JPH0458700A - ドーム型振動板 - Google Patents

ドーム型振動板

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JPH0458700A
JPH0458700A JP17061990A JP17061990A JPH0458700A JP H0458700 A JPH0458700 A JP H0458700A JP 17061990 A JP17061990 A JP 17061990A JP 17061990 A JP17061990 A JP 17061990A JP H0458700 A JPH0458700 A JP H0458700A
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dome
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inner circumference
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diaphragm
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Shoji Tanaka
祥司 田中
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は中高音用スピーカの振動板として有効なドーム
型振動板に関するものである。
従来の技術 近年、ドーム型スピーカは中高音用スピーカとして広く
用いられており、高域再生限界周波数をできるだけ高く
することが望まれている。
従来、様々なドーム部形状の中で同じ振動板重量におい
て、ドーム部が球面のものが最も高域再生限界周波数が
高いと考えられ、第2図に示すような、ドーム部形状が
球面のものがもっばら用いられできた。以下、従来のド
ーム型振動板について説明する。
第2図に示すように、ボイスコイル接着部2はボイスコ
イルのボビンがはまりこみ接着される垂直部分であり、
ドーム部にボイスコイル振動を伝達するものである。エ
ツジ接着部3はボイスコイルを接着された振動板全体を
支持するエツジを接着するための水平なつばである。ド
ーム部1は一定の直径によってできる球面の一部を切断
した形状をしている。
第3図に従来の球面のドーム部を用いた口径2゜5cm
のドーム型高音用スピーカの音圧周波数特性を点線で示
す。この振動板材料は厚さ50ミクロンの集成マイカで
、ドーム部形状は直径32mmの球面を高さE3.4m
mに切断したものである。
振動板の重量はドーム部、ボイスコイル接着部、工、ツ
ジ接着部を合計して70mgである。図に示すように3
0KHzにピークがあり、これは第1次高域共振周波数
である。ドーム型スピーカの場合、第1次高域共振周波
数を高域再生限界周波数とみなすので、従来の球面のド
ーム型振動板を用いたこの口径2.5cmのドーム型高
音用スピーカの高域再生限界周波数は30KHzである
発明が解決しようとする課題 このような従来のドーム型振動板を用いたドーム型スピ
ーカでは、高域再生限界周波数つまり第1次高域共振周
波数をもっと高くしようとすると、振動板の材料を厚く
するかドーム部の形状をさらに深い球面にしなければな
らず、そうすると振動板の重量が増加してしまいスピー
カの音圧レベルが低下してしまうという問題点があった
本発明は上記課題を解決するもので、振動板重量を増加
させることなく高域再生限界周波数を高めたドーム型振
動板を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、長径の長さが短径
の長さの1.1〜2倍である楕円を、その短径方向を回
転軸にしてできる偏平楕円回転体面の、回転軸に垂直な
面で切断してできる小部分をドーム部形状としたもので
ある。
作用 本発明は上記した構成により、従来の球面のドームと同
じ重量でありながら、ドーム内周部の強度が落ちて異常
共振等が発生することのな0範囲内でドーム外周部の勾
配をより大きくすることができ、第1次高域共振周波数
を高めることができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図および第3図を
参照しながら説明する。第1図番こ示すように、ボイス
コイル接着部2はボイスコイルのボビンがはまりこみ接
着される垂直部分であり、ドーム部4にボイスコイル振
動を伝達するものである。マタ、エツジ接着部3はボイ
スコイルを接着された振動板全体を支持するエツジを接
着するための水平なつばであり、これらは従来のものと
同じである。一方、ドーム部4は長径の長さが短径の長
さの1.1〜2倍である楕円を、その短径方向を回転軸
にしてできる偏平楕円回転体面の、回転軸に垂直な面で
切断してできる小部分をその形状としている。
上記構成において、その作用を説明する。まず、ドーム
型振動板の第1次高域共振周波数を高くするにはボイス
コイル付近のドームの勾配を、つまり−ドーム外周部の
勾配を大きくすることが必要条件であることは周知であ
るが、ただ単にドーム外周部の勾配を大きくしたのでは
ドーム部全体の重量が増加してしまう。つまり、ドーム
の勾配が外周部で大きくなって外周部の重量が増加した
分だけ内周部を軽くしなければ全体の重量が増加してし
まうわけである。ところが本発明ではドーム部断面形吠
が偏平楕円であるために、ドーム外周部の勾配を大きく
できることに加え、ドーム内周部の勾配が逆に小さくな
るためにドーム内周部の重量を小さくすることができる
のである。また、ドームの内周部の勾配を小さくしすぎ
ると内周部の強度が低下して低い周波数で異常共振を招
いたり、かえって第1次高域共振周波数を低下させてし
まうことがあるが、本発明では長径の長さを短径の長さ
の1.1〜2倍までにしているのでドーム内周部の勾配
が小さくなりすぎることもない。その結果、従来の球面
のドームと同じ重量でありながら、ドーム内周部の強度
が落ちて異常共振等が発生することなく第1次高域共振
周波数を高めることができるものである。
第3図の実線に本発明の実施例のドーム型振動板を用い
た口径2.5cmのドーム型高音用スピーカの音圧周波
数特性を示す。振動板材料は従来例と同じく厚さ50ミ
クロンの集成マイカである。
ドーム部形状は、長径27.74mm5 短径19゜6
2mmの楕円を、その短径方向を回転軸にしてできる偏
平楕円回転体面の、回転軸に垂直な面で切断してできる
小部分であり、その高さは6.02mmである。振動板
の重量はドーム部4、ボイスコイル接着部2、エツジ接
着部3を合計して従来例と同じ<70mgである。図に
示すように第1次高域共振周波数が33KHzに延びて
いることが分かる。またそればかりでなく、従来のもの
では50KHz付近に第2のピークがあり、第1次高域
共振周波数以上で音圧周波数特性が凸凹しているのに対
し、本発明によるものは第1次高域共振周波数以上で音
圧周波数特性がなだらかに減衰しており、不要な共振音
が少ないという効果もある。
なお、本発明の実施例ではドーム型振動板はドーム部4
、ボイスコイル接着部2、エツジ接着部3より成ってい
るが、エツジ接着部のないタイプや、ボイスコイルボビ
ンとドーム部が一体成型されたタイプのドーム型振動板
や、その他のタイプのドーム型振動板でも有効であるこ
とは言うまでもない。
発明の効果 このように本発明の実施例から明らかなように、本発明
によれば従来の球面のドームと同じ重量でありながら、
ドーム内周部の強度が落ちて異常共振等が発生すること
のない範囲内でドーム外周部の勾配をより大きくするこ
とができるので、振動板重量を増加させることなく高域
再生限界周波数を高めることができる。また、第1次高
域共振周波数以上で音圧周波数特性がなだらかに減衰し
、不要な共振音が少ないという効果もあり、その実用的
効果は極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のドーム型振動板の断面図、第
2図は従来のドーム型振動板の断面図、第3図は本発明
の実施例のドーム型振動板を用いた口径2.5cmのド
ーム型高音用スピーカおよび従来のドーム型振動板を用
いた口径2.5cmのドーム型高音用スピーカの音圧周
波数特性図である。 2・・・ボイスコイル接着部、  3・・・エツジ接着
部、4・・・ドーム部。 代理人の氏名 弁理士 粟野 重量 はか1名Cす 憾 城

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 長径の長さが短径の長さの1.1〜2倍である楕円を、
    その短径方向を回転軸にしてできる偏平楕円回転体面の
    、回転軸に垂直な面で切断してできる小部分をドーム部
    形状としたドーム型振動板。
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