JPH0458981B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0458981B2 JPH0458981B2 JP59264111A JP26411184A JPH0458981B2 JP H0458981 B2 JPH0458981 B2 JP H0458981B2 JP 59264111 A JP59264111 A JP 59264111A JP 26411184 A JP26411184 A JP 26411184A JP H0458981 B2 JPH0458981 B2 JP H0458981B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- gas container
- laser oscillator
- laser
- guide tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 40
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 10
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 4
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 229920000914 Metallic fiber Polymers 0.000 description 1
- 238000005253 cladding Methods 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Laser Surgery Devices (AREA)
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
- Lasers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は加工用及び医薬用レーザー装置におい
て、パワー伝送用フアイバーの破損に伴い高出力
のレーザー光がコア外部に漏光することによつて
起こる燃焼を検知すると共に、延焼を押さえるべ
く消火手段を備えた安全装置に関するものであ
る。
て、パワー伝送用フアイバーの破損に伴い高出力
のレーザー光がコア外部に漏光することによつて
起こる燃焼を検知すると共に、延焼を押さえるべ
く消火手段を備えた安全装置に関するものであ
る。
従来技術及びその問題点
一般に、医薬用レーザーメス等に使用されるパ
ワー伝送用フアイバーの長さは数メートルであ
り、フアイバー全長にわたつて目視可能であるた
め、フアイバーが破損して高出力のレーザー光が
コア外部に漏れるような事態が発生しても容易に
検知することができる。しかしながら、フアイバ
ーの長さが数十メートルにおよび且つ建造物の壁
や天井裏等を通して配線されるような場合におい
ては、フアイバーの中間部分が破損して高出力の
レーザー光がコア外部に漏れることにより被覆部
材等が燃焼してもその発見が困難であるため、引
続きレーザー光を照射する可能性があり安全上問
題であつた。従来、フアイバーの破損を検知する
ための装置としては、内視鏡にフアイバーを通す
場合を考慮してフアイバーに導線を巻きつけ、こ
の導線の導通／非導通によりフアイバーの折れを
検知するものが実開昭54−120883号に開示されて
いるが、フアイバーが破損した場合でも必ず導線
が切断されるとは限らず、また導線のみ切断され
る場合もあるところから確実性に乏しいばかり
か、フアイバーの破損に伴う燃焼を検知して燃焼
を押さえる為の積極的手段とはなつておらず、上
述のようにフアイバーを壁や天井裏等を通して配
線する場合には不向きであつた。
ワー伝送用フアイバーの長さは数メートルであ
り、フアイバー全長にわたつて目視可能であるた
め、フアイバーが破損して高出力のレーザー光が
コア外部に漏れるような事態が発生しても容易に
検知することができる。しかしながら、フアイバ
ーの長さが数十メートルにおよび且つ建造物の壁
や天井裏等を通して配線されるような場合におい
ては、フアイバーの中間部分が破損して高出力の
レーザー光がコア外部に漏れることにより被覆部
材等が燃焼してもその発見が困難であるため、引
続きレーザー光を照射する可能性があり安全上問
題であつた。従来、フアイバーの破損を検知する
ための装置としては、内視鏡にフアイバーを通す
場合を考慮してフアイバーに導線を巻きつけ、こ
の導線の導通／非導通によりフアイバーの折れを
検知するものが実開昭54−120883号に開示されて
いるが、フアイバーが破損した場合でも必ず導線
が切断されるとは限らず、また導線のみ切断され
る場合もあるところから確実性に乏しいばかり
か、フアイバーの破損に伴う燃焼を検知して燃焼
を押さえる為の積極的手段とはなつておらず、上
述のようにフアイバーを壁や天井裏等を通して配
線する場合には不向きであつた。
目 的
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであ
り、レーザー装置においてフアイバーを壁や天井
裏等を通して配線する場合に、フアイバーの破損
に伴う被覆部材等の燃えを簡単且つ確実に検知し
てレーザー発振器を停止させ、高出力のレーザー
光が配管部材その他へ照射されることにより破損
等が起こらないようにすると共に、燃えたフアイ
バーを素早く消火して他部材への延焼を防止する
安全装置を提供することを目的とする。
り、レーザー装置においてフアイバーを壁や天井
裏等を通して配線する場合に、フアイバーの破損
に伴う被覆部材等の燃えを簡単且つ確実に検知し
てレーザー発振器を停止させ、高出力のレーザー
光が配管部材その他へ照射されることにより破損
等が起こらないようにすると共に、燃えたフアイ
バーを素早く消火して他部材への延焼を防止する
安全装置を提供することを目的とする。
実施例の構成
以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明
する。
する。
第１図において、符号１はレーザー光を発生さ
せるレーザー発振器であり、該レーザー発振器１
には図示しない光学系によりその端面からレーザ
ー光が入射するフアイバー２が取付けられてい
る。該フアイバー２は、コア、クラツド及び被覆
部材の３層構造となつている。尚、前記レーザー
発振器１とフアイバー２との光学的接続は公知の
技術であるので説明は省略する。
せるレーザー発振器であり、該レーザー発振器１
には図示しない光学系によりその端面からレーザ
ー光が入射するフアイバー２が取付けられてい
る。該フアイバー２は、コア、クラツド及び被覆
部材の３層構造となつている。尚、前記レーザー
発振器１とフアイバー２との光学的接続は公知の
技術であるので説明は省略する。
前記フアイバー２は、金属性のフアイバー案内
管３の一端３ａよりフアイバー案内管３内に導入
され、他端３ｂより外部へ出る。また、該フアイ
バー案内管３の内部には、窒素ガス４を大気圧よ
り高い所定の圧力で密封したプラスチツク製のガ
ス容器５が、前記フアイバー２に沿つてフアイバ
ー２の外周の少なくとも一部と略接する状態で配
置されている。前記ガス容器５の内部には半導体
製の圧力センサー６が取り付けられ、該圧力セン
サー６は信号線７を介してレーザー発振器１に接
続されている。また、前記フアイバー案内管３は
レーザー発振器１の設置場所と、レーザー光を実
際に使用して加工、治療等を行なう場所とを隔て
る建物の壁８，９を貫通して配設されている。
管３の一端３ａよりフアイバー案内管３内に導入
され、他端３ｂより外部へ出る。また、該フアイ
バー案内管３の内部には、窒素ガス４を大気圧よ
り高い所定の圧力で密封したプラスチツク製のガ
ス容器５が、前記フアイバー２に沿つてフアイバ
ー２の外周の少なくとも一部と略接する状態で配
置されている。前記ガス容器５の内部には半導体
製の圧力センサー６が取り付けられ、該圧力セン
サー６は信号線７を介してレーザー発振器１に接
続されている。また、前記フアイバー案内管３は
レーザー発振器１の設置場所と、レーザー光を実
際に使用して加工、治療等を行なう場所とを隔て
る建物の壁８，９を貫通して配設されている。
実施例の作用
次に、上記構成の本発明一実施例の作用を説明
する。
する。
フアイバー２がフアイバー案内管３の内部にお
いて破損し、高出力のレーザー光がフアイバーコ
ア外へ漏れた場合、フアイバーの被覆材料はレー
ザー光を吸収して加熱され燃焼する。この時、漏
れたレーザー光或いは被覆部材の燃焼によつて発
生する熱により、ガス容器５の一部が破壊され
る。従つて、ガス容器５内に大気圧よりも高い圧
力で密封されていた窒素ガス４がガス容器５の破
損部分から外部へ吹き出し、ガス容器５内部の圧
力は低下する。この圧力低下は圧力センサー６で
検出され、圧力センサー６は信号線７を介してレ
ーザー発振器１へ信号を送りレーザー発振器１を
停止させる。また、ガス容器５から吹き出した窒
素ガス４はフアイバーの燃焼部分に吹きつけら
れ、フアイバーの燃焼を消し止める。
いて破損し、高出力のレーザー光がフアイバーコ
ア外へ漏れた場合、フアイバーの被覆材料はレー
ザー光を吸収して加熱され燃焼する。この時、漏
れたレーザー光或いは被覆部材の燃焼によつて発
生する熱により、ガス容器５の一部が破壊され
る。従つて、ガス容器５内に大気圧よりも高い圧
力で密封されていた窒素ガス４がガス容器５の破
損部分から外部へ吹き出し、ガス容器５内部の圧
力は低下する。この圧力低下は圧力センサー６で
検出され、圧力センサー６は信号線７を介してレ
ーザー発振器１へ信号を送りレーザー発振器１を
停止させる。また、ガス容器５から吹き出した窒
素ガス４はフアイバーの燃焼部分に吹きつけら
れ、フアイバーの燃焼を消し止める。
効 果
以上のように、本発明によれば簡単な構成でフ
アイバーの破損に伴う被覆部材等の燃えを確実に
検知してレーザー発振器を停止させ、高出力のレ
ーザー光が配管部材その他へ照射されて破損等が
起こらないようにすることができるばかりでな
く、燃焼部分に不燃性ガスを吹きつけて素早く消
火することができる等、フアイバーを壁や天井裏
等を通して配線する場合の安全装置として特に大
きな効果がある。
アイバーの破損に伴う被覆部材等の燃えを確実に
検知してレーザー発振器を停止させ、高出力のレ
ーザー光が配管部材その他へ照射されて破損等が
起こらないようにすることができるばかりでな
く、燃焼部分に不燃性ガスを吹きつけて素早く消
火することができる等、フアイバーを壁や天井裏
等を通して配線する場合の安全装置として特に大
きな効果がある。
第１図は本発明の一実施例の側断面図である。
１…レーザー発振器、２…フアイバー、３…フ
アイバー案内管、４…窒素ガス（不燃性ガス）、
５…ガス容器、６…圧力センサー、７…信号線。
アイバー案内管、４…窒素ガス（不燃性ガス）、
５…ガス容器、６…圧力センサー、７…信号線。
Claims (1)
- １ レーザー発振器からの光パワーを伝送するフ
アイバーを内包したフアイバー案内管と、該フア
イバー案内管内において前記フアイバーと略接す
るようフアイバーに沿つて配置されたガス容器
と、該ガス容器内に加圧密封された不燃性ガス
と、前記ガス容器内に配置された信号線を介して
前記レーザー発振器に接続された圧力センサーと
を具備してなるレーザー装置におけるパワー伝送
部の安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59264111A JPS61141349A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | レ−ザ−装置におけるパワ−伝送部の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59264111A JPS61141349A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | レ−ザ−装置におけるパワ−伝送部の安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61141349A JPS61141349A (ja) | 1986-06-28 |
| JPH0458981B2 true JPH0458981B2 (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=17398649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59264111A Granted JPS61141349A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | レ−ザ−装置におけるパワ−伝送部の安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61141349A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12015226B2 (en) | 2015-02-06 | 2024-06-18 | Masimo Corporation | Pogo pin connector |
-
1984
- 1984-12-13 JP JP59264111A patent/JPS61141349A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12015226B2 (en) | 2015-02-06 | 2024-06-18 | Masimo Corporation | Pogo pin connector |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61141349A (ja) | 1986-06-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4516022A (en) | Detection of light-producing events | |
| JP2000514363A (ja) | 作業領域あるいは活動領域を取り囲み、レーザー光源からのレーザビームに対する防護施設となる壁部材 | |
| AU713007B2 (en) | Means for fighting fire in at least one cable or line run | |
| KR102453956B1 (ko) | 이상확인이 기능을 갖춘 지중송전라인 지지기구 | |
| JP2008500871A (ja) | 防火装置 | |
| US4232742A (en) | Flame-guard for electrical installations | |
| JPH0458981B2 (ja) | ||
| JP2000221108A (ja) | 光ファイバ健全性検査装置 | |
| KR101836084B1 (ko) | 자가 전력원을 구비한 건물 발코니의 방화 장치 | |
| JPH0423735B2 (ja) | ||
| KR20060025778A (ko) | 자동 소화 시스템 | |
| WO2020171059A1 (ja) | 光ファイバケーブル、光ファイバケーブルを用いた光コンバイナユニット、及び、レーザ装置 | |
| KR102409440B1 (ko) | 화재 감지와 화재 경보 및 위치 알림 기능을 갖는 멀티 기능 소화 장치 | |
| JPH0463700B2 (ja) | ||
| KR101745858B1 (ko) | 온도 퓨즈를 구비한 건물내 화재 통합 관리 시스템 | |
| JP6125911B2 (ja) | 消火装置および消火方法 | |
| JPH05277775A (ja) | レーザ加工装置 | |
| JPH03683A (ja) | 浮屋根タンクの火災検知装置 | |
| US20030039457A1 (en) | Broken fiber detecting conduit for optical fibers; and methods | |
| JP3452700B2 (ja) | 電気装置 | |
| JPS62142545A (ja) | レ−ザ装置の導光ケ−ブル | |
| JPS62207594A (ja) | レ−ザ加工装置におけるレ−ザ光監視装置 | |
| JPS6252250B2 (ja) | ||
| CN215451895U (zh) | 一种耐火防潮的地铁用电缆 | |
| CN218633295U (zh) | 电缆中间接头防爆盒 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |