JPH0458338B2 - - Google Patents

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JPH0458338B2
JPH0458338B2 JP1094478A JP9447889A JPH0458338B2 JP H0458338 B2 JPH0458338 B2 JP H0458338B2 JP 1094478 A JP1094478 A JP 1094478A JP 9447889 A JP9447889 A JP 9447889A JP H0458338 B2 JPH0458338 B2 JP H0458338B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C5/00Filling or capping teeth
    • A61C5/40Implements for surgical treatment of the roots or nerves of the teeth; Nerve needles; Methods or instruments for medication of the roots
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C19/00Dental auxiliary appliances
    • A61C19/04Measuring instruments specially adapted for dentistry
    • A61C19/042Measuring instruments specially adapted for dentistry for determining the position of a root apex

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は歯科用根管処置装置に関し、特に根管
の拡大・形成作業中根管長位置を自動的に測定で
き、しかも根管内に薬液等を注入した湿潤状態で
根管内長置を自動的に測定することができる装置
に関する。
〔従来の技術〕
一般に歯内療法における根管治療において、根
管内には感染などにより壊死物質や細菌が存在す
る。とくに感染した根管の場合は、象牙質内に細
菌が奥深く侵入しており、再感染を防止するとい
う観点から、これを含めて根管内容物を機械的お
よび化学的に除去する必要がある。また、根尖孔
(根尖狭窄部)まで根管系を確実に封鎖して根管
由来の刺激源を完全に消滅させる必要もある。
このため、根尖周囲組織を傷つけずに、根管の
終端である根尖孔(根尖狭窄部)の位置を正確に
検出する根管長測定とリーマ・フアイルによる機
械的根管拡大法によつて根尖狭窄部まで拡大、形
成を確実に行うことが必要不可欠とされている。
従来、この一連の操作は歯科医師の手指の感
覚、根管内にリーマを挿入した時のX線像および
インピーダンス法による電気的根管長測定の方法
を併用し、予め根管長を求めた後、その長さまで
手動によるリーマ・フアイルやエンジン用リーマ
および超音波切削装置等の機械切削装置により根
管拡大を行う2段階による操作によつて行われて
いる。しかし、これら操作を迅速に行なうには、
豊富な臨床経験を持つ医師にとつても困難である
ため、治療時間がかかり、患者に相当な時間、苦
痛を与える欠点がある。
この欠点を改良するものとして、第5図に示す
様な装置が知られている。即ち、第5図の装置は
根管1に挿入する機械切削装置2に取り付けたリ
ーマ3と口腔粘膜4に接触させた片電極5との間
の電気的根管長測定器6とリレースイツチ7で構
成されている。
第5図に示した装置においては、機械切削装置
2に取り付けたリーマ3が根管1を拡大しながら
根尖狭窄部8に進み、リーマ3が根尖狭窄部8至
つた時に生じるリーマ3と片電極5間のインピー
ダンスの変化を電気的根管長測定器6によつて検
出し、その出力をリレースイツチ7に入力するこ
とによつて機械切削装置2を停止させるものであ
る。
この装置では周波数200Hzの交流電源を電気的
根管長測定器6内に備え、且つ根尖狭窄部8にリ
ーマ3が到達した時の値を予め測定しこの値を根
尖狭窄部到達指示値として予め設定して使用して
いる。しかし、該根尖狭窄部到達指示値は患者の
年令、歯種、根管の形状等によりバラツキを生じ
ることが報告されており、この為に該装置では正
確な測定が困難である等の欠点を有する。
更に、該装置では根管内を乾燥状態にして使用
すことが条件ずけられており、根管の拡大及び形
成時にリーマと象牙質との摩擦によりリーマが破
折する欠点も有する。
他方、近年1KHzと5KHzの周波数を波形合成し
た電圧波形を用いて、その各々の周波数に依存し
たインピーダンスの差分から根管長位置を検出す
る装置が開発された。この装置はリーマがインピ
ーダンス変化の少ない根管内の任意の位置にある
時、1KHzと5KHzのインピーダンス応答の差を求
め、この差の最小となる所を根尖孔検出量と認識
するものである。このため、患者の年令、歯種、
根管の形状等に影響されずに正確な測定を行うこ
とができる。
しかし、歯自身のインピーダンスが小さい根尖
狭窄部付近では、根管内の清掃に用いる薬液等の
導電性の良い物質、すなわち抵抗率の低い物質の
存在により周波数依存性の該インピーダンス特性
が変化し上記差分にバラツキを生じる。この為、
根管内に薬液や血液が存在する条件下では、前記
従来装置では根尖孔や根尖狭窄部を正確に測定で
きない不都合がある。更に、該装置は根管の拡大
および形成動作中は併用できない不都合も有す
る。
〔発明が解決しようする課題〕
本発明はこの点を改良するもので、根管内に薬
液や血液等が存在した湿潤状態でも正確に根管長
の測定を行うことができ、しかも根管の拡大およ
び形成動作中に併用可能な根管長測定装置を提供
することを目的する。
〔問類点を解決するための手段〕
本発明は、測定針と片電極間の少なくとも2種
類の周波数信号に対応するインピーダンス変化特
性に基づいて根管内位置を検出する歯科用根管処
理装置において、前記の各々の周波数信号に対応
して前記インピーダンス変化特性に基づく出力を
それぞれ検出する第1の手段と、前記検出された
出力の所定の出力を基準出力として、前記基準出
力の前記根管内の所定位置での出力値と他の各々
の前記出力の所定位置での出力値との各差分を検
出し、該検出された差分を該他の各々の前記出力
に加算して、該加算されて補償された各々の出力
と該基準出力とから該基準出力に対する相対変化
分を検出し、該検出された前記各々の出力の相対
変化分と予め臨床的に決定された設定値とから所
望の根管長位置を検出する第2の手段と、を備え
る様に構成した。また、第2の手段を前記第1の
手段で検出された各出力の変化の少ない範囲の出
力値を基準出力値としてそれぞれ決定し、該決定
された各出力の各基準出力値に基づいて前記各出
力の該基準出力以後の該基準出力値に対する変化
分をそれぞれ検出し、該検出された前記各出力の
各変化分と予め臨床的に決定された設定値とに基
づいて所望の根管長位置を検出する様に構成し
た。
〔作 用〕
したがつて、インピーダンスが小さく根管内の
薬液や血液等により周波数依存性インピーダンス
変化が大きい根尖狭窄部付近でも該薬液や血液等
の影響を受けることなく正確に根管長位置を測定
することができる。しかも、根管内の条件変化に
よる影響を受けないので根管の拡大・形成動作中
にも正確に根管長位置を測定できる。
本発明の測定原理の説明 ここで、本発明の測定原理を説明する。第3図
は周波数に対応したリーマと片電極間のインピー
ダンス変化特性を実験的に求めたものである。第
3図は1KHzと5KHzとにおけるリーマ3と片電極
5間のインピーダンス変化を縦軸に取り、リーマ
3の根管文での変位での変位量(位置)を横軸に
取つて示したものである。第3図中、縦軸が電圧
表示になつているがインピーダンスに反比例する
電流変化を電圧変化に書き改めたものであり、イ
ンピーダンス変化と等価である。
一般に知られる様に、リーマ3が歯自身のイン
ピーダンスの大きい歯頚部付近(第3図中、X1
と示す)に位置している時には周波数依存性イン
ピーダンス変化はほぼ一定値であり、歯自身のイ
ンピーダンスの小さい根尖狭窄部(第3図中、
X2と示す)付近では周波数依存性インピーダン
ス変化は著しく変化を示す。即ち、第3図におい
て、リーマ3の位置が歯頚部付近X1にある場合
はインピーダンス変化は殆どなく、電源周波数
1KHzに対してインピーダンス応答電圧V1を生
じ、5KHzに対してはインピーダンス応答電圧V2
を生じる。
しかし、上述のごとく該インピーダンス特性は
根尖狭窄部付近では根管内の薬液の種類や根管内
の血液等に影響され大きく変化するので、従来装
置の如くリーマ3の変位に対応する両周波数に対
するインピーダンス特性間の差分をこのまま求め
ると根尖狭窄部付近で求めた差分が大きくバラツ
キこのために測定結果が不正確となる。
これを改良する為に、本発明は第3図に△V1
△V2として示した根尖狭窄部付近でのインピー
ダンス特性の変化分に着目するものである。即
ち、根管内で変位するリーマと口腔粘膜に接触さ
れた片電極との間のインピーダンスは、生体イン
ピーダンス(即ち、歯自体のインピーダンス)と
根管内に注入される薬液等のインピーダンスとが
シリーズに存在するものと見なすことができる。
ここで、薬液等のインピーダンスは根管内で一
定であり、第3図から明らかな様に生体インピー
ダンスがほぼ一定である歯頚部付近(根管口から
根管中央部)ではインピーダンス応答電圧出力は
ほぼ一定値となるが、歯質が透明象牙質で構成さ
れる根尖部では該生体インピーダンスの変化に応
じてインピーダンス応答電圧出力も変化する。し
たがつて、上述の△V1および△V2は生体インピ
ーダンスの変化のみを表し、薬液等のインピーダ
ンスの影響を受けない生体インピーダンス変化に
起因する生体の相対変化量となる。従つて、本発
明は、各周波数に対する該相対変化量を検出し、
更に生体インピーダンスの個人差を除去するため
この相対変化量の各周波数に応じた相対的な変化
を検出し、この検出値と予め統計的に臨床手段に
より求めた値とにより所望の根管位置(特に、根
尖狭窄部)を検出するものである。
前記相対的な変化を5KHz周波数応答出力を基
準として求める場合は、周波数変化のほぼ一定な
歯頚部付近の位置X1における出力値V2を基準と
する為の補償、即ちV1とV2との差分を零にする
補償(以下、「リフアレンス補償」と言う)を行
う。
いま、V1およびV2の差△φは △φ=V2−V1 …(1) であり、この差分△φだけV1に加算し、1KHzの
電源周波数に対する前記リーマの各位置での前記
インピーダンス応答電圧値を+△φだけ補償す
る。この補償されたV1レベルを用いて根尖狭窄
部X2での両インピーダンス特性の差分を求める
と、 Vf=(V2+△V2)−〔(V1+△φ)+△V1〕=(V2
△V2) −〔(V1+V2−V1)+△V1〕=△V2−△V1 …(2) となる。この(2)式においては、前記両インピーダ
ンス特性の差分からはV1およびV2は相殺され、
各生体のインピーダンス特性の相対的な変化分に
基づいた差分が測定され、根管内の上述の薬液や
血液等による影響が除去される。従つて、リフア
レンス補償操作を行つて測定基準を定め相対的変
化を測定した本発明の測定値は根管内の条件変化
により差分のバラツキが除去されたものとなり、
根管内条件に影響されない正確な測定が実現でき
る。
また、測定装置としは構成が複雑となるが、そ
れぞれの周波数応答電圧出力毎に△V1、△V2
求め、その後にVfを求めても良い。更に、Vfと
して両者の比をもちいても良い。
〔実施例〕
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明一実施例の要部ブロツク構成図を
示す。第1図で第5図と同一の符号は第5図のも
のとそれぞれ同一のものを示す。
即ち、第1図において、11は1KHzの発信器、
12は5KHzの発信器をそれぞれ示し、この出力
はそれぞれ減衰器13,14に接続される。この
減衰器13,14の出力は加算器15に接続さ
れ、この加算器15の出力がリーマ3に接続され
る。また、片電極5は増幅器16に接続される。
この増幅器16の出力は、1KHzの狭帯域フイル
タ17及び整流器18を介して又5KHzの狭帯域
フイルタ19及び整流器20を介して本発明の特
徴の1つであるオート・リフアレンス部21内の
加減算器22に接続される。この加減算器22に
はリフアレンス回路23が接続される。また、前
記加減算器22の出力には表示器24が接続され
る。
更に、この加減算器22の出力には本発明の第
2の特徴部である切削制御部25の比較器26が
接続され、この比較器26の出力はパワー制御器
27に接続される。このパワー制御器27の出力
は機械切削装置2に接続される。
第2図に前記オート・リフアレンス部21の詳
細図を示す。第2図において第1図と同一の符号
はそれぞれ第1図と同一のものを示す。即ち、第
2図に示す様に整流器18の出力は加減算器22
の一端子に接続され、整流器20の出力は加減算
器22の+端子に接続される。この加減算器22
の出力は表示器24に接続されるとともにオー
ト・リフアレンス部21の比較器30の被比較端
子に接続される。この比較器30の比較出力はク
ロツク発生器31に接続され、このクロツク発生
器31の出力はランプ電圧発生器32に接続さ
れ、このランプ電圧発生器32の出力がレベルシ
フタ33に接続される。このレベルシフタ33の
出力が前記加減算器22の−端子に接続される。
また、34はリセツト回路を示し、このリセツト
回路34のリセツト出力は記ランプ電圧発生器3
2に接続されている。
〔動 作〕
上述の様に構成した本発明一実施例の特徴ある
動作を説明する。ここでは根尖狭窄部を検出する
例を示すが、本発明は根管長の任意の位置を測定
検出できるものである。
第1図において、発振器11および12からそ
れぞれ1KHzおよび5KHzの電源電圧が出力され、
この電源電圧が減衰器13および14をそれぞれ
通り、加算器15によつて波形合成される。ここ
で、前記減衰器によつて1KHzと5KHzの加算する
割合を1:1とし、合成波形の最大振幅を
20mVp−pとなる様に調整して定電圧源として
動作させる。この合成波形をリーマ3と片電極5
間に印加し、この間に生じるインピーダンス変化
の電圧応答波形を増幅器16で増幅し、この増幅
出力をそれぞれ狭帯域フイルタ17および19に
通して1KHzと5KHzの正弦波を抽出する。この抽
出されたそれぞれの電圧波形を整流器18および
20でそれぞれ直流とする。この直流に整流され
た1KHzに対するインピーダンス応答電圧は加減
算器22の減算端子に入力し、5KHzに対するイ
ンピーダンス応答電圧は加算端子に入力する。加
減算器22はこの差分を出力し、表示器24はこ
れを表示する。
この状態で、歯科医師が機械切削装置2により
根管1を切削(拡大、形成)していき、リーマ3
が歯頚部付近(根管口から根管中央部)に到達し
たことを目視により確認すると、スイツチ(図示
せず)を入力し、本発明の特徴であるオート・リ
フアレンス部21を動作させる。
この本発明の特徴の1けであるリフアレンス補
償の動作を第2図および第3図を参照して詳しく
説明する。
この状態では、加減算器22からは歯頚部X1
でのインピーダンス応答電圧V2とV1の差分△φ
が出力される。この△φが比較器30の被比較端
子に入力し、比較器30が比較出力をクロツク発
生器31に出力する。このクロツク信号によりラ
ンプ電圧発生器32が制御され、ランプ電圧を発
生する。このランプ電圧はレベルシフター33に
よりレベルシフトされ加減算器22の他の減算端
子に入力する。以下、このループによる動作が加
減算器22の出力が零、すなわち前記△φが1K
Hzのインピーダンス応答電圧V1に加算されるま
で繰り返えされる。このリフアレンス補償が行わ
れると加減算器22の出力は零となる。比較器3
0が加減算器出力零を検出し、比較器30の出力
が反転する。この反転した出力はクロツク発生器
31を停止させる。クロツクが停止された時のラ
ンプ電圧発生器32のランプ電圧(すなわち、差
分△φの電圧)は、リセツト回路34からリセツ
ト信号がランプ電圧発生器32に入力されるまで
保持される。この様に本発明では、歯科医師がス
イツチを操作することにより自動的にリフアレン
ス補償が行われる。
リフアレンス補償動作が終了後は前記第(2)式に
示した様に1KHzのインピーダンス応答電圧と5K
Hzのインピーダンス応答電圧との相対的な差が測
定される。即ち、リフアレンス補償動作後は、加
減算器22から両インピーダンス特性の差分Vf
=△V2−△V1が出力される。この差分Vfは比較
器26において予め設定された指示値と逐次比較
される。
ここで前記設定値は予め求めたい根管内の位置
(例えば根尖狭窄部)をX線等を使用して臨床的
に求め、この検出目標位置での両インピーダンス
応答電圧に対する前記差分Vfを予め求めて、こ
の値を設定値として比較器26に記憶されたもの
である。
いま、リーマ3が検出目標位置である根尖狭窄
部に到達すると、比較器26(第1図)が一到信
号を出力し、根尖狭窄部が自動的に正確に検出さ
れる。この一致信号はパワー制御器27に出力さ
れ、パワー制御器27は機械切削装置2を自動的
に停止させる。
第4図に本実施例リフアレンス補償動作終了後
の前記加減算器22の出力波形を示す。第4図で
縦軸は差分電圧Vfを示し、横軸は根尖狭窄部ま
での到達距離を示す。第4図からも明白な様に、
差分Vfは歯頚部X1で零であり、検出目標位置で
ある根尖狭窄部X2付近で著しく増加している。
第4図中にαで示す値が予め設定された根尖狭窄
部を検出する為の設定値である。
〔効 果〕
以上説明したように本発明によれば、測定針と
片電極間の少なくとも2種類の周波数信号に対応
するインピーダンス変化特性に基づいて根管内位
置を検出する歯科用根管処置装置において、前記
の各々の周波数信号に対応して前記インピーダン
ス変化特性に基づく出力をそれぞれ検出する第1
の手段と、前記検出された出力の所定の出力を基
準出力として、前記基準出力の前記根管内の所定
位置での出力値と他の各々の前記出力の所定位置
での出力値との各差分を検出し、該検出された差
分を該他の各々の前記出力に加算して、該加算さ
れて補償された各々の出力と該基準出力とから該
基準出力に対する相対変化分を検出し、該検出さ
れた前記各々の出力の相対変化分と予め臨床的に
決定された設定値とから所定の根管長位置を検出
する第2の手段とを備えるように構成した。ま
た、第2の手段を前記第1の手段で検出された各
出力の変化の少ない範囲の出力値を基準出力値と
してそれぞれ決定し、該決定された各出力の各基
準出力値に基づいて前記各出力の該基準出力以後
の該基準出力値に対する変化分をそれぞれ検出
し、該検出された前記各出力の各変化分と予め臨
床的に決定された設定値とに基づいて所望の根管
長位置を検出する様に構成した。
従つて、インピーダンスが小さく根管内の薬液
や血液等により周波数依存性インピーダンス変化
が大きい根尖狭窄部付近でも該薬液や血液等の影
響を受けることなく正確に根管長位置を測定する
ことができる。しかも、根管内の条件変化に影響
を受けないので、根管の拡大・形成処理をしなが
ら本発明の装置を用いることができ、更に湿潤状
態で使用できるのでリーマが摩擦によつて破折す
ることが無い等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の要部回路構成図。第
2図は本発明一実施例のオート・リフアレンス部
の詳細図。第3図は本発明の測定原理の説明図。
第4図は本発明一実施例のリフアレンス補償動作
終了後の前記加減算器22の出力波形図。第5図
は従来装置の説明図。 1…根管、2…機械切削装置、3…リーマ、4
…口腔粘膜、5…片電極、8…根尖狭窄部、11
…1KHz発信器、12…5KHz発信器、21…オー
ト・リフアレンス部、22…加減算器、23…リ
フアレンス回路、24…表示器、25…切削制御
部、26…比較器、27…パワー制御器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 測定針と片電極間の少なくとも2種類の周波
    数信号に対応するインピーダンス変化特性に基づ
    いて根管内位置を検出する歯科用根管処置装置に
    おいて、 前記の各々の周波数信号に対応して前記インピ
    ーダンス変化特性に基づく出力をそれぞれ検出す
    る第1の手段と、 前記検出された出力の所定の出力を基準出力と
    して、前記基準出力の前記根管内の所定位置での
    出力値と他の各々の前記出力の所定位置での出力
    値との各差分を検出し、該検出された差分を該他
    の各々の前記出力に加算して、該加算されて補償
    された各々の出力と該基準出力とから該基準出力
    に対する相対変化分を検出し、該検出された前記
    各々の出力の相対変化分と予め臨床的に決定され
    た設定値とから所望の根管長位置を検出する第2
    の手段と、 を備えることを特徴とする歯科用根管処置装置。 2 前記第2の手段が、 前記基準出力と前記他の各出力との差分を出力
    する加減算器と、 この加減算器の出力が零と一致するかを比較す
    る比較器と、 前記比較器からの一致信号が出力されるまでラ
    ンプ電圧を前記加減算器に出力し、前記一致信号
    が比較器から出力されたときのランプ電圧を保持
    するランプ電圧発生器と、 を含むことを特徴とする請求項1項に記載の歯科
    用根管処置装置。 3 測定針と片電極間の少なくとも2種類の周波
    数信号に対応するインピーダンス変化特性に基づ
    いて根管内位置を検出する歯科用根管処置装置に
    おいて、 前記の各々の周波数信号に対応して前記インピ
    ーダンス変化特性に基づく出力をそれぞれ検出す
    る第1手段と、 前記第1の手段で検出された各出力の変化の少
    ない範囲の出力値を基準出力値としてそれぞれ決
    定し、該決定された各出力の各基準出力値に基づ
    いて前記各出力の該基準出力以後の該基準出力値
    に対する変化分をそれぞれ検出し、該検出された
    前記各出力の各変化分と予め臨床的に決定された
    設定値とに基づいて所望の根管長位置を検出する
    第2の手段と、 を備えることを特徴とする歯科用根管処置装置。 4 更に、前記第2の手段からの検出出力に応答
    して根管の拡大・形成を行う切削装置の動作状態
    を制御する第3の手段を備えたことを特徴とする
    請求項1項または3項に記載の歯科用根管処置装
    置。
JP1094478A 1989-04-14 1989-04-14 歯科用根管処置装置 Granted JPH02271854A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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