JPH0457675B2 - - Google Patents

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JPH0457675B2
JPH0457675B2 JP54158275A JP15827579A JPH0457675B2 JP H0457675 B2 JPH0457675 B2 JP H0457675B2 JP 54158275 A JP54158275 A JP 54158275A JP 15827579 A JP15827579 A JP 15827579A JP H0457675 B2 JPH0457675 B2 JP H0457675B2
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JP
Japan
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hydrogen
formula
compound
atom
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JP54158275A
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JPS5581863A (en
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Kamupe Kurausuudeiiteru
Gurantsuaa Erunoruto
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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Publication date
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Publication of JPH0457675B2 publication Critical patent/JPH0457675B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D239/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings
    • C07D239/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings
    • C07D239/24Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D239/28Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D239/46Two or more oxygen, sulphur or nitrogen atoms
    • C07D239/48Two nitrogen atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/04Anorexiants; Antiobesity agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/06Antihyperlipidemics
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C255/00Carboxylic acid nitriles

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
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  • Child & Adolescent Psychology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pyrrole Compounds (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はその塩を含めて新規4−アミノ−2−
ウレイド−ピリミジン−5−カルボン酸アニリ
ド、その製法、その化合物を包含している医薬な
らびに特に脂質代謝障害および肥胖病の治療に際
してのその使用に関する。 商業上存在する食欲不振剤はほとんどすべての
β−フエニルエチルアミンの誘導体である。例と
してここにあれば、フエンメトラジン、アンフエ
プラモン、ノルプソイドエフエドリン、フエンフ
ルラミンおよびフエンプロポレツクスである。こ
れらの製剤は多かれ少なかれ中枢神経系および/
または血液循環に著しい副作用を及ぼすという欠
点がある〔デイークラドツク(D Craddock)、
ドラツグズ(Drugs)、11巻、378頁(1976)、ピ
ーエツチコンネル(P H Connell)、サイドイ
フエクツオブドラツグズ(Side Effects of
Drugs)、第2巻、エムエヌジ−デユークス(M
N G Dukes)編集、エクセルプタメデカ
(Excerpta Medica)、アムステルダム、1978年、
参照〕。 食欲制限作用を有する新規な製剤として最近イ
ミダゾ〔2.1−a〕イソインドール誘導体が「マ
ジンドール(Mazindol)」の名称の下に知られて
いる〔J.H.Gogerty氏他「Arch.int.
Pharmacodyn.」第214巻第285頁(1975)〕。この
化合物はβ−フエニルエチルアミンの誘導体では
ないのであるが、この食欲不振剤は同様に中枢神
経系への副作用をまぬがれ得ない。 薬理学的作用側面は多くの点でアンフエタミン
および使用される物質とで同じである。マジンド
ールはアンフエタミンと同様にドーパミン反応を
高めることにより中枢刺激性に作用する。慢性の
投与に際し、折にふれて迅速に出現する作用消失
はおそらくマジンドールにより誘起される過イン
シユリン血症に原因が帰せられる。マジンドール
を用いる治療に際しては、不眠症、めまい、便秘
症、神経過敏、心摶亢進および強度の発汗のよう
な典型的な中枢刺激性食欲制限剤の副作用が出現
し、これに加えて口腔の乾燥ならびに強度の著し
い抗うつ作用が現われる。アンフエタミンに依存
している患者ではマジンドールはフエンフルラミ
ンよりもアンフエタミン様に作用する〔「Arznei
−Telegramm」第12/76巻第92頁、
「Pharmacology」第15巻第46頁(1977)、および
「Psychosomatics」第14巻第162頁(1973)参
照〕。 本発明は、これら副作用を示せず特に心臓循環
および中枢神経系に対して望ましからぬ影響を何
ら及ぼさない食欲制限性製剤を提供するという課
題に基づいている。 今、一般式 を有する4−アミノ−2−ウレイド−ピリミジン
−5−カルボン酸アニリドならびにその生理学的
に受容され得る酸附加塩が価値ある薬理学的性質
を有していることが見出された、ここで上式
()中、 R1は水素あるいは(C1〜C3)−アルキル基であ
り、 R2は(C1〜C10)−アルキル基、(C4〜C8)−シ
クロアルキル基あるいはフエニル残基(ここでフ
エニル残基は1〜2個の(C1〜C3)−アルキル
基、1〜2個のハロゲン原子、またはメチレンジ
オキシ基によつてさらに置換されていてよい)で
あり、 R3は水素であり、 R4は水素であり、 R5は水素であり、 R6は水素、(C1〜C3)−アルキル基あるいはベ
ンジル基であり、 R7は水素、(C1〜C3)−アルキル基、ハロゲン
原子、トリフルオルメチル基、(C1〜C2)−アル
コキシカルボニル基、ニトロ基、(C1〜C4)−ア
ルコキシ基あるいは基 (ここで式中Zは酸素あるいは硫黄原子であ
り、そしてR9およびR10は同じかまたは相異なつ
ていて、水素、(C1〜C3)−アルキル基あるいは
(C1〜C2)−アルコキシ基を意味する)であり、 R8はふつ素原子、塩素原子、メチル基、(C1
C2)−アルコキシ基あるいはトリフルオルメチル
基であり、 Xは酸素原子であり、そして nは0,1あるいは2であり、その際 基R1およびR2はまた共同て3〜6個の炭素原子
を有する枝分れしたかもしくは枝分れしていない
アルキレン残基を意味してもよく、R1が水素で
ある場合は、基R2およびR3はまた共同して、場
合によつては(C2〜C4)−アルケニル基によつ
て、あるいはフエニル基によつて置換されていて
もよい2〜8個の炭素原子を有する枝分れしたか
もしくは枝分れしていないアルキレン残基を意味
し、そして n=1の場合、基R7およびR8はまた共同して
メチレンジオキシ基を意味してよい。 特にこれらは食欲不振作用があり、すなわちこ
れらはその食欲制限作用によつて過重、脂肪ぶと
りその他を防止し得る。その上これらは脂質代謝
障害の治療に適している。 それゆえに本発明は上記式を有する4−アミ
ノ−2−ウレイド−ピリミジン−5−カルボン酸
アニリドならびにその生理学的に受容され得る酸
附加塩に関する。 置換基が以下の意味を有する一般式を有する
化合物が好ましい。 R1=水素、メチルあるいはエチル、 R2=(C1〜C8)−アルキル基、(C5〜C6)−シク
ロアルキル基、場合によつてはフエニル残基がメ
チル基、1個もしくは2個の塩素原子またはメチ
レンジオキシ基によつてさらに置換されていてよ
いフエニル残基、 R3=水素あるいはR2と共同して以下に記載さ
れているようなもの、 R4=水素、 R6=水素、(C1〜C3)−アルキル基あるいはベ
ンジル基、 R7=(C1〜C3)−アルキル基、ハロゲン原子、
CF3、NO2あるいは(C1〜C4)−アルコキシ基で
あるかあるいは基 (ここでZはo−あるいはS−原子でありそして
R9およびR10は同じかまたは相異なつていて水
素、メチル基あるいはメトキシ基を意味する)、 R8=メチル、ふつ素、塩素、(C1〜C2)−アル
コキシあるいはトリフルオルメチル基、 n=0,1あるいは2であり、そしてその際 Xは酸素原子であり、そして 基R1およびR2はまた共同してテトラ−もしく
はペンタ−メチレン残基を形成することができ、
あるいは R1が水素である場合は基R2およびR3はまた共
同してビニル基によつてあるいはフエニル基によ
つてさらに置換されていてもよい枝分れしたかも
しくは枝分れしていない2〜6個の炭素原子を有
するアルキレン鎖であり、その際ウレイド基と共
に環を形成する本来のアルキレン鎖は2個の炭素
原子を包含し、そして n=1である場合には基R7およびR8はまた共
同して3,4−位のメチレンジオキシ基を形成す
ることができる。 以下の置換基の意味を有する一般式を有する
化合物が特に好ましい。 R2=(C1〜C8)−アルキル基、シクロヘキシル
あるいは場合によつては1個もしくは2個の塩素
原子、メチルによつて置換されているフエニル
基、 R3=水素、もしくはR2と共同して以下に記載
されているようなもの、 R1およびR4=水素、 R6水素、メチル、エチルあるいはベンジル基、 R7=(C1〜C3)−アルキル基、ふつ素、塩素あ
るいは臭素原子、CF3あるいは(C1〜C2)−アル
コキシ基あるいは基 でZはo−もしくはS−原子でありそしてR9
よびR10は同じかまたは相異なつていて水素、メ
チルあるいはメトキシ基を意味する)、 R8=メチル、ふつ素、塩素、(C1〜C2)−アル
コキシあるいはトリフルオルメチル基でありそし
て X=酸素原子であり、 n=0.1あるいは2であり、 R1が水素である場合はR2およびR3または共同
してビニルによつてあるいはフエニル基によつて
さらに置換されていてもよい2〜6個の炭素原子
を有する枝分れしたかもしくは枝分れしていない
アルキレン鎖であり、その際ウレイド基と共同し
て環を形成している本来のアルキレン鎖は2個の
炭素原子からなり、そして R7およびR8はn=1の場合共同して3,4−
位のメチレンジオキシ基を形成しうる。 置換基R8が数個存在する場合、その意味は同
じかまたは相異なつている。本発明による式を
有する化合物の塩としては例えば塩化水素酸、臭
化水素酸あるいは沃化水素酸、硫酸、りん酸、硫
硝、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、
スルフアミン酸、メチル硫酸、酢酸、プロピオン
酸、オレイン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、
マロン酸、マレイン酸、コハク酸、グルタル酸、
りんご酸、酒石酸、クエン酸、フマル酸、乳酸、
グリコール酸、焦性葡萄酸、安息香酸、トルイル
酸、グルタミン酸、フランカルボン酸、サリチル
酸あるいはマンデル酸のような生理学的に危険の
ない無機および有機酸との塩があげられる。生理
学的に受容され得る無機酸あるいはかかる酸の強
いないし中程度に強い酸性誘導体との塩が好まし
い。 本発明の一般式を有する4−アミノ−2−ウ
レイド−ピリミジン−5−カルボン酸アニリドは a 式a R2−N=C=O (a) (式中R2は前記された意味を有する)を有す
るイソシアネートをグアニジンと反応させ、その
際形成される反応混合物を続いてさらに式() (式中R6,R7およびR8ならびにnは上記式
に示される意味を有しR′はメチルあるいはエチ
ル基を意味する)を有する化合物と反応させる
か、あるいは b 一般式() (式中R11は水素、(C1〜C3)−アルキル、(C2
〜C4)−アルケニル、あるいは、フエニルであ
り、R12およびR13は同じかまたは相異なつてい
てよくそれぞれ水素あるいは(C1〜C3)−アルキ
ル基を意味する)を有する化合物あるいはその酸
附加塩を、式()を有する化合物の塩が使用さ
れる場合は塩基性化合物を添加して式(式中
R6〜R8、R′およびnは前記した意味を有する)
を有する化合物と反応させて一般式〔式中Xは
Oであり、R1,R4およびR5は水素でありそして
R2とR3は共同して基 (ここでR11〜R13は前記した意味を有する)
を形成しR6,R7およびR8ならびにnは前記の意
味を有する〕を有する化合物を形成させるか、あ
るいは c 式aを有するイソシアネートを一般式 (式中R6,R7およびR8ならびにnは前記式
に示される意味を有する)を有する化合物と反応
させるか、 d 一般式 〔式中R1は(C1〜C3)−アルキル基を意味し、
R2は(C1〜C8)−アルキル基、(C5〜C6)−シクロ
アルキル基、場合によつてはメチル基、1個もし
くは2個の塩素原子、あるいはメチレンジオキシ
基によつてフエニル残基がさらに置換されていて
よいフエニル基であるか、あるいはR1およびR2
は共同して枝分れしたかもしくは枝分れしていな
い3〜6個の炭素原子を有するアルキレン残基で
あり、Xは酸素原子である〕を有するクロルぎ酸
アミドまたはを式(式中R6,R7およびR8なら
びにnは上記式に示される意味を有する)を有
する化合物と反応させ場合によつては得られる一
般式を有する化合物を有機もしくは無機酸を用
いてその生理学的に受容され得る酸附加塩に変換
する ことによつて製造される。 前記a〜d項にあげられている反応は溶媒また
は希釈剤の存在下もしくは不存在下に行われ得
る。 前記a項に示される方法は、好ましくは以下の
ようにして行われる。すなわち、式aを有する
イソシアネートを1.0〜1.3当量の量で合目的的に
は溶媒を使用して−50℃〜+60℃特に−20℃〜+
35℃で1当量のグアニジンと反応させ、その際生
じる反応混合物を形成される式を有するグアニ
ル尿素を単離することなく、場合によつてはさら
に他の溶媒を使用して、式を有する化合物と−
20℃〜+250℃なかんずく+15℃〜140℃でさらに
反応させる。その際生じる式(式中R1,R3
R4,R5=H,R2,R6,R7,R8およびnは前記し
た意味を有する)を有する化合物は大抵結晶状態
で析出するか、あるいは溶媒を蒸発させたのちに
慣用の方法により結晶状態で単離される。この方
法にはR6が水素を意味しそしてR7,R8および
R′ならびにnが前記した意味を有する式を有
する化合物が使用されるのが好ましい。a項に示
される方法は下記反応式により説明され得る。 この反応の溶媒としては例えばメタノール、エ
タノール、プロパノール、イソプロパノール、ブ
タノール、イソブタノール、第三ブタノール、お
よび/またはブタンジオールのような低級アルコ
ール、エーテル、テトラヒドロフラン、1,2−
ジメトキシエタン、ジオキサン、アセトニトリ
ル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、スルホラン、スルホレン、クロロホルム、ヘ
キサメチルりん酸トリアミド、ジメチルスルホキ
シド、ジグリコールジメチルエーテル、メチレン
クロリドあるいは酢酸エチルが使用され得る。適
当なイソシアネートは実施例に示されているもの
と並んで例えばメチル−、エチル−、イソプロピ
ル−、イソブチル−、ペンチル−、ヘキシル−、
2−エチルヘキシル−、デシル−、シクロペンチ
ル−、シクロヘプチル−、シクロオクチル−、ア
リル−、メタリル−、フエニル−、4−メトキシ
フエニル−、3,4−ジメトキシフエニル−、4
−エトキシフエニル−、4−ブトキシフエニル
−、o−、m−、あるいはp−トルイル−、4−
イソプロピルフエニル−、4−フルオルフエニル
−、3−エトキシカルボニルフエニル−あるいは
3,4−メチレンジオキシフエニル−、ベンジル
−、4−クロルベンジル−、4−メトキシベンジ
ル−、2−フエニルエチル−あるいは2−(3−
メトキシフエニル)エチル−イソシアネートがあ
る。 出発物質として使用されるイソシアネートa
は大部分既知の化合物であるか、あるいは既知方
法により製造され得る〔例えば「Liebigo Ann.
d.Chem.」第562巻第75〜136頁(1949)および
Houben−Weyl氏編「Methoden der Org・
Chemie」第4版第巻第120頁(1952)参照〕。 一般式を有する3−アルコキシ−2−シアノ
−アクリル酸アニリドは相当するシアンアセトア
ニリドから無水酢酸の存在下に好ましくは触媒と
してルイス酸を添加してオルトぎ酸エステルと反
応させることにより製造され得る(これにはドイ
ツ特許出願公開公報第2555789号明細書参照)。 前記b項に示される方法は、式を有するアミ
ジノ−イミダゾリノンを−30℃〜+250℃なかん
ずく+15℃〜+140℃の温度で合目的的には溶媒
の存在下に式を有する化合物と反応させるよう
にして行われるのが好ましい。この反応には式
を有する化合物が遊離の塩基としてかあるいはそ
の酸附加塩の形で使用され得る。塩が使用される
場合、好ましくは少なくとも1当量もしくはそれ
以上の塩基性化合物を加える。好ましくは式を
有する化合物の塩と塩基性化合物との反応は−30
℃〜+50℃の温度で式を有する他の反応相手で
ある化合物を添加する前に行われる。2〜3分な
いし数時間の反応時間ののち続いて同じ反応容器
中で式を有するアミジノ−イミダゾリジノンを
単離することなく式を有する化合物との反応が
行われ得る。 塩基性化合物としては例えば低級アルコールの
アルカリもしくはアルカリ土類金属アルコラー
ト、アルカリあるいはアルカリ土類金属の水酸化
物、炭酸塩あるいは炭酸水素塩、水素化ナトリウ
ム、あるいはトリエチルアミンもしくはN,N−
ジメチルアニリンのような第三アミンが使用され
得る。 溶媒としては例えばa項に記載されている方法
に際してあげられているようなものが使用され得
る。 式を有する1−アミジノ−イミダゾリジン−
2−オンはなかんずくドイツ特許出願第
P2853221.0号明細書記載の方法により調製され
る。 そこに記載されている方法は、式 (式中Halは塩素、臭素もしくは沃素原子を意
味しそしてR11,R12およびR13は式に示される
意味を有する)を有する2−ハロゲンアルキル−
イソシアネートを場合によつては溶媒または希釈
剤の存在下にグアニジンと反応させることを特徴
とする。 残基R11,R12およびR13が水素であるかあるい
はR11が(C1〜C3)−アルキルあるいは(C2〜C4
−アルケニル基もしくはフエニルであり、R12
メチルもしくはエチル基あるいは水素でありそし
てR13がメチル基あるいは水素を意味するがしか
しながらR13がメチル基を意味する場合はR12
水素を表わす式を有する化合物が好ましい。 反応を実施するには、式を有する化合物ある
いはその酸附加塩を純粋な結晶形態で使用する必
要はない。その代りにこの化合物の製造に際して
時としては油状に析出する粗生成物が使用され得
る。 形成される一般式を有する化合物はしばしば
実際上純粋な結晶性物質として反応媒質から析出
するか、あるいはこれは溶媒を蒸発させたのちに
慣用の方法で単離され必要な場合は再結晶あるい
はクロマトグラフイーにより精製される。 前記c項に示される方法は好ましくは以下のよ
うにして行われる。すなわち、イソシアネート
aを溶媒およびN−H結合を何ら包含していない
塩基性窒素化合物を使用して、0℃〜250℃なか
んずく40℃〜150℃で式を有する化合物と反応
させる。 溶媒としては例えばアルコールの他にa項に示
される方法にあげられているものが適している。
アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルりん酸
トリアミド、ジオキサン、ジメトキシエタン、ス
ルホラン、スルホレン、ジグリコールジメチルエ
ーテル(ジグライム)あるいはピリジンのような
極性非プロトン性溶媒が好ましい。 前記溶媒の混合物ならびにまた前記溶媒と他の
溶媒との混合物もまた使用され得る。 式を有する化合物ならびにそのものから本発
明により形成される式を有する化合物はその
時々の溶媒または希釈剤中に懸濁もしくは溶解し
て存在させ得る。溶解している物質の関与部分は
それぞれの溶媒を溶解力に強く依存し、一般にそ
の極性度と共に上昇する。 N−H基を有していてはならない好ましくは触
媒として使用されるべき塩基性窒素化合物は第三
アミン、安全にアルキル置換されているアミジン
のような窒素塩基であり、二環式および/または
ヘテロ芳香族環式窒素化合物もそこに包含される
ことが理解されるべきである。適当な第三アミン
は例えばトリエチル−もしくはトリブチル−アミ
ン、ジエチル−シクロヘキシル−アミン、N−エ
チル−ピペリジン、N,N−ジメチル−あるいは
−ジエチル−アニリンあるいはジアザ〔2,2,
2〕ビシクロオクタンである。 適当なアミジンは例えば化合物 のようなジアザビシクロアルカンであり、適当な
ヘテロ芳香族環状窒素塩基は例えばピリジン、ピ
コリン、キノリン、キナルジンおよび/またはN
−メチル−イミダゾールである。 これらの好ましくは触媒として使用される塩基
性窒素化合物は合目的々には式aを有する化合
物1モルにつき0.01〜2.00モルなかんずく0.10〜
1.10モルの量で使用される。 式aを有する化合物と式を有する化合物と
の間の反応はしかしまた塩基性窒素化合物を添加
せずに行われ得る。 イソシアネートa式を有する化合物と反応
させる量比は本発明によつて大きく変動してよ
く、式を有する化合物1モル当り式aを有す
る化合物0.30〜3.00モルもしくはそれ以上であり
得る。好ましくは式を有する化合物1モル当り
式aまたはbを有する化合物0.90〜1.60モル
が使用される。 一般式を有する2,4−ジアミノ−ピリミジ
ン−5−カルボアニリドは新規な化合物である。
本発明は従つて式を有する化合物ならびにその
製法にも関する。これは価値ある中間生成物であ
り、特に式を有する化合物の製造に使用され
る。その上これら自体価値ある薬理学的性質を有
する。これらはグアニジンあるいはグアニジウム
塩を一般式を有する化合物と反応させることに
より製造され得る。この反応は前記a項もしくは
b項に記載される方法と同様にして行われる。こ
の方法について詳細に先に説明されている反応条
件は式を有する化合物の製造にも同様に行われ
る。例えばグアニジウム塩が使用される場合、合
目的々には前記a項またはb項に説明されている
ような塩基性化合物を添加して操作する。式を
有する化合物の形成は以下の式により具体的に示
される。 E/Z異性体に関して式に選択されている記
載様式は任意のものである。これは双方の型を包
含しているべきものである。前記反応およびaお
よびb項に記載されている方法にとつて式を有
する化合物は純粋なE形もしくはZ形でもまたE
およびZ両形の混合物としても使用され得る。い
ずれの場合も閉環してそれぞれの本発明によるピ
リミジン誘導体が形成される。 前記d項に示される方法は好ましくは以下のよ
うにして行われる。すなわち、式(式中R1
R2およびXは前記した意味を有する)を有する
クロルぎ酸アミドを合目的々にはこの式を有す
る化合物に対して不活性な溶媒または希釈剤を使
用しつつ1.0〜1.8当量で18℃〜140℃なかんずく
40℃〜100℃で式を有する化合物に対して不活
性な塩基性化合物の合目的々には0.8〜1.3当量の
存在下に式を有する化合物に作用される。 好ましくは反応に際して形成される塩化水素を
結合させるために使用される塩基性化合物として
は例えばc項記載の方法の説明に際してあげられ
ているものが適当である。式を有する化合物と
式を有する化合物との反応は原則上はかかる塩
基性化合物を添加することなく行われ得る。 溶媒または希釈剤としては例えばテトラヒドロ
フラン、エーテル、1,2−ジメトキシエタン、
ジオキサン、アセトニトリル、スルホラン、クロ
ロホルム、塩化メチレン、1,2−ジクロルエタ
ン、酢酸エチル、アセトン、ジメチルスルホキシ
ドあるいはピリジンのような非プロトン性のなか
んずく極性の溶媒が適している。 上記溶媒の混合物ならびにまた上記溶媒と他の
溶媒との混合物もまた使用され得る。 式を有する化合物ならびにそのものから式
を有するクロルぎ酸アミドを作用させることによ
り形成される式を有する化合物はその時々の溶
媒または希釈剤中に懸濁もしくは溶解した状態で
存在し得る。溶解した物質の部分はそれぞれの溶
媒の溶解力および式または式を有する化合物
のアニリド基のフエニル残基中の置換基に強く依
存している。一般に、式および式を有する化
合物に関する溶解力は溶媒の極性度と共に増大す
る。前記d項に記載されている方法の実施に関す
る詳細は実施例にとりあげられている。式(X
=O)を有するクロルぎ酸アミドは大部分は既知
であるかあるいは既知方法〔「J.Chem.Sσc.」
1947年第307頁およびHouben−Weyl氏編
「Methoden der Org.Chem.」第巻第3部第
117頁(1952年)参照〕により製造され得る。 一般式を有する化合物の製造に際してはもち
ろん式を有する化合物のアニリド基のフエニル
残基中の置換基も既知方法により変換すなわち他
の置換基に変換され得る。従つて、例えばニトロ
をアミノ基にそしてこれを再びアシルアミノ基に
変換し得るし、あるいはカルボキシルをカルボン
エステル基そして逆にカルボンエステルをカルボ
キシル基に変換し得る。 本発明によつて実施例に記載されている化合物
の他に例えばまた以下の表1に示される一般式
を有する化合物またはその酸附加塩が得られる。
【表】 |

【表】
【表】 本発明による一般式を有する新規な化合物は
価値ある薬理学的性質を有し従つて医薬として使
用され得る。これらは例えば脂質代謝に好ましい
作用を及ぼすことにすぐれ、特に食欲不振剤とし
て適している。前記β−フエニルエチルアミン類
似体または誘導体およびマジンドール型の化合物
に対比してこれらは心臓循環系への望ましからぬ
副作用がないことおよび中枢神経系への刺激作用
がないことに卓越し、従つて前記化合物より優れ
ている。過重は非常にしばしばプリン代謝障害
(血清尿酸上昇)あるいは過脂血症と結びついて
いるので、その代謝逸脱に対する拮抗的性質が所
望され、そして特別の利点を有する。式を有す
る個々の代表物はまたこの好ましい低尿酸血性質
を示す。 一般式を有する新規な化合物もまた化合物
の合成のための中間生成物を表わし、同様にその
酸付加塩それ自体きわだつた強さの食欲不振作用
がある。この化合物はまた他に脂質代謝およびプ
リン代謝に対して好ましい作用を及ぼす。式を
有する2,4−ジアミノピリミジン−5−カルボ
アニリドは低尿酸血症作用を有する。その他消炎
性質も観察される。 式を有する新規な化合物の食欲阻止作用は絶
食させたラツトでの経口および/または腹腔内投
与に際しての薬理学的試験における飼料摂取の阻
止において示され、半慢性的投与では体重増加阻
止に至る。 ラツトの急性試験における化合物の食欲不振作
用(飼料消費阻止)の試験は1時間間隔で6時間
にわたつて48時間絶食ラツトの飼料消費を測定す
ることにより行なわれる。体重110g以上のウイ
スター種の雄ラツトが使用され、これを数日間試
験室中で条件調整する。これらは試験開始まで飼
料および水に自由に接近できる。物質の投与48時
間前に飼料をひきあげる。次いで試験されるべき
物質を経口(食道ゾンデを使用)でかあるいは腹
腔内に体重100g当り0.5mlの容量で1%タイロー
ス中で投与する。腹腔内投与30分後または経口投
与1時間後に動物に正確に測つた量のペレツト化
した飼料を与え、摂取された飼料の量を、存在し
ている飼料量を1時間おきに6時間計量すること
により測定する。1種の化合物および1投薬量当
り大抵ラツト6匹が使用され、これは試験期間中
個々にタイプ3マクロロン(Makrolon)ケージ
中に保持される。 各個の動物の飼料消費から飼料消費測定の各時
点での群平均値が算出される。飼料消費のこの平
均値を、溶媒または懸濁剤のみを与えられた同時
施行の対照群の値と比較する。対照群に対しての
変動を後記表およびに%で示す。 表および表において、実施例化合物の欄の
数字は、供試化合物をその供試化合物が製造され
た実施例の番号で表わしたものである。
【表】 上表のデータは48時間絶色させたラツトの1〜
6時間にわたる飼料摂取阻止(対照群に対する
%)を示す。供試化合物の腹腔内投与は飼料供給
30分前である。
【表】 上表のデータは48時間絶食させたラツトの1〜
6時間にわたる飼量摂取阻止(対照群に対する
%)を示す。供試化合物は飼料供給の1時間前に
経口投与された。 低脂血症および/または低尿酸血症性作用の意
味における脂質代謝への好ましい作用は前記化合
物で数日間経口処理し、その血液を処理の前およ
び後に摂取したラツトについて示される。それか
ら得られる血清中のコレステリンをCHOD−
PAP法(ベーリンガー)により、トリグリセリ
ドをエツグシユタイン(Eggstein)およびクロイ
ツ(Kreutz)両氏の方法により、そして尿酸を
コルテユム(Kortum)およびクリング(Kling)
両氏の方法により酸素的に測定し〔「Arztl.Iab.」
第18巻第33頁(1972)〕、初めの値に対しての変動
あるいは溶媒または懸濁剤のみを用いて処理され
た同時進行の対照群に対する変動を比較する。 本発明の化合物による脂質代謝への影響に関す
る他の研究に際し、これは血清中の粥腫症原性脂
質蛋白フラクシヨンLDLおよびVLDLの濃度を
強く減少させるが他方保護因子HDLに影響しな
いかあるいはほんのわずかな程度にしか低下させ
ないことが観察された。従つて、HDL対粥腫症
原性フラクシヨンの比率は(未処置対照群に基づ
き)数倍高くなる。これに比較して既知の脂質降
下剤たる「クロフイブラート(Clofibrat)」は
HDL−コレステリンをLDL−およびVLDL−コ
レステリンより決定的に強い規模で低下させる。
クロフイブラート類似体たる「ベザフイブラート
(Bezafibrat)」もLDL−コレステリンとほとん
ど同じ程度にHDL−コレステリンを低下させる。
その他クロフイブラートおよびその類似体は肝臓
の相対的重量を強く高めるが、本発明の新規な化
合物はこれに関しては中立である。 試験は以下に記載されるようにして行われた。 当初重量220g以上を有するHOE種WISKf
(SPF71)の雄ラツト各10匹ずつの群にPEG400
中の試験すべき化合物の所定量を食道ゾンデで毎
日1回(朝)与える。対照群にはPEG400のみを
与える。合計で7回または28回の投与が行なわ
れ、最終回(7回または28回目の投与)は採血お
よび屠殺する24時間前に行なわれる。飼料および
水には試験の間自由に接近できる。軽いエーテル
麻酔下に後方眼窩でなされる採血24時間前に、飼
料を引きあげる。採血直後に動物を脊柱をねじつ
て殺す。肝臓を採り出し、そして相対的な肝臓重
量を測る。その他に体重増加および飼料消費が研
究される。 血清−脂質蛋白を分析するには一つの群のすべ
てのラツトの血清をプールする。血清−脂質蛋白
は分取用超遠心分離器(ベツクマンL250B、ロー
ターFW50Ti)でVLDL、LDLおよびHDLに分
離する。 分離された脂質蛋白フラクシヨン中のCHOD
−PAP法〔Ro¨schlau氏他の「第9回臨床化学国
際委員会(9th Int.Congr on Klin.Chemistry)」
(1975年)抄録第1号〕によるコレステリンの酵
素的測定およびトリグリセリド〔Eggsteinおよび
Kreutz両氏の「Klin.Wschr.」第44巻第262およ
び267頁(1966年)およびWahlefeldおよび
Bergmeier両氏の「Methodender
enzymatischen Analyse」第3版第巻(1974
年)第1878頁参照〕の測定にはベーリンガー/マ
ンハイムの組み合せ試験が用いられ、そして蛋白
質の測定はLowry氏他の方法〔「J.Biol.Chem.」
第193巻第265頁(1951年)参照〕により行なわれ
る。 測定結果を表、表′表および表′に示
す。上記表において、 「コレステリン VLDL LDL HDL」 は、VLDL中のコレステリン量、LDL中のコレ
ステリン量およびHDL中のコレステリン量をそ
れぞれ示す。蛋白質、トリグリセリドおよびグリ
セリンの各コラムについても同様の意味を有す
る。
【表】 ラート

ベザフイブ 50 10 0 〓31 〓21
〓23 〓23 〓29 110 150 〓39

ラート

(注) 7日間経口処理後の雄ラツトの血清脂質蛋白
、相対的肝臓重量、体重増加および飼料消
費への影響
【表】 * モノ塩酸塩で測定
(注) 7日間経口処理後に測定
【表】 化合 りmg/ 動物
肝臓 ステ 蛋白

Claims (1)

  1. R4は水素であり、 R5は水素であり、 R6は水素、(C1〜C3)−アルキル基あるいはベ
    ンジル基であり、 R7は水素、(C1〜C3)−アルキル基、ハロゲン
    原子、トリフルオルメチル基、(C1〜C2)−アル
    コキシカルボニル基、ニトロ基、(C1〜C4)−ア
    ルコキシ基あるいは基 (ここで式中Zは酸素あるいは硫黄原子であ
    り、そしてR9およびR10は同じかまたは相異なつ
    ていて、水素、(C1〜C3)−アルキル基あるいは
    (C1〜C2)−アルコキシ基を意味する)であり、 R8はふつ素原子、塩素原子、メチル基、(C1
    C2)−アルコキシ基あるいはトリフルオルメチル
    基であり、 Xは酸素原子であり、そして nは0,1あるいは2であり、その際 基R1およびR2はまた、共同して3〜6個の炭
    素原子を有する枝分れしたかもしくは枝分れして
    いないアルキレン残基を意味してもよく、 R1が水素である場合は、基R2およびR3はまた、
    共同して、場合によつてフエニル残基によつて、
    あるいは(C2〜C4)−アルケニル基によつて置換
    されていてもよい2〜8個の炭素原子を有する枝
    分れしたかもしくは枝分れしていないアルキレン
    残基を意味してもよく、そして n=1の場合、基R7およびR8はまた共同して
    メチレンジオキシ基を意味してもよい〕 を有する4−アミノ−2−ウレイド−ピリミジン
    −5−カルボン酸アニリド、ならびにその生理学
    的に受容され得る酸附加塩。 2 4−アミノ−2−(4,4−ジメチル−イミ
    ダゾリジン−2−オン−1−イル)−ピリミジン
    −5−カルボン酸−(3−トリフルオルメチル−
    アニリド)である特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。 3 4−アミノ−2−(4,4−ジメチル−イミ
    ダゾリジン−2−オン−1−イル)−ピリミジン
    −5−カルボン酸−(3−クロル−2−メチル−
    アニリド)である特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。 4 4−アミノ−2−(4,4−ジメチル−イミ
    ダゾリジン−2−オン−1−イル)ピリミジン−
    5−カルボン酸−(2−フルオル−5−トリフル
    オルメチル−アニリド)である特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。 5 一般式 〔式中R11は水素、(C1〜C3)−アルキル、(C2
    〜C4)−アルケニルまたはフエニルであり、そし
    てR12およびR13は同じかあるいは相異なつてい
    てよく、それぞれ水素、あるいは(C1〜C3)−ア
    ルキル基を意味する〕を有する化合物もしくはそ
    の酸附加塩を、式()を有する化合物の塩が使
    用される場合は塩基性化合物を添加して、式 〔式中、 R6は水素、(C1〜C3)−アルキル基あるいはベ
    ンジル基であり、 R7は水素、(C1〜C3)−アルキル基、ハロゲン
    原子、トリフルオルメチル基、(C1〜C2)−アル
    コキシカルボニル基、ニトロ基、(C1〜C4)−ア
    ルコキシ基あるいは基 (ここで式中Zは酸素あるいは硫黄原子であ
    り、そしてR9およびR10は同じかまたは相異なつ
    ていて、水素、(C1〜C3)−アルキル基あるいは
    (C1〜C2)−アルコキシ基、を意味する)であり、 R8はふつ素原子、塩素原子、メチル基、(C1
    C2)−アルコキシ基あるいはトリフルオルメチル
    基であり、nは0,1あるいは2であり、そして
    n=1の場合、R7およびR8はまた共同してメチ
    レンジオキシ基を意味してもよく、そしてR′は
    メチルまたはエチル基を示す〕 を有する化合物と反応させて後記一般式(式中
    Xは酸素原子であり、R1,R4およびR5は水素で
    ありそしてR2およびR3は共同して (ここでR11〜R13は前記の意味を有する)で
    表わされる基を意味し、R6,R7およびR8ならび
    にnは前記した意味を有する)を有する化合物を
    形成させ、 そして場合によつては得られる後記一般式を
    有する化合物を無機もしくは有機酸を用いてその
    生理学的に受容され得る酸附加塩に変換すること
    を特徴とする、一般式 (式中R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8
    よびnは前述の定義を有する)を有する4−アミ
    ノ−2−ウレイド−ピリミジン−5−カルボン酸
    アニリド、ならびにその生理学的に受容され得る
    酸附加塩の製造。 6 一般式 〔式中、 R1は水素であり、 R4は水素であり、 R5は水素であり、 R6は水素であり、 R7は水素、(C1〜C3)−アルキル基、ハロゲン
    原子、トリフルオルメチル基あるいは基 (ここで式中Zは酸素原子であり、そしてR9
    およびR10は水素を意味する)であり、 R8はふつ素原子、塩素原子あるいはメチル基
    あるいはトリフルオルメチル基であり、 Xは酸素原子であり、そして nは0,1あるいは2であり、その際 基R2およびR3は、共同して2〜8個の炭素原
    子を有する枝分れしたかもしくは枝分れしていな
    いアルキレン残基を意味し、そして n=0の場合、基R7は水素以外の前述した基
    を意味する〕 を有する4−アミノ−2−ウレイド−ピリミジン
    −5−カルボン酸アニリド、ならびにその生理学
    的に受容され得る酸附加塩を有する肥胖病および
    脂質代謝障害の治療用医薬。
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