JPH04597Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH04597Y2 JPH04597Y2 JP1983002020U JP202083U JPH04597Y2 JP H04597 Y2 JPH04597 Y2 JP H04597Y2 JP 1983002020 U JP1983002020 U JP 1983002020U JP 202083 U JP202083 U JP 202083U JP H04597 Y2 JPH04597 Y2 JP H04597Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection
- local oscillation
- oscillation signal
- circuit
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 27
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 27
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 17
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 14
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は局部発振信号注入回路、特に例えばス
ーパーヘテロダイン受信機の周波数変換器に局部
発振器の信号を注入する回路であつて、その特性
を改善させた局部発振信号注入回路に関するもの
である。
ーパーヘテロダイン受信機の周波数変換器に局部
発振器の信号を注入する回路であつて、その特性
を改善させた局部発振信号注入回路に関するもの
である。
第1図は従来のスーパーヘテロダイン受信機の
周波数変換器の例を示す。
周波数変換器の例を示す。
図中、1は局部発振器、2は緩衝増幅器、3は
注入コンデンサ、4は受信信号入力端子、5は入
力トランス、6ないし9はストツピングコンデン
サ、10ないし13はミキサーダイオード、14
および15は同調コイル、16および17は同調
コンデンサ、18は接地コンデンサ、19はバイ
アス抵抗、20は出力トランス、21は中間周波
信号出力端子を表わす。
注入コンデンサ、4は受信信号入力端子、5は入
力トランス、6ないし9はストツピングコンデン
サ、10ないし13はミキサーダイオード、14
および15は同調コイル、16および17は同調
コンデンサ、18は接地コンデンサ、19はバイ
アス抵抗、20は出力トランス、21は中間周波
信号出力端子を表わす。
局部発振器1で発生した局部発振信号は、緩衝
増幅器2で増幅された後、注入コンデンサ3を通
してミキサ回路へ注入される。また、受信信号入
力端子4へ印加された受信信号は、入力トランス
5およびストツピングコンデンサ6ないし9を経
て、局部発振信号とともに、ミキサーダイオード
10ないし13に加えられ、中間周波信号に変換
される。中間周波信号は、同調コイル14,1
5、同調コンデンサ16,17および出力トラン
ス20を経て、中間周波信号出力端子21へ取り
出される。
増幅器2で増幅された後、注入コンデンサ3を通
してミキサ回路へ注入される。また、受信信号入
力端子4へ印加された受信信号は、入力トランス
5およびストツピングコンデンサ6ないし9を経
て、局部発振信号とともに、ミキサーダイオード
10ないし13に加えられ、中間周波信号に変換
される。中間周波信号は、同調コイル14,1
5、同調コンデンサ16,17および出力トラン
ス20を経て、中間周波信号出力端子21へ取り
出される。
ところで、上記緩衝増幅器2とミキサー回路と
を、注入コンデンサ3で接続するには、リード線
あるいはそれに代わる接続回路が必要である。受
信機は広い周波数帯域にわたつて受信するのであ
るが、注入コンデンサ3は上記の如くリード線等
を有しており、またこの長さは回路構成上どうし
てもなくすことができないため、たとえ緩衝増幅
器2とミキサー回路とのインピーダンスを整合さ
せても、注入電圧は必ずリード線の有する不要イ
ンダクタンス、および、リード線とシヤーシとの
間の浮遊容量、注入コンデンサ3の容量等にもと
づく周波数特性の影響を受ける。
を、注入コンデンサ3で接続するには、リード線
あるいはそれに代わる接続回路が必要である。受
信機は広い周波数帯域にわたつて受信するのであ
るが、注入コンデンサ3は上記の如くリード線等
を有しており、またこの長さは回路構成上どうし
てもなくすことができないため、たとえ緩衝増幅
器2とミキサー回路とのインピーダンスを整合さ
せても、注入電圧は必ずリード線の有する不要イ
ンダクタンス、および、リード線とシヤーシとの
間の浮遊容量、注入コンデンサ3の容量等にもと
づく周波数特性の影響を受ける。
従来、注入電圧の不足や、注入電圧の上記周波
数特性を補うために、緩衝増幅器2の出力を増大
し、あるいはまた、他の回路への妨害を防止する
ために、厳重なシールドをするなどしていた。し
かし、このような従来方式は、欠点の本質に迫る
ものではなく、性能、コストとも満足できるとい
うわけにはいかなかつた。
数特性を補うために、緩衝増幅器2の出力を増大
し、あるいはまた、他の回路への妨害を防止する
ために、厳重なシールドをするなどしていた。し
かし、このような従来方式は、欠点の本質に迫る
ものではなく、性能、コストとも満足できるとい
うわけにはいかなかつた。
本考案は、上記問題点の解決を図り、効率がよ
く、かつ注入電圧の周波数特性が平坦な局部発振
信号の注入を可能とし、また他の回路への妨害を
低減した局部発振信号注入回路を提供することを
目的としている。そのため、本考案の局部発振信
号注入回路は、従来技術の欠点が、注入コンデン
サの接続回路にあつたことを鑑み、その特性を改
善し、不要な緩衝増幅器の出力増大や、ミキサー
からの反射によつて発生する接続回路上での定在
波を減少させることによつて、不要な輻射を防止
するようにしたものである。以下、図面を参照し
つつ実施例に従つて説明する。
く、かつ注入電圧の周波数特性が平坦な局部発振
信号の注入を可能とし、また他の回路への妨害を
低減した局部発振信号注入回路を提供することを
目的としている。そのため、本考案の局部発振信
号注入回路は、従来技術の欠点が、注入コンデン
サの接続回路にあつたことを鑑み、その特性を改
善し、不要な緩衝増幅器の出力増大や、ミキサー
からの反射によつて発生する接続回路上での定在
波を減少させることによつて、不要な輻射を防止
するようにしたものである。以下、図面を参照し
つつ実施例に従つて説明する。
第2図は、本考案に係る局部発振信号注入回路
を有する周波数変換器の一実施例、第3図ないし
第5図は本考案の各実施例である具体的な構造図
を示している。
を有する周波数変換器の一実施例、第3図ないし
第5図は本考案の各実施例である具体的な構造図
を示している。
図中、符号1ないし21は第1図に対応し、2
2はアースライン、23は絶縁チユーブ、25は
導電性U字溝、26はアース棒、27は導電性枠
を表わす。
2はアースライン、23は絶縁チユーブ、25は
導電性U字溝、26はアース棒、27は導電性枠
を表わす。
第2図図示の如く、緩衝増幅器2と注入コンデ
ンサ3との接続ラインの近傍にアースライン22
が設けられる。このアースライン22は、例えば
第3図ないし第5図に示すようなインピーダンス
を整合する素子によつて構成される。このアース
ライン22によつてリード線の有する不要インダ
クタンスの値および不要容量値、すなわち、トー
タルインピーダンスを調整することによつて、注
入コンデンサ3のリード線に発生する定在波は減
少させられ、また、緩衝増幅器2とミキサー回路
との局部発振信号に対する伝送インピーダンスを
適切になさしめて、整合をとり、反射電力を減少
させることができる。従つて、効率がよく、注入
電圧の周波数特性が平坦で、かつ他回路への妨害
が少ない局部発振信号の注入が可能となる。
ンサ3との接続ラインの近傍にアースライン22
が設けられる。このアースライン22は、例えば
第3図ないし第5図に示すようなインピーダンス
を整合する素子によつて構成される。このアース
ライン22によつてリード線の有する不要インダ
クタンスの値および不要容量値、すなわち、トー
タルインピーダンスを調整することによつて、注
入コンデンサ3のリード線に発生する定在波は減
少させられ、また、緩衝増幅器2とミキサー回路
との局部発振信号に対する伝送インピーダンスを
適切になさしめて、整合をとり、反射電力を減少
させることができる。従つて、効率がよく、注入
電圧の周波数特性が平坦で、かつ他回路への妨害
が少ない局部発振信号の注入が可能となる。
第3図は、アースライン22として、導電性U
字溝25を用いた例を示している。これも、絶縁
チユーブ23で覆つて注入コンデンサ3のリード
線を導電性U字溝25に収納することにより、イ
ンピーダンスの調整をとつている。
字溝25を用いた例を示している。これも、絶縁
チユーブ23で覆つて注入コンデンサ3のリード
線を導電性U字溝25に収納することにより、イ
ンピーダンスの調整をとつている。
第4図は、アースライン22として、アース棒
26を用いた例を示している。インピーダンスの
調整のために、アース棒26を、注入コンデンサ
3のリード線に平行に配置している。
26を用いた例を示している。インピーダンスの
調整のために、アース棒26を、注入コンデンサ
3のリード線に平行に配置している。
第5図は、アースライン22として、導電性枠
27を用いた例を示している。導電性枠27を設
けることによつて、インピーダンスを調整させて
いる。
27を用いた例を示している。導電性枠27を設
けることによつて、インピーダンスを調整させて
いる。
以上説明した如く本考案によれば、リード線に
対応して設けたアースラインによつてリード線の
不要インダクタンスおよび不要容量(トータルイ
ンピーダンス)等を調整できるので効率がよく、
注入電圧の周波数特性が平坦であり、また他回路
への妨害が少ない局部発振信号注入回路を、極め
て簡単な構成で実現することができる。CATV
コンバータ、TVチユーナその他の広く応用が可
能である。特に、製造時のばらつき補正のための
インピーダンスの調整も、必要に応じて簡単に行
うことができる。
対応して設けたアースラインによつてリード線の
不要インダクタンスおよび不要容量(トータルイ
ンピーダンス)等を調整できるので効率がよく、
注入電圧の周波数特性が平坦であり、また他回路
への妨害が少ない局部発振信号注入回路を、極め
て簡単な構成で実現することができる。CATV
コンバータ、TVチユーナその他の広く応用が可
能である。特に、製造時のばらつき補正のための
インピーダンスの調整も、必要に応じて簡単に行
うことができる。
第1図は従来のスーパーヘテロダイン受信機の
周波数変換器の例、第2図は本考案に係る局部発
振信号注入回路を有する周波数変換器の一実施
例、第3図ないし第5図は本考案の各実施例であ
る具体的な構造を示す図を示している。 図中、1は局部発振器、2は緩衝増幅器、3は
注入コンデンサ、4は受信信号入力端子、5は入
力トランス、20は出力トランス、21は中間周
波信号出力端子、22はアースラインを表わす。
周波数変換器の例、第2図は本考案に係る局部発
振信号注入回路を有する周波数変換器の一実施
例、第3図ないし第5図は本考案の各実施例であ
る具体的な構造を示す図を示している。 図中、1は局部発振器、2は緩衝増幅器、3は
注入コンデンサ、4は受信信号入力端子、5は入
力トランス、20は出力トランス、21は中間周
波信号出力端子、22はアースラインを表わす。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 局部発振信号を注入コンデンサを介して周波数
変換器に注入する局部発振信号注入回路であつ
て、 該注入回路の線路の近傍に、該線路に沿つて設
けられたアース導体を有し、該アース導体によつ
て前記線路のインピーダンスが所定の値に設定さ
れるように構成されていることを特徴とする局部
発振信号注入回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP202083U JPS59108355U (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 局部発振信号注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP202083U JPS59108355U (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 局部発振信号注入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59108355U JPS59108355U (ja) | 1984-07-21 |
JPH04597Y2 true JPH04597Y2 (ja) | 1992-01-09 |
Family
ID=30133718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP202083U Granted JPS59108355U (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 局部発振信号注入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59108355U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5240776A (en) * | 1975-09-26 | 1977-03-29 | Nippon Electric Co | Film circuit unit |
-
1983
- 1983-01-11 JP JP202083U patent/JPS59108355U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5240776A (en) * | 1975-09-26 | 1977-03-29 | Nippon Electric Co | Film circuit unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59108355U (ja) | 1984-07-21 |
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