JPH045955Y2 - - Google Patents

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JPH045955Y2
JPH045955Y2 JP14745384U JP14745384U JPH045955Y2 JP H045955 Y2 JPH045955 Y2 JP H045955Y2 JP 14745384 U JP14745384 U JP 14745384U JP 14745384 U JP14745384 U JP 14745384U JP H045955 Y2 JPH045955 Y2 JP H045955Y2
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water
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【考案の詳細な説明】 本考案は瞬間湯沸器に関するものであり、少く
ともガスバーナの任意に設定した能力と設定温度
とに基づいて熱交換器への供給水量を調節し、出
湯温度が設定温度になるよう制御した瞬間湯沸器
に係わるものである。
かかる瞬間湯沸器を第1図に基づいて説明する
と、1は熱交換器、2は熱交換器1を加熱するガ
スバーナで、ガスバーナ2は複数本のバーナ素子
2a,2b,2c,2d,2eから構成され、こ
れらバーナ素子2a〜2eに至るガス通路3は元
電磁弁4下流より分岐せしめ、夫々の分岐ガス通
路3a,3b,3c,3d,3eには電磁弁5
a,5b,5c,5d,5eを介設してある。6
は熱交換器1に至る給水路7に設けた水量検出
器、8は給水温検出器である。9は後述する制御
器により制御される水制御弁である。10は給湯
栓である。11は台所等の湯使用場所に設けた遠
隔操作器で、遠隔操作器11にはガスバーナ2の
燃焼本数即ち燃焼能力を切替える能力設定器1
2、出湯温度を調節する温度設定器13、運転ス
イツチ14を設けてある。15は制御器である。
次に上記制御器の概略構成を第2図に基づいて
説明すると、16はマイクロコンピユータで構成
した演算制御器で、ガスバーナ2の燃焼本数の切
換え、点滅を制御する為の信号を燃焼制御回路2
2に出力する燃焼制御部161、水量検出器6か
らの検出信号を水量に変換する水量演算部16
2、後述する制御水量(QO)を演算する制御水
量演算部163、上記水量演算部162で演算し
た検出水量Qと通水判定水量(例えば2/
min)、後述する閉栓判定水量並びに最低作動水
量と比較して燃焼制御部161に比較結果を出力
する水量判定部164、閉栓判定水量並びに最低
作動水量を演算する判定水量設定部165とから
なる。制御水量演算部163には給水温検出器8
から給水温度(Tin)が、水量検出器6から通水
量(Q)が、遠隔操作器11から設定能力の信号
と設定温度(Tset)が入力される。能力設定器
12は設定を複数段階に切換えることによりバー
ナ素子の燃焼本数を5本、3本、2本、1本と切
換え制御するものであり、同時に演算制御部16
に燃焼本数に応じた燃焼量の信号(以下設定能力
(W)と記す)が出力される。
ところで瞬間湯沸器において能力1号とは1分
間に1の水を25℃上昇させることであり、従つ
て号数(Wo)と通水量(Q)と設定温度
(Tset)と給水温度(Tin)との関係は次式の通
りである。
Wo=Q(Tset−Tin)/25 又ガスバーナの燃焼量は号数と略対応する関係
にあり、ガスバーナ2の燃焼本数を切換えること
により号数も上記切換えに応じて切換わる。制御
水量演算部163では以上の関係から設定温度
(Tset)に加熱され得る制御水量(Qo)をQo=
25×W/(Tset−Tin)として演算し、この演算
値をサーボ回路等の弁駆動部17に出力し、一方
弁駆動部17ではかかる演算入力に水量演算部1
62からの検出水量が一致するようサーボモータ
18を制御して水制御弁9の開度を制御し、即ち
通水量を制御するようにしてある。
かかる構成によれば給湯栓10を開栓して給水
路7に通水されると、水量検出器6から水量の信
号が水量演算部162に送られ、水量判定部16
4でかかる検出水量(Q)が開栓判定水量(例え
ば2/min)以上であると判定すれば、燃焼制
御部161を介して燃焼開始の信号を燃焼制御回
路22に出力してガスバーナ2が燃焼する。又水
量判定部164は同時に閉栓判定水量とも比較し
て当該水量以下になれば同様に燃焼制御回路22
に消火の信号を出力すると共に最低作動水量以下
になつた場合には一定時間内に当該水量以上に回
復しない時に同様の消火の信号を出力する。
ところが上記閉栓判定水量を一義的に、例えば
1.5/minと設定すると上記した制御水量から
閉栓して閉栓判定水量に減少する迄に時間的遅れ
があり、能力を大側で使用している場合にはかか
る消火遅れにより沸騰し並びに後沸きが大きくな
り、安全上問題となる。
以上の問題に対して、本考案では閉栓判定水量
を最低作動水量、あるいは設定能力に応じて可変
することで解決せんとしたものである。
即ち、最低作動水量は器具の沸騰を未然に防止
する為に例えば85℃に加熱しうる水量以下の水量
に制御されないよう設定するもので、当該水量
Q1はQ1=25×W/(85−Tin)により求めるこ
とが出来る。このように最低作動水量Q1が主と
して能力に応じて設定されることから、この水量
Q1に比例して閉栓判定水量=Q1−2として判定
水量設定部165で設定せしめた。
従つて本考案によれば設定能力を大側で使用し
ている場合には閉栓判定水量も大きくなり、それ
故給湯栓10を閉栓した場合には従来と比較して
消火に要する時間は著しく短縮され、消火遅れに
よる沸騰、後沸きもなくなり、この種瞬間湯沸器
の安全性を向上させることが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す瞬間湯沸器の
構成図、第2図は同制御器のブロツク回路図であ
る。 1……熱交換器、2……ガスバーナ、6……水
量検出器、9……水制御弁、12……能力設定
器、15……制御器、17……弁駆動部、163
……制御水量演算部、164……水量判定部、1
65……判定水量設定部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱交換器と、熱交換器を加熱する能力可変のガ
    スバーナと、水量検出器と、水制御弁と、上記ガ
    スバーナの燃焼能力を切換える能力設定器と、上
    記水量検出器により通水検出を行うと共に、少く
    とも設定温度と能力設定器の設定能力に基づいて
    制御水量を演算する制御水量演算部、この水量信
    号により水制御弁を制御する弁駆動部、給湯栓の
    閉栓判定流量と水量検出器からの通水量を比較す
    る水量判定部、当該閉栓判定水量を上記設定能力
    に応じて設定する判定水量設定部からなる制御器
    とを有する瞬間湯沸器。
JP14745384U 1984-09-28 1984-09-28 Expired JPH045955Y2 (ja)

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JP14745384U JPH045955Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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Publication Number Publication Date
JPS6163649U JPS6163649U (ja) 1986-04-30
JPH045955Y2 true JPH045955Y2 (ja) 1992-02-19

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