JPH0458285A - 磁気泳動を利用した表示方法及び表示装置 - Google Patents

磁気泳動を利用した表示方法及び表示装置

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JPH0458285A
JPH0458285A JP17173390A JP17173390A JPH0458285A JP H0458285 A JPH0458285 A JP H0458285A JP 17173390 A JP17173390 A JP 17173390A JP 17173390 A JP17173390 A JP 17173390A JP H0458285 A JPH0458285 A JP H0458285A
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JP
Japan
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display
magnetic
cell
magnetic fluid
emulsified
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Pending
Application number
JP17173390A
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English (en)
Inventor
Itsuo Ikeda
池田 五男
Hajime Machida
元 町田
Hachiro Tosaka
八郎 登坂
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH0458285A publication Critical patent/JPH0458285A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気泳動を利用した表示方法及び表示装置に関
する。
〔従来の技術〕
表示方法の代表的なものとして電子黒板を用いるものが
あり、これはホワイトボ一ド等のパネル上にボードマー
カのような筆記具をX、 Y方向に移動させながら、入
力情報に応じて所定の文字・図形などを記録表示するも
のである。ところが、この表示方法には筆記具等の消耗
品を使うこと、消去するとボードマーカの乾燥粉がでる
などの問題があることから、筆記具を使わず比較的大画
面にて手軽に表示及び消去ができるものとして磁性を用
いた表示方法が注目されている。そしてこのような磁性
を用いた表示方法としては、例えば以下のようなものが
提案されている。
■磁気記録シートと透明シートとの間に表示用セルを形
成し、セル内に磁性粒子を分散した分散液を封入し、磁
気ヘッドを用いて磁気記録シートに磁気潜像を形成し、
この磁気潜像によって磁性粒子を磁気泳動で吸引し、着
磁されなかった部分との間にコントラストを生じさせて
表示を行う方法(特公昭56−852号公報)。
■磁気記録シートと透明シートとの間に表示用セルを形
成し、セル内に箔片状の反射性磁性粒子を分散した分散
液を封入し、磁気ヘッドを用いて磁気記録シートに磁気
潜像を形成し、この磁気潜像によって反射性磁性粒子を
配向させ、液晶の場合の如くコントラストを生じさせて
表示を行う方法(特開昭61−233425号公報)。
■少なくとも表示面が透明な2枚のシートの間に表示用
セルを形成し、セル内に黒色磁性粒子を白色の媒体に分
散した分散液を封入した磁気パネルを用い、先ず消磁用
均一磁界によって表示面とは反対側(裏面)に磁性粒子
を集合させて表示面は白色分散媒体により磁性粒子を隠
蔽した状態を保持し、次いで表示面側から磁石性磁気ペ
ンで表示磁界を印加することで裏面側に集合していた磁
性粒子を表面に磁気泳動させて白色分散媒体と黒色磁性
粒子とのコントラストで表示を行う方法(特開昭59−
214700号公報等)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、磁性を用いた上記従来の表示方法には以
下のような問題点があった。
上記■及び■の表示方法は磁気記録シートと磁気ヘッド
を用いることから大画面化は困難で、適用がカードのよ
うな小さいものに限られる。その上、■及び■の表示方
法で用いている磁性粒子は比重が大きいため、沈降分離
しやすく表示が不安定となり、また磁性粒子が黒色を呈
するため白/黒表示に限られる。
上記■の表示方法は磁気記録シートと磁気ヘッドを使用
せず磁気パネルと磁気ペンを用いて表示を行うため、大
画面化が可能であるものの、上記の及び■の表示方法と
同様、用いている磁性粒子の比重が大きいための沈降分
離しやすく表示が不安定となり、また磁性粒子が黒色を
呈するため白l黒表示に限られる欠点がある。
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、表示の大
画面化が可能で、上記のような沈降分離による表示の不
安定さがなく、しかもカラー表示も可能にした、磁性を
用いた表示方法及び表示装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明によれば、少なくとも
表示面が透明な2枚のシート状支持体の間に表示用セル
を形成し、このセル内に磁性流体を乳濁分散した分散液
を封入し、a界印加により磁性流体の乳濁粒子を磁気泳
動させることにより乳濁粒子と分散液とのコントラスト
でもって表示を行うことを特徴とする表示方法が提供さ
れる。
また1本発明によれば、磁気ペンと、少なくとも表示面
が透明な2枚のシート状支持体の間に表示用セルを形成
し、このセル内に磁性流体を乳濁分散した分散液を封入
してなる表示パネルと、この表示パネルに裏面から消去
用磁界を印加する消去手段とから構成されることを特徴
とする表示装置が提供される。
さらに、本発明によれば、上記において磁性流体が有色
性磁性流体であることを特徴とする表示方法及び表示装
置が提供される。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明は、従来磁性を用いた磁気表示パネルに用いられ
ていた磁性粒子に代えて磁性流体を用いるもので、具体
的には、少なくとも表示面が透明な2枚のシート状支持
体間に表示用セルを形成し、このセル内に、白色分散媒
体に磁性流体を乳化分散した分散液を封入して磁気表示
パネルを形成する。
この磁気表示パネルを用いた表示方法は、先ず裏面側か
ら消去用均一磁界を印加することで磁性流体の乳化部を
裏面側に集合させて表示面側を白色化させ、次いで磁石
性磁気ペンで表面から表示用磁界を印加して裏面側に集
合している磁性流体乳化部を表面側に磁気泳動させて白
色分散媒体と磁性流体乳化部とのコントラストでもって
表示を行うものである。
この表示用セルに封入する液体の具体例について述べる
と、磁気表示パネルの背景を形成する白色分散媒体とし
ては、磁性流体が油ベースのものを用いる場合には、酸
化チタン、酸化亜鉛等白色顔料を水溶性分散剤にて水に
微細分散した水系白色分散媒体を使い、また、磁性流体
が水性ベースのものを用いる場合には、上記の如き白色
顔料を油溶性分散剤にて脂肪族炭化水素、芳香族炭化水
素等に微細分散した油性白色分散媒体が使われる。
また、表示用のコントラストをつける磁性流体について
述べると、磁性流体には200Å以下のマグネタイト、
マンガンフェライト、ニッケルフェライト、コバルトフ
ェライト、バリウムフェライト、ニッケル亜鉛フェライ
ト、マンガン亜鉛フェライト、マグネシウム亜鉛フェラ
イト等の強磁性体粒子表面をオレイン酸やリノール酸等
長鎖不飽和脂肪酸で被覆、疎水化して脂肪族炭化水素、
芳香族炭化水素等に分散させた油性ベースのコロイド溶
液と、上記の如き強磁性体粒子表面をオレイン酸、リノ
ール酸等で被覆後、更に陰イオン型あるいは非イオン型
界面活性剤で親水化処理して水に分散した水性ベースの
コロイド溶液がある。さらに詳しく述べると、これら磁
性流体は、磁性粒子を分散剤の存在下に水又は有機溶媒
中でボールミル等の分散機によって長時間微細分散する
か又は水中で化学反応によって磁性体の超微粒子を析出
させ、分散剤の存在下で脱水し所望の有機溶剤、油等と
溶媒置換して得られる。これらコロイド溶液は通常の懸
濁液と異なって重力や磁場などによって沈降あるいは凝
集などの固・液分離を起こすことのない優れた分散性を
有し、しかも液体自体が均質で強い磁性を呈する特徴を
有する。
本発明においては、磁性流体として黒色系磁性流体の他
、有色性磁性流体も用いることができる。
黄や赤等の暖色系カラー磁性流体は例えば磁性体自体が
赤褐色を呈するマンガン亜鉛フェライトと各々の色の染
料水溶液とで得ることができ、黒や青等の寒色系カラー
磁性流体は例えばマンガン亜鉛フェライトのみ、あるい
はこれと青色染料水溶液とによって得ることができる。
さらに、表示用乳化液に関しては、磁性流体が水性ベー
スの場合には乳化剤の存在下に油性白色分散媒体中に、
また油性ベースの場合には乳化剤を添加した水性白色分
散媒体中に、1−5OIJs、好ましくは5−20.n
の液滴に乳化分散させて、これを表示セルに封入して用
いられる。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例に係る表示装置の構成を示す断
面図である。図中、lは磁気表示パネルで1表示側が透
明なシート状(板状も含む)支持体11及び12の間に
適当なるスペーサ13を介して表示用セル14を形成し
、このセル14内に、白色分散媒体141中に磁性流体
の乳化部142を分散した液を封入して構成される。
この磁気表示パネル1を用いた表示法は、先ず磁気表示
パネル1裏面から消去用磁石等の消去手段2を矢印方向
Aのように移動させることで消去用磁界を印加してセル
14中の磁性流体の乳化fi 142を裏面側に集合さ
せ1次いでベン31の先端に磁石32を保持する磁気ベ
ン3を例えば矢印Bのように表示面上にて書き込み情報
に応じて移動させることで、裏面側に集合していた磁性
流体の乳化部を裏面側に磁気泳動させて、その乳化部と
白色分散媒体とのコントラストによって表示を行うもの
である。
〔発明の効果〕
本発明に、よれば、磁気泳動現象を利用した磁気表示パ
ネルの表示用セル内に封入する液中の磁性体として磁性
流体の乳化部を用いるため以下のような効果が得られる
■表示用セル内に封入する液が液/液分散系であるため
、従来の磁性粒子のような沈降、凝集等、固・液分離に
よる表示不安定さを解消することができる。また、磁気
泳動速度が向上し、表示速度の向上が達成できる。さら
に、乳化液滴が真球状で光反射が均一なため表示を明る
く鮮やかにすることができる。
■磁性流体として有色性磁性流体を用いることで、従来
では可能であったカラー表示が行える。
■磁気泳動法を利用した表示とすることで表示用マーカ
ー等の消耗を低減でき、消去時のマーカー乾燥粉発生の
問題がなくなる。また、磁気泳動表示と併用して必要に
応じてマーカー等による付加書き込みを行うことも可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る表示装置の構成を示す断
面図である。 1・・・磁気表示パネル 2・・・消去手段 3・・・磁気ペン 11.12・・シート状支持体 13・・・スペーサ 14・・・表示用セル 141・・・白色分散媒体 142・・・磁性流体の乳化部 特許出願人 株式会社 リ  コ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも表示面が透明な2枚のシート状支持体
    の間に表示用セルを形成し、このセル内に磁性流体を乳
    濁分散した分散液を封入し、磁界印加により磁性流体の
    乳濁粒子を磁気泳動させることにより乳濁粒子と分散液
    とのコントラストでもって表示を行うことを特徴とする
    表示方法。
  2. (2)前記磁性流体として有色性磁性流体を用いること
    を特徴とする請求項(1)記載の表示方法。
  3. (3)磁気ペンと、少なくとも表示面が透明な2枚のシ
    ート状支持体の間に表示用セルを形成し、このセル内に
    磁性流体を乳濁分散した分散液を封入してなる表示パネ
    ルと、この表示パネルに裏面から消去用磁界を印加する
    消去手段とから構成されることを特徴とする表示装置。
  4. (4)前記磁性流体が有色性磁性流体であることを特徴
    とする請求項(3)記載の表示装置。
JP17173390A 1990-06-28 1990-06-28 磁気泳動を利用した表示方法及び表示装置 Pending JPH0458285A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6099630A (en) * 1996-10-11 2000-08-08 Fuji Xerox Co., Ltd. Ink composition, rewritable display medium and method for displaying images
AU759565B2 (en) * 1998-10-16 2003-04-17 Takara Corporation Limited Magnetophoresis type display device and process of production of same
KR100557379B1 (ko) * 2000-09-14 2006-03-06 가부시끼가이샤 도시바 반사형 디스플레이 및 그 제조 방법

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AU759565B2 (en) * 1998-10-16 2003-04-17 Takara Corporation Limited Magnetophoresis type display device and process of production of same
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