JPH0460641B2 - - Google Patents

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JPH0460641B2
JPH0460641B2 JP58218486A JP21848683A JPH0460641B2 JP H0460641 B2 JPH0460641 B2 JP H0460641B2 JP 58218486 A JP58218486 A JP 58218486A JP 21848683 A JP21848683 A JP 21848683A JP H0460641 B2 JPH0460641 B2 JP H0460641B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastener
shoe body
thin
shoe
rubber
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58218486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60111602A (ja
Inventor
Reiko Kusunoki
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Original Assignee
Individual
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は農作業や工場現場等で使用する防水
靴に関するものである。
従来、この種の防水靴は織布に塩化ビニルやゴ
ムなどを貼付けたものを縫製して製靴加工したも
のであるが、織布自体が伸びが悪く、またこれに
貼付けたゴムなども硬質のものであるため、使用
時足にフイツトし難く、また履き心地が悪い等の
欠点があつた。
この発明は上述のごとき従来の欠点をなくすた
めになされたものである。
図面に基づいてこの発明の一実施例を説明す
る。なお、図示の靴はすべて左足用靴を例示した
ものである。
第2図において、1は足金型2を挿入した靴下
状生地で、ナイロン又は綿糸により伸びが良いよ
うに編まれたメリヤス製である。3は生地1の表
面の履口部上端を残しラテツクス塗布や貼り付け
るなどして被覆した薄肉ゴムで、柔軟性と伸び率
が例えば600%以上という大きいゴム材料よりな
る。
このように、メリヤスの靴下状生地1の表面全
体に薄肉ゴム3による被覆層を設けて靴本体4が
形成される。
次に、第3図に示す如く靴本体4の後部内側の
かかと5の上部に、2条のテープ6,6に咬合子
7,7を設けたところのフアスナー8が垂直方向
に貼着される。即ち、フアスナー8は両テープ
6,6の側端縁部9,9の約5mm幅部分のみ接着
糊処理されて靴本体4の表面つまり薄肉ゴム3の
外面に貼着される。なお、この場合生地1に被覆
される前の薄肉ゴム3にフアスナー8を貼着し、
しかる後その薄肉ゴム3を生地1に被覆すること
が出来る。
更に、第4図に示す如く、フアスナー8の両側
部、下部や履口部等の周縁部にそれぞれ靴本体4
に跨がる如く薄肉補強ゴム10が被覆される。
次に、薄肉補強ゴム10の被覆された靴本体4
に靴底が貼付けられ、これに加硫が行われた後、
足金型2が取り除かれる。
そして、第5図及び第6図に示す如く、フアス
ナー8の咬合子7,7がスライダーを下げてはず
された後、フアスナー8中央の咬合線11からず
れるように且つ後部側のテープ6の側端縁部9に
沿う位置の靴本体4に、フアスナー8下端から靴
上端の履口12に至るまで直線状の切開部13が
設けられる。
この場合、フアスナー8の幅は50mm位が適当
で、フアスナー8の裏面に対向する靴本体4の一
部の切開部片4aは幅が40mm位のものが得られ、
切開部片4aは防水靴使用時咬合線11部分から
の土埃や水の侵入を防止でき且つスライダーのず
り落ちを防止する。
更に、第4図に示す段階で残つていた靴本体4
上端履口部の生地1は第5図に示す如く切落して
除かれる。
上述した如くこの発明は、メリヤスの靴下状生
地1の表面に柔軟性と伸び率の大きい薄肉ゴム3
による被覆層を設けて形成したところの靴本体4
の後部内側のかかと5の上部に、2条のテープ
6,6に咬合子7,7を設けたところの垂直なフ
アスナー8の側端縁部9,9を貼着し、フアスナ
ー8の周縁部と靴本体4に跨がり薄肉補強ゴム1
0による被覆層を設け、更に靴本体4に、フアス
ナー8中央の咬合線11からずれた位置で且つ一
方のテープ6の側端縁部9に沿い履口12に至る
までの直線状の切開部13を設け、而も生地1、
薄肉ゴム3、テープ6及び薄肉補強ゴム10の上
端が同一水平面上になる如く構成したものであ
る。
また、この発明に係る防水靴の製造法は、靴下
状生地1に、柔軟性と伸び率の大きい薄肉ゴム3
を被覆して靴本体4を形成し、足金型2が挿入さ
れた状態の靴本体4の後部内側のかかと5の上部
に、2条のテープ6に咬合子7を設けたところの
フアスナー8を垂直方向に両テープ6の側端縁部
9において貼着すると共に、フアスナー8の周縁
部と靴本体4に跨がり薄肉補強ゴム10を被覆
し、また薄肉ゴム3及び薄肉補強ゴム10に対し
て加硫加工した後靴本体4を足金型2から離脱
し、更に靴本体4に直線状の切開部13をフアス
ナー8中央の咬合線11からずれるように且つ一
方のテープ6の側端縁部9に沿い靴上端の履口1
2に至るまで設け且つ履口部上端の生地を切落す
ものである。
この発明によれば、靴本体4が柔軟性と伸び率
の大きい生地1と薄肉ゴム3により構成されてい
るので、防水靴の使用時足に非常にしつくりとフ
イツトして履き心地がよく、またフアスナー8に
より履口12を拡げることができて靴の脱着が容
易となり、しかも土埃などの侵入を防止し得るも
のである。
なお、フアスナー8の周縁部に薄肉補強ゴム1
0を貼着した後補強の目的でその周縁部をミシン
縫いしたり、また履口12に薄肉補強ゴム10を
被覆する代わりにナイロンテープ等で履口12の
切口部を覆うように表裏にバイヤス縫をして補強
することも出来る。更に、地下足袋のような指付
型や二股型の防水靴に適用出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る靴本体の斜視図、第2
図は足金型に挿入された靴本体の側面図、第3図
はフアスナーを貼着した状態の靴本体の側面図、
第4図はフアスナー周縁部に薄肉ゴムを貼着した
状態の靴本体の側面図、第5図は足金型を取り除
き切開部を設けた状態の靴本体の側面図、第6図
は第5図の履口部分を示す平面図である。 1……生地、2……足金型、3……薄肉ゴム、
4……靴本体、4a……切開部片、5……かか
と、6……テープ、7……咬合子、8……フアス
ナー、9……側端縁部、10……薄肉補強ゴム、
11……咬合線、12……履口、13……切開
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 メリヤスの靴下状生地の表面に柔軟性と伸び
    率の大きい薄肉ゴムによる被覆層を設けて形成し
    たところの靴本体の後部内側のかかとの上部に、
    2条のテープに咬合子を設けたところの垂直なフ
    アスナーの側端縁部を貼着し、フアスナーの周縁
    部と靴本体に跨がり薄肉補強ゴムによる被覆層を
    設け、更に靴本体にフアスナー中央の咬合線から
    ずれた位置で且つ一方のテープの側端縁部に沿い
    履口に至るまでの直線状の切開部を設け、而も生
    地、薄肉ゴム、フアスナー及び薄肉補強ゴムの上
    端が同一水平面上になる如く構成したことを特徴
    とする防水靴。 2 靴下状生地に柔軟性と伸び率の大きい薄肉ゴ
    ムを被覆して靴本体を形成し、足金型が挿入され
    た状態の靴本体の後部内側のかかとの上部に、2
    条のテープに咬合子を設けたところのフアスナー
    を垂直方向に両テープの側端縁部において貼着す
    ると共に、フアスナーの周縁部と靴本体に跨がり
    薄肉補強ゴムを被覆し、また薄肉ゴム及び薄肉補
    強ゴムに対して加硫加工した後靴本体を足金型か
    ら離脱し、更に靴本体に直線状の切開部をフアス
    ナー中央の咬合線からずれるように且つ一方のテ
    ープの側端縁部に沿い靴上端の履口に至るまで設
    け且つ履口部上端の生地を切落すことを特徴とす
    る防水靴の製造法。
JP58218486A 1983-11-18 1983-11-18 防水靴及びその製造法 Granted JPS60111602A (ja)

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JPS60111602A JPS60111602A (ja) 1985-06-18
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