JPH0459034B2 - - Google Patents

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JPH0459034B2
JPH0459034B2 JP62130745A JP13074587A JPH0459034B2 JP H0459034 B2 JPH0459034 B2 JP H0459034B2 JP 62130745 A JP62130745 A JP 62130745A JP 13074587 A JP13074587 A JP 13074587A JP H0459034 B2 JPH0459034 B2 JP H0459034B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
pressure
piston rod
water
nozzle
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62130745A
Other languages
English (en)
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JPS63294982A (ja
Inventor
Takao Miura
Norio Miura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIURA TETSUKOSHO KK
Original Assignee
MIURA TETSUKOSHO KK
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Publication date
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Priority to JP62130745A priority Critical patent/JPS63294982A/ja
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Publication of JPH0459034B2 publication Critical patent/JPH0459034B2/ja
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  • Cleaning In General (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は高圧水の噴射による洗滌装置に関す
る。
(従来の技術) 主として化学プラントや食品タンクその他の醸
造、醗酵タンクなどの内部を高圧水の噴射力をも
つて洗滌する洗滌装置は、装置の先端にて高圧水
を噴射するノズルを回転させながらノズルハウジ
ングを自転させることにより、タンク内各方向に
均一的に高圧水の噴射を行うようになつている
(特願昭55−145226号)。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、このような従来装置ではノズル及び
ノズルハウジングが回動するようになつている
が、例えば円筒型のタンク等、タンクの形状によ
つてはタンクの隅々ので高圧洗滌水が到達しにく
いこともあり、このためノズル及びノズルハウジ
ングは例えば電動機や歯車機構を使つて昇降可能
とすることが考えられるが、しかし、このような
昇降機では装置の複雑化、大型化を招き、また製
作コストの面でも問題があつた。これに対して高
圧水を利用して作動する昇降シリンダによりノズ
ルを上下させることもできるが、非常に高圧を用
いて洗滌する場合に、シリンダの圧力制御が難し
く、昇降速度が正確に制御できず、とくに微速度
制御が不可能に近いという問題があつた。
この発明はノズルへ供給する高圧水の圧力を利
用して、ノズル及びノズルハウジングを正確に速
度制御しつつ自動的に昇降させることができるよ
うにした洗滌装置の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) そのため、この発明はシリンダ内にピストンを
摺動自由に収装してピストンの両面に圧力室を画
成すると共に、ピストンに連結したピストンロツ
ドをシリンダの一端から摺動自由に突出させ、そ
の突出端部に高圧水を噴射するノズルを取り付け
る一方、ピストン両面の圧力室のそれぞれをポン
プの吐出側に接続する給水路と、ピストンロツド
と反対側の圧力室をドレン弁を介してタンク側に
接続する戻し水路とを設けると共に、ピストンロ
ツドと反対側の圧力室をポンプ吐出側と接続する
給水路に流量制御手段を介装し、ピストンロツド
側圧力室の高圧水を上記ノズルに供給する給水孔
をピストンロツドの軸部に形成したものである。
(作用) この装置はタンク上部の開口部外側にシリンダ
を立てた状態で、ノズルをタンク内に位置させて
取り付けられる。そして、ピストン両面の圧力室
のそれぞれに高圧水を供給すると、ノズルはピス
トン両面の受圧面積差に基づくピストンロツドの
伸出し作動により下動(降下)する。このときピ
ストンの移動速度はピストンロツドと反対側の圧
力室への高圧水の導入流量に比例し、流量を調整
することにより、移動速度を制御することができ
る。ドレン弁を開くとピストンロツド側圧力室の
高圧水の圧力に基づくピストンロツドの収縮作動
により上動(上昇)する。なお、ノズルはピスト
ンロツド側圧力室から給水孔を通して供給される
高圧水を噴射してタンク内部を洗滌する。
(実施例) 第1、2図において、底付きのシリンダ1の内
部にはピストン2が摺動自由に収装され、ピスト
ン2の両面に圧力室AとBを画成する。ピストン
2に連結したピストンロツド3はシリンダ1の片
側でベアリング4を介して摺動自由に支持され、
その突出端部には高圧水を噴射するノズル5と6
を水平な軸線lを中心に回転させながら、ピスト
ンロツド3と同軸的な軸線mを中心に自転するノ
ズルハウジング7が取り付けられる。なお、これ
らの構造については本発明の要旨とは直接的な関
係がないため説明は省略するが、例えば前記特願
昭55−145226号のような構成とする。
圧力室AとBは給水路8を介してウオータポン
プ9の吐出側に接続され、給水路8から分岐する
圧力室B側の給水路9aにはピストンロツド3往
動時のストローク速度を制御する可変オリフイス
10(ストローク速度の調整が可能)が介装され
る。また給水路9aは可変オリフイス10の下流
側で、途中にピストンロツド3復動時のストロー
ク速度を制御するオリフイス11及びドレン弁1
2を介装した戻し水路13を介してウオークタン
ク(図示せず)に接続される。
そして、ピストンロツド3の軸部には圧力室A
の高圧水をノズルハウジング7を介してノズル5
と6へと供給する給水孔14が形成される。
15はピストンロツド3の初期位置(収縮位
置)でロツド16(ピストン2のピストンロツド
3と反対側の片面に突設される)の頭部16aを
係止してピストンロツド3の動きを拘束するロツ
クピンで、ロツクピン15は外側からスプリング
17に抗して引つ張るとロツド頭部16aとの係
止を解除する。18は洗滌しようとするタンク1
9上部の開口部(注入口など)に対応してベアリ
ング4の外周に形成した取付フランジ、20はこ
の装置21をタンク19上部の開口部に取り付け
るときにワイヤなどを連結して吊り上げるための
吊輪、22はピストンロツド3の最大伸出し位置
を、23は同じく収縮位置を検出するストローク
センサで、ドレン弁12はこれらの検出信号に基
づいて開閉される。
タンク19内部を洗滌するときには、この装置
21を第2図で示すようにノズル5と6及びノズ
ルハウジング7を下にして、タンク19上部の開
口部に取付フランジ18を介して取り付ける。そ
して、ロツクピン15によるピストンロツド3の
拘束を解除した状態で、ウオータポンプ9を駆動
して圧力室AとBへ高圧水を供給する(ドレン弁
12は閉じ状態)と、ピストン2両面の受圧面積
差に基づいてピストンロツド3がピストン2と共
に伸出し方向に、可変オリフイス10での制御流
量に応じて所定のストローク速度でゆつくりと往
動する。この場合、圧力室AとBとはピストンロ
ツド3の断面積に相当する受圧面積差があり、両
室A,Bに同圧の高圧を導くと、受圧面積差に応
じて差動力が発生し、ピストン2が下方にストロ
ークするのであるが、圧力室Bには可変オリフイ
ス10で制御された流量しか導入されないため、
この導入流量に応じた速度でピストン2が移動す
る。したがつて、ピストン2に作用する差動力は
大きくても、可変オリフイス10で規制される流
量に比例した速度でしかピストン2は移動でき
ず、このためオリフイス流量を制御することによ
り、ピストン2は微速度でゆつくりと作動させる
ことが可能となる。このようにして、ピストン2
に作用する圧力を制御するのではなく、流量を制
御してピストン速度をコントロールするので、正
確かつ容易に速度制御できるのである。
ピストンロツド3の伸長に伴い、ノズル5と6
及びノズルハウジング7は回転しながらタンク1
9内部を降下するのであり、ノズル5と6は給水
孔14を介して供給される圧力室Aの高圧水を噴
射してタンク19内部を洗滌する。
ストロークセンサ22の信号によりピストンロ
ツド3が最大伸出し位置に達したことを検知して
ドレン弁12を開くと、圧力室Bの高圧水はドレ
ン弁12を介して低圧側のウオータタンク(もし
くは排水路)へと戻されるので、ピストン2及び
ピストンロツド3は今度は圧力室Aの高圧水によ
り、オリフイス11の流量制御に伴い所定のスト
ローク速度でゆつくりと移動する。この場合、可
変オリフイス10を閉じるとピストン2の速度は
オリフイスの開度にのみ依存するが、可変オリフ
イス10を開くことにより、給水路9aに導入さ
れる流量に応じて圧力室Bからの排出速度が低下
し、ピストン速度をさらにゆつくりするように制
御できる。なお、オリフイス11の開度を大きく
することにより、ピストンロツド3を速やかに上
昇させることもできる。そして、ノズル5と6及
びノズルハウジング7は回転しながらタンク19
内部を上昇し、このときノズル5と6が圧力室A
の高圧水を噴射してタンク19内部を洗滌する。
なお、ストロークセンサ23の信号によりピスト
ンロツド3が初期位置に戻つたことを検知する
と、ドレン弁12を再び閉じる。
このように装置21の先端で高圧水を噴射しな
がらノズル5と6を回転させるだけでなく、高圧
水のエネルギを利用してノズル5と6及びノズル
ハウジング7を昇降させるようにしたので、タン
ク19の中心から離れた部分にも均一的な高圧洗
滌を行うことができる。また、ノズル5と6をも
つノズルハウジング7の昇降速度は高圧水の流量
調整することにより制御できるので、速度コント
ロールが正確かつ容易に行える。
上記実施例ではストロークセンサ22,23の
信号に基づいて自動制御する例を示したが勿論マ
ニユアル操作することもできる。
(発明の効果) 以上のようにこの発明は、シリンダ内にピスト
ンを摺動自由に収装してピストンの両面に圧力室
を画成すると共に、ピストンに連結したピストン
ロツドをシリンダの一端から摺動自由に突出さ
せ、その突出端部に高圧水を噴射するノズルを取
り付ける一方、ピストン両面の圧力室のそれぞれ
をポンプの吐出側に接続する給水路と、ピストン
ロツドと反対側の圧力室をドレン弁を介してタン
ク側に接続する戻し水路とを設けると共に、ピス
トンロツドと反対側の圧力室に導入する高圧水の
流量を制御する手段を設け、ピストンロツド側圧
力室の高圧水を上記ノズルに供給する給水孔をピ
ストンロツドの軸部に形成したので、高圧水の圧
力を利用してノズルを昇降させることができ、装
置の複雑化、大型化が避けられ、製作コストの面
でも有利となる。一方、高圧水の流量を制御する
ことによりピストン移動速度を制御できるので、
速度制御が正確かつ容易に行えるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す断面図、第2
図は使用状態を説明する概略図である。 1……シリンダ、2……ピストン、3……ピス
トンロツド、5,6……ノズル、7……ノズルハ
ウジング、8……給水路、10……可変オリフイ
ス、11……オリフイス、12……ドレン弁、1
3……戻し水路、14……給水孔、A,B……圧
力室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリンダ内にピストンを摺動自由に収装して
    ピストンの両面に圧力室を画成すると共に、ピス
    トンに連結したピストンロツドをシリンダの一端
    から摺動自由に突出させ、その突出端部に高圧水
    を噴射するノズルを取り付ける一方、ピストン両
    面の圧力室のそれぞれをポンプの吐出側に接続す
    る給水路と、ピストンロツドと反対側の圧力室を
    ドレン弁を介してタンク側に接続する戻し水路と
    を設けると共に、ピストンロツドと反対側の圧力
    室をポンプ吐出側と接続する給水路に流量制御手
    段を介装し、ピストンロツド側圧力室の高圧水を
    上記ノズルに供給する給水孔をピストンロツドの
    軸部に形成したことを特徴とする洗滌装置。
JP62130745A 1987-05-27 1987-05-27 洗滌装置 Granted JPS63294982A (ja)

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JP62130745A JPS63294982A (ja) 1987-05-27 1987-05-27 洗滌装置

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JP62130745A JPS63294982A (ja) 1987-05-27 1987-05-27 洗滌装置

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JPS63294982A JPS63294982A (ja) 1988-12-01
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JP62130745A Granted JPS63294982A (ja) 1987-05-27 1987-05-27 洗滌装置

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JP4909489B2 (ja) * 2000-10-16 2012-04-04 株式会社横田製作所 流体放出装置及び管路システム
JP2015174012A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 株式会社ミスミ ノズル
JP6462475B2 (ja) * 2015-04-24 2019-01-30 富士フィルター工業株式会社 流体噴射・吸引装置
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JPS63294982A (ja) 1988-12-01

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