JPH0457926B2

JPH0457926B2 -

Info

Publication number: JPH0457926B2
Application number: JP63099285A
Authority: JP
Inventors: Baideman Furiidoritsuhi; Piguza Jiikufuriito
Original assignee: Webasto SE
Current assignee: Webasto SE
Priority date: 1987-04-22
Filing date: 1988-04-21
Publication date: 1992-09-16
Also published as: CN1008475B; DE3713460C2; EP0287712A3; DE3871225D1; CN88102194A; US4818219A; EP0287712B1; KR960002750B1; EP0287712A2; DE3713460A1; KR880012948A; JPS63282422A

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、液体燃料によつて作動させる加熱装
置、特に自動車の加熱装置に用いる気化式バーナ
に関する。

〔従来の技術〕

西独特許No.32 33 321とそれに対応するアメリ
カ合衆国特許No.4530658は、上記の型の、燃焼パ
イプ内に燃焼室を持つ気化式バーナを開示してい
る。燃焼室は、液体燃料が供給されるキヤリヤ上
に配置される吸収体を包含する。少なくとも燃焼
室に面するキヤリヤの側面の部分は露呈されてい
る。また、点火装置で点火され、燃焼室で燃焼さ
れる燃焼用空燃混合気を準備するために燃焼用空
気入口構成が設けられている。

西独特許No.34 23 940は、最初に述べた型の加
熱装置用の気化式バーナの他の変型を説明する
が、そこでは、点火装置は細長のグロープラグ
で、キヤリヤと吸収体とを横断し、その上に突出
し、燃焼室内に延在している。更に他の気化式バ
ーナの変型が、西独特許No.32 33 319及びそれに
対応する合衆国特許No.4538985に開示されている
が、そこでは、加熱可能なフイラメントから成
り、気化体の直前または気化体内で、気化表面に
平行に配置されている、大体において平たんなグ
ロー加熱体によつてグロー点火装置が形成されて
いる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記の気化式バーナはすべての変型において、
グロー点火装置は燃焼室内へ延在し、燃焼室内で
優勢をきわめる高温に露呈される結果、装置は寿
命が短くなる。その上更に、グロー点火装置の燃
焼室内への延在の事実は、燃焼室そのものの中の
流通状態に対する妨げとなる。

そのため、本発明の第一の目的は、上記の欠点
を克服し、燃焼室内の流通状態に関し改良をもた
らすとともに、点火装置の寿命を延長する、液体
燃料で作動させる加熱装置の気化式バーナを提供
することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の好適な実施例によれば、液体燃料で作
動させる加熱装置、特に自動車用加熱装置であつ
て、燃焼パイプと、キヤリヤ上に吸収体が配置さ
れ、液体燃料が供給され、少なくとも燃焼室に面
するキヤリヤの側の部分が露呈された燃焼室と、
燃焼用空気供給室と、燃焼用混合気ための点火装
置とを有するものの気化式バーナが、その内部で
点火装置がキヤリヤの背後、即ち、燃焼室からは
反対向きのキヤリヤの側面に配置されている。ま
た、キヤリヤは、キヤリヤの露呈された部分に少
なくとも一つの貫通孔を有するほかに、吸収体に
覆われている部分のキヤリヤを貫通している少な
くとも一つの開口を有する。

〔作用〕

従つて、本発明の気化式バーナにおいては、点
火装置は、液体燃料を受ける吸収体のために、実
際の燃焼室の外側、即ちキヤリヤの背後に配置さ
れている。その結果、点火装置は燃焼室内の流通
状態を妨害せず、それによつて、更に好適な燃焼
プロセスをもたらす。その上更に、このような構
成により、点火装置は、燃焼室内の高温及び／又
は火焔に直接に露呈されないので、点火装置の寿
命がこれまでよりも相当程度延長されている。即
ち、最大の信頼性をもつて、あまつさえ長期間に
わたつて作動する気化式バーナが得られるに至つ
たのである。

吸収体により覆われたキヤリヤの部分のおける
少なくとも一つの開口の存在は、吸収体によつて
気化された燃料が点火装置の領域内へ直接に入る
ことを許すので、供給される燃焼用空気と結合し
て、点火装置を取り囲む領域内に直接に点火可能
な混合気が準備されるに至る。この混合気が点火
装置により点火されると、パイロツト焔が発生
し、キヤリヤの露呈部分の貫通孔を経て拡がる。
このパイロツト焔は、そこでキヤリヤ及び吸収体
の正面側における（即ち、燃焼室に面する側面に
おける）空燃混合気に点火し、それにより、燃焼
室における燃焼プロセスを開始する。燃焼室にお
ける燃焼が一たん軌道に乗れば、点火装置は止め
られる。

好ましくは、点火装置はキヤリヤ背後にある点
火ハウジングによつて画成される室内に配置さ
れ、そのようなハウジングは、そこに形成される
点火室で終わる少なくとも一つの燃焼用空気供給
入口を有する。同様に好適なことは、この燃焼用
空気供給入口が、吸収体により覆われたキヤリヤ
における開口に対向することであり、これによつ
て、点火プロセスにとつて好適な混合比を急速に
求める目的をもつて、点火室内において、吸収体
により気化された燃料と空気との混合を促進する
ため、点火室に供給された燃焼用空気が点火装置
の周囲に局部的に集中される。

点火室の一つのハウジング壁がキヤリヤの後ろ
側によつて形成されることは好適なことであり、
これにより、関係ある点火室と点火装置とにとつ
て最少のスペース構成がもたらされる。更に、こ
のような構造は、吸収室を支持するキヤリヤに最
も近く点火装置を配置することを促進するもので
あり、これにより、点火装置が点火されると、吸
収体を支持するキヤリヤが急速に加熱され、よつ
て燃料気化が促進される。

本発明の他の部面によれば、点火装置は、その
自由端からねじ切り取付部までを、ハウジングに
よつて取り囲まれている。このようにして、燃焼
用空気による点火装置の冷却及び点火装置周囲の
点火室内への空気の浸入は防止されている。

機能的能率の理由から、ハウジングを、別個の
要素であつて点火装置のねじ切り部分を含むハウ
ジング外側部と、キヤリヤの付近に位置するハウ
ジング内側部とに分割することの有利さが立証さ
れている。このような設計は、製造上の許容度に
おける変動による困難な問題を克服する助けとな
り、また特に、ハウジングの外部と点火装置との
直接接触を促進し、これにより、点火装置はハウ
ジングの外側部分と螺合している。他方、ハウジ
ング内側部は、パイロツト焔を発生させるため、
気化燃料と燃焼用空気との前もつての混合を賄う
ための拡大された内部スペースを有する。燃焼用
空気が単一の燃焼用空気入口のみを通過して点火
室内に入ることを保証するため、また更に、いわ
ゆる“偽せ空気”が点火室内へ到達しないよう保
証するため、ハウジングの上側部と下側部とはそ
の結合部で密閉されている。

密封上の困難な問題を減少させるため、本発明
の他の有利な変型に従つて、気化式バーナと点火
装置とは、単一のフランジ結合部によつて点火室
内の燃焼パイプと連結されたコツプ型ハウジング
部によつて取り囲まれている。また、密封上の問
題を回避するため、フランジは、燃焼用空気を燃
焼パイプへ供給するための空気開口群の環の含ま
れる平面内に配置されている。

燃焼パイプのフランジは、燃焼用空気のための
スロツト型の開口を画成するが、この燃焼用空気
は、燃焼室へ導かれる方向において、キヤリヤ上
の吸収体からある距離で気化式バーナへと指向さ
れている。

有利な方法として、点火装置がコツプ型のハウ
ジング部分と一体のユニツトを形成するものであ
るが、このユニツトは、気化要素を備えるキヤリ
ヤをほぼ包含するので、必要な場合、気化式バー
ナの機能発揮にとつて不可欠な要素のすべてを、
コツプ型ハウジング部分の抜出し及び補充によ
り、迅速且つ容易に１結合単位として交換するこ
とができる。

本発明の更に他の部面によれば、気化式バーナ
の点火装置は、キヤリヤの表面とほぼ平行に配置
されている。この目的のため、点火装置は、好適
には、細長いグロープラグとして形成されるもの
である。

本発明の二者択一的な変型としては、点火装置
を取り囲むハウジングを点火装置と一体化したユ
ニツトとすることができる。そして、このユニツ
トは、加熱装置を分解することなく、半径方向に
抜出すことができる。このような構成は保守が容
易であるという点で有利である。

〔実施例〕

図面全体を通じ、同一の構成部品には同一参照
番号を付し、一方、第１、第２図の構成部品に対
しそれらの変型である第３、第４図の構成部品に
対しては前者の参照番号の右肩に（′）を付して
区別している。また、図面は気化式バーナ燃焼装
置を含む加熱装置の領域を単に示すのみである。
加熱装置の残余の部分は在来型設計のいずれ（例
えば、上記の合衆国特許No.4530658に開示された
もの）でも良く、従つて本発明のいずれの部分を
構成するものでもない。

参照番号１は気化式バーナ全体を示す。図示の
例における気化式バーナ１は、吸収体３のための
キヤリヤ２を有する。吸収体３は、キヤリヤ２に
供給される液体燃料を燃料ライン２９を通じて受
け入れる。燃料ライン２９は、環索３８によつ
て、加熱装置のハウジング部分を通過している。
吸収体３は、キヤリヤ２の正面側（即ち、燃焼室
１０に向く側）４に従来の態様で取付けられ、図
示の例においては、吸収体３は、キヤリヤの周壁
に設けた緊縮部６によつて軸線方向の定位に保持
されている。

デイーゼル燃料で作動される加熱装置において
は、例えば、吸収体３は、少なくともその中間領
域８において、キヤリヤ２の正面側４に露呈部分
を作る開口９を有する。燃焼室１０への方向で、
吸収体３からある距離をおいて、燃焼用空気を通
過させるための開口群１１及び１２が設けられて
いる。図示の例において、開口群１１及び１２
は、互いに距離を置いて同心に配置されている。
燃焼用空気は、これらの開口群１１及び１２を通
じ、図示しない燃焼用空気供給装置を経て、燃焼
室１０に到達する。

図示の実施例において、点火装置１３は細長の
グロープラグから成り、キヤリヤ２の背後、即ち
燃焼室１０からは反対向きの側に形成された点火
室１５内に配置されている。点火室１５は、点火
ハウジング内側部１６と、キヤリヤ２の後ろ側部
分とにより画成されている。点火室１５の内面に
よつてもたらされる消焔効果を防止するために、
点火装置１３に比して、点火室１５には十分なク
リアランスが存在する。ハウジング内側部１６
は、点火装置１３を取り囲む点火ハウジング外側
部１７に連結されており、ハウジング内側部１６
内へは、点火装置１３のねじ切り部１８が挿入さ
れている。点火ハウジング外側部１７から、点火
ハウジング内側部１６及び／又はキヤリヤ２の後
ろ側５への通路はしつかりと密封されて、それに
より、この場所では、燃焼用空気は点火室１５へ
入ることはできない。

キヤリヤ２の後ろ側５では、吸収体３により覆
われたキヤリヤ２の部分が、気化燃料が通過でき
る少なくとも一つの開口１９を有する。開口１９
にほぼ対向して、点火ハウジング内側部１６へ導
かれる燃料用空気入口２０が設けられている。ま
た、キヤリヤ２の露呈部分７には、第２の貫通孔
３０が設けられている。この貫通孔３０は、点火
室１５から直接に燃焼室１０へ導かれる。燃焼室
１０は、フランジ連結部２２を経てコツプ型のハ
ウジング２３に連結されている燃焼パイプ２１
と、その周辺を接している。ハウジング部分２３
は、吸収体３を有するキヤリヤ２とともに、点火
装置１３、点火ハウジングの内、外側部１６及び
１７を支持する。上記の部品がすべて単一の一体
化されたユニツトを構成すれば好適である。フラ
ンジ連結部２２の領域２４には、たとえば開口１
２を経て追加の燃焼用空気を燃焼室１０内へ導入
するためにスロツト型の開口２５が形成されてい
る。開口１２は精密な空気分布を許す。

上記の気化式バーナ１は、第１及び２図を参照
すれば、下記の態様により作動される。

点火装置１３が作動に入ると、液体燃料が燃料
ライン２９を経て、図示しない燃料供給装置から
吸収体３へ至る。この液体燃料は気化し、キヤリ
ヤ２の開口１９を経て、点火装置１３の周囲にあ
る点火室１５に入る。燃焼用空気は（ブロワのよ
うな空気供給装置によつて）燃焼用空気供給入口
２０を経て供給され、上記と同様に、点火装置１
３の周囲にある点火室１５へ入り、そこで、そこ
に収容されている気化燃料と混合する。点火装置
１３が一定の点火温度に到達したときは、点火室
１５内でかくして形成された混合気は点火され、
キヤリヤ２内の貫通孔３０を経て燃焼室１０内へ
延在するパイロツト焔を作り出す。また、キヤリ
ヤの正面側４で、吸収体３からの燃料がまた気化
するに従つて、また更に、キヤリヤ２の露呈部分
７上に形成された燃料膜が点火装置によつて加熱
されるに従つて、開口群１１及び１２を経て供給
される燃焼用空気と結合して燃焼室１０内で、点
火可能な混合気もまた作り出される。この点火可
能な混合気はパイロツト焔２６により燃焼室内で
点火される。燃焼可能混合気の燃焼が燃焼室１０
内で均一に暫く続いた後、点火装置１３は止めら
れ、パイロツト焔は消される。

気化式バーナ１の点火装置１３が燃焼室１０の
外部に位置する限り、点火装置１３は、燃焼室１
０の高温又は燃焼室内の火焔２７に露呈されるこ
とはない。これによつて、点火装置１３により起
こされる加熱装置への妨害がほとんど無くなると
ともに、点火装置１３の寿命が相当程度長くな
る。また、点火装置１３は燃焼室１０内へ延在し
ないから、燃焼室内では、妨害を受けないで均一
な流通状態が達成され、これにより、さらに好適
な燃焼プロセスが得られる。その上更に、点火可
能な混合気は、点火装置１３の周囲にある点火室
１５内の局部的に画成された領域内での始動後、
比較的迅速に準備されるという事実に基づき、パ
イロツト焔２６は迅速に発生し、また点火装置１
３は必要な点火温度にまで燃焼室１０全体を加熱
することはなく、これにより点火装置１３のエネ
ルギーを効率的に利用した作動に導かれることに
なる。

また、燃焼室１０又は燃焼パイプ２１のそれぞ
れと、キヤリヤ２の周囲にある領域との間の密封
の問題は、ただ単一のフランジ連結部２２が、開
口群１１又は１２の列の一つが含まれる平面上に
ある燃焼パイプ２１と、気化式バーナ１を取巻く
コツプ型のハウジング部分２３との間に位置する
ことにより、克服される。点火装置１３及び吸収
体３を備えたキヤリヤ２のような、気化式バーナ
１の作動に不可欠なすべての要素をコツプ型のハ
ウジング部分２３が支持している結果、そのよう
な気化式バーナ１を有する加熱装置は保守を容易
にする。その理由は、ただコツプ型のハウジング
部分２３を抜出し、それに対応する新部品を補充
するだけでよく、その操作は迅速且つ容易に実施
することができる。

詳細に図示されてはいないが、開口群１１及び
１２と、それらを包含している燃焼パイプ挿入部
２８とは抹殺することができ、その結果、燃焼用
空気は、スロツト型開口２５を通じてのみ、燃焼
室１０へ入ることになる。勿論、例えば、燃焼パ
イプ２１のフランジ２４を加熱器（図中にはこれ
は詳細に図示されていない）の熱交換器へ取付け
ることができる等、更に変型も可能であること
は、理解すべきである。要求される出力と、それ
によつて指摘される点火装置１３の対応する寸法
に依り、図示された点火室１５は吸収体３の背後
で、キヤリヤ２に樋型の凹みに形成することもで
きる。キヤリヤ２と、点火室１５を画成する点火
ハウジングの内側部１６、外側部１７とは、例え
ばはんだ付け又は溶接により、ほぼ固定的に互い
に連結されている。

第３及び第４図に指摘されているように、点火
装置１３のための点火ハウジング１６′及び１
７′は、点火装置１３とともに、一体化されたユ
ニツト３１として形成することができる。このユ
ニツト３１は、加熱装置を分解することなく、修
理のため、コツプ型のハウジング部分２３から半
径方向へ抜き取ることができる。

われわれは本発明に従つて各種の実施例を示し
説明した一方において、本発明はそれらの実施例
に限定されるものではないことを理解できるが、
しかし当業者によつて知られている多数の変更と
変型として受取られるべきであり、そのため、わ
れわれはここに示され述べられている内容に限定
されることを望むものではなく、このようなすべ
ての変更と変型とを付記されているクレームの範
囲囲内に含まれるものとして包括することを意図
するものである。

〔発明の効果〕以上説明したように本発明に係る気化式バーナ
によれば、点火装置は、液体燃料を受ける吸収体
のために、実際の燃焼室の外側、即ちキヤリアの
背後に配置されている。その結果、点火装置は燃
焼室内の流通状態を妨害せず、それによつて、更
に好適な燃焼プロセスをもたらす。更に、このよ
うな構成により、点火装置は、燃焼室内の高温及
び／又は火焔に直接に露呈されないので、点火装
置の寿命がこれまでよりも相当程度延長され、最
大の信頼性をもつて、あまつさえ長期間にわたつ
て作動する気化式バーナが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は気化式バーナの部分的、縦断面図であ
る。第２図は第１図の―線に沿う断面図であ
る。第３，４図は第１，２図に示されるものに対
応する図面であるが、ただし変型の実施例を示す
ものである。２…キヤリア、３…吸収体、５…後ろ側、７…
露呈部分、１０…燃焼室、１３…点火装置、１９
…開口、３０…貫通孔。

Claims

【特許請求の範囲】１燃焼室と、該燃焼室内に配置された燃焼パイ
プと、その正面側の少なくとも一部を露呈するよ
うに前記燃焼室に面しているキヤリヤの正面側に
配置されている燃焼吸収体と、点火装置とを有す
る、液体燃料加熱装置の気化式バーナにおいて、
前記点火装置が、前記燃焼室からは反対向きの前
記キヤリヤの後ろ側に配置され、前記キヤリヤ
は、前記吸収体によつて覆われたキヤリヤの領域
内でキヤリヤ自体を貫通して延びる少なくとも一
つの開口を有し、少なくとも１つの貫通孔が前記
キヤリヤ部分の露呈部分に設けられている気化式
バーナ。２前記点火装置は、点火ハウジングによつて画
成される点火室内に配置され、該点火ハウジング
は、前記点火室内へ導かれる少なくとも一つの燃
焼用空気送り入口を有することを特徴とする請求
項第１項に記載の気化式バーナ。３前記燃焼用空気送り入口は、前記吸収体によ
り覆われたキヤリヤの領域内の前記開口の反対側
に位置することを特徴とする請求項第２項記載の
気化式バーナ。４前記点火室を画成する壁の一つが前記キヤリ
ヤの後ろ側によつて形成されていることを特徴と
する請求項第３項記載の気化式バーナ。５前記点火室を画成する壁の一つが前記キヤリ
ヤの後ろ側によつて形成されていることを特徴と
する請求項第２項記載の気化式バーナ。６前記点火ハウジングは、前記点火装置をその
自由端から螺合式取付部まで収容することを特徴
とする請求項第４項記載の気化式バーナ。７前記点火ハウジングは、前記点火室と接する
ハウジング内側部と、前記点火装置をその点火室
からねじ螺合式取付部までを収容し、前記ハウジ
ング内側部とは別個の要素を構成するハウジング
外側部とから成ることを特徴とする請求項第６項
記載の気化式バーナ。８前記ハウジング外側部は、それ自体と、前記
キヤリヤの領域に位置するハウジング下側部との
間の結合部において密封されていることを特徴と
する請求項第７項記載の気化式バーナ。９前記気化式バーナは更に、前記点火装置、キ
ヤリヤ、点火室及び吸収体を収容する、コツプ型
のハウジング囲み部をも有することを特徴とする
請求項第８項記載の気化式バーナ。１０前記コツプ型のハウジング囲み部と、前記
燃焼パイプとは、単一のフランジ連結部により相
互に連結されていることを特徴とする請求項第９
項記載の気化式バーナ。１１前記燃焼パイプに、燃焼用空気用のスロツ
ト型受入口を設けられていることを特徴とする請
求項第１０項記載の気化式バーナ。１２前記点火装置は、前記コツプ型ハウジング
部分と一体のユニツトをなすことを特徴とする請
求項第９項の気化式バーナ。１３前記気化式バーナは更に、前記点火装置、
キヤリヤ、点火室及び吸収体を収容する、コツプ
型ハウジング囲み部をも有することを特徴とする
請求項第１項記載の気化式バーナ。１４前記コツプ型ハウジング囲み部と前記燃焼
パイプとは、単一のフランジ連結部により相互に
連結されていることを特徴とする請求項第１３項
記載の気化式バーナ。１５前記燃焼パイプに、燃焼用空気用のスロツ
ト型受入口を設けられていることを特徴とする請
求項第１４項記載の気化式バーナ。１６前記点火装置が、前記コツプ型ハウジング
部分と一体のユニツトをなすことを特徴とする請
求項第１３項記載の気化式バーナ。１７前記点火装置は、前記吸収体により覆われ
たキヤリヤの表面とおおむね平行に延在すること
を特徴とする請求項第４項記載の気化式バーナ。１８前記点火装置は、前記吸収体により覆われ
たキヤリヤの表面とおおむね平行に延在すること
を特徴とする請求項第１項記載の気化式バーナ。１９前記点火装置は細長のグロープラグである
ことを特徴とする請求項第１８項記載の気化式バ
ーナ。２０前記点火ハウジングと前記点火装置は前記
コツプ型ハウジング囲み部から半径方向へ引抜き
可能な一体ユニツトとして形成されていることを
特徴とする請求項第１３項記載の気化式バーナ。