程によつて底壁部と底壁部フ
ランジと周壁部と先端フランジとを持つたVプー
リを成形し、次いでこのVプーリの周壁部にポリ
V溝を成形する鈑金製ポリVプーリの製造方法に
おいて、 前記先端フランジ成形工程では、 予備成形素材をその底壁部を下側にして下型の
上に載置し、 予備成形素材の底壁部と周壁部を下型と上型に
取り付けたマンドレルとにより回転方向への移動
ができないように挟着し、 上型・下型及びマンドレルを一体的に回転させ
ると共に平押しローラを前進させて予備成形素材
の周壁部に押圧し、平押しローラとマンドレルを
共に回転させる周壁部の平押し成形と、上型の下
型周辺部に設けた傾斜面と平押しローラとにより
予備成形素材の先端部を外側に折り曲げる先端部
の曲げ成形とを同時に行う ことを特徴とする鈑金製ポリVプーリの製造方法
における先端フランジ成形方法である。
(作用) 上記技術的手段は次のように作用する。すなわ
ち、ポリVプーリのブランクを下型の上に載置
し、マンドレル及び上型にて挟着し回転させて
徐々に周壁部先端縁の折り曲げを行い、また平押
しローラも周壁部に回転しながら接触するために
周壁部の肉厚の均一化ができると共にフランジ部
の先端縁部の正しい成形ができるものである。ま
た上型の下降は開口部のフランジ先端部を折り曲
げる方法のみであるため、予備成形素材の周壁の
間には、摩耗による焼付けが生ぜず、予備成形素
材の寸法精度が高いものとなる。この予備成形素
材は軸方向に動かさず、上型の下降のみで折り曲
げ成形するため、上型のみを下降すれば成形でき
るため構造が簡単で、設備を簡素化にでき、安価
なものとなる。
(実施例) 以下、実施例について説明する。
第1〜第6図はポリVプーリのフランジ成形工
程を示すもので、第1図に於いて、9は下型、1
0はマンドレル、11は上型で下方に傾斜面11
aがあり、12は平押しローラ、13はマンドレ
ル10と上型11の間の圧縮ばねである。
第2図において、ブランクAの底壁部Dを下側
に開口部を上側にして下型9の上に載置し、第3
図に示すようにマンドレル10を降下せしめて下
型9と上型11の間にブランクAを挟着する。こ
の場合上型11とマンドレル10の間の圧縮ばね
13によりマンドレル10はブランクAの底壁部
Dに押し付けられている。この時平押しローラ1
2はブランクには接触しない。
第4図においてブランクA、上型11、下型
9、マンドレル10を回転させ、平押しローラ1
2を前進させてブランクAに転接させる。
第5図は圧縮ばね13を圧縮させつつ徐々に上
型11を下降させ、ブランクAを平押しローラ1
2とマンドレル10とで挟持しながらブランクの
先端部Cの成形を行う。この場合平押しローラ1
2にはブランクAの軸心に向けて圧縮力が作用し
ており周壁部Bの表面のならしや、板厚の均一化
も同時に行う。
この様にしてブランクAのフランジ成形を行
い、次に転造装置(図示なし)によりポリV溝を
成形しポリVプーリを製造するものである。
〔発明の効果〕
本発明は次の効果を有する。すなわち、ポリV
プーリのフランジ成形工程に於いて、ブランクを
上型、マンドレル、下型にて挟着し共に回転させ
ながら、平押しローラにてフランジ部を徐々に成
形するため、ブランクの先端縁部と上型の傾斜部
とが瞬間的に激しくこすられることがなく、これ
によりブランクの内面にキズの発生がない。更
に、従来工法では先端部の曲げ成形工程と周壁部
の板厚を均一化し、その表面をならす平押し工程
とは別工程であつたが、本工法によれば先端縁部
の曲げと平押しの同時成形が可能となり、工程の
集約化が出来、大巾な効率化ができるものであ
る。また上型の下降は開口部のフランジ先端部を
折り曲げる方法のみであるため、予備成形素材の
周壁の間には、摩耗による焼付けが生ぜず、予備
成形素材の寸法精度が高いものとなる。この予備
成形素材は軸方向に動かさず、上型の下降のみで
折り曲げ成形するため、上型のみを下降すれば成
形できるため構造が簡単で、設備を簡素化にで
き、安価なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の上型、下型、マンドレル及
び平押しローラを示す説明図、第2図はブランク
を下型上への載置した説明図、第3図はブランク
を上型、下型にて挟着した説明図、第4図はフラ
ンジ成形の直前の説明図、第5図はフランジ成形
完了の説明図、第6図はフランジ折曲げの拡大図
で、イは折曲げ前、ロは折曲げ後を示し、第7図
は従来工程の説明図で、イは成形前、ロは成形中
の断面図である。 A……ブランク(予備成形部材)、B……周壁
部、C……フランジ先端部、D……底壁部、9…
…下型、10……マンドレル、11……上型、1
2……平押しローラ、13……圧縮ばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円形の鈑金素材からプレス工程によつてカツ
    プ状カンを成形し、このカンからリストライク工
    程と絞り工程と据込み工程によつて底壁部と底壁
    部フランジと周壁部とを持つた予備成形素材を成
    形し、この予備成形素材から先端フランジ成形工
    程によつて底壁部と底壁部フランジと周壁部と先
    端フランジとを持つたVプーリを成形し、次いで
    このVプーリの周壁部にポリV溝を成形する鈑金
    製ポリVプーリの製造方法において、 前記先端フランジ成形工程では、 予備成形素材をその底壁部を下側にして下型の
    上に載置し、 予備成形素材の底壁部と周壁部を下型と上型に
    取り付けたマンドレルとにより回転方向への移動
    ができないように挟着し、 上型・下型及びマンドレルを一体的に回転させ
    ると共に平押しローラを前進させて予備成形素材
    の周壁部に押圧し、平押しローラとマンドレルを
    共に回転させる周壁部の平押し成形と、上型の下
    方周辺部に設けた傾斜面と平押しローラとにより
    予備成形素材の先端部を外側に折り曲げる先端部
    の曲げ成形とを同時に行う ことを特徴とする鈑金製ポリVプーリの製造方法
    における先端フランジ成形方法。
JP6351586A 1986-03-20 1986-03-20 ポリvプ−リ・フランジ先端部成形方法 Granted JPS62220231A (ja)

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JP6351586A JPS62220231A (ja) 1986-03-20 1986-03-20 ポリvプ−リ・フランジ先端部成形方法

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JP6351586A JPS62220231A (ja) 1986-03-20 1986-03-20 ポリvプ−リ・フランジ先端部成形方法

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Publication Number Publication Date
JPS62220231A JPS62220231A (ja) 1987-09-28
JPH0460736B2 true JPH0460736B2 (ja) 1992-09-28

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ID=13231433

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108463296B (zh) * 2016-01-14 2020-04-07 都美工业株式会社 旋压装置以及旋压方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58163538A (ja) * 1982-03-23 1983-09-28 Kanemitsu Doukou Yousetsushiyo:Goushi 板金製ポリvプ−リの製造方法
JPS5932216A (ja) * 1982-08-17 1984-02-21 Sony Corp ディジタル信号処理回路及びディジタルフィルタ
JPS60134A (ja) * 1983-06-15 1985-01-05 Fujitsu Ltd リモ−ト・コントロ−ル

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