JPH0458359A - ローマ字かな漢字変換方式の文書作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ローマ字かな漢字変換方式を用いた日本語文書処理装置
に関し、 複数のローマ字かな変換方式を使用することが可能であ
り、かつその切替えを随時簡単に実行できる文字処理装
置の提供を目的とし、 キーボードと、ローマ字かな変換制御部と、少なくとも
２個のローマ字かな変換関数と、該ローマ字かな変換関
数の切替えを行う切替手段と、前記複数のローマ字かな
変換関数ごとに相違する変換規則の情報を格納する変換
規則情報テーブルと、現在使用中のローマ字かな変換関
数を指示するローマ字かな変換関数によるローマ字かな
変換処理の結果を保存する変換結果格納部とを備え、　
前記ローマ字かな変換制御手段は前記キーボードからの
入力により前記変換規則情報テーブルおよび前記動作環
境情報テーブルを参照して、該動作環境情報テーブルが
指定するローマ字かな変換関数を使用するように切替手
段の制御をするよう構成する。

〔産業上の利用分野］ 本発明は日本語文書処理装置に係わり、特にローマ字か
な漢字変換方式を用いた日本語文書処理装置に関する。

（従来の技術〕 現在広く普及しつつある日本語文書処理装置では、数種
類の日本語入力変換方式が提供されている。

この日本語入力変換方式の一つとしてローマ字かな変換
方式がある。この方式は周知のように英文タイプライタ
のキー配列規則に基づいたキーボードを用い、キーボー
ドから入力されるコートを日本語のローマ字表記に基づ
（変換規則によって順次かなに変換するものである。そ
して−旦かなに変換された後はさらに変換指示によりか
な漢字混じりの日本語文字に変換される。

このローマ字かな変換方式は、他の日本語文字入力変換
方式と比較すると、打鍵回数が多くなるため入力速度の
点では不利であるが、英文タイプライタ−のキーボード
配列は多くのキーボードで採用されているため互換性が
高く、依然として有力な日本語文字入力方式の一つとな
っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし従来のローマ字かな変換方式を用いた文書処理装
置では、キーボードの配列は各機種毎に共通であっても
、入力されたローマ字からかなに変換する変換規則は全
ての装置（又はソフトウェア）で共通でなく、長音（−
）や小文字（例えばア等）の変換規則が異なる場合があ
る。このため、ある装置等の入力方式を習得したユーザ
が変換規則の異なる他の装置等を初めて利用する場合は
、慣れるまでにしばしば誤打鍵してしまう。このため、
互換性の高い利点がかなり薄れてしまう。

本発明は以上の課題に鑑みなされたものであって、複数
のローマ字かな変換方式を使用することが可能であり、
かつその切替えを随時簡単に実行できる文字処理装置の
提供を目的とする。

〔課題を解決する手段〕

上記の課題を解決するため、本発明のローマ字かな漢字
変換方式の文書処理装置は、 キーボード１と、 ローマ字かな変換制御手段２と、 少なくとも２個のローマ字かな変換関数３と、該ローマ
字かな変換関数３の切替えを行う切替え手段４と、 前記複数のローマ字かな変換関数３ごとに相違する変換
規則の情報を格納する変換規則情報テーブル５と、 現在使用中のローマ字かな変換関数３を指示する動作環
境情報テーブル６と、 前記ローマ字かな変換関数３によるローマ字かな変換処
理の結果を保存する変換結果格納部７とを備え、 前記ローマ字かな変換制御手段２は前記キーボ−ド１か
らの入力により前記変換規則情報チーフル５および前記
動作環境情報テーブル６を参照して、該動作環境情報テ
ーブル６が指定するローマ字かな変換関数３を使用する
ように切替手段４の制御をするよう構成したものである
。

さらに前記変換規則テーブル５に格納されている変換規
則情報に対応する少なくとも２つのローマ字かな変換関
数３１と、前記変換規則テーブル５に格納されている変
換規則情報には対応しない共通ローマ字かな変換関数３
２とを有し、前記ローマ字かな変換制御手段２は前記キ
ーボード１から入力されたデータが前記変換規則テーブ
ル５に存在しない場合は前記共通ローマ字がな変換関数
３２を使用するように切替手段４を制御するように構成
してもよい。

〔作用］ 本発明では、キーボード１からコードの入力がなされる
と、ローマ字かな漢字変換制御手段２は、複数のローマ
字かな変換関数３のうち異なる変換規則の情報を有する
変換規則情報テーブル５、および現在使用している変換
規則の情報を有する動作環境情報テーブル６を参照する
。

そして変換規則情報テーブル５上に入力コードが存在す
る場合、即ち入力コードがローマ字がな変換関数３毎に
異なる変換規則を有するコードで有る場合は、動作環境
情報テーブル６が指示するローマ字かな変換関数３に切
り替えを行うよう切替手段４に指示する。

切替手段４は、入力コードを指示されたローマ字かな変
換関数２に渡して、ローマ字がな変換がなされる。

従って、利用者がローマ字がな変換規則の情報を動作環
境情報テーブル６に設定することにより、文書処理装置
に搭載されている多種のローマ字がな変換が任意に選択
して使用できる。

〔実施例］ 第１図および第２図を参照して本発明の一実施例を説明
する。

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。

１がキーボードであり、英文タイプライタの標準のキー
配列に準じたものである。

２はローマ字かな変換制御部であり、キーボードｌから
入力されるデータに基いて使用する変換規則の切り替え
の制御を実行するものである。

（後で動作を詳述する。） ３はローマ字かな変換関数であり、入力されるデータを
所定の変換規則によりかなに変換する関数である。

４は切替手段であり、ローマ字かな変換制御部の指示に
基づき、複数のローマ字かな変換関数３から使用するも
のを選択して、キーボード１からの入力データを選択し
たローマ字かな変換関数に渡すものである。

５は変換規則情報テーブルであり、複数のローマ字かな
変換関数３のうち、変換規則の異なるコードについて各
関数３毎の変換結果の情報を有している。

６は動作環境情報テーブルであり、利用者が指定した変
換規則のモードが設定されるものである。

これは図示しないモード切替手段により随時モードを切
り換えることができる。この切り替え時には変換規則情
報テーブル５の情報がやはり図示しないデイスプレィ等
に表示される。

７は変換結果格納部であり、ローマ字かな変換関数３に
より変換された結果の出力を格納するものである。

次に第２図のフローチャートを用いて本実施例の動作を
説明する。

キーボード１よりローマ字コードが入力されると（２０
１Ｌロ一マ字かな変換制御手段２は変換規則情報テーブ
ル５を検索する（２０２）。

入力された文字コードが変換規則情報テーブル５上に存
在する場合は、動作環境情報テーブル６を検索して利用
者が指定したローマ字がな変換のモードを参照しく２０
３）、このモードに対応するローマ字かな変換関数３を
判断して切り替えの必要を判別しく２０４）、ローマ字
がな変換制御手段２の指示により切替手段４はローマ字
かな変換関数３を選択して（２０５）、キーボード１か
ら入力されたコードを渡す（２０６）。

また、ローマ字かな変換制御手段２に、変換規則情報テ
ーブル５に記載されていないコードが入力された場合に
は、どのローマ字かな変換関数を使用しても同一の変換
結果が得られるので、ローマ字かな変換関数の切り替え
は行わず、現在使用しているローマ字かな変換関数で変
換する。

ここで例を挙げて説明すると、変換規則情報テーブル５
にキーボードからの入力コードでＸ゛の変換規則が各変
換関数で異なるという情報が合ったとする。ここで、ロ
ーマ字かな変換関数■では変換結果が“Ｘ′のままであ
／）（これをモードＡとする）、ローマ字かな変換関数
■では゛と変換する（これをモードＢとする）情報が記
述されているものとする。

このとき、キーボード１より　Ｘ゛が入力されると、ま
ずローマ字かな変換制御手段２は、入力された°Ｘ°の
コードにより変換規則情報テーブル５を検索して、変換
規則情報テーブル５上のコードであることを判断する。

そこでローマ字かな変換制御手段２は、動作環境情報テ
ーブル６中の利用者が指定したローマ字かな変換のモー
ドを参照する。そのローマ字かな変換規則モードがモー
ドＢであることを認識すると、モードＢのローマ字かな
変換を行なうローマ字かな変換関数は■であるので、切
替手段４にこの旨を通知する。

切替手段４はローマ字かな変換制御手段２より送出され
る入力コードを選択されたローマ字かな変換関数■に渡
し、ローマ字かな変換関数■は受は取ったコードを′−
゛に変換し、その結果を変換結果格納部７に格納する。

以上説明した実施例では複数のローマ字かな変換関数に
共通の変換規則情報については重複して変換関数毎に保
有している。

この場合は多種の変換規則関数を保有したい場合には大
きなメモリ容量を必要とする等、効率が良くない。

そこで本発明の第二の実施例では、第３図の構成ブロッ
ク図に示すように変換規則情報テーブル５に記述されて
いない変換規則情報、即ち同一の変換規則情報を有する
ものについては共通のローマ字かな変換関数３１を用意
し、異なる変換規則情報についてはそれぞれ対応するロ
ーマ字かな変換関数３２を用意するように構成してもよ
い。なお、第３図中では、第１図と同一の部分は同一の
参照符号を附して示している。

この第二の実施例における動作を第４図のフローチャー
トに示す。第２図に示した第一の実施例の動作と基本的
には同一であるが（４０１〜４０６はそれぞれ第２図の
２０１〜２０６に相当する）、動作の相違は、入力され
たコードが変換規則情報テーブル５に記述されていない
時にはローマ字かな変換制御手段２は切替手段４を介し
て入力コードを共通ローマ字かな変換関数３１に渡すよ
うにしていることである（４０７）。

また、各種変換規則とローマ字かな変換関数との対応に
ついてであるが、上記第一の実施例では例えば“Ｘ′の
変換規則とＩ　Ｌ　＋の変換規則（例えば次の母音の入
力によりう行のかな文字に変換するか、あるいは次に入
力されるコードを小文字として変換するか）等、多種の
変換規則の組合わさる必要がある場合は変換関数を多数
用意する必要がある。

これは第二の実施例を用いれば各入力コード毎に独立し
たローマ字かな変換関数を用意すれば、その組合せを用
いればよく、変換関数が必要とする物量は少なくて済む
。

この場合は第３図に示すように動作環境情報テーブル６
には各コード毎にモードを独立して設定可能とすると共
に、ローマ字かな変換制御手段２が参照した際には使用
すべき変換関数の情報を格納するよう構成する。

また、このような構成にすることにより、予め初期設定
などでマニュアル等を参照しながら使用する変換規則の
組合せによりモードを設定して置かなくとも、変換した
際に意に反した変換規則がなされた場合に初めて動作環
境情報テーブル６のモートを切り換えればよく、多種の
変換規則の中から必要な規則を選び出しておく煩わしさ
をなくすことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、単一の文書処理
装置で任意のローマ字かな変換を行なうことが可能であ
り、利用者が使いやすい変換規則を選択することができ
る。

また変換規則の設定は予め初期設定しておかなくても、
変換結果を見てから随時設定可能であり、さらにコード
毎に独立した変換関数を用意することにより、多種の変
換規則に対応が可能であるため、実用上の効果が大きい
。

第３図は本発明の第２の実施例の構成を示すブロック図
、 第４図は本発明の第２の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。

図において、 １−　キーボード、 ２−　ローマ字かな変換制御手段、 ３−　ローマ字かな変換関数、 ４−　切替手段、 ５−　変換規則情報テーブル、 ６−　動作環境情報テーブル、 ７−　変換結果格納部である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例の構成を示すブロック図
、 第２図は本発明の第１の実施例の動作を示すフローチャ
ート、 第１の実施例の動作を示すフローチャート第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）キーボード（１）と、 ローマ字かな変換制御手段（２）と、 少なくとも２個のローマ字かな変換関数（３）と、 該ローマ字かな変換関数（３）の切替えを行う切替え手
   段（４）と、 前記複数のローマ字かな変換関数（３）ごとに相違する
   変換規則の情報を格納する変換規則情報テーブル（５）
   と、 現在使用中のローマ字かな変換関数（３）を指示する動
   作環境情報テーブル（６）と、 前記ローマ字かな変換関数（３）によるローマ字かな変
   換処理の結果を保存する変換結果格納部（７）とを備え
   、 前記ローマ字かな変換制御手段（２）は前記キーボード
   （１）からの入力により前記変換規則情報テーブル（５
   ）および前記動作環境情報テーブル（６）を参照して、
   該動作環境情報テーブル（６）が指定するローマ字かな
   変換関数（３）を使用するように切替手段（４）の制御
   をすることを特徴とするローマ字かな漢字変換方式の文
   書作成装置。
2. （２）前記変換規則テーブル（５）に格納されている変
   換規則情報に対応する少なくとも２つのローマ字かな変
   換関数（３１）と、前記変換規則テーブル（５）に格納
   されている変換規則情報には対応しない共通ローマ字か
   な変換関数（３２）とを有し、 前記ローマ字かな変換制御手段（２）は前記キーボード
   （１）から入力されたデータが前記変換規則テーブル（
   ５）に存在しない場合は前記共通ローマ字かな変換関数
   （３２）を使用するように切替手段（４）を制御するこ
   とを特徴とする請求項１に記載のローマ字かな漢字変換
   方式の文書作成装置。