JP3184212B2 - カラー表示用パネル、カラー表示装置及びそれを用いたカラー表示方法 - Google Patents

カラー表示用パネル、カラー表示装置及びそれを用いたカラー表示方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気泳動を利用したカラー表示用パネル、カ
ラー表示装置およびカラー表示方法に関する。
〔従来の技術〕 表示方法の代表的なものとして電子黒板を用いるもの
があり、これはホワイトボード等のパネル上にボードマ
ーカのような筆記具をX、Y方向に移動させながら、入
力情報に応じて所定の文字・図形などを記録表示するも
のである。ところが、この表示方法には筆記具等の消耗
品を使うこと、消去するとボードマーカの乾燥粉がでる
などの問題があることから、筆記具を使わず比較的大画
面にて手軽に表示及び消去ができるものとして磁性を用
いた表示方法が注目されている。そしてこのような磁性
を用いた表示方法としては、例えば以下のようなものが
提案されている。
磁気記録シートと透明シートとの間に表示用セルを形
成し、セル内に磁気粒子を分散した分散液を封入し、磁
気ヘッドを用いて磁気記録シートに磁気潜像を形成し、
この磁気潜像によって磁性粒子を磁気泳動で吸引し、着
磁されなかった部分との間にコントラストを生じさせて
表示を行う方法(特公昭56−852号公報)。
磁気記録シートと透明シートとの間に表示用セルを形
成し、セル内に箔片状の反射性磁性粒子を分散した分散
液を封入し、磁気ヘッドを用いて磁気記録シートに磁気
潜像を形成し、この磁気潜像によって反射性磁性粒子を
配向させ、液晶の場合の如くコントラストを生じさせて
表示を行う方法(特開昭61−233425号公報)。
少なくとも表示面が透明な2枚のシートの間に表示用
セルを形成し、セル内に黒色磁性粒子を白色の媒体に分
散した分散液を封入した磁気パネルを用い、先ず消去用
均一磁界によって表示面とは反対側(裏面)に磁性粒子
を集合させて表示面は白色分散媒体により磁性粒子を隠
蔽した状態を保持し、次いで表示面側から磁石製磁気ペ
ンで表示磁界を印加することで裏面側に集合していた磁
性粒子を表面に磁気泳動させて白色分散媒体と黒色磁性
粒子とのコントラストで表示を行う方法(特開昭59−21
4700号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、磁性を用いた上記従来の表示方法には
以下のような問題点があった。
上記及びの表示方法は磁気記録シートと磁気ヘッ
ドを用いることから大画面化は困難で、適用がカードの
ような小さなものに限られる。その上、磁性粒子が茶褐
色ないし黒色を呈するため白/黒表示に限られる。
上記の表示方法は、磁気記録シートや磁気ヘッドを
用いることなく、単なる磁石で構成される磁気ペンによ
って表示する装置を利用するもので、ここでは表示パネ
ルとして透明プラスチックの全面に一辺及び深さが約2m
m程度のハニカム状セルを形成し、このセル内に白色顔
料と磁性粒子との分散液を封入したものを用い、先ず裏
面からの消去用均一磁界によって磁性粒子全体を裏面側
に吸引移動させて、裏面側は白色顔料で隠蔽された状態
を形成し、次いで表示面側から磁石製磁気ペンで表示又
は記録用磁界を印加することで、裏面側から磁性粒子を
泳動させて表示するもので、比較的大画面化も可能なも
のである。
しかしこのにおいても以下のような欠点を有してい
る。
(i)表示がハニカム状セル内の封入されている磁性粒
子の全量が裏面側から表面側に吸引移動することによる
ものであるため、最小単位はセルの大きさで決定され、
それ以上の解像度が得られない。
(ii)ハニカム状セルの形成及びセル内に分散液を気泡
なしに封入することが困難で、黒板程度に大画面化する
には極めて困難を伴う。
(iii)表示体がハニカムのために剛性を呈し、可撓性
が得られない。
(iv)磁性粒子が通常は黒ないし黒褐色を呈するため黒
/白表示に限られる。
本発明はこのような従来技術の欠点、特に上記の表
示方法の欠点を解決したカラー表示が可能で可撓性を有
するカラー表示用パネル、カラー表示装置及びそれを用
いたカラー表示方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明によれば、非磁性支
持体上に各々の磁化特性と色相又は色調とが相異し、か
つ粒径10〜16μmの磁性粒子の分散液を内包する2種以
上のマイクロカプセルの均一混合層を設けたことを特徴
とするカラー表示用パネルが提供される。
また、本発明によれば、非磁性支持体上に各々の磁化
特性と色相又は色調とが異なる磁性粒子の分散液を内包
する2種以上のマイクロカプセルの均一混合層を設けた
カラー表示用パネルと、該表示用パネルの支持体側に配
置され、磁性粒子全体を支持体側へ吸引移動させる消去
用磁石と、マイクロカプセル内包物の磁化特性に応じて
磁性粒子を選択的に吸引移動させる作用磁界強度の異な
る2本以上の磁気ペンあるいは作用磁界強度が可変であ
る1本の磁気ペンを有することを特徴とするカラー表示
装置が提供される。
さらに、本発明によれば、非磁性支持体上に各々の磁
化特性と色相又は色調とが相異し、かつ粒径10〜16μm
の磁性粒子の分散液を内包する2種以上のマイクロカプ
セルの均一混合層を設けたカラー表示用パネルを用い、
該表示用パネルの支持体側に近接配置された消去用磁石
により磁性粒子全体を支持体側に吸引移動させた後、マ
イクロカプセル層側から作用磁界強度がそれぞれ異なる
2本以上の磁気ペンあるいは作用磁界強度が可変である
1本の磁気ペンを走査して磁性粒子を選択的に磁気泳動
させることによりカラー表示を行うことを特徴とするカ
ラー表示方法が提供される。
以下本発明を詳細に説明する。
本発明は、比較的大画面で可撓性を要求される電子黒
板等に適応できカラー化の可能な表示用パネル、表示装
置及び表示方法であって、磁化特性と色相又は色調とを
異にする2種以上の磁性粒子の分散液を封入したマイク
ロカプセルの均一混合層を設けたカラー表示用パネルを
用い、これに強度の異なる磁界を作用させて、特性の異
なる磁性粒子を選択的に磁気泳動させることによって達
成されるもので、以下その内容を順を追って詳述する。
本発明に用いる磁性粒子の着色法としては、 (i)磁性粒子表面を一旦白色不透明顔料で被覆隠蔽し
た後、所望の染、顔料等で着色する方法(特開昭60−74
41号公報、同59−197047号公報、同60−6952号公報、同
60−7438号公報等)、 (ii)磁性微粒子をバインダ用溶液に分散し、これをス
プレードライ法等で一旦造粒した後、その表面をチタン
ホワイト(酸化チタン白色顔料)で被覆し、更にこれに
染、顔料で着色する方法(欧州特許公開第75,346号公報
等)、 (iii)光透過性を呈する超微細な(約200Å以下)磁性
粒子を染、顔料等で直接着色する方法(米国特許第4,23
8,558号、同4,150,173号、同4,474,866号等)、 (iv)粒子自体の着色度及び隠蔽力が小さくなる粒径2
〜12μmの球ないし楕円球状鉄粉を染顔料とともにバイ
ンダー樹脂中に分散した後、粉砕する方法(米国特許第
4,803,143号等)、 などの種々の方法が可能である。
また、上記において、磁性粒子としては鉄、ニッケ
ル、コバルト、マグネタイト、マンガンフェライト、ニ
ッケルフェライト、コバルトフェライト、バリウムフェ
ライト、ニッケル亜鉛フェライト、銅亜鉛フェライト、
マンガン亜鉛フェライト、マグネシウム亜鉛フェライト
等の粒子が用いられる。すなわち、これらの粒子の所望
の色調に着色され(黒色の場合はそのまま)、また、以
下のように磁性粒子とバインダーや、染顔料との組成比
を変えることで磁化特性の異なる着色磁性粒子を得るこ
とができる。
次に磁化特性の異なる着色磁性粒子の作成法について
述べる。
(a)ペンタカルボニル鉄(米国特許第4,803,143号参
照)を壁温250℃の条件下でスプレードライして得た粒
径2〜7μm(平均粒径4μm)で飽和磁化153emu/gの
鉄粉を準備した。次に、酸化防止剤0.3gとエチレン−酢
酸ビニル共重合樹脂30gとを500gの塩化メチレンに溶解
した溶液に酸化チタン12g、銅フタロシアニン18g及び上
記鉄粉90gを分散させ、この分散液を雰囲気温度50℃に
スプレードライすることにより粒径10〜15μmで飽和磁
化52emu/gの青色磁性粒子が得られた。
(b)上記(a)において酸化チタンを酸化亜鉛に代
え、銅フタロシアニンを赤色分散染料に代えた以外は全
く同様にして粒径12〜15μmで飽和磁化50emu/gの赤色
磁性粒子が得られた。
(c)上記(a)において酸化チタンを酸化亜鉛6gとス
テアリン酸6gに代え、銅フタロシアニンをフタロシアニ
ングリーン20gに代えた以外は全く同様にして粒径10〜1
6μmで飽和磁化50emu/gの緑色磁性粒子が得られた。
(d)上記(a)において酸化防止剤、酸化チタン及び
銅フタロシアニンを除き、更に鉄粉に代えて平均粒径0.
2μmで飽和磁化81emu/gのフェライト粉10gを用いた以
外は全く同様にして、粒径10〜12μmで飽和磁化20emu/
gの黒色磁性粒子が得られた。
なお、上記において各磁性粒子の飽和磁化は磁界160K
A/mの磁気天秤での測定値である。
先ず、磁性粒子分散液内包マイクロカプセル及びその
均一混合塗布層を設けたカラー表示用パネルの作成法の
一例について説明する。
(イ)青色用カプセル:分散媒としてマグナフラックス
オイルを用いて、これにチタンホワイトと上記(a)で
得た青色磁性粒子を各々10wt%と20wt%の割合で分散し
て乳青色の分散液を得た。次いでこの分散液を周知のコ
ンプレックスコアセルベーション法にてゼラチンとアラ
ビアゴムの透明被膜中に封入した粒径80〜100μmのマ
イクロカプセルとし、更にスプレードライして粉体化し
た。
(ロ)赤色用カプセル:上記(a)における青色磁性粒
子に代えて上記(b)で得た赤色磁性粒子を用いた以外
は全く同様にして赤色用マイクロカプセル粉を得た。
(ハ)緑色用カプセル:上記(a)における青色磁性粒
子に代えて上記(c)で得た緑色磁性粒子を用いた以外
は全く同様にして緑色用カプセル粉を得た。
(ニ)黒色用カプセル;上記(a)における青色磁性粒
子に代えて上記(d)で得たでの黒色磁性粒子を30wt%
とした以外は全く同様にして黒色用カプセル粉を得た。
次に(イ)で得た赤用マイクロカプセル粉と(ニ)で
得た黒用マイクロカプセル粉をスチレン・ブタジエン系
ラテックスに対して各々10wt%の割合で混合分散し、こ
の分散液を100wt%透明ポリエステルフイルム上にウェ
ット厚みで約150μmにブレードコート及び乾燥し、更
に表面ラミネートしてカラー表示用パネルを得た。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例に係るカラー表示装置の構成
を示す断面図である。図中1はカラー表示用パネルであ
って、厚さ100μmの透明ポリエステルフィルム支持体1
1上に黒色用マイクロカプセル12と赤色用マイクロカプ
セル13の均一混合物をスチレン・ブタジエンバインダー
で塗布した表示層14を設け、更にその上にラミネート保
護層15を設けてある。また、この表示層14の黒色用マイ
クロカプセル12にはチタンホワイト121と黒色磁性粒子1
22とのマグナフラックスオイルへの分散液がゼラチン・
アラビアゴム透明皮膜123に封入されており、赤色用マ
イクロカプセル13にはチタンホワイト131と赤色磁性粒
子132とのマグナフラックスオイルへの分散液がゼラチ
ン・アラビアゴム透明皮膜133に封入されて、カプセル1
2と13とは各々等量に均一混合して配置されている。着
色磁性粒子、その分散液を内包したマイクロカプセル、
2種のマイクロカプセルの均一混合塗布層の作成法は前
述した通りである。
この表示用パネル1を用いたカラー表示法は、先ずパ
ネル裏面から消去用磁石2を矢印aのように移動させ、
マイクロカプセル12,13の内包物の1つである磁性粒子1
22,132の全体を裏面側に吸引集合させる。その後、パネ
ル表面から、例えば約1000ガウスの強い磁石42をペン先
41に保持した黒色用磁気ペン4を文字・図形情報に応じ
て矢印bのように移動すると、高磁化赤色磁性粒子132
と同時に低磁化黒色磁性粒子122も表面側に磁気泳動
し、結果的には黒色を呈し黒表示される。一方、例えば
約400ガウスの比較的低磁力の磁石32をペン先31に保持
するカラー用磁気ペン3を矢印cのように移動すると、
飽和磁化50emu/gの高磁化赤色磁性粒子132のみが選択的
に磁気泳動し、低磁化黒色磁性粒子122は裏面側に溜ま
ってチタンホワイト131で隠蔽されるので赤表示され
る。このように、第1図の装置によれば、発生磁界強度
の異なる磁石を有する2本の磁気ペンを用いることで黒
/赤のカラー表示ができる。
全く同様にしてマイクロカプセルとして上述の(イ)
〜(ニ)で得たものを適宜組み合わせることで赤/青、
赤/緑、青/黒、緑/黒など任意のカラー表示が可能と
なる。
上記では磁気ペンとして、発生磁界強度が異なる磁石
をそれぞれ備えた2本のものを用いたが、本発明によれ
ば、1本の磁気ペンでもって同様の操作を行うようにす
ることも可能である。この場合、例えば、所定の発生磁
界強度を有する一個の磁石を磁気ペン内に収容し、該磁
石を磁気ペン内にて軸方向に可動とする機構を設け、第
1の位置に設定すると磁性粒子に作用する磁界強度が第
1図の磁気ペン3と同じになるようにし、第2の位置に
設定すると磁性粒子に作用する磁界強度が第1図の磁気
ペン4と同じになるようにする。前記磁石の位置を可変
とする機構は、例えば、ノッチを押すとペン先が突出
し、解除ボタンを押すとペン先が後退するボールペンに
利用されているものと同様な機構を用いることができ
る。
また、1つの磁気ペンの中に1個の電磁石を組み込
み、これを切換スイッチを介して印加電圧を随時変化さ
せることにより、上記の同様の役割を行わせることも可
能である。
第2図は比較のために示した従来の表示装置の断面図
であり、表示側が透明なシート状支持体11及び12の間に
スペーサ13を介して表示用セル14が形成され、このセル
14内に、白色分散媒体141中に磁性粒子142を分散した液
140を封入して磁気表示パネル1が構成される。ここで
磁性粒子142としては茶褐色ないし黒色のものが用いら
れる。
この磁気表示パネル1を用いた表示法は、磁気表示パ
ネル1の裏面から消去用磁石2を矢印A′のように移動
させて先ず磁性粒子全体を裏面側に集合させた後、ペン
31の先端に表示用磁石32を保持する磁気ペン3を矢印
B′のように移動させることにより、その部分の磁性粒
子を表面側に磁気泳動させて1色のみの表示を行うもの
である。この従来装置では、磁性粒子142として、茶褐
色ないし黒色の磁性粒子に代えて先に(a),(b),
(c),(d)で述べたような着色磁性粒子を用いるこ
とによりカラー表示は可能であるが、その場合にもあく
まで1色表示に限られ、本発明のような多色表示を行う
ことはできない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、表示として磁気泳動を利用すること
により、マーカ等の消耗品が不要になると同時に消去粉
の問題が解消できる。また磁性粒子の分散液をマイクロ
カプセル化することによって解像力が向上し、細線再現
が可能になる。さらに、カプセル化することによって大
型から小型まで自由なサイズのものが可能で、しかも、
可撓性も得られるため、丸味を帯びた表示や巻き取りな
ど、自由な形状が可能になる。
また、磁化特性と色相又は色調を異にする磁性粒子を
各々別々にカプセル化することにより、内包物の組成を
複雑化せず、高い収率でカプセル化が得られ、これらの
任意組み合せのみで好みのカラー表示が可能となる(カ
プセルを別々にしてもカプセル粒径は磁気ペンに比べ微
小であるため解像度に殆んど影響を及ぼさない)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る表示装置の構成を示す断
面図、第2図は従来の表示装置の断面図である。 1……カラー表示用パネル、2……消去用磁石 3,4……磁気ペン、12……黒色用マイクロカプセル 13……赤色用マイクロカプセル、14……表示層 15……ラミネート保護層、32,42……磁石 121,131……チタンホワイト、122……黒色磁性粒子 132……赤色磁性粒子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 9/30 - 9/46 B43L 1/00 G02F 1/17

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性支持体上に各々の磁化特性と色相又
    は色調とが相異し、かつ粒径10〜16μmの磁性粒子の分
    散液を内包する2種以上のマイクロカプセルの均一混合
    層を設けたことを特徴とするカラー表示用パネル。
  2. 【請求項2】非磁性支持体上に各々の磁化特性と色相又
    は色調とが相異し、かつ粒径10〜16μmの磁性粒子の分
    散液を内包する2種以上のマイクロカプセルの均一混合
    層を設けたカラー表示用パネルと、該表示用パネルの支
    持体側に配置され、磁性粒子全体を支持体側へ吸引移動
    させる消去用磁石と、マイクロカプセル内包物の磁化特
    性に応じて磁性粒子を選択的に吸引移動させる作用磁界
    強度の異なる2本以上の磁気ペンあるいは作用磁界強度
    が可変である1本の磁気ペンを有することを特徴とする
    カラー表示装置。
  3. 【請求項3】非磁性支持体上に各々の磁化特性と色相又
    は色調とが相異し、かつ粒径10〜16μmの磁性粒子の分
    散液を内包する2種以上のマイクロカプセルの均一混合
    層を設けたカラー表示用パネルを用い、該表示用パネル
    の支持体側に近接配置された消去用磁石により磁性粒子
    全体を支持体側に吸引移動させた後、マイクロカプセル
    層側から作用磁界強度がそれぞれ異なる2本以上の磁気
    ペンあるいは作用磁界強度が可変である1本の磁気ペン
    を走査して磁性粒子を選択的に磁気泳動させることによ
    りカラー表示を行うことを特徴とするカラー表示方法。
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