JPH0458494A - 調光装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、舞台用やスタジオ用の調光装置に間する。

従来の技術 第６図は、従来がらの調光装置５１のブロック図である
。調光装置５１は、テンキーなどの各種のキーや各種フ
ェーダなどによって各種のデータの入力や制御操作を行
う入力操作部５２を備え、複数の照明負荷５３を複数の
調光器５４を用いて調光制御する。各調光器５４には、
１または複数の照明負荷５３が接続される。同一の調光
レベルが与えられる１または複数の調光器５４は、１つ
のチャネルとして同時に調光制御される。チャネル番号
制御部５５は、チャネル番号を順次的にシ−ン記憶部５
６に与える。シーン記憶部５６は、チャネル番号毎に、
入力操作部５２によって設定される調光レベルをストア
する。このようにして複数の照明負Ｒ５３の調光レベル
がチャネル毎に設定されることによって実現される調光
制御状態は、１つのシーンとしてシーン記憶部５６にス
トアされる。シーン記憶部５６は、照明負荷５３の調光
レベルをチャネル毎に複数シーン分ストアすることがで
きる。調光器Ｎ５１は、シーン記憶部５６にストアされ
ている複数のシーンを順次的に読出して、照明負荷５３
をストアされた調光レベルで調光制御する。２つのシー
ン間の移行時間は、フェード時間として各シーン毎に入
力操作部５２によって設定され、シーン記憶部５６にジ
ーン毎にストアされる。２つのシーン間を移行する制御
は、フェード制御部５７の演算結果によって行われる。

この演算結果と、シーン記憶部５６のストア内容のうち
の調光レベルとは、フェード演算部５８によって演算さ
れる。フェード演算結果Ｌｊは、デジタル／アナログ変
換回路５９に与えられ、アナログ信号に変換されて調光
器５４に与えられる。フェード制御部５７には、調光制
御を実行中のシーンに関して実行シーン制御部５６が設
けられ、調光制御を次に行うジーンに関して次シーン制
御部６１が設けられている。実行シーン制御部６０には
、ジーン記憶部５６がら実行中のシーンのフェード時間
Ｔｊが与えられる。実行シーン制御部６０は、フェード
時間Ｔｊと、フェード制御開始からの経過時間ｔｊとに
よって、 の演算を行う。次ジーン制御部６１は、ジーン記憶部５
６からのフェード時間Ｔｊ′とフェード制御の経過時間
ｔｊ′とによって の演算を行う、これらの演算結果は、フェード演算部５
８に与えられる。フェード演算部５８は、ジーン記憶部
５６から与えられる、実行シーンの調光レベルＺｉおよ
び次シーンの調光レベル１１を用いて、次の第３式によ
って表される各チャネル毎の調光レベルＬｉ、 を演算してデジタル／アナログ変換回路５９に与える。

シーン記憶部５６がらは、シーン毎のフェード時間がキ
ャラクタ表示制御部６２に与えられ、第７図に示すよう
な文字や数字によるシーン毎のフェード時間の表示が表
示器６３によって行われる。

発明が解決しようとする課題 従来からの調光装置５１においては、シーン毎のフェー
ド時間が表示器６３によって表示される。

舞台やスタジオなどの調光制御においては、演劇などの
進行は予定した通りには進まず、調光制御においても予
定外の操作が必要となるときがある。

制御が行われるシーンのフェード時間が予め表示されて
いれば、その表示に従って、短いフェード時間のシーン
開始を遅らせたり、長いフェード時間のシーンの開始を
早めたりして、応急処置をとりやすい。

しかし従来からの調光装置５１においては、シーン毎の
フェード時間は数字のみのキャラクタ表示によっている
、したがって、操作者がシーン毎のフェード時間を感覚
的に把握することが困難で、即座に応急処置をとること
も困難であるという問題がある。

本発明の目的は、各シーンのフェード時間を感覚的に把
握することが容易であって、応急処置などを即座にとる
ことができる調光装置を提供することである。

課題を解決するための手段 本発明は、複数の照明負荷と、 前記照明負荷を調光制御するため調光レベルを照明負荷
毎に設定する手段と、 前記複数の照明負荷の調光制御状態であるシーン間を移
行するための時間であるフェード時間をシーン毎に設定
する手段と、 前記照明負荷毎の調光レベルおよびフェード時間を、シ
ーン毎に複数シーン分順次的にストアするためのメモリ
と、 前記シーン間の移行の開始を指示するための信号を導出
する指示手段と、 前記指示手段からの信号に応答して前記メモリからシー
ン毎にストア内容を順次的に読出し、読出されたストア
内容に対応するフェード時間でシーン間の移行を行い、
かつ読出されたストア内容に対応する調光レベルで各照
明負荷を調光制御する手段と、 調光制御を実行中または実行予定のシーン毎に、フェー
ド時間をメモリから読出し、フェード時間に対応するグ
ラフ表示を行う手段とを含むことを特徴とする調光装置
である。

作　　用 本発明に従えば、複数の照明負荷の調光レベルは、シー
ン毎にメモリにストアされる。メモリのストア内容は、
指示手段の開始指示に応答してシーン毎に順次的に読出
される。照明負荷は、ストアされている調光レベルによ
って調光制御される。

連続する２つのシーン間では、シーン毎に設定され、メ
モリにストアされているフェード時間だけの移行時間が
経過したとき、実行中のシーンから次のジーンに移行す
る。実行中または実行予定のシーンに対するフェード時
間は、フェード時間に対応するグラフ表示が行われるグ
）で、感覚的に把握することが容易である。したがって
、指示手段に与える開始の指示を、舞台などの進行状態
に自わせることも容易となる。

実施例 第１図は調光装置１の基本的構成を示すブロック図、第
２図は本発明の一実施例の調光装置１の構成例を示すブ
ロック図である。調光装置１は、操作部２において行わ
れる操作に応答して制御部３が演算部４を制御し、演算
部４の演算出力によって調光出力部５から調光器６を制
御するための信号が導出され、調光器６によって照明負
荷７が調光制御される。同時に調光制御される１または
複数の調光器６は、１つのチャネルとして同一の調光レ
ベルが与えられる。このようにして複数の照明負荷７の
調光制御の状態が実現され、その調光制御の状態は１つ
のシーンとして取扱われる。

調光器Ｗ１は、順次的に設定される複数のシーンを、順
次的に実現しながら複数の照明負荷７の調光制御を行う
、２つのシーン間の移行状態は、シーン毎に操作部２に
よって設定されるフェード時間で制御される。シーン間
の移行の開始は、指示手段である操作部２に設けられる
開始指示押釦２９によって指示することができる。シー
ン毎のフェード時間、などの設定内容は、表示手段であ
る陰極線管（略称ＣＲＴ）などの表示器８によって表示
される。第２図示の実施例では、操作部２に、テンキー
や各種フェーダなどによって照明負荷７を調光制御する
ための調光レベルを設定する手段である入力操作手段９
が設けられている。入力操作手段９からの出力は、メモ
リであるシーン記憶部１０に与えられる。シーン記憶部
】０は、制御部３に設けられており、チャネル番号制御
部１１から順次的に与えられるチャネル番号毎に、入力
操作部９によって設定される調光レベルがストアされる
。シーン記憶部１０には、入力操作部９によって設定さ
れるシーン毎のフェード時間もストアされる。このよう
にして、シーン毎にシーン記憶部１０にストアされたス
トア内容は、入力操作部９からの指示によって順次的に
読出され、照明負荷７の調光制御が行われる。

演算部４における調光制御を実行中のシーンから次のシ
ーンｌ＼の移行は、演算部４に設けられているフェード
演算部１２におけるクロスフェード演算の結果によって
制御される。このクロスフェード演算は、実行中のシー
ンに対応する調光制御状態を漸次的に弱め、これと相補
的に次シーンの調光状態を強めていくような制御を行う
ための演算である。この演算を実行するために、制御部
３には、フェード制御部１３が設けられ、フェード制御
部１３には、実行シーン制御部１４と次シーン制御部１
５とが設けられている。実行シーン制御部１４には、シ
ーン記憶部１０からライン２２を介して実行シーンのフ
ェード時間Ｔ、ｊが与えられる。実行ジーン制御部１４
は、フェード制御開始からの経過時間ｔｊを用いて、 の演算を行う。次シーン制御部１５には、シーン記憶部
１０からライン２３を介して次シーンに対するフェード
時間Ｔｊ′が与えられる。次シーン制御部１５は、フェ
ード制御開始からの経過時間ｔｊ′を用いて、 を演算する。これらの演算結果はライン２４およびライ
ン２５を介してフェード演算部１２にそれぞれ与えられ
る。フェード演算部１２は、フェード制御部１３からの
ライン２４．２５を介する出力と、シーン記憶部１０か
らのライン２６およびライン２７を介する実行シーンお
よび次シーンにおけるチャネル毎の調光レベルｌ　ｉお
よびＩｉ′がそれぞれ与えられる。フェード演算部１２
は、次の第６式で表されるチャネル毎の調光レベルＬｉ
　、 を演算し、調光出力部５に含まれるデジタル／アナログ
変換回路１６に与える。デジタル／アナログ変換回路１
６は、デジタル信号として与えられるチャネル毎の調光
レベルＬｉをアナログ信号に変換し、チャネル毎の調光
器６に与え、照明負荷７を調光駆動する。すなわち、実
行シーン制御部１４においては、いわゆるフェードアウ
トの制御のための演算が行われ、次シーン制御部１５で
は、いわゆるフェードインの制御のための演算が行われ
る。なお本実施例においては、フェード時間Ｔｊ、Ｔｊ
”は、フェードインもフェードアウトも同一の時間であ
る。調光制御を実行中のシーンと、次のシーンとの間で
フェード制御を開始させるのは、入力操作部９において
なされる開始の指示による。フェード制御開始からの経
過時間ｔｊ、ｔｊ′は、相互にずらすこともできる。ま
た、シーン毎に調光制御状態を維持する時間を予め設定
し、各シーンの移行を自動的に行わせることもできる。

シーン記憶部１０にシーン毎にストアされているフェー
ド時間は、ライン２８を介して表示制御部１７に与えら
れ、表示手段であるＣＲＴなどの表示器８によって表示
される０表示制御部１７には、シーン番号やフェード時
間を文字や数字でキャラクタとして表示するためのキャ
ラクタ表示制御部１０と、フェード時間をその長さに対
応するバーグラフなどで表示するためのグラフ表示制御
部２０とが設けられている。キャラクタ表示制御部１９
およびグラフ表示制御部２０からの表示データは、合成
回路２１によって画像として合成され、表示器８によっ
て画像として表示される。

第３図は、シーン記憶部１０においてフェード時間と調
光レベルとがストアされる状態を示す。

シーン記憶部１０のストア内容は、シーン毎に順次的に
番号が付けられ、各シーン毎にフェード時間および第１
チヤネルＣＨＩの調光レベルであるＣＨＩレベル、第２
チヤネルＣＨ２の調光レベルであるＣＨ２というように
ストアされる。

第４図は、表示器８におけるシーン毎のフェード時間の
表示状態を示す。第５図は、第４図示の表示を行うため
の表示制御部１７の動作を説明するフローチャートであ
る。フェード時間は、−船釣に１０〜２０秒程度が多く
使われるので２２０秒を基準時間とし、２０秒を超える
フェード時間、たとえは第４シーンのフェード時間であ
る２５秒に対応する表示は、２０秒のフェード時間であ
る第５シーンに対応するグラフと同じ長さとする。

第４図示の表示を行うために、第５図のフローチャート
のステップｒ１１においては、シーン番号の表示が行わ
れる。次にステップｎ２において、フェード時間と基準
時間とを比較する。フェード時間が基準時間以下である
ときは、ステップｎ３においてフェード時間の長さに比
例したグラフ表示を行う。フェード時間が基準時間を超
えているときは、ステップｒ＋　４において基準時間と
同一の固定した長さのグラフ表示が行われる。ステップ
［１３またはステップｎ４におけるグラフ表示の次には
、ステップｎ５に移り、各フェード時間の数字による表
示が行われる。フェード時間が基準時間を超えて、グラ
フの長さによっては区別かつかないときでも、数字によ
って区別をすることができる。フェード時間を知る必要
性が大きいのは、短いフェード時間のジーンについてで
ある６ＣＲＴなどの表示器８では、表示画面の大きさに
制限があるので、表示することがてきるバーグラフの長
さにも制限がある。本実施例では、基準時間を和えるフ
ェード時間についてはバーグラフによる比較はできない
けれども、短いフェード時間についての比較は容易であ
る。最も長いフェード時間を基準時間として、他のフェ
ード時間についてはバーグラフの長さをフェード時間に
比例させて表示するようにしてもよいことは勿論である
。

シーンの数がＣＲＴ画面などの表示器８によって表示す
ることができる数よりも多いときは、終了したシーンは
スクロールによって表示画面から消去され、それまで表
示されていたシーンの次のシーンの表示が画面に加えら
れる。実行中のシーンと次のシーンについてのシーン番
号による表示は、操作部２においてなされる。スクロー
ルされるＣＲ”ｌ’画面の最初の行で実行中のシーンを
表し、次の行で次のシーンを表すようにしてもよいこと
は勿論である。

本実施例では、フェード時間に対応する長さて横方向の
バーグラフ表示を行′）でいるけれども、他の方向や他
の形状のグラフであってしよい、：′とは勿論である。

またフェード時間を数字で表示Ｅ７ているけれども、バ
ーグラフと平行に目盛を記入した時間スケールなどを表
示すれば省略してもよいことは勿論である。

発明の効果 以上のように本発明によれば、ジーン毎に設定されてい
るフェード時間をその時間に対応するグラフによって表
示するようにしたので、実行中、乞るいは次に実行する
シーンのフェード時間を感覚的に即座に把握することが
容易である。ジーン毎のフェード時間の把握が容易であ
るので、舞台などの演出の都合に対応して、予定外の調
光ｔｉ　（’！”＠行うときでも、操作を円滑に行うこ
とができ５誤操作などを防止することができる。たとえ
ば、短いフェード時間のシーンの前には、早めに操作の
準備をしたり、指示手段）＼の開始の指示を遅くして、
シーン間の移行の開始を遅くしたりすることによって、
舞台などの演出の都合に合わせた調光制御を行うことが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は調光装置１の基本的構成を示すブロック図、第
２図は本発明の一実施例の調光装置１のブロック図、第
３図は第２図示の実施例のシーン記憶部３のストア内容
を示す図、第４図は第２図示の実施例の表示器８におけ
るグラフ表示を示す正面図、第５図は第２図示の実施例
におけるグラフ表示のための動作を説明するフローチャ
ート、第６図は従来からの調光装置５１の構成を示すブ
ロック図である。 １・・・調光装置、２・・・操作部、３・・制御部、４
・・・演算部、５・・・調光出力部、６・・・調光器、
７・・・照明負荷、８・・・表示器、９・・・入力操作
手段、１０・・・シーン記憶部、１１・・・チャネル番
号制御部、１２・・・フェード演算部、１３・・・フェ
ード制御部、１４・・・実行シーン制御部、１５・・・
次シーン制御部、１６・・・デジタル／アナログ変換回
路、１７・・・表示制御部、１９・・・キャラクタ表示
制御部、２０・・グラフ表示制御部、２１・・合成回路
、２つ・・・開始指示押釦 代理人　　弁理士　西教　圭一部 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の照明負荷と、 前記照明負荷を調光制御するため調光レベルを照明負荷
   毎に設定する手段と、 前記複数の照明負荷の調光制御状態であるシーン間を移
   行するための時間であるフェード時間をシーン毎に設定
   する手段と、 前記照明負荷毎の調光レベルおよびフェード時間を、シ
   ーン毎に複数シーン分順次的にストアするためのメモリ
   と、 前記シーン間の移行の開始を指示するための信号を導出
   する指示手段と、 前記指示手段からの信号に応答して前記メモリからシー
   ン毎にストア内容を順次的に読出し、読出されたストア
   内容に対応するフェード時間でシーン間の移行を行い、
   かつ読出されたストア内容に対応する調光レベルで各照
   明負荷を調光制御する手段と、 調光制御を実行中または実行予定のシーン毎に、フェー
   ド時間をメモリから読出し、フェード時間に対応するグ
   ラフ表示を行う手段とを含むことを特徴とする調光装置
   。