JPH045805Y2 - - Google Patents

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JPH045805Y2
JPH045805Y2 JP1982177328U JP17732882U JPH045805Y2 JP H045805 Y2 JPH045805 Y2 JP H045805Y2 JP 1982177328 U JP1982177328 U JP 1982177328U JP 17732882 U JP17732882 U JP 17732882U JP H045805 Y2 JPH045805 Y2 JP H045805Y2
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JP
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ball
flange
guard
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ball guard
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JP1982177328U
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JPS5981850U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は空気圧フイルタ,ルブリケータ等のよ
うな本体とボールとを分離可能な圧力容器の着脱
機構の改良に関する。
(従来技術) 空気圧フイルタ,ルブリケータ等はドレンおよ
び潤滑油を本体に装着されたボールに貯える構造
となつている。特に、ルブリケータにおいては潤
滑油を供給する場合にボールを本体から取り外し
て作業を行うので、ボールの迅速な取付、取外し
は保守作業を簡素化するためには不可欠である。
従来、このような目的のために、USP3214054
に開示されているようなロツキングリングを用い
たり、実開昭55−38008号に開示されているよう
なワンタツチでボールの着脱が行なえるような構
造が知られている。
しかしながら、前者のUSP3214054に開示され
ているロツキングリングを用いる構造ではロツク
爪の取付けが複雑であるうえ部品点数も多くなる
という欠点があつた。また、後者の実開昭55−
38008号に開示されているようなボールガードに
ワンタツチの着脱機構を付けたものは、ロツキン
グリングに比較して構造も簡単であるが、ばね作
用をもたせるためボールガードの厚さに制約があ
り、ボールの突条が入るボールガードの切欠部は
加工が困難である等の欠点を有していた。
(考案の目的) そこで、本考案の目的は部品点数が少なく、板
厚の制約がなく、加工および組立が容易で、かつ
操作の合理性と安全性の優れた圧力容器の着脱機
構を提供することにある。
(考案の構成および作用) 前記目的を達成するために本考案による圧力容
器の着脱機構は開口端部に等間隔に切欠部を有す
るフランジが設けられたボールガードと、開口端
部に前記フランジと平面形状が同一のフランジを
有するボールと、前記各フランジに対応する形状
の切欠部を有するフランジとこのフランジの内側
の内周壁に溝が設けられた本体とからなり、前記
ボールを前記ボールガード内に収納し、前記各フ
ランジを重ね合わせて前記本体のフランジの切欠
部から前記内周溝に挿入し、前記ボールと前記ボ
ールガードを一体に回動することにより前記本体
に前記ボールと前記ボールガードを装着する圧力
容器の着脱機構において、前記本体のフランジに
設けられた係合溝と、前記ボールの円筒外周に等
間隔に設けられたリブと、前記ボールガードの内
周壁に設けられ前記リブ間に遊嵌する凹部と、前
記ボールガードのフランジ形成部分下部の壁面に
弾性のある腕部で取付けられ前記ボールガードの
フランジの下面まで延出する係合部を有するロツ
クボタンとからなり、前記ボールのリブ間に前記
ボールガードの凹部を係合させることにより前記
ボールを前記ボールガードに収納し前記ボールと
前記ボールガードのフランジを重ね合わせ前記重
ね合わせたフランジを前記本体のフランジの切欠
部を介して前記内周溝に挿入したのち、前記ボー
ルガードを回動することにより前記ロツクボタン
の係合部が前記本体のフランジの端縁に当たつて
前記ボールガード側に曲がり前記本体のフランジ
を乗り越えて前記係合溝に係合するように構成さ
れている。
前記構成によれば、リブと凹部によつてボール
ガードとボールを係合させるのでフランジ等の形
状が簡単になり、ロツクボタンをボールガードと
は別部材にしてあるのでボールガードを薄くまた
は厚くできる。
さらに、ロツクボタンを前記ボールガードのフ
ランジ形成部分下部の壁面に弾性のある腕部で取
付けられボールガードのフランジの下面まで延出
する係合部を有するようにしたから、ロツクボタ
ンを押すことにより解除の動作を開始することが
でき、押しながら回すことにより離脱させること
ができる。
押しながら回すことが肝要であり、指を離せば
再びロツク状態になるから、操作の合理性と安全
性が確保できる。
(実施例) 以下、図面等を参照して本考案をさらに詳しく
説明する。
第1図は、本考案による圧力容器の着脱機構を
空気圧フイルタに適用した実施例を示した図であ
つて、同図aは側面図、同図bは第1図B−B断
面図、同図cは第1図bC−C断面図である。
第2図は、本考案による圧力容器の着脱機構に
用いられるボールの実施例を示す図であつて、同
図aは平面図、同図bは側面図、同図cは第2図
bのC−C断面図である。
第3図は、本考案による圧力容器の着脱機構に
用いられるボールガードの実施例を示す図であつ
て、同図aは平面図、同図bは側面図、同図cは
第3図bのC−C断面の一部を拡大して示した断
面図である。
第4図は、本考案による圧力容器の着脱機構に
用いられるロツクボタンの実施例を示す図であつ
て、同図aは正面図、同図bは側面図、同図cは
裏面図、同図dは第4図bのD部を拡大して示し
た図である。
本実施例では空気圧フイルタに適用した例が示
されており、本体1、ロツクボタン8、ボール9
およびボールガード10とから構成されている。
本体1にはフイルタエレメント2がルーバ3、バ
ツフル4により固定されている。本体1の下部の
外筒に内面には内周溝17が設けられており(第
1図b)、外筒の下端面には4つの係合溝24と
4つの切欠溝25が設けられている(第1図c)。
ボール9は透明の樹脂で成形されており、ドレ
ンまたは潤滑油を貯えるためのものである。ボー
ル9の上方の開口部外周には本体1の内周溝17
に嵌合する切欠フランジ16が形成されており
(第2図a)、円筒胴体の外周には8つのリブ14
が設けられている(第2図c)。ボール9と本体
1の接合部にはOリング13が挿入され、装着さ
れたときに気密を保つている。
ボールガード10は金属板をプレス加工したも
のであつて、ボール9を保護するためのものであ
る。ボールガード10の上方の開口部外周にはボ
ール9の切欠フランジ16と平面が同一形状の切
欠フランジ18が設けられており(第3図a)、
それぞれの切欠フランジ16,18を重合わせて
本体1の内周溝17に嵌合することができる(第
1図b)。ボールガード10の側面の外周には切
欠窓19および小孔23が設けられ、切欠窓19
と対向する側面にはボール9の任意の2つのリブ
14,14の間に遊嵌する凹部15が設けられて
いる(第3図c)。
ロツクボタン8は樹脂によつて成形されており
ボール9およびボールガード10を本体1に係脱
するためのボタンである。ロツクボタン8の表面
には親指等で着脱操作のために押圧するブツシユ
部22が設けられており(第4図a)、先端には
本体1の係合溝24に係合部26が設けられてい
る(第4図b)。ロツクボタン8の裏面には腕部
21が設けられ、腕部21の内側にはボールガー
ド10の小孔23と係合する小突起20が設られ
ており(第4図c、小突起20と対向する面には
溝27が設けられている(第4図d)。
つぎに、本考案による圧力容器の着脱機構の動
作を説明する。
ボール9を本体1から外すためにはロツクボタ
ン8のブツシユ部22を親指等で押して、本体1
の係合溝24とロツクボタン8の先端の係合部2
6との係合を解く。ロツクボタン8を押したまま
ボールガード10を45度(1/8回転)回転させ
れば、ボール9のリブ14,14の間にボールガ
ード10の凹部15が遊嵌しているので、ボール
9とボールガード10が一体となつて回転し、切
欠フランジ16および18が本体1の切欠部25
に達して分離する。
逆に、ボール8を本体1に装着するためには、
ボールガード10の切欠部19の内側にロツクボ
タン8の腕部21を挿入してボールガード10の
小孔23を腕部21の先端の小突起20を係合さ
せる。小突起20は挿入するときには先端に角度
がついているため腕部21を開く方向に広がり容
易に小孔23に挿入することができるが、挿入後
はロツクボタン8のプツシユ部22を押しても抜
けることがない。ボール9にあるリブ14の間に
ボールガード10の凹部15を合わせて挿入す
る。こうして、ボールの組立ができたわけであ
る。つぎに、本体1への取付は本体1の切欠部2
5とボール9およびボールガード10の切欠フラ
ンジ16,18を合わせて嵌合させる。その後、
ボール9を45度(1/8回転)回転させることに
よりロツクボタン8は本体1のフランジの端縁に
当たつてボールガード10内へ沈み込み、本体1
のフランジを乗り越えて係合溝24に挿入され、
ボール9の回転をロツクする。
(考案の効果) このように、本考案によれば、部品点数が少な
く、組立、加工が容易でしかも安価に製造するこ
とができる。さらに、切欠のためボールガードの
強度を低下させたり、ボールガードの肉厚の影響
のない着脱機構が得られるという効果がある。ロ
ツクボタンを前述のように構成することにより、
ロツクボタンを押すことにより解除の動作を開始
することができ、押しながら回して離脱させるこ
とができる。
押しながら回すことが肝要であり、回す前に指
を離せば再びロツク状態になり安全である。
ロツク状態を形成するために他の操作は不要で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による圧力容器の着脱機構を
空気圧フイルタに適用した実施例を示した図であ
つて、同図aは側面図、同図bは第1図B−B断
面図、同図cは第1図bC−C断面図である。第
2図は、本考案による圧力容器の着脱機構に用い
られるボールの実施例を示す図であつて、同図a
は平面図、同図bは側面図、同図cは第2図bの
C−C断面図である。第3図は、本考案による圧
力容器の着脱機構に用いられるボールガードの実
施例を示す図であつて、同図aは平面図、同図b
は側面図、同図cは第2図bのC−C断面の一部
を拡大して示した断面図である。第4図は、本考
案による圧力容器の着脱機構に用いられるロツク
ボタンの実施例を示す図であつて、同図aは正面
図、同図bは側面図、同図cは裏面図、同図dは
第4図bのD部を拡大して示した図である。 1……本体、15……凹部、17……内周溝、
24……係合溝、25……切欠部、2……フイル
タエレメント、3……ルーバ、4……バツフル、
13……Oリング、8……ロツクボタン、20…
…小突起、21……腕部、22……プツシユ部、
26……係合部、27……溝、9……ボール、1
4……リブ、16……切欠フランジ、10……ボ
ールガード、15……凹部、18……切欠フラン
ジ、19……切欠窓、23……小孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口端部に等間隔に切欠部を有するフランジが
    設けられたボールガードと、開口端部に前記フラ
    ンジと平面形状が同一のフランジを有するボール
    と、前記各フランジに対応する形状の切欠部を有
    するフランジとこのフランジの内側の内周壁に溝
    が設けられた本体とからなり、前記ボールを前記
    ボールガード内に収納し、前記各フランジを重ね
    合わせて前記本体のフランジの切欠部から前記内
    周溝に挿入し、前記ボールと前記ボールガードを
    一体に回動することにより前記本体に前記ボール
    と前記ボールガードを装着する圧力容器の着脱機
    構において、前記本体のフランジに設けられた係
    合溝と、前記ボールの円筒外周に等間隔に設けら
    れたリブと、前記ボールガードの内周壁に設けら
    れた前記リブ間に遊嵌する凹部と、前記ボールガ
    ードのフランジ形成部分下部の壁面に弾性のある
    腕部で取付けられ前記ボールガードのフランジの
    下面まで延出する係合部を有するロツクボタンと
    からなり、前記ボールのリブ間に前記ボールガー
    ドの凹部を係合させることにより前記ボールを前
    記ボールガードに収納し前記ボールと前記ボール
    ガードのフランジを重ね合わせ前記重ね合わせた
    フランジを前記本体のフランジの切欠部を介して
    前記内周溝に挿入したのち、前記ボールガードを
    回動することにより前記ロツクボタンの係合部が
    前記本体のフランジの端縁に当たつて前記ボール
    ガード側に曲がり前記本体のフランジを乗り越え
    て前記係合溝に係合するように構成したことを特
    徴とする圧力容器の着脱機構。
JP17732882U 1982-11-24 1982-11-24 圧力容器の着脱機構 Granted JPS5981850U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17732882U JPS5981850U (ja) 1982-11-24 1982-11-24 圧力容器の着脱機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17732882U JPS5981850U (ja) 1982-11-24 1982-11-24 圧力容器の着脱機構

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Publication Number Publication Date
JPS5981850U JPS5981850U (ja) 1984-06-02
JPH045805Y2 true JPH045805Y2 (ja) 1992-02-18

Family

ID=30385278

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17732882U Granted JPS5981850U (ja) 1982-11-24 1982-11-24 圧力容器の着脱機構

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5538008B2 (ja) * 1975-03-12 1980-10-01

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5727008Y2 (ja) * 1978-09-04 1982-06-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5538008B2 (ja) * 1975-03-12 1980-10-01

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JPS5981850U (ja) 1984-06-02

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