JPH0458610A - 電子楽器の音色調整回路 - Google Patents

電子楽器の音色調整回路

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JPH0458610A
JPH0458610A JP2170589A JP17058990A JPH0458610A JP H0458610 A JPH0458610 A JP H0458610A JP 2170589 A JP2170589 A JP 2170589A JP 17058990 A JP17058990 A JP 17058990A JP H0458610 A JPH0458610 A JP H0458610A
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Iwao Azuma
岩男 東
Kazufumi Takeuchi
千史 竹内
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」 この発明は電子楽器における音色R11等に用いて好適
なデジタルフィルタに関する。 「従来の技術」 集積回路技術の進歩に伴い、アナログフィルタに代わっ
てデジタルフィルタが、電子楽器における音色調整等に
用いられるようになった0例えば、第8図に示すような
抵抗素子11(抵抗値R)およびコンデンサ12(容量
値C)からなる1次ローパスフィルタは、第9図に示す
構成のデジタルフィルタに置き換えが可能である。 第9図において、フィルタ演算を胤すべきデジタル信号
は減算器1の一方の入力端に入力される。 この減算4監の出力信号は乗算rs2に入力され、所定
の乗算係数αが乗算される。そして、乗算器2の出力は
、加算器3aおよび!サンプリング周期遅延回路3bか
らなる積分器によって積分され、遅延回路3bの出力が
減算器1の他方の入力端に入力される。 このような構成によれば、入出力間の伝達関数H(z)
として、 α ””” [−(l −a )z−”  ”””” )が
得られ、乗算i!!2に与える乗算係数αを1/(CR
)に選ぶことにより、第8図に示すアナログローパスフ
ィルタと等価なデジタルローバスフィル夕が実現される
。 理想的な′特性のアナログ素子によって構成されている
とは限らない。例えばコンデンサの場合は誘電体重、抵
抗素子の場合は抵抗値の非線形性、また、オペアンプを
用いたアナログフィルタの場合にはオペアンプの増幅歪
という具合に、各アナログ素子は歪要因を有している。 このように内部に歪要因を有するアナログフィルタによ
って楽音信号に対するフィルタ処理を行った場合、複雑
な高調波成分を含んだ楽音信号が得られ、却って豊かな
音質が得られる。しかし、デジタルフィルタの場合、所
期の伝達関数通りの理想的な周波数特性が得られるが、
これを音色調整用フィルタとして用いた場合、アナログ
フィルタの場合に得られるような歪に起因した豊かな音
質が得られないという問題があった。 この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、
アナログフィルタが有する歪が考慮され、音色調整用フ
ィルタとして使用した場合に豊かな音質が得られるデジ
タルフィルタを提供することを目的とする。 「課題を解決するための手段」 この発明は、各種演算子に対応した信号処理を行うデジ
タル信号処理手段を、所望のフィルタ演算式あるいはこ
のフィルタ演算式と等価な演算式に対応して相互接続す
ると共に、前記各デジタル信号処理手段における少なく
とも1つに対し、人力、信号あるいは出力信号に所望の
非線形変換を施す非線形変換手段を接続したことを特徴
としている。 「作用」 上記構成によれば、非線形変換手段を介すことにより、
信号に高調波成分が付与される。従って、入力信号に対
して所期のフィルタ演算式を作用させたものの他、高調
波成分を含んだ出力信号が得られる。 「実施例」 以下、図面を参照し、この発明の詳細な説明する。
【第1実施例】 第1図はこの発明の第1実施例によるデジタルフィルタ
の構成を示すブロック図である。加算器3aと1サンプ
リング周期遅延回路3bとの間に非線形関数のテーブル
を記憶したROM(リードオンリメモリ)3yが介挿さ
れている。そして、加算器3aの出力Xがアドレスとし
て与えられることにより、それに対応した値yがROM
3yから読み出されて遅延回路3bに与えられる。非線
形関数のテーブルの内容としては、例えば第2図に示す
ように、−1≦X≦0の範囲の入力値×に対してy=−
1なる値yが、範囲が0≦X≦lの場合にはy=x重な
る値yが各々記憶されている。他の構成要素については
、前述した第9図のものと全く同じであるので、対応す
る各部に同一の符号を付し、説明を省略する。 このような構成によれば、加算器3aの出力Xは、RO
M 3 yによって第2図に示す非線形変換が施された
後、遅延回路3bを介して加算器3aに帰還されて累積
される。この結果、例えば第8図におけるコンデンサ1
2が誘電体重を有しており、蓄積した電荷量に対して必
ずしも比例して電圧値が上昇しない場合の動作と類似し
た動作が第1図のデジタルフィルタにおいて得られる。 また、非線形要素としてのR’OM 3 yが介挿され
たため、1次ローパスフィルタとしての伝送量周波数特
性に乱れが生じる。従って、入力信号を上記式(1)に
対応した伝送量周波数特性によって帯域制限した信号お
よび多くの高調波成分からなる出力信号が加算m 3 
aから出力される。
【第2実施例】 第3図はこの発明の第2実施例によるデジタルフィルタ
の構成を示すブロック図である。このデジタルフィルタ
は、非線形関数を記憶したROM3yを加算器3aと遅
延回路3bとの間ではなく、遅延回路3bと減算器1と
の間に介挿した点が第棗図の構成と異なる。このような
構成によれば、例えば第8図における抵抗11が非線形
であり、入力電圧とコンデンサ11の充電電圧の電圧差
と、コンデンサ11に流れ込む電流の関係が非線形であ
る場合の動作と類似した動作が得られる。そして、上記
第1実施例と同様、フィルタ出力として高調波成分を多
く含んだ出力信号が得られる。 以上の説明では、アナログフィルタを構成する各要素が
歪の原因となる非線形特性を有する場合に対応し、その
非線形特性をシミュレートするための非線形変換手段(
上記第!、第2実施例の場合はROM 3 y)を設け
た例を挙げた。しかし、ある程度構造の複雑なアナログ
フィルタの場合、歪の原因の所在は明確ではないことが
多い。しかしながら、要は結果としてアナログフィルタ
のように歪を含んだフィルタリングを行うことの可能な
デジタルフィルタが得られれば良いのであるから、必ず
しも目的とするアナログフィルタにおける歪の原因の所
在を明らかにする必要はない。 この場合、適当な伝送!周波数特性が得られるデジタル
フィルタを用意し、このデジタルフィルタにおける適当
な各所に非線形変換のためのROMを介挿し、インパル
スレスポンスあるいは伝送量周波数特性を測定するとい
う試行錯誤を行うことにより、歪を有するアナログフィ
ルタと等価なデジタルフィルタを実現することができる
【第3実施例】 第4図はこの発明の第3実施例によるデジタルフィルタ
の構成を示すブロック図である。このデジタルフィルタ
は、公知の2次デジタルローパスフィルタに対し、非線
形関数を記憶したROM3yを介挿したものである。な
お、この図において、21.23.26,27.30は
各々乗算器であり、乗算器23における
【、乗算器26
におけるーl/Q、乗算器30における−1は各々乗算
係数である。また、22,24.28は加算器、25.
29はlサンプリング周期遅延回路である。この構成に
よれば、遅延回路29の出力信号がROM3yを介すこ
とによって非線形変換されて乗算器30に入力されるの
で、ROM 3 yかない場合に得られる2次ローパス
フィルタとしての伝送量周波数特性に対して乱れが付与
される。この結果、高調波成分を多く含んだ出力信号が
加算器28から出力される。 【第4実施例】 第5図にこの発明をF I R(有限インパルス応答型
)フィルタに応用した場合の構成例を示す。 この図において、DL、=DLnは各々入力信号を順次
遅延させる1サンプリング周期遅延回路、M。〜Mnは
入力信号および遅延回路D L 、〜DLnの各遅延出
力に対し、所望のフィルタ特性に対応して決定された乗
算係数30〜anを各々乗算する乗算器、SUMは乗算
器M0〜Mnの各乗算結果を加算して出力する加算器で
ある。そして、非線形変換手段としてのROM40が遅
延回路D L tとDL3との間に介挿されている。こ
こで、ROM4Oには、複数の非線形関数のテーブルが
記憶されており、制御情報C0NTが与えられることに
より、対応した非線形関数のテーブルが選択されるよう
になっている。 本実施例においても、上述した第1〜第3実施例と同様
、本来のFIRフィルタとしてのフィルタ特性に対して
乱れが付与され、高調波成分を多く含んだ出力信号が得
られる。また、制御情報C0NTを切り換えることによ
り、ROM40における非線形関数のテーブルが切り換
えられ、フィルタ特性の切換が行われる。 なお、ROM40は、遅延回路DL、−DLnからなる
多段遅延回路の各段間の複数の箇所に介挿してもよく、
乗算器M0〜Mnの入力側または出力側に介挿してしよ
い。
【第5実施例】 非線形変換手段としてリミタを用いることにより、特殊
な音色加工を行うことができる。第6図にリミタの構成
例を示す。この図において、D。 〜Dosは16ビツトの入力デジタル信号の各ビットを
表しており、D+sがMSB(最上位ビット)であり、
DoがL S B (最下位ビット)である。また、I
)isは符号ビットであり、!6ビツトD a−D i
sによって2の補数影式で−1024〜+1023の範
囲の数値が表現される。 上位2ビツトDlsおよびD14は、そのまま出力デジ
タル信号のM S B (Q ls)および第14ビッ
ト(Q 、、)として出力される。下位14ビットD、
〜Dosは、ORゲートOR+、 〜OR,,の各々の
一方の入力端に入力される。ANDゲートANaは正論
理入力端に第15ビツトD+sが入力され、負論理入力
端に第14ビツトD14が入力され、そのAND演算の
結果I)ls・ら、4がORゲートORa〜0R13の
他方の入力端に入力される。ORゲートOR0〜OR1
,の各出力は、ANDゲートAN6〜A N + sの
各々の正論理入力端に入力される。ANDゲートANb
は正論理入力端に第14ビツトD14が入力され、負論
理入力端に第15ビットD、@が入力され、そのAND
演算の結果fi II・D 14がANDゲー) A 
N o〜A N r sの各々の負論理入力端に入力さ
れる。そして、ANDゲートA N o〜A N ls
から第0〜第13ビット出力Q、〜Q 1mが得られる
。 このような構成によれば、第7図に示すリミタ特性が実
現される。そして、このようなリミタを第1図、第3図
あるいは第4図におけるROM3y、または第5図にお
けるROM40の代わりに用いると、その介挿位置を通
過する信号の振幅制限がなされ、特殊な音色加工か行わ
れる。 [発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、各種演算子に
対応した信号処理を行うデジタル信号処理手段を、所望
のフィルタ演算式あるいはこのフィルタ演算式と等価な
演算式に対応して相互接続すると共に、前記各デジタル
信号処理手段における少なくとも1つに対し、入力信号
あるいは出力信号に所望の非線形変換を施す非線形変換
手段を接続したので、アナログフィルタのような歪を有
する音色加工手段を実現することができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例によるデジタルフィルタ
の構成を示すブロック図、第2図は同実施例において使
用する非線形関数を例示する図、第3図はこの発明の第
2実施例によるデジタルフィルタの構成を示すブロック
図、第4図はこの発明の第3実施例によるデジタルフィ
ルタの構成を示すブロック図、第5図はこの発明の第4
実施例によるデジタルフィルタの構成を示すブロック図
、第6図はこの発明の第5実施例に用いるリミタの構成
例を示す回路図、第7図は同6図のリミタの入出力特性
を示す図、第8図は1次のアナログローパスフィルタを
示す回路図、第9図は第8図の構成に対応した1次のデ
ジタルローパスフィルタの構成を示すブロック図である
。 第1図4i例 3y・・・・・・ROM(非線形変換手段)、l・・・
・・・減算器、2・・・・・・乗算器、3a・・・・・
・加算器、3b・・・・・・lサンプリング周期遅延回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 各種演算子に対応した信号処理を行うデジタル信号処理
    手段を、所望のフィルタ演算式あるいはこのフィルタ演
    算式と等価な演算式に対応して相互接続すると共に、前
    記各デジタル信号処理手段における少なくとも1つに対
    し、入力信号あるいは出力信号に所望の非線形変換を施
    す非線形変換手段を接続したことを特徴とするデジタル
    フィルタ。
JP2170589A 1990-06-28 1990-06-28 電子楽器の音色調整回路 Expired - Lifetime JPH088464B2 (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5419171A (en) * 1977-07-14 1979-02-13 Chuo Yuka Contact lubricating oil composition
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