JPH0459975A - 電子部品の銀メッキ方法 - Google Patents

電子部品の銀メッキ方法

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JPH0459975A
JPH0459975A JP17006390A JP17006390A JPH0459975A JP H0459975 A JPH0459975 A JP H0459975A JP 17006390 A JP17006390 A JP 17006390A JP 17006390 A JP17006390 A JP 17006390A JP H0459975 A JPH0459975 A JP H0459975A
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JP
Japan
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silver
plating
copper
bath
plating layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP17006390A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshima Hirose
広瀬 義真
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EEJA Ltd
Original Assignee
Electroplating Engineers of Japan Ltd
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Publication date
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  • Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は銀メッキ方法、特に表面が銅である電子部品
のメッキ部位を銀メッキ浴に浸漬してメッキする、いわ
ゆる浸漬タイプの銀メッキ方法に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、鉄、ニッケル、ニッケル合金(例えば、Ni42
%−Fe残部の「42アロイ」や、Ni29%−コバー
ル17%−Fe残部のrKovar J )などを銀メ
ッキするには、−船釣には銀をシアン化銀カリウム等の
形で含んだアルカリシアン浴が用いられてきた(特開昭
59−20493号公報参照)。また、前記の如き金属
素材に銀メッキを行う場合は、あまり銀メッキ層の密着
性が良くないため、これを向上させるために、銀メッキ
浴による本メッキを行う前にメッキ部位に各種の前処理
が施されていた。
例えば、従来の銀メッキ工程を具体的に説明すると、■
電解脱脂→■化学研磨→■酸活性→■銅ストライクメッ
キ→■銅本メッキ→■銀ストライクメッキ→■銀本メッ
キ→■乾燥、の順でメッキ作業が行われていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 銀メッキの対象となる電子部品の中には、第2図及び第
3図に示す如く先端部に直径IM程度の微小径湾曲凹面
1が形成されたLED (発光ダイオード)部品2があ
る。このLED部品2は、連続帯状部3から櫛歯状に複
数本形成されているものであり、LED部品2の全体に
銅のストライクメッキ及び本メッキによる銅メッキ層4
を施した後に、先端部のメッキ部位Aを下に向けて銀メ
ッキ浴S中に浸漬し、銀メッキ浴S中にあるメッキ部位
Aだけに銀のストライクメッキや本メッキを行うもので
ある。
ところが、このようにメッキ部位Aだけを銀メッキ浴S
に浸漬してメッキを施す場合、前記工程中の■の銀スト
ライクメッキを行う時に、LED部品2の表面が銅メッ
キ層4であるため置換反応により密着性の悪い銀の銀ス
トライクメッキ層5が形成されていた。しかも、銀メッ
キ浴Sの表面張力により前記密着性の悪い銀ストライク
メッキ層5はメッキ部位Aを越えた範囲にまで形成され
ていた。そして、その後に行われる銀の本メッキの場合
は、メッキ部位Aが予め銀ストライクメッキ層5にて覆
われているため置換反応による析出は起こらず、しかも
略メッキ部位Aの範囲にだけ銀の銀メッキ層6が形成さ
れることとなる。従って、銀メッキ層6の下から密着性
の悪い銀のストライクメッキ層5が一定の幅で露呈する
ため、この銀ストライクメッキ層5の存在により、この
部分への半田特性(半田ぬれ性)が低下し、LED部品
2としての品質を低下させていた。すなわち、このLE
D部品2には、銀メッキ6を行って製品とした後に、前
記メッキ部位A及びその周辺に半田付けが行われる訳で
あるが、半田等が前記の如き銀ストライクメッキ層5及
び銅メッキ層4にかかると、いわゆる半田の「のり」が
悪くなるものである。
また、LED部品2のように先端に微小径湾曲凹面lを
有するものは、どうしてもこの微小径湾曲凹面1内の洗
浄や、或いはこの微小径湾曲凹面lへの銀ストライクメ
ッキ5があまり良好に形成されないため、微小径湾曲凹
面1内に形成した銀ストライクメッキ層5、銀メッキ層
6が加熱処理等によりふくれて(うき上がって)しまう
等の不具合・も発生していた。
この発明はこのような従来の技術に着目してなされたも
のであり、前記の如き種々の不具合を解消することがで
きる銀メッキ方法を提供せんとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 この発明に係る銀メッキ方法は、上記の目的を達成する
ために、メッキ部位に置換防止剤を施し、次いで銀の中
性メッキ浴にて直接銀メッキ処理するようにしたもので
ある。
ここで、置換防止剤とは、銅に対する銀の置換反応を抑
制する機能を有するものであり、具体的にはN及びS系
有機化合物などが好適である。
また、銀の中性浴とは、シアン化銀カリウム、有機酸を
ベースとしたpH7,5〜9.0のものであり、具体的
には以下のような組成の銀メッキ浴か好適である。
・シアン化銀カリウム  80〜120g/A−有機酸
塩      100〜200g/A本発明による銀メ
ッキ方法によれば、置換防止剤の働きにより、銀ストラ
イクメッキを省略して直接銀の本メッキを行うことがで
き、且つ銅自体の半田特性も向上するので、銀メッキを
施した電子部品に対する全体的な半田特性が向上する。
また、銀のメッキ後に加熱処理を施しても銀メッキ層が
ふくれたりすることもない。
〈実 施 例〉 以下、この発明の好適な一実施例を第1図に基づいて説
明する。尚、従来と共通する部分には同一の符号を付し
、重複する説明は省略する。
この実施例では、従来同様に4270イを素材としたL
ED部品2の先端部付近のメッキ部位Aに銀メッキ処理
を行う試験を行ってみた。具体的には、この実施例では
、銀ストライクメッキ工程を行わず、■電解脱脂→■化
学研磨→■酸活性−■銅ストライクメッキ→■銅本メッ
キ→■置換防止剤→■銀メッキ→■洗浄→■乾燥、とい
う工程でLED部品2の銀メッキを行った。
使用した置換防止剤は、日本エレクトロプレイティング
・エンジニャース社製のイードレックス(W−AIS)
で、その施し方としては、銅メッキ後のLED部品2に
、40倍に希釈した前記置換防止剤を室温で10秒間浸
漬処理する方法を採用した。
また、銀メッキ浴としては、以下のような中性浴を用い
た。
銀メッキ浴組成 ・シアン化銀カリウム     100g/l・pH8
,5 ・温度    30°C ・電流密度     約4A/drrr・時間    
60秒 上記のような銀メッキ浴を用いて、従来同様にLED部
品2のメッキ部位Aだけを銀メッキ浴に浸漬して銀メッ
キを行った。銀メッキ後のLED部品2の拡大断面図を
第1図に示す。図に示されているように本実施例による
銀メッキ方法によれば、予定していたメッキ部位Aにだ
け厚さ2μmの銀メッキ層6が形成されている。
そして、この銀メッキ層6を形成したLED部品2に対
して、300℃、5分間の耐熱テストを窒素雰囲気中で
行ったが、銀メッキ層6に変色がなく、下地メッキであ
る銅メッキ層4との密着性も良好であった。特に、先端
の微小径湾曲凹面l内の銀メッキ層6もふくれたりする
ことはなかった。すなわち、この部分に置換防止剤が予
め施されることから、この置換防止剤の働きにより、こ
の微小径湾曲凹面1にも密着性のある確実な銀メッキ層
6を形成することができるものである。
更に、この銀メッキ層6付近に半田付けを行う試験も行
ってみたが、その半田付けも良好に行われた。その理由
としては、置換防止剤がメッキ部位A付近の銅メッキ4
部分にも施されるため、この銀メッキ層6付近の銅メッ
キ層4部分も置換防止剤により酸化防止がされることと
なり、半田がこの銅メッキ層4部分にまで及んでも半田
特性等が低下しないからである。
以上LED部品を例に説明したが、これに限定されず、
本発明はトランジスターコム、コネクター、リードスイ
ッチ等の電子部品等にも広く適用できる。
〈発明の効果〉 この発明に係る電子部品の銀メッキ方法は、以上説明し
てきた如き内容のものなので、銀ストライクメッキを省
略して、直接銀の本メッキを行うことができる。従って
、従来の銀メッキ方法に比べてその分工程が簡略化され
ると共にコスト的にも有利となる。
また、銀メッキの前に予め置換防止剤を施すので、銀メ
ッキした電子製品に対する半田特性が向上すると共に、
加熱処理等を施しても銀メッキ層がふくれたりすること
がない。従って、先端に微小径湾曲凹面を有するLED
部品の銀メッキに最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すLED部品の拡大断
面図、 第2図は従来の銀メッキ方法を示す説明図、そして 第3図は第2図中矢示■−■線に沿うLED部品の拡大
断面図である。 1 ・・・・ 微小径湾曲凹面 2 ・−・・ LED部品 3 ・°゛連続帯状部 4−“銅メッキ層 5 ・・−・ 銀ストライクメッキ層 6 ・・・・ 銀メッキ層 A ・−・ メッキ部位 S −・・・ 銀メッキ浴 第 第 ] 図 図 1檄ノド径滝曲凹面 第3 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 表面が銅である電子部品のメッキ部位を銀メッキ浴に浸
    漬してメッキする電子部品の銀メッキ方法において、 上記メッキ部位に置換防止剤を施し、次いで銀の中性メ
    ッキ浴にて直接銀メッキ処理することを特徴とする電子
    部品の銀メッキ方法。
JP17006390A 1990-06-29 1990-06-29 電子部品の銀メッキ方法 Pending JPH0459975A (ja)

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