JPS6350536Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6350536Y2
JPS6350536Y2 JP2871583U JP2871583U JPS6350536Y2 JP S6350536 Y2 JPS6350536 Y2 JP S6350536Y2 JP 2871583 U JP2871583 U JP 2871583U JP 2871583 U JP2871583 U JP 2871583U JP S6350536 Y2 JPS6350536 Y2 JP S6350536Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
display
groove
female spline
handle body
Prior art date
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Expired
Application number
JP2871583U
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English (en)
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JPS59132966U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2871583U priority Critical patent/JPS59132966U/ja
Publication of JPS59132966U publication Critical patent/JPS59132966U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6350536Y2 publication Critical patent/JPS6350536Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ハンドルを回転させることにより弁
を開閉する装置等において、必要な表示をハンド
ルに設けるハンドルの表示機構に関する。
従来、この種のハンドル表示機構として種々の
構造が知られているが、最も単純なものとして第
8図に示す実開昭53−74734号公報のものがある。
第8図のものについて説明すると、ハンドル本
体3の上面に取付口17が凹設され、表示体4は
その下面に突設した筒状の脚部18を取付口17
に嵌め込んでハンドル本体3に取りつけられてお
り脚部18周面に凹設した環状の溝19に嵌着さ
れて周面より突出するOリング20が取付口17
内周面に緊着し、その弾性摩擦力で表示体4の脱
落を防止している。
而して、このものは表示体が回転して表示体に
設けてある表示の位置が狂つてしまうことがあ
り、また、永年使用しているとOリングの弾性力
がなくり脱落する恐れがある。
本考案が解決しようとする技術的課題は表示体
の回転止めをすると共に抜け止めすることであ
る。
上記技術的課題を達成するための本考案の構成
は、一方に雄側スプライン部、他方にこれが嵌ま
り込む雌側スプライン部を設けて、両者の嵌め合
いで相互に取りつけられるハンドル本体と表示
体、雌側スプラインの中途部に形成された該スプ
ライン部の谷径より大径な環状の凹溝、弾性を有
する金属線により屈曲部分と直線状部分を持ちか
つ一端を切欠した環状に形成され、屈曲部分が前
記凹溝に係止されると共に直線状部分が雌スプラ
イン部の谷底より若干中心側に位置する止めバネ
を備えるものである。
而して、表示体のハンドル本体への取りつけに
より止めバネは凹溝の内周面及び雄スプライン部
の外周面夫々に弾圧され、その弾圧力により表示
体の抜け落ちを防止する。また表示体とハンドル
本体は双方のスプライン部が噛合い係合してお
り、表示体の回転は防止される。
以下、本考案の実施の一例を図に基づいて説明
する。
この実施例は気泡浴槽用空気開閉弁のハンドル
の表示機構で、空気弁の開閉、及び開き具合を表
示するものである。
図中3はハンドル本体で、円筒状の空気弁本体
7の上部開口を覆う帽蓋状に形成されており、空
気弁本体7内周面に螺着したスピンドル8の上端
に取りつけられ、その裏面が空気弁本体7の上端
より突出状に設けた弁座パツキン9に対応して弁
部10を構成し、ハンドルの回転操作に伴いハン
ドル本体3が昇降して弁座パツキン9に接離す
る。
ハンドル本体3は上面に後述する表示体4の雄
スプライン部1を嵌合する雌スプライン部2を凹
設すると共にこの雌スプライン部2の深さ方向中
途部周面に凹溝5を環状に形成する。
凹溝5は雌スプライン部2の谷径より若干大径
に形成され、止めバネ6を嵌着係止する。
止めバネ6は凹溝5の溝幅に大略相当する太さ
の金属線にて、円弧状の屈曲部分6aと直線部分
6bが交互に連続する大略一端を切欠した環状に
形成され、屈曲部分6aを結んで形成される円の
外径が凹溝5の外径に略相当する。
この止めバネ6は屈曲部分6aを凹溝5に係止
して雌スプライン部2に取りつけられ直線部分6
bは雄スプライン部1が雌スプライン部2に嵌合
していない状態のとき凹溝5周面を離れて雌スプ
ライン部2の谷底より若干前方、即ち雌スプライ
ン部2の中心方向に位置する。
従つて、雄スプライン部が嵌合した時、上記直
線部分6aは雄スプライン部の山部を弾圧する。
表示体4は平面形状をハンドル本体3の雌スプ
ライン部2より大径でハンドル本体3の外径より
小径な円形に形成し、上面には指標11を設け、
下面には雄スプライン部1を突設して、この雄ス
プライン部1をハンドル本体3の雌スプライン部
2に嵌め込んでハンドル本体3上面に取りつけら
れる。
雄スプライン部1は円筒状でその外周面がハン
ドル本体3の雌スプライン部2に噛み合い嵌合す
るように形成されており、雌スプライン部2への
噛み合い嵌合により、雌スプライン部2に装着さ
れた止めバネ6の直線部分6bを外方、即ち凹溝
5内方に押し込む。
従つて止めバネ6はハンドル本体3の凹溝5底
面と、表示体4の雄スプライン部1周面を夫々弾
圧し、その弾圧力により表示体4をハンドル本体
3に脱落の恐れなく固定する。
一方、指標11は、表示体4上面に円形の浅い
凹部12を設けて、該凹部12に着色したプラス
チツクを注入硬化させるか又は、凹部12と同じ
形状のプラスチツク板若しくはラベルを接着して
形成し、これをハンドル本体3周囲に設けられる
表示13に対応せしめてハンドルにより操作され
る機器、ここでは気泡浴槽用空気開閉弁Aの作動
状態を認識するようになつている。
図示実施例において表示13は浴槽の上縁リム
14に取りつけた制御板15上面の表示プレート
16に必要な文字、図形を用いて表わされ、この
場合は開、閉の文字とハンドルの回転方向とそれ
に対応するエアー量を表わす矢印が表わされお
り、弁部10が閉じているときには指標11が閉
の文字に、弁部10が全開しているときには指標
11が開の文字に対応する。
以上説明した実施例はハンドル本体3に雌スプ
ライン部2、表示体4に雄スプライン部1を設け
たが、第7図に示すようにハンドル本体3に雄ス
プライン部1、表示体4に雌スプライン部2を設
けることも可能である。
本考案は上記の構成であるから以下の利点を有
する。
表示体をハンドル本体に両者に設けた雌雄の
スプライン相互の係合により取りつけているの
で、表示体が回転せず、ハンドル本体への表示
体取りつけ時において所定の位置に表示体の表
示を合わせることができる。
止めバネは雌スプライン部の凹溝に一旦係止
した後は、止めバネが脱落することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施の一例を示すハンドルの
表示機構の断面図、第2図は平面図、第3図は第
1図の−線断面図、第4図はハンドル本体と
表示体とを分解した状態の断面図、第5図は第4
図の−線断面図、第6図は第4図a部の拡大
図、第7図は本考案の他の実施例を示す断面図、
第8図は従来のハンドルの表示機構の一例を示す
断面図である。 1……雄スプライン部、2……雌スプライン
部、3……ハンドル本体、4……表示体、5……
凹溝、6……止めバネ、6a……止めバネの屈曲
部分、6b……止めバネの直線状部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方に雄スプライン部、他方にこれが嵌まり込
    む雌スプライン部を設けて、両者の嵌め合いで相
    互に取りつけられるハンドル本体と表示体、雌側
    スプライン部の中途部に形成された該スプライン
    部の谷径より大径な環状の凹溝、弾性を有する金
    属線により屈曲部分と直線状部分を持ちかつ一端
    を切欠した環状に形成され、屈曲部分が前記凹溝
    に係止されると共に直線状部分が雄スプライン部
    の山部より若干中心側に位置する止めバネを備え
    るハンドルの表示機構。
JP2871583U 1983-02-26 1983-02-26 ハンドルの表示機構 Granted JPS59132966U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2871583U JPS59132966U (ja) 1983-02-26 1983-02-26 ハンドルの表示機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2871583U JPS59132966U (ja) 1983-02-26 1983-02-26 ハンドルの表示機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59132966U JPS59132966U (ja) 1984-09-06
JPS6350536Y2 true JPS6350536Y2 (ja) 1988-12-26

Family

ID=30159597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2871583U Granted JPS59132966U (ja) 1983-02-26 1983-02-26 ハンドルの表示機構

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JP (1) JPS59132966U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6622994B2 (ja) * 2015-07-23 2019-12-18 株式会社フジキン 流体制御器用銘板付きハンドル

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59132966U (ja) 1984-09-06

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