JPH0459938A - 炭素繊維強化複合材料 - Google Patents
炭素繊維強化複合材料Info
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- JPH0459938A JPH0459938A JP16843390A JP16843390A JPH0459938A JP H0459938 A JPH0459938 A JP H0459938A JP 16843390 A JP16843390 A JP 16843390A JP 16843390 A JP16843390 A JP 16843390A JP H0459938 A JPH0459938 A JP H0459938A
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Landscapes
- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車、航空機などの構成部材に好適な、軽
量で高強度を特徴とする炭素繊維強化複合材料に係わる
。
量で高強度を特徴とする炭素繊維強化複合材料に係わる
。
(従来の技術)
炭素繊維は、軽量で強度、剛性が極めて高く、価格も比
較的安いため、複合材料の強化w&維として最適である
と考えられている。事実、プラスチックをマトリックス
とした複合材料(CFRP)は軽量・高強度素材として
、航空機、 自動車などの構造材料やゴルフシャフト、
テニスラケットなどのスポーツ用品に広く使われている
。 しかしながら、CFRPは耐熱性に乏しく100℃
以上の高温環境下では使用することができない、また、
電気及び熱の伝導性も悪い。
較的安いため、複合材料の強化w&維として最適である
と考えられている。事実、プラスチックをマトリックス
とした複合材料(CFRP)は軽量・高強度素材として
、航空機、 自動車などの構造材料やゴルフシャフト、
テニスラケットなどのスポーツ用品に広く使われている
。 しかしながら、CFRPは耐熱性に乏しく100℃
以上の高温環境下では使用することができない、また、
電気及び熱の伝導性も悪い。
上記のような問題点に鑑み、マトリックスを金属とした
複合材料が考案され、各方面で旅力的に研究が進められ
ている。特に、アルミニウム合金をマトリックスに用い
た複合材料は軽fで製造が比較的容易なため最も研究が
進んでおり、それらに係わる繊維強化金属材料及びその
製造方法が種々提案されている。
複合材料が考案され、各方面で旅力的に研究が進められ
ている。特に、アルミニウム合金をマトリックスに用い
た複合材料は軽fで製造が比較的容易なため最も研究が
進んでおり、それらに係わる繊維強化金属材料及びその
製造方法が種々提案されている。
マトリックスにアルミニウム合金を用いる場合の製造上
の問題点は、炭素繊維とアルミニウム合金との濡れ性が
悪いことである。このため溶融したアルミニウム中に単
に炭素繊維を浸漬しても両者は結合せず、複合材料を製
造することは困難である。 この対策としてTi−8コ
ーテイングなどの濡れ性を改善するための繊維前処理方
法が提案されているが、コストがかかり生産性も低い。
の問題点は、炭素繊維とアルミニウム合金との濡れ性が
悪いことである。このため溶融したアルミニウム中に単
に炭素繊維を浸漬しても両者は結合せず、複合材料を製
造することは困難である。 この対策としてTi−8コ
ーテイングなどの濡れ性を改善するための繊維前処理方
法が提案されているが、コストがかかり生産性も低い。
このような問題点に鑑み開発された複合材料の製造方法
が加圧含浸法である。 加圧含浸法は強化繊維束を充
填い」型内に溶融金属を導入し、前記の鋳型に嵌合する
プランジャ要素により溶融金属を鋳型内に圧入した後、
凝固させる方法で高圧鋳造法、溶湯鍛造法などの名称で
も呼ばれている。この加圧含浸法を用いれば、?!雑な
形状を有する部材を効率よく製造することができ、比較
的低コストである。なお、#jJ型内への溶融金属の導
入を容易にするため、鋳造に先立って鋳型及び繊維束を
マトリックス金属の溶融点近(の温度に予熱する必要が
ある。加圧含浸法は一連の操作を大気中で行なうのが一
般的であるが、炭素繊維を強化繊維とする場合は、予熱
時に繊維が酸化(二よって劣化する可能性がある。 さ
らに強化繊維束内に残留した空気が溶融金属の圧入を阻
害し、繊維とマトリックスとの結合性を悪くするばかり
か、場合によっては鋳型内の一部にマトリックス力(入
〕込まない、いわゆる 巣 を作る場合がある。
が加圧含浸法である。 加圧含浸法は強化繊維束を充
填い」型内に溶融金属を導入し、前記の鋳型に嵌合する
プランジャ要素により溶融金属を鋳型内に圧入した後、
凝固させる方法で高圧鋳造法、溶湯鍛造法などの名称で
も呼ばれている。この加圧含浸法を用いれば、?!雑な
形状を有する部材を効率よく製造することができ、比較
的低コストである。なお、#jJ型内への溶融金属の導
入を容易にするため、鋳造に先立って鋳型及び繊維束を
マトリックス金属の溶融点近(の温度に予熱する必要が
ある。加圧含浸法は一連の操作を大気中で行なうのが一
般的であるが、炭素繊維を強化繊維とする場合は、予熱
時に繊維が酸化(二よって劣化する可能性がある。 さ
らに強化繊維束内に残留した空気が溶融金属の圧入を阻
害し、繊維とマトリックスとの結合性を悪くするばかり
か、場合によっては鋳型内の一部にマトリックス力(入
〕込まない、いわゆる 巣 を作る場合がある。
このような問題に対処するために1例えば特開昭59−
50149号公報に記載されている方法が提案されてい
るが、この方法では、繊維の酸化の問題が解決されない
。
50149号公報に記載されている方法が提案されてい
るが、この方法では、繊維の酸化の問題が解決されない
。
このような問題点に鑑み、本 発明ではカロ圧含浸法の
一連の操作を真空中または減圧アルゴンガス雰囲気中で
行っている。この方法を空気中で操業する一般的な加圧
含浸法と区別するため、ここでは真空加圧含浸法と称す
る。
一連の操作を真空中または減圧アルゴンガス雰囲気中で
行っている。この方法を空気中で操業する一般的な加圧
含浸法と区別するため、ここでは真空加圧含浸法と称す
る。
加圧含浸法に使用されているアルミニウム合金は、一般
にJIS規格の鋳造用合金が多く1例えばJIS規格A
C4C(6,5〜7.5%S1.0.25〜0.4%M
g、 残部Al)、JIS規格AC8A(0,8−1
,3%Cu、11.0−13、 0Si、0. 3〜1
.3%4g、1. 0〜2.5%Ni、残部Al>など
である力(、得られた複合材料の強度は、強化繊維とし
て用(Xる炭素繊維の強度から期待される値に比して著
しく低0場合が多い。
にJIS規格の鋳造用合金が多く1例えばJIS規格A
C4C(6,5〜7.5%S1.0.25〜0.4%M
g、 残部Al)、JIS規格AC8A(0,8−1
,3%Cu、11.0−13、 0Si、0. 3〜1
.3%4g、1. 0〜2.5%Ni、残部Al>など
である力(、得られた複合材料の強度は、強化繊維とし
て用(Xる炭素繊維の強度から期待される値に比して著
しく低0場合が多い。
このため、炭素繊維と適合性のよし\合金元素の検討が
行われ、例えば特開昭59−50149号公報の如きM
gを0. 4〜4.5重量%含有するアルミニウム合金
が提案されている。
行われ、例えば特開昭59−50149号公報の如きM
gを0. 4〜4.5重量%含有するアルミニウム合金
が提案されている。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は 引張強度及び曲げ強度に優れた炭素維強化複
合材料を安価に提供することを目的とするものである。
合材料を安価に提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段及び作用)本発明は、炭素
繊維を強化m維として、Mgを5、 0〜11.0重量
%含有し、残部がAl及び不可避的不純物よりなるアル
ミニウム合金をマトリックスとする炭素繊維強化複合材
料、 さらには、マトリックスのアルミニウム合金にさ
らに81を05〜30重量%添加した炭素繊維強化複合
材料である。
繊維を強化m維として、Mgを5、 0〜11.0重量
%含有し、残部がAl及び不可避的不純物よりなるアル
ミニウム合金をマトリックスとする炭素繊維強化複合材
料、 さらには、マトリックスのアルミニウム合金にさ
らに81を05〜30重量%添加した炭素繊維強化複合
材料である。
本発明の主要な特徴は、マトリックス金属としてのアル
ミニウム合金にMgを5.0〜11.0重量%、好まし
くは7.0〜10.0!iji%含有していることで、
JIS規格の鋳造用アルミニウム合金を用いた従来の
炭素繊維強化アルミニウム合金複合材料に比して引張強
度及び曲げ強度に優れており、 自動車や航空機などで
軽量かつ高強度が要求される部材の構成材料として好適
のものであ る。
ミニウム合金にMgを5.0〜11.0重量%、好まし
くは7.0〜10.0!iji%含有していることで、
JIS規格の鋳造用アルミニウム合金を用いた従来の
炭素繊維強化アルミニウム合金複合材料に比して引張強
度及び曲げ強度に優れており、 自動車や航空機などで
軽量かつ高強度が要求される部材の構成材料として好適
のものであ る。
炭素繊維の如き連続繊維で強化された複合材料の引張強
度は、理想的には複合剤と呼ばれてし\る次式で表され
る強度に近い値を示すと考えられる。
度は、理想的には複合剤と呼ばれてし\る次式で表され
る強度に近い値を示すと考えられる。
σ=c+F−Vf−+−σM (1−Vf)ここで O
=複合材料の引張強度 σF=強化繊維の引張強度 σM;マトリックスの引張強度 Vf冨強化繊維の体積率 プラスチックをマトリックスとする複合材料の場合はほ
ぼこの複合剤に見合った引張強度が得られているのに対
し、JIS規格鋳造用アルミニウム合金を用い、加圧含
浸法で製造した炭素繊維強化金属基複合材料の引張強度
は、この複合剤の数分の一程度に過ぎない場合が多い、
この原因として、繊維の配列不良や繊維とマトリッ
クスの結合不良及び加熱・加圧プロセスにともなう繊維
の劣化・損傷による二とも考えられるが、最も大きな原
因は、炭素繊維とアルミニウムが反応して、金属間化合
物であるA I r Csが生成することにある。
=複合材料の引張強度 σF=強化繊維の引張強度 σM;マトリックスの引張強度 Vf冨強化繊維の体積率 プラスチックをマトリックスとする複合材料の場合はほ
ぼこの複合剤に見合った引張強度が得られているのに対
し、JIS規格鋳造用アルミニウム合金を用い、加圧含
浸法で製造した炭素繊維強化金属基複合材料の引張強度
は、この複合剤の数分の一程度に過ぎない場合が多い、
この原因として、繊維の配列不良や繊維とマトリッ
クスの結合不良及び加熱・加圧プロセスにともなう繊維
の劣化・損傷による二とも考えられるが、最も大きな原
因は、炭素繊維とアルミニウムが反応して、金属間化合
物であるA I r Csが生成することにある。
二の金属間化合物は、炭素繊維と垂直にクサビ状に形成
され、かつ脆弱であることが知られている。
され、かつ脆弱であることが知られている。
このため金属間化合物に応力集中が生じ、極めて低い応
力で材料全体を破壊に到らしめると考えられる。
力で材料全体を破壊に到らしめると考えられる。
本発明の炭素繊維強化複合材料が引張強度及び曲げ強度
に優れている理由は、炭素繊維とマトリックスが適度の
強さで結合しており、かつ有害な金属間化合物の生成が
少ないためである。
に優れている理由は、炭素繊維とマトリックスが適度の
強さで結合しており、かつ有害な金属間化合物の生成が
少ないためである。
アルミニウム合金中のMgは、おそらく炭素繊維とアル
ミニウム合金の反応を抑制する働きと両者間の濡れ性を
悪くするなどの理由により、m維とマトリックスとの界
面の結合強度を低下させる働きがあるものと考えられる
0Mgf!Lが5.0重量%より少ない場合は、炭素繊
維とアルミニウム合金は強固に結合しているが、炭素繊
維とアルミニウム合金とが反応して多量のA1.C,が
生成するものと推測される。このA I 4C*が材質
に悪影響を及ぼすため、得られた複合材料の引張及び曲
げ強度は低くなる。また、Mg量が+1.OfI量%よ
り多すぎる場合は、炭素繊維とアルミニウム合金の反応
はほとんど生じないが、炭素繊維とアルミニウム合金と
の濡れ性が悪くなりすぎ、真空加圧含浸法をもってして
も繊維とマトリックスとの界面の結合強度が十分な水準
に至らず、得られた複合材料の強度は低くなる。
ミニウム合金の反応を抑制する働きと両者間の濡れ性を
悪くするなどの理由により、m維とマトリックスとの界
面の結合強度を低下させる働きがあるものと考えられる
0Mgf!Lが5.0重量%より少ない場合は、炭素繊
維とアルミニウム合金は強固に結合しているが、炭素繊
維とアルミニウム合金とが反応して多量のA1.C,が
生成するものと推測される。このA I 4C*が材質
に悪影響を及ぼすため、得られた複合材料の引張及び曲
げ強度は低くなる。また、Mg量が+1.OfI量%よ
り多すぎる場合は、炭素繊維とアルミニウム合金の反応
はほとんど生じないが、炭素繊維とアルミニウム合金と
の濡れ性が悪くなりすぎ、真空加圧含浸法をもってして
も繊維とマトリックスとの界面の結合強度が十分な水準
に至らず、得られた複合材料の強度は低くなる。
Mgのもう一つの効果は、アルミニウム合金の融点をF
げることである。融点が下がればそれだけ操業温度を下
げることができ、炭素繊維とアルミニウム合金の反応を
少なくすることが出来る。
げることである。融点が下がればそれだけ操業温度を下
げることができ、炭素繊維とアルミニウム合金の反応を
少なくすることが出来る。
例えば1Mgを10.0重量%添加するとアルミニウム
合金の融点は約50℃低下する0本願発明者らの研究結
果では、操業温度を50℃下げると、得られた複合材料
の曲げ強度を最大で約50℃低下mm2高められること
が明らかになっている。
合金の融点は約50℃低下する0本願発明者らの研究結
果では、操業温度を50℃下げると、得られた複合材料
の曲げ強度を最大で約50℃低下mm2高められること
が明らかになっている。
以上の観点から本発明ではMg量の範囲を50〜11.
0!i量%とじた。
0!i量%とじた。
先願である特開昭59−5014号公報記載の発明にお
いては、最適なるMg量を0. 5〜45重量%と規定
しているが、本発明者らの実験結果ではMgff1がこ
の範囲内では2強度の優れた複合材料は得られなかった
。 この理由として、用いた炭素繊維の種類が異なるた
めとも考えられるが最も大きな理由は、上記発明が複合
材の製造に加圧含浸法を用いているのに対し、本発明が
真空加圧含浸法を用いたことにあると考えられる。加圧
含浸法は空気の影響により真空加圧含浸法に比べ繊維と
マトリックスとの結合性が相対的に悪く。
いては、最適なるMg量を0. 5〜45重量%と規定
しているが、本発明者らの実験結果ではMgff1がこ
の範囲内では2強度の優れた複合材料は得られなかった
。 この理由として、用いた炭素繊維の種類が異なるた
めとも考えられるが最も大きな理由は、上記発明が複合
材の製造に加圧含浸法を用いているのに対し、本発明が
真空加圧含浸法を用いたことにあると考えられる。加圧
含浸法は空気の影響により真空加圧含浸法に比べ繊維と
マトリックスとの結合性が相対的に悪く。
Mgが多くなって濡れ性が悪くなると十分な結合強度が
得られなくなる。このため最適なMg量は本発明に比べ
低くなると考えられる。
得られなくなる。このため最適なMg量は本発明に比べ
低くなると考えられる。
本発明では1Mgに加えてSiを0. 5〜301i量
%添加してもよい、 SiはS流れ性を良くするため、
rM雑な形状に鋳造する場合に添加すると鋳造欠陥(巣
)の発生を防止するとともに、製品の表面を平滑にする
。 しかしながら、多量に添加すると炭素繊維と反応し
て、延性を低下させるSiCが生成すること さらに、
マトリックス中に脆弱な粗大S1が晶出するため、複合
材料の強度を低下させる。このため本発明ではSlの範
囲を0. 5〜3.01量%とした。
%添加してもよい、 SiはS流れ性を良くするため、
rM雑な形状に鋳造する場合に添加すると鋳造欠陥(巣
)の発生を防止するとともに、製品の表面を平滑にする
。 しかしながら、多量に添加すると炭素繊維と反応し
て、延性を低下させるSiCが生成すること さらに、
マトリックス中に脆弱な粗大S1が晶出するため、複合
材料の強度を低下させる。このため本発明ではSlの範
囲を0. 5〜3.01量%とした。
アルミニウム合金に通常含まれる不純物元素としてCu
、Ti、 Fe、Ni、 Znなどがある。
、Ti、 Fe、Ni、 Znなどがある。
これらの元素は、それぞれアルミニウム合金の強度、靭
性 耐食性、耐摩耗性、溶接性などの特性のいずれかを
改善する目的で添加されるが、複合材料のマトリックス
に添加しても、複合材料の強度改善には影響しないため
7本発明では積極的に添加するものではないが、不M物
レベルとして合計1,0重量%以下程度であれば特に問
題はない。
性 耐食性、耐摩耗性、溶接性などの特性のいずれかを
改善する目的で添加されるが、複合材料のマトリックス
に添加しても、複合材料の強度改善には影響しないため
7本発明では積極的に添加するものではないが、不M物
レベルとして合計1,0重量%以下程度であれば特に問
題はない。
(実施例)
コートルズ社製E HM S炭素m維を強化mmとして
1表1に示す種々のアルミニウム合金を用い、第3図に
示す真空加圧含浸装置を用いて、以下の手順により炭素
繊維強化複合材料を製造した。
1表1に示す種々のアルミニウム合金を用い、第3図に
示す真空加圧含浸装置を用いて、以下の手順により炭素
繊維強化複合材料を製造した。
真空加圧含浸装置はマトリックス溶解機構、鋳型機構及
び加圧機構より構成され、全体が真空容器】内に格納さ
れている。 まず、炭素mtaにより縦15mm横50
mm長さloomm、m雄体積率70%のプリフォーム
2を作製、グラファイト類の鋳型3に充填し、さらにそ
の鋳型を金型4内に挿入した9次いで、真空容器内を約
5xlO−tTorrの真空にし、金型をアルミニウム
合金の融点より20℃低い温度で30分間加熱した後。
び加圧機構より構成され、全体が真空容器】内に格納さ
れている。 まず、炭素mtaにより縦15mm横50
mm長さloomm、m雄体積率70%のプリフォーム
2を作製、グラファイト類の鋳型3に充填し、さらにそ
の鋳型を金型4内に挿入した9次いで、真空容器内を約
5xlO−tTorrの真空にし、金型をアルミニウム
合金の融点より20℃低い温度で30分間加熱した後。
坩堝5内であらかじめ溶解し、融点より80℃高い!i
度に保持したアルミニウム合金溶t116を金型に注湯
して、プランジャー7により600kg/cm”の圧力
で溶湯を5分間加圧、炭素繊維束内にアルミニウム合金
を含浸させた。その後、金型の加熱を停止し、加圧状態
でアルミニウム合金が完全に凝固するまで保持した。
度に保持したアルミニウム合金溶t116を金型に注湯
して、プランジャー7により600kg/cm”の圧力
で溶湯を5分間加圧、炭素繊維束内にアルミニウム合金
を含浸させた。その後、金型の加熱を停止し、加圧状態
でアルミニウム合金が完全に凝固するまで保持した。
表
ネIA部はA1
以上の方法により製造した炭素繊維強化複合材料の繊維
体積率は釣70%であり、II&維はマトリックス中に
、 はぼ均一に分散してい花。この炭素111M強化複
合材料より、繊維の配向方向に平行に試験片を切り出し
、引張試験及び三点曲げ試験を行った。この試験結果を
表2及び第1図、第2図に示す、なお、表2の合金No
は表1のそれに対応している。
体積率は釣70%であり、II&維はマトリックス中に
、 はぼ均一に分散してい花。この炭素111M強化複
合材料より、繊維の配向方向に平行に試験片を切り出し
、引張試験及び三点曲げ試験を行った。この試験結果を
表2及び第1図、第2図に示す、なお、表2の合金No
は表1のそれに対応している。
表 2
この第1図及び第2図より、Mg含有量が0〜約9.O
Jl量%の範囲内では、?!合材料の引張強度及び三点
曲げ強度はMg含有量に比例して増大し、Mg含有量が
約9.01i量%を越える範囲ではM g含有量の増大
とともに引張強度は低下するが、Mg含有!50〜11
.CJllt%のi回内では実用に十分な引張強度及び
曲げ強度を持つ複合材料が得られる二とがわかる。
Jl量%の範囲内では、?!合材料の引張強度及び三点
曲げ強度はMg含有量に比例して増大し、Mg含有量が
約9.01i量%を越える範囲ではM g含有量の増大
とともに引張強度は低下するが、Mg含有!50〜11
.CJllt%のi回内では実用に十分な引張強度及び
曲げ強度を持つ複合材料が得られる二とがわかる。
また Mgとともに81を0・5〜3.01i量%の範
囲内で添加したものは、鋳造表面がより一層平滑であっ
た。また、材質的にも問題が無いことが表2よりわかる
。
囲内で添加したものは、鋳造表面がより一層平滑であっ
た。また、材質的にも問題が無いことが表2よりわかる
。
(発明の効果)
本発明により炭素繊維強化複合材料の引張強度及び曲げ
強度を実用上十分なるレベルまで高めることができ、航
空機及び自動車などの構成部材への適用を可能にした。
強度を実用上十分なるレベルまで高めることができ、航
空機及び自動車などの構成部材への適用を可能にした。
第1図は炭素繊維を強化繊維としアルミニウム合金をマ
トリックスとする複合材料のW&維配向方向の引張強度
とマトリックス中のMg含有量の関係を示す図、第2図
は同じく三点曲げ強度とMg含有量の関係を示す図、第
3図は炭素繊維強化複合材料の製造に用いた真空加圧含
浸装置の概要を示す図である。 1・・真空容器、 2・・炭素繊維プリフォーム、 3
・・・グラファイト鋳型、 4 ・金型、 5・・坩堝
、 6・・・アルミニウム合金溶湯、 7・・・プラン
ジャー、 8・・・高周波加熱コイル
トリックスとする複合材料のW&維配向方向の引張強度
とマトリックス中のMg含有量の関係を示す図、第2図
は同じく三点曲げ強度とMg含有量の関係を示す図、第
3図は炭素繊維強化複合材料の製造に用いた真空加圧含
浸装置の概要を示す図である。 1・・真空容器、 2・・炭素繊維プリフォーム、 3
・・・グラファイト鋳型、 4 ・金型、 5・・坩堝
、 6・・・アルミニウム合金溶湯、 7・・・プラン
ジャー、 8・・・高周波加熱コイル
Claims (2)
- (1)炭素繊維を強化繊維として、Mgを5.0〜11
.0重量%含有し、残部がAl及び不可避的不純物より
なるアルミニウム合金をマトリックスとする炭素繊維強
化複合材料。 - (2)炭素繊維を強化繊維として、Mgを5.0〜11
.0重量%、Siを0.5〜3.0重量%含有し、残部
がAl及び不可避的不純物よりなるアルミニウム合金を
マトリックスとする炭素繊維強化複合材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16843390A JPH0459938A (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 炭素繊維強化複合材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16843390A JPH0459938A (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 炭素繊維強化複合材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0459938A true JPH0459938A (ja) | 1992-02-26 |
Family
ID=15868029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16843390A Pending JPH0459938A (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 炭素繊維強化複合材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0459938A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100254230B1 (ko) * | 1995-10-12 | 2000-05-01 | 정몽규 | 고내마모성 복합재료 |
KR100559831B1 (ko) * | 2000-10-23 | 2006-03-10 | 현대자동차주식회사 | 고강도 알루미늄 판재 조성물 |
CN104213056A (zh) * | 2014-09-15 | 2014-12-17 | 河南科技大学 | 一种碳纤维增强铝镁合金复合材料及其制备方法 |
-
1990
- 1990-06-28 JP JP16843390A patent/JPH0459938A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100254230B1 (ko) * | 1995-10-12 | 2000-05-01 | 정몽규 | 고내마모성 복합재료 |
KR100559831B1 (ko) * | 2000-10-23 | 2006-03-10 | 현대자동차주식회사 | 고강도 알루미늄 판재 조성물 |
CN104213056A (zh) * | 2014-09-15 | 2014-12-17 | 河南科技大学 | 一种碳纤维增强铝镁合金复合材料及其制备方法 |
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