JPH045905A - スライドファスナー用スライダーの組立て方法とその装置 - Google Patents

スライドファスナー用スライダーの組立て方法とその装置

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JPH045905A
JPH045905A JP2106270A JP10627090A JPH045905A JP H045905 A JPH045905 A JP H045905A JP 2106270 A JP2106270 A JP 2106270A JP 10627090 A JP10627090 A JP 10627090A JP H045905 A JPH045905 A JP H045905A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スライドファスナー用スライダーの胴体と引
手との組立てに適用するスライドファスナー用スライダ
ーの組立て方法と装置に関する。
〔従来の技術〕
スライダー胴体に引手を組立てる装置は、例えば特公平
1−25563号公報によって知られている。この公報
による装置は、スライダー胴体をシュートより移送路へ
供給し、プッシャーで一方へ押し送る間に、他のシュー
トより供給される引手をスライダー胴体の引手取付は柱
にその開口より掛合せ、その掛合い状態を送り過程で検
出し、。
この検出を受けてスライダー胴体をパンチの下方に位置
するように送りを停止すると共に、停止したスライダー
胴体内に該胴体の変形を防止すると共に鋳張りを取るコ
アを、移送路の下流側より製品排出口を封じて上流側に
向って移動して差し込み、そこでパンチを下降して引手
取付は柱の開口を封じ、次いでコアを後退することによ
って、製品化されたスライダーを製品排出口へ落とし込
むように構成したものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の組立て装置であると、引手を掛合せたスライダー
胴体を検出し、その検出を受けて引手付きのスライダー
胴体をパンチの直下に至るように送りを停止する制御が
必要であり、またスライダー胴体を前記所定の位置に停
止した後にコアを進めてスライダー胴体を保持してから
、加締め加工を行うものであるから、組立て中のスライ
ダー胴体はいわゆる間欠送りとなり、生産能率の向上に
限界があった。
本発明はかかる問題を解決することにあり、スライダー
胴体を途中で停止することなく連続に移送する間に製品
化できるようにして、生産能率を飛躍的に向上させるこ
とを目的とするスライドファスナー用スライダーの組立
て方法とその装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による解決手段は、基本的には、スライダー胴体
の引手取付は柱の開口より引手を引手取付は柱に組合せ
した後の引手付きのスライダー胴体を一方向へ移送する
過程において、当該スライダー胴体を、開口している引
手取付は柱の高さよりも低い間隔内に挿通して引手取付
は柱の開口を封鎖する加締めを行うスライドファスナー
用スライターの組立て方法にある。
前記方法に加えて、スライダー胴体の引手取付は社に引
手を組合せする胴体・引手組合せ工程がら柱加締め工程
へ引手付きのスライダー胴体を移送する間に、スライダ
ー胴体の内壁の鋳張りを、スライダー胴体の移送を利用
しながら除去する工程を含む方法による。
上記各方法において、スライダー胴体を斜め下向きの傾
斜面に沿って移送することが好ましい。
更に上記方法における胴体・引手組合せ工程は、胴体移
送ガイドに胴体シュートと引手シュートとを臨まぜ、胴
体移送ガイドに沿って往復動する胴体プッシャーによっ
て装置化され、まな柱加締め工程は、スライダー胴体を
支え且つ連続して送る左右一対の送りローラーと、両送
りローラーの対向近接部の直上に位置し、スライダー胴
体の引手取付は柱を押圧するパンチローラーとによって
装置化し、前記胴体・引手組合せ装置と柱加締め装置と
を連係させて配設するものである。
また前記鋳張り除去工程は、胴体移送ガイドにおける胴
体プッシャーのストローク内に左右に対峙して固定する
一対のトリミングダイによって装置化するものである。
上記スライダー組立て装置において、スライダ−胴体を
移送する移送路を下り勾配となるように装置化すること
が好ましい。
〔作  用〕
上述の各方法及び各装置によると、スライダー胴体を一
方へ連続移送する間に、引手がスライダー胴体に組合せ
られ、引手取付は柱が加締められて、スライダー胴体に
引手が離脱不能に取り付けられ製品化されるものである
。しかも鋳張り取りを加えた場合にも、これかスライダ
ー胴体の移送中に行われるものである。
〔実 施 例〕
上記発明を明確化するなめ具体化した実施例によって説
明する。
第1図に図示するように、フレーム11上にスライダー
胴体1の移送路の一面を形成しているベース12を傾斜
して固着し、該ベース12の上流側より胴体・引手組合
せ装置13、鋳張り除去装置14、柱加締め装置15を
順に設けている。
方スライダー胴体1は鋳造乃至ダイガスト製のもので、
第2図に図示するように、上翼片2と上翼片3をダイア
モンド4で平行に連続一体′Jm造に形成されていると
共に、上翼片2と上翼片3の両翼片間にファスナーテー
プ(図示省略)が挿入するテープ溝5,5が明けてあり
、上翼片2の表面にアーチ型をなす引手取付は柱6がそ
の先端を上翼片2と一体に連設し、且つ後端部が上翼片
2より浮上していて上翼片2との間に開ロアを明けてい
る。このスライダー胴体1に組付ける引手8は同じく第
2図に図示する如く、板体の先端部に取付は孔9をあけ
て支軸10を形成しているものである。
胴体・引手組合せ装置13は、ベース12の表面に凹溝
をなす胴体移送ガイド16を設け、該胴体移送ガイド1
6の上端部側に胴体シュート17を傾斜して連結し、胴
体シュート17を伝って落下するスライダー胴体1を1
個あて胴体移送ガイド16に供給するが、そのスライダ
ー胴体1は第2図図示の矢印のように、開ロア側を先行
して胴体移送ガイド16内に供給するものである。尚、
胴体シュート17より胴体移送ガイド16に供給する際
にスライダー胴体1が跳ね出さないように、胴体シュー
ト17の出口部に上規制ガイド18が′設けである。更
に胴体移送ガイド16の前記胴体シュート17より僅か
下流部に引手シュート19をベース12に対して直立す
る状態に連結し、この引手シュート19を伝って引手8
を、その支軸10が先行するように落下供給する。また
引手取付は柱6に組合ぜした引手8がスライダー胴体1
の移送につれて引手シュート19から外れることが出来
るようにするために、引手シュート19の下端部に板バ
ネ20で開放可能に押圧しているシャッター21が設け
である。一方胴体移送ガイド16の上端口より胴体プヅ
シャ−22が、胴体シュート17の背部から引手シュー
ト19を過ぎて更に進むストロークをもって往復運動す
るもので、その往復運動はモーター23の回転駆動力に
より例えはクランク24によって行うようになっている
従って胴体プッシャー22が胴体シュート17の最下位
のスライダー胴体1よりも後に後退した時に1個のスラ
イダー胴体1が胴体移送ガイド17内に供給される。他
方では引手シュート19の最下位の引手8の支軸10が
胴体移送ガイド17内に臨み込んでいる6次にスライダ
ー胴体1がガイド16を自重で滑動するのに同調するよ
うにして、胴体プッシャー22を前進するとスライダー
胴体1が下流に向かって速く強制的に押し動かきれ、そ
の途中でスライダー胴体1の引手取付は柱6が引手8の
取付は孔9内に挿入させる胴体・引手組合せ工程が行わ
れ、そのまま胴体プッシャー22によって更に下流へ移
送されるものである。
鋳張り除去装置14は、スライダー胴体1の製造時に」
1下翼片2,3の内壁面に生じた鋳張りをスライダー胴
体1の移送の過程で除去するように構成したもので、第
3図と第4図に示す如く、ベース12上の移送路の両側
に1〜リミングダイ2525を固着し、該トリミングダ
イ25.25には、スライダー胴体1のテープ溝5,5
より内部へ突入する突片26,26が突設しである。
従って、前述の引手8を組合せているスライダ−胴体1
aが胴体プッシャー22で押し送りされるに従がい、ス
ライダー胴体1内に両トリミングダイ25,25の各突
片26.26が突入し、第5図の<A)図(上翼片3を
示す)と(B)図(上翼片2を反転して示す)の1点鎖
線と横細線で示す範囲内をトリミングして、鋳張り除去
工程を行うものである。
加締め装置15は、スライダー胴体1に設けた引手取付
は柱6の開ロアを閉鎖して引手8が胴体1から離脱しな
いようにするもので、第1図、第3図、第6図、第7図
に亘って示すように、胴体移送路の左右両側に送りロー
ラー27.27をそれぞれ移送路の面と平行に回転する
ように、ベース12より起立する縦軸28.28に軸支
し、両送りローラー27.27の対向近接部の直上にパ
ンチローラー29を横軸30に回転可能に支持したもの
で、上記送りローラー27は円盤の表面周縁に段部31
を備え、更に送りローラー27の表面にスライダー胴体
1のテープ溝4よりスライダー胴体1内へ挿入し、スラ
イダー胴体1の送りと同じくスライダー胴体1の変形を
阻止する円板32を付着したものであり、また両送りロ
ーラー27.27の対向近接部上にベース12に支持し
て設けたガイドプレート33を備える(第6図参照)と
共に、前記対向近接部の下方よりスライダー胴体1の上
翼片3を支える支持部材34が設けである。また上記両
送りローラー27.27の回転駆動は第1図図示のよう
に、前記モーター23にタイミングベルト35を介して
一方の送りローラー27を連結し、他方の送りローラー
27を互いに中間平歯車(図示省略)を介してスライダ
ー胴体1を下流へ送り出す方向に回転するようになって
いる。またパンチローラー29は第1図図示のように例
えば丸ベルト36によって回転するようになっている。
尚、柱加締め装置15を第8図図示のように、スライダ
ー胴体1のテープ溝5に嵌まる左右一対の帯状板よりな
る支持部材37にスライダー胴体1を保゛持しながら下
方へ移送し、その間において回転するパンチローラー2
9とダイローラー40とを相対向して設けて、移送路中
にパンチローラー29とダイローラー40との間の間隙
(開口している引手取付は柱6の高さより低い高さを持
つ)を設ける′WJ造のものにしても良い。
従って、前述のトリミングダイ25を通過したスライダ
ー胴体1が更に流下して、左右の送りローラー27.2
7の各段部31と支持部材34によって支えられると同
時に、左右の円板32の縁部がテープ溝5よりスライダ
ー胴体1内に突入して強制的に下流に向かって送られ、
その間に回転するパンチローラー29によって引手取付
は柱6が押圧されて、その間ロアを閉鎖する加締め加工
か行われるものである。
尚、パンチローラー29は駆動力を与えないで、回転自
在のローラーとしても良い。
〔発明の効果〕
本発明によるスライドファスナー用スライダーの絹合せ
方法において、 1)請求項1に記載の発明によれば、スライダー胴体を
移送しなからそのスライダー胴体の引手取付は柱に引手
を組合せ、そのまま移送を続けて柱加締めを行うなめ、
胴体・引手組合せ工程と柱加締め工程間にタイミングを
制御することなく連続してスライダー組立が行われ、そ
の処理能力の高速化を達成できる。
2)請求項2に記載の発明によれば、鋳張り除去工程を
、胴体・引手組合せ工程と柱加締め工程の間において移
送中のスライダー胴体を停止することなく一方向へ連続
移送しながら行うため、スライダー胴体内の鋳張りを除
去する工程を含むスライダー組立て方法でありながらも
、これを高速度に処理できる。
3)請求項3に記載の発明によれば、スライダー胴体を
斜め下向きに沿って送るため、スライダー胴体の自重に
よる滑動作用が加わり、各工程への移送が的確かつ迅速
になり、スライダー組立て処理の高速化を更に助長でき
る。
更に本発明によるスライドファスナー用スライダーの組
合せ装置において、 4)請求項4に記載の発明によれば、引手取付け柱を加
締める装置が、タイとパンチとなる部材をそれぞれロー
ラーで構成し、しかも少なくともダイを兼ねるローラー
が送りを兼ねるものであるから、引手取付は柱の加締め
加工が引手付きスライダー胴体の連続移送のもとに行わ
れ、スライダー組み立て処理の高能率化を十分に達成で
きるものである。更にローラーによるダイとパンチによ
るため、上下動するパンチによる場合のような騒音の発
生がなくなる。またS選的にも電気的検知装置や制御装
置が少なくなり、故障や誤動作が極めて少ないものであ
る。
5)請求項5に記載の発明によれば、胴体・引手組合せ
装置と柱加締め装置との間に鋳張り除去装置を設けたも
のであり、その鋳張り除去装置は、胴体・引手組合せ装
置の胴体プッシャーによって移送する間に、スライダー
胴体を、左右に固着した鋳張り除去用のトリミングダイ
を通過さぜることによって処理するもので、この場合に
おいてもスライダー胴体を停止することなく移送しなか
ら鋳張りを除去するため、鏡張り取りを含むスライダー
組み立て装置でありながらも、その生産能率を大きく向
上することができ、また胴体・引手組合せ装置の胴体プ
ッシャーが鋳張り除去装置の1ツシヤーを兼ねるもので
あり、且つ鋳張り除去用のトリミングダイは固着して設
けたものであるから、その構造が簡単になり確実に処理
できるものである。
6)請求項6に記載の発明によれば、スライダー胴体の
移送路が下り勾配にしであるので、スライダー胴体及び
製品化したスライダーの送り出しが止まることなく、且
つ迅速にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるスライドファスナー用スライダー
の組立て装置を1部切欠して示す側面図、第2図は組合
せるスライダー胴体と引手を示す斜視図、第3図は本発
明による柱加締め装置と鋳張り除去装置の要部を示す平
面図、第4図は第3図のIV −IV線矢視の鋳張り除
去装置を示す拡大断面図、第5図はスライダー胴体に対
する鋳張り除去範囲を示し、その(A)図は上翼片の拡
大平内図、(B)図は上翼片の拡大内面図、第6図は第
3図のVl −Vl線矢視の柱加締め装置を示す拡大断
面図、第7図は同しく第3図の■−■線矢視の拡大断面
図、第8図は柱加締め装置の類例を示す断面図である。 1・・・スライダー胴体 6・・・引手取付は柱7・・
・開口 8・・・引手 12・・・ベース 13・・・胴体・引手組合せ装置1
4・・・鋳張り除去装置 15・・・柱加締め装置16
・・・胴体移送ガイド 17・・・胴体シュート19・
・・引手シュート 22・・・胴体プッシャー25・・
・トリミングダイ 27・・・送りローラー29・・・
パンチローラー 第 図 第 区 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スライダー胴体(1)に突設した引手取付け柱(6
    )の開口(7)を通して引手(8)を引手取付け柱(6
    )に組合せした引手付きスライダー胴体(1a)を一方
    向へ移送する過程において、当該スライダー胴体(1a
    )を、開口している引手取付け柱(6)の高さよりも低
    い間隔内に挿通して引手取付け柱の開口(7)を封鎖す
    る柱加締めを行うことを特徴とするスライドファスナー
    用スライダーの組立て方法 2、スライダー胴体(1)を一方向へ連続移送する過程
    において、スライダー胴体(1)の引手取付け柱(6)
    の開口(7)より引手(8)を引手取付け柱(6)に組
    合せする胴体・引手組合せ工程と、スライダー胴体の鋳
    張りを取る鋳張り除去工程と、スライダー胴体の引手取
    付け柱の開口(7)を閉鎖する柱加締め工程とを順次行
    うことを特徴とするスライドファスナー用スライダーの
    組立て方法 3、スライダー胴体(1)を斜め下向きの斜面に沿って
    移送することを特徴とする請求項1、2に記載のスライ
    ドファスナー用スライダーの組立て方法 4、スライダー胴体の移送路を形成している胴、体移送
    ガイド(16)と、その上方に設けた胴体シュート(1
    7)と引手シュート(19)、及びスライダー胴体を移
    送ガイド(16)に沿って押し送りする胴体プッシャー
    (22)とを含む胴体・引手組合せ装置(13)と、ダ
    イを兼ねる左右一対の送りローラー(27、27)と、
    両送りローラーの対向近接部の直上に位置し、スライダ
    ー胴体の引手取付け柱(6)を押圧するパンチローラー
    (29)とを含む柱加締め装置(15)とを備えること
    を特徴とするスライドファスナー用スライダーの組立て
    装置 5、胴体・引手組合せ装置(13)と柱加締め装置(1
    5)との間で、且つ胴体・引手組合せ装置(13)の胴
    体プッシャー(22)のストローク内に左右に対峙して
    固定した一対のトリミングダイ(25、25)からなる
    鋳張り除去装置(14)を介在させたことを特徴とする
    請求項4に記載のスライドファスナー用スライダーの組
    立て装置 6、スライダー胴体の移送路が下り勾配を成しているこ
    とを特徴とする請求項4、5に記載のスライドファスナ
    ー用スライダーの組立て装置
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