JPH0463700B2 - - Google Patents
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- JPH0463700B2 JPH0463700B2 JP60027291A JP2729185A JPH0463700B2 JP H0463700 B2 JPH0463700 B2 JP H0463700B2 JP 60027291 A JP60027291 A JP 60027291A JP 2729185 A JP2729185 A JP 2729185A JP H0463700 B2 JPH0463700 B2 JP H0463700B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- light
- laser
- signal
- receiving element
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 54
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
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- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
- Laser Surgery Devices (AREA)
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
a 技術分野
本発明は、加工用及び医療用レーザー装置にお
いて、パワー伝送用フアイバーの破損に伴い高出
力レーザー光が漏光することによつて起こる燃焼
を検知する為の検知装置に関するものである。
いて、パワー伝送用フアイバーの破損に伴い高出
力レーザー光が漏光することによつて起こる燃焼
を検知する為の検知装置に関するものである。
b 従来技術及びその問題点
一般に医療用レーザーメスに使用されるパワー
伝送用フアイバーの長さは数メートルであり、フ
アイバー全長にわたつて目視可能である為、フア
イバーが破損して高出力のレーザー光がコア外部
に漏れる様な事態が発生しても容易に検知する事
ができた。しかしながらフアイバーの長さが数10
メートルにおよび且つ建造物の壁や天井裏等を通
して配線されるような場合においては、フアイバ
ーの中間部が破損して高出力のレーザー光がコア
外部に漏れることにより、被覆部材等が燃焼して
も、その発見が困難である為、引き続きレーザー
光を照射し続ける可能性があり、安全上問題であ
つた。従来フアイバーの破損を検知する為に、フ
アイバーに導線を巻きつけこの導線の導通/非導
通によりフアイバーの折れを検知するものが実開
昭54−120883号公報に開示されている。又フアイ
バーに導光用フアイバーを巻き、その端部に光検
出器を取りつけた事よりなるフアイバー切断検出
装置が既に提案されている。しかし前者ではフア
イバーが破損せず導線のみ破損した場合もフアイ
バー折れと見なしてしまい、かつ、折れているだ
けなのかフアイバーが燃えているのか区別がつか
ない。後者の場合は、フアイバーが一端破損して
導光用フアイバーが切断された後、次回の使用に
おいて、高出力レーザー照射前にはフアイバー破
損を検知できないという欠点をそれぞれ持つてい
た。
伝送用フアイバーの長さは数メートルであり、フ
アイバー全長にわたつて目視可能である為、フア
イバーが破損して高出力のレーザー光がコア外部
に漏れる様な事態が発生しても容易に検知する事
ができた。しかしながらフアイバーの長さが数10
メートルにおよび且つ建造物の壁や天井裏等を通
して配線されるような場合においては、フアイバ
ーの中間部が破損して高出力のレーザー光がコア
外部に漏れることにより、被覆部材等が燃焼して
も、その発見が困難である為、引き続きレーザー
光を照射し続ける可能性があり、安全上問題であ
つた。従来フアイバーの破損を検知する為に、フ
アイバーに導線を巻きつけこの導線の導通/非導
通によりフアイバーの折れを検知するものが実開
昭54−120883号公報に開示されている。又フアイ
バーに導光用フアイバーを巻き、その端部に光検
出器を取りつけた事よりなるフアイバー切断検出
装置が既に提案されている。しかし前者ではフア
イバーが破損せず導線のみ破損した場合もフアイ
バー折れと見なしてしまい、かつ、折れているだ
けなのかフアイバーが燃えているのか区別がつか
ない。後者の場合は、フアイバーが一端破損して
導光用フアイバーが切断された後、次回の使用に
おいて、高出力レーザー照射前にはフアイバー破
損を検知できないという欠点をそれぞれ持つてい
た。
c 目的
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであ
り、フアイバーの折れに伴なうフアイバーの燃え
と、高出力レーザー照射前にフアイバーの折れを
簡単に検知する、検知装置を提供する事を目的と
する。
り、フアイバーの折れに伴なうフアイバーの燃え
と、高出力レーザー照射前にフアイバーの折れを
簡単に検知する、検知装置を提供する事を目的と
する。
d 実施例の構成
以下図面に基づいて本発明の一実施例を説明す
る。1は高出力レーザー光を発振する発振器であ
り、そこから発振されたレーザー光2がレンズ3
により集光され、パワー伝送用フアイバー4の一
端より入射する。該パワー伝送用フアイバー4は
レーザー発生部から、レーザー光を使用して加工
や治療を行なう場所まで建造物の壁等を通して設
置されている。前記パワー伝送用フアイバー4に
隣接して導光用フアイバー5が配置されており、
該導光用フアイバー5の一端にはLEDあるいは
LD等の発光素子6が配置され、該発光素子6は
パルス変調回路7に接続されている。又前記導光
用フアイバー5の他の一端にはホトダイオード等
の受光素子8が配置され、該受光素子8は信号処
理回路9に接続されており、該信号処理回路9か
らはレーザー発振器1へ信号線が接続されてい
る。尚、上記導光用フアイバー5は、パワー伝送
用フアイバー4の折れ等を検知するためには、熱
可容性のプラスチツク製フアイバーであることが
できるならば望ましい。
る。1は高出力レーザー光を発振する発振器であ
り、そこから発振されたレーザー光2がレンズ3
により集光され、パワー伝送用フアイバー4の一
端より入射する。該パワー伝送用フアイバー4は
レーザー発生部から、レーザー光を使用して加工
や治療を行なう場所まで建造物の壁等を通して設
置されている。前記パワー伝送用フアイバー4に
隣接して導光用フアイバー5が配置されており、
該導光用フアイバー5の一端にはLEDあるいは
LD等の発光素子6が配置され、該発光素子6は
パルス変調回路7に接続されている。又前記導光
用フアイバー5の他の一端にはホトダイオード等
の受光素子8が配置され、該受光素子8は信号処
理回路9に接続されており、該信号処理回路9か
らはレーザー発振器1へ信号線が接続されてい
る。尚、上記導光用フアイバー5は、パワー伝送
用フアイバー4の折れ等を検知するためには、熱
可容性のプラスチツク製フアイバーであることが
できるならば望ましい。
e 実施例の作用
次に本発明の作用について説明する。パルス変
調回路7により第2図aにしめした光信号が発光
素子6より出射され、導光用フアイバー5を通過
後受光素子8に入射し、第2図bにしめした出力
信号となり、信号処理回路9へ入力される。ここ
で、パワー伝送用フアイバー4が何らかの原因で
中間部で折れた場合、高出力レーザー光2は外へ
漏れフアイバー被覆部材等に吸収され燃焼する。
この燃焼及び漏れた高出力レーザー光により導光
用フアイバー5が切断され、正常状態時の信号第
2図bのかわりに、燃焼による信号cが受光素子
8から信号処理回路9へ入力される。信号処理回
路9では入力がbからcへ変化した事により、レ
ーザー発振器1へ発振停止信号を出力し高出力レ
ーザーの発振を停止させる。又高出力レーザー照
射前にパワー伝送用フアイバー4が折れ、それに
伴ない物理的に導光用フアイバーも折れた場合、
正常時の信号bにかわりdで示される如く信号レ
ベルがほとんどゼロの状態が信号処理回路9へ入
力される。信号処理回路9では入力がdの形にな
つた事によりレーザー発振器1へ発振停止信号を
出力し、高出力レーザーが発振されるのを防ぐ。
調回路7により第2図aにしめした光信号が発光
素子6より出射され、導光用フアイバー5を通過
後受光素子8に入射し、第2図bにしめした出力
信号となり、信号処理回路9へ入力される。ここ
で、パワー伝送用フアイバー4が何らかの原因で
中間部で折れた場合、高出力レーザー光2は外へ
漏れフアイバー被覆部材等に吸収され燃焼する。
この燃焼及び漏れた高出力レーザー光により導光
用フアイバー5が切断され、正常状態時の信号第
2図bのかわりに、燃焼による信号cが受光素子
8から信号処理回路9へ入力される。信号処理回
路9では入力がbからcへ変化した事により、レ
ーザー発振器1へ発振停止信号を出力し高出力レ
ーザーの発振を停止させる。又高出力レーザー照
射前にパワー伝送用フアイバー4が折れ、それに
伴ない物理的に導光用フアイバーも折れた場合、
正常時の信号bにかわりdで示される如く信号レ
ベルがほとんどゼロの状態が信号処理回路9へ入
力される。信号処理回路9では入力がdの形にな
つた事によりレーザー発振器1へ発振停止信号を
出力し、高出力レーザーが発振されるのを防ぐ。
f 効果
以上のように、本発明の実施によれば、高出力
のレーザー光がフアイバー外へ漏れ配管部材や他
の建造物等へ影響が出る様な場合、それを検知し
レーザーの発振を停止させ火災等の発生をふせぐ
事ができる。又破損しているフアイバーは高出力
レーザー発振前にそれを検知し、レーザー光によ
る熱的影響が他部材へ拡大するのを未然に防止す
る事が可能となる。この様に医療及び工業用にお
いて長距離にわたりフアイバーを通じてレーザー
光を導く場合に、そのフアイバーの目に見えない
部分での破損による火災等の事故を防止する事が
でき、その安全上の効果は大きいものがある。
のレーザー光がフアイバー外へ漏れ配管部材や他
の建造物等へ影響が出る様な場合、それを検知し
レーザーの発振を停止させ火災等の発生をふせぐ
事ができる。又破損しているフアイバーは高出力
レーザー発振前にそれを検知し、レーザー光によ
る熱的影響が他部材へ拡大するのを未然に防止す
る事が可能となる。この様に医療及び工業用にお
いて長距離にわたりフアイバーを通じてレーザー
光を導く場合に、そのフアイバーの目に見えない
部分での破損による火災等の事故を防止する事が
でき、その安全上の効果は大きいものがある。
第1図は、本発明の一実施例を示す全体図、第
2図は、検知用信号例を示す図である。 1…レーザー発振器、a…発光信号、2…レー
ザー光、b…正常時受光信号、3…レンズ、c…
フアイバー燃焼時受光信号、4…パワー伝送用フ
アイバー、d…フアイバー切断時受光信号、5…
導光用フアイバー、6…受光素子、7…パルス変
調回路、8…受光素子、9…信号処理回路。
2図は、検知用信号例を示す図である。 1…レーザー発振器、a…発光信号、2…レー
ザー光、b…正常時受光信号、3…レンズ、c…
フアイバー燃焼時受光信号、4…パワー伝送用フ
アイバー、d…フアイバー切断時受光信号、5…
導光用フアイバー、6…受光素子、7…パルス変
調回路、8…受光素子、9…信号処理回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高出力レーザー伝送用フアイバーに隣接して
配線された導光用フアイバーと、該導光用フアイ
バーの一端に設置され、パルス変調回路に接続さ
れた発光素子と、前記導光用フアイバーの他の一
端に設置された受光素子と該受光素子に接続した
信号処理回路とを具備するレーザーフアイバー折
れ検知装置。 2 前記導光用フアイバーが熱可溶性のプラスチ
ツク製フアイバーよりなる事を特徴とする特許請
求の範囲第1項記載のフアイバー折れ検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60027291A JPS61185261A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | レ−ザ−フアイバ−折れ検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60027291A JPS61185261A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | レ−ザ−フアイバ−折れ検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61185261A JPS61185261A (ja) | 1986-08-18 |
JPH0463700B2 true JPH0463700B2 (ja) | 1992-10-12 |
Family
ID=12216973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60027291A Granted JPS61185261A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | レ−ザ−フアイバ−折れ検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61185261A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5012087A (en) * | 1989-04-13 | 1991-04-30 | General Electric Company | Fiber optic safety system |
-
1985
- 1985-02-13 JP JP60027291A patent/JPS61185261A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61185261A (ja) | 1986-08-18 |
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