JPH0457158B2 - - Google Patents
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- JPH0457158B2 JPH0457158B2 JP59027409A JP2740984A JPH0457158B2 JP H0457158 B2 JPH0457158 B2 JP H0457158B2 JP 59027409 A JP59027409 A JP 59027409A JP 2740984 A JP2740984 A JP 2740984A JP H0457158 B2 JPH0457158 B2 JP H0457158B2
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- signals
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N11/00—Colour television systems
- H04N11/06—Transmission systems characterised by the manner in which the individual colour picture signal components are combined
- H04N11/12—Transmission systems characterised by the manner in which the individual colour picture signal components are combined using simultaneous signals only
- H04N11/14—Transmission systems characterised by the manner in which the individual colour picture signal components are combined using simultaneous signals only in which one signal, modulated in phase and amplitude, conveys colour information and a second signal conveys brightness information, e.g. NTSC-system
- H04N11/146—Decoding means therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
- H04N5/455—Demodulation-circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、標本データ形式のテレビジヨン信号
を処理するための装置に関し、特に、表示画像の
垂直エツジにおけるカラー遷移に沿つて細かなド
ツト・クロールが発生しないようにするための装
置に関する。
を処理するための装置に関し、特に、表示画像の
垂直エツジにおけるカラー遷移に沿つて細かなド
ツト・クロールが発生しないようにするための装
置に関する。
超高密度集積回路の開発によつて、テレビジヨ
ン受像機における標本データ形式のビデオ信号を
デイジタル領域で処理することが可能となつた。
現在、アナログのチユーナおよび中間周波(IF)
部分を含んでいるデイジタルTV受像機が提案さ
れている。というのは、これらの部分における無
線周波数(RF)信号の周波数スペクトルが、現
在の超高密度集積のデイジタル回路によつて処理
するには高すぎるからである。IFビデオ信号は、
検波され、アナログ信号をパルス符号変調
(PCM)形式で発生するアナログ・デイジタル
(A/D)変換器に供給される。ナイキストの標
本化基準を満足させ、標本化クロツクをビデオ信
号に位相ロツクさせるために、標本化は色副搬送
周波数scの数倍で実行される。3scの標本化速
度は、ナイキストの基準を満足するが、幾つかの
処理機能を簡単化するために4scの速度で標本化
することが望ましい。
ン受像機における標本データ形式のビデオ信号を
デイジタル領域で処理することが可能となつた。
現在、アナログのチユーナおよび中間周波(IF)
部分を含んでいるデイジタルTV受像機が提案さ
れている。というのは、これらの部分における無
線周波数(RF)信号の周波数スペクトルが、現
在の超高密度集積のデイジタル回路によつて処理
するには高すぎるからである。IFビデオ信号は、
検波され、アナログ信号をパルス符号変調
(PCM)形式で発生するアナログ・デイジタル
(A/D)変換器に供給される。ナイキストの標
本化基準を満足させ、標本化クロツクをビデオ信
号に位相ロツクさせるために、標本化は色副搬送
周波数scの数倍で実行される。3scの標本化速
度は、ナイキストの基準を満足するが、幾つかの
処理機能を簡単化するために4scの速度で標本化
することが望ましい。
PCM複合信号は、個別に処理されるルミナン
ス(Y)およびクロミナンス(C)の成分に分離され、次
いでマトリツクスで混合され、表示用受像管に供
給される赤、緑および青(PGB)の信号を発生
させる。クロミナンス信号は、B−YおよびR−
Y信号によつてそれぞれ振幅変調された第1およ
び第2の搬送波の線形合計から成る位相および振
幅変調された信号である。ここで、第1および第
2の搬送波は90°の位相関係を有する。従つて、
クロミナンス信号のR−YおよびB−Y成分は
90°位相のずれた関係にある。アナログ・デイジ
タル変換器の標本化速度がクロミナンス副搬送波
周波数の4倍であれば、標本点の位相は、分離さ
れた順次のPCMサンプルが各カラー信号(B−
Y)および(R−Y)の情報だけを含むようなも
のとなる。すなわち、分離されたクロミナンス信
号の順次のサンプルは、+(B−Y)o、+(R−Y)
o、−(B−Y)o、−(R−Y)o、+(B−Y)o+1
、+(R
−Y)o+1、−(B−Y)o+1等の形式でインターリー
ブされる。ここで、下付きの文字はサンプルが抽
出される特定の副搬送波サイクルを示す。カラー
信号(B−Y)、(R−Y)の帯域幅は副搬送波の
周波数よりも相当低いから、(B−Y)および
(R−Y)信号は全てのPCMクロミナンス・サン
プルよりも少ないサンプルで再生することができ
る。例えば、(B−Y)復調信号は、+(B−Y)
サンプルだけを分離することによつて得られる、
分離済みクロミナンス信号から発生させることが
でき、同様に、復調(R−Y)信号は、+(R−
Y)サンプルだけを分離することによつて発生さ
せることができる。
ス(Y)およびクロミナンス(C)の成分に分離され、次
いでマトリツクスで混合され、表示用受像管に供
給される赤、緑および青(PGB)の信号を発生
させる。クロミナンス信号は、B−YおよびR−
Y信号によつてそれぞれ振幅変調された第1およ
び第2の搬送波の線形合計から成る位相および振
幅変調された信号である。ここで、第1および第
2の搬送波は90°の位相関係を有する。従つて、
クロミナンス信号のR−YおよびB−Y成分は
90°位相のずれた関係にある。アナログ・デイジ
タル変換器の標本化速度がクロミナンス副搬送波
周波数の4倍であれば、標本点の位相は、分離さ
れた順次のPCMサンプルが各カラー信号(B−
Y)および(R−Y)の情報だけを含むようなも
のとなる。すなわち、分離されたクロミナンス信
号の順次のサンプルは、+(B−Y)o、+(R−Y)
o、−(B−Y)o、−(R−Y)o、+(B−Y)o+1
、+(R
−Y)o+1、−(B−Y)o+1等の形式でインターリー
ブされる。ここで、下付きの文字はサンプルが抽
出される特定の副搬送波サイクルを示す。カラー
信号(B−Y)、(R−Y)の帯域幅は副搬送波の
周波数よりも相当低いから、(B−Y)および
(R−Y)信号は全てのPCMクロミナンス・サン
プルよりも少ないサンプルで再生することができ
る。例えば、(B−Y)復調信号は、+(B−Y)
サンプルだけを分離することによつて得られる、
分離済みクロミナンス信号から発生させることが
でき、同様に、復調(R−Y)信号は、+(R−
Y)サンプルだけを分離することによつて発生さ
せることができる。
クロミナンス搬送波は走査ラインから走査ライ
ンで180°信号がずれている。従つて、副搬送波周
波数scが3.58MHzで、サンプル速度が4scの
NTSC方式の場合、+(B−Y)サンプル、および
+(R−Y)サンプルは、ラインからラインで
140nsのずれが生ずる。この140nsのオフセツトに
よつて垂直エツジに沿つて細かいドツト・クロー
ルが発生する。すなわち、垂直エツジは表示画面
上において上方向に移動する鋸歯状の切込みがつ
けられているように見える。
ンで180°信号がずれている。従つて、副搬送波周
波数scが3.58MHzで、サンプル速度が4scの
NTSC方式の場合、+(B−Y)サンプル、および
+(R−Y)サンプルは、ラインからラインで
140nsのずれが生ずる。この140nsのオフセツトに
よつて垂直エツジに沿つて細かいドツト・クロー
ルが発生する。すなわち、垂直エツジは表示画面
上において上方向に移動する鋸歯状の切込みがつ
けられているように見える。
従つて、本発明の目的は簡単な分離回路を使う
ことによつてクロミナンス信号を復調し、かつそ
の際細かなドツト・クロールが発生しないように
する手段を提供することである。
ことによつてクロミナンス信号を復調し、かつそ
の際細かなドツト・クロールが発生しないように
する手段を提供することである。
本発明は、+Ao、+Bo、−Ao、−Boなる形式で交
互に生ずるカラー混合信号シーケンスであつて、
かつ隣接する水平走査ライン上の対応するサンプ
ルは極性が反対である標本データ形式のクロミナ
ンス信号を復調するためのテレビジヨン受像機用
カラー信号復調器である。A信号の復調器は、一
つ置きの走査ライン上の各シーケンスもしくは複
数のシーケンスからは一方の極性だけの信号サン
プルを分離し、前記一つ置きの走査ライン間に挟
まれる走査ライン上の対応するシーケンスから
は、表示画像上の水平方向の時間軸上整合がとら
れており、極性が反対であるA信号のサンプルを
分離し、補数化(反転)させる。
互に生ずるカラー混合信号シーケンスであつて、
かつ隣接する水平走査ライン上の対応するサンプ
ルは極性が反対である標本データ形式のクロミナ
ンス信号を復調するためのテレビジヨン受像機用
カラー信号復調器である。A信号の復調器は、一
つ置きの走査ライン上の各シーケンスもしくは複
数のシーケンスからは一方の極性だけの信号サン
プルを分離し、前記一つ置きの走査ライン間に挟
まれる走査ライン上の対応するシーケンスから
は、表示画像上の水平方向の時間軸上整合がとら
れており、極性が反対であるA信号のサンプルを
分離し、補数化(反転)させる。
以下の説明において、クロツク信号は大文字
(例えば、Fscで示し、クロツク信号の周波数は小
文字(例えば、sc)で示す。
(例えば、Fscで示し、クロツク信号の周波数は小
文字(例えば、sc)で示す。
第1図を参照すると、NTSCビデオ信号のカラ
ー成分の位相関係が示されている。第1図から、
(R−Y)および(B−Y)のカラー混合信号に
は90°の位相差のあることが分る。−(B−Y)の
成分はカラーバーストと位相が合つており、+(B
−Y)の成分はカラーバーストと位相が180°ずれ
ている。(B−Y)および(R−Y)カラー混合
信号を含んでいるクロミナンス信号をバーストと
同相で標本化すると、クロミナンス信号から−
(B−Y)信号を抽出することができ、復調−(B
−Y)信号を発生させることができる。副搬送波
の周期毎にサンプルを抽出すると、−(B−Y)信
号は(B−Y)の色差信号を再生するのに必要な
全ての情報を含んでいる。同様に、バーストと位
相を90°ずらしてクロミナンス信号を標本化する
と、クロミナンス信号から(R−Y)のカラー混
合信号を復調することができる。
ー成分の位相関係が示されている。第1図から、
(R−Y)および(B−Y)のカラー混合信号に
は90°の位相差のあることが分る。−(B−Y)の
成分はカラーバーストと位相が合つており、+(B
−Y)の成分はカラーバーストと位相が180°ずれ
ている。(B−Y)および(R−Y)カラー混合
信号を含んでいるクロミナンス信号をバーストと
同相で標本化すると、クロミナンス信号から−
(B−Y)信号を抽出することができ、復調−(B
−Y)信号を発生させることができる。副搬送波
の周期毎にサンプルを抽出すると、−(B−Y)信
号は(B−Y)の色差信号を再生するのに必要な
全ての情報を含んでいる。同様に、バーストと位
相を90°ずらしてクロミナンス信号を標本化する
と、クロミナンス信号から(R−Y)のカラー混
合信号を復調することができる。
目特有の応答特性により、(R−Y)および
(B−Y)以外のカラー混合信号を使うことによ
つて、カラー混合信号の帯域幅を保持することが
できる。このために、通常、1.5MHzのベース帯
域幅を有するI信号および0.5MHzのベース帯域
幅を有するQ信号が送信される。IおよびQ信号
は、Iベクトルがベーストから57°ずれ、Qベク
トルがバーストから147°ずれるように、R、Bお
よびY信号の成分で構成される。IおよびQのカ
ラー混合信号は、バーストからそれぞれ57°およ
び147°でクロミナンス信号を標本化することによ
つて、クロミナンス信号から復調することができ
る。
(B−Y)以外のカラー混合信号を使うことによ
つて、カラー混合信号の帯域幅を保持することが
できる。このために、通常、1.5MHzのベース帯
域幅を有するI信号および0.5MHzのベース帯域
幅を有するQ信号が送信される。IおよびQ信号
は、Iベクトルがベーストから57°ずれ、Qベク
トルがバーストから147°ずれるように、R、Bお
よびY信号の成分で構成される。IおよびQのカ
ラー混合信号は、バーストからそれぞれ57°およ
び147°でクロミナンス信号を標本化することによ
つて、クロミナンス信号から復調することができ
る。
第2図は、連続する3本の走査ライン間のカラ
ー副搬送波の一般的な関係を示す。表示上の所定
の水平位置における副搬送波の位相は、各ライン
間で180°ずれている。波形上の小さな丸は、Iお
よびQカラー混合信号の軸に沿つてバーストに位
相ロツクされた副搬送波の4倍の標本化点を示
す。あるライン上の+Iもしくは+Qサンプルは
隣接するライン上の、水平方向に並んだ−Iもし
くは−Qサンプルと時間軸上一致していることが
分る。公称上、副搬送波信号の1周期内の+Iお
よび−Iサンプルは同じ情報を含んでいる。従つ
て、Iカラー混合信号を再生する(すなわち、復
調する)ために必要なことは、+I、+Q、−I、−
Qなる標本データ・ストリームから+Iもしくは
−I信号を選択的に抽出することだけのように考
えられる。しかしながら、例えば、+Iおよび−
Iの標本化点の間に生ずる赤から緑への垂直スト
ライプのような大きなカラー遷移の箇所では、+
Iおよび−Iのサンプルは異なる情報を含んでい
る。さらに、PCMサンプルが、有限の解像度で
決定され、また公称上、有限の解像度で処理され
るので、サンプルには打ち切り誤差が加わる。+
Iおよび−Iのサンプル差に打ち切り誤差が加わ
つた場合、+Iおよび−I信号の全体的な差は無
視できないものとなる。
ー副搬送波の一般的な関係を示す。表示上の所定
の水平位置における副搬送波の位相は、各ライン
間で180°ずれている。波形上の小さな丸は、Iお
よびQカラー混合信号の軸に沿つてバーストに位
相ロツクされた副搬送波の4倍の標本化点を示
す。あるライン上の+Iもしくは+Qサンプルは
隣接するライン上の、水平方向に並んだ−Iもし
くは−Qサンプルと時間軸上一致していることが
分る。公称上、副搬送波信号の1周期内の+Iお
よび−Iサンプルは同じ情報を含んでいる。従つ
て、Iカラー混合信号を再生する(すなわち、復
調する)ために必要なことは、+I、+Q、−I、−
Qなる標本データ・ストリームから+Iもしくは
−I信号を選択的に抽出することだけのように考
えられる。しかしながら、例えば、+Iおよび−
Iの標本化点の間に生ずる赤から緑への垂直スト
ライプのような大きなカラー遷移の箇所では、+
Iおよび−Iのサンプルは異なる情報を含んでい
る。さらに、PCMサンプルが、有限の解像度で
決定され、また公称上、有限の解像度で処理され
るので、サンプルには打ち切り誤差が加わる。+
Iおよび−Iのサンプル差に打ち切り誤差が加わ
つた場合、+Iおよび−I信号の全体的な差は無
視できないものとなる。
第2図の信号によつて表わされる画像が、Iの
標本化点T1およびT2間に垂直のエツジを含んで
いる場合を考えてみる。この場合、時間T2で抽
出されるラインn上の+Iサンプルは、時間T1
で抽出されるラインn+1もしくはラインn−1
上の+Iサンプルとは異なる。しかし、この画像
が受像管上に再生される場合、時間T1における
ラインn+1およびn−1からの信号は、時間
T2におけるラインnからの信号サンプルと実質
的に整合している。従つて、再生された垂直のエ
ツジは不完全に見える。もちろん、この例は誇張
されたものである。というのは、1つの副搬送波
サイクルの間に生ずる信号の遷移は信号の帯域幅
の制限によつて除去されるから、この不完全なエ
ツジ効果は問題とならない。しかしながら、表示
されたエツジをよく観察すると、エツジに関係付
けられる細かいドツト・クロールがある。高精細
表示の場合、この細かいドツト・クロールを除去
することが望ましい。
標本化点T1およびT2間に垂直のエツジを含んで
いる場合を考えてみる。この場合、時間T2で抽
出されるラインn上の+Iサンプルは、時間T1
で抽出されるラインn+1もしくはラインn−1
上の+Iサンプルとは異なる。しかし、この画像
が受像管上に再生される場合、時間T1における
ラインn+1およびn−1からの信号は、時間
T2におけるラインnからの信号サンプルと実質
的に整合している。従つて、再生された垂直のエ
ツジは不完全に見える。もちろん、この例は誇張
されたものである。というのは、1つの副搬送波
サイクルの間に生ずる信号の遷移は信号の帯域幅
の制限によつて除去されるから、この不完全なエ
ツジ効果は問題とならない。しかしながら、表示
されたエツジをよく観察すると、エツジに関係付
けられる細かいドツト・クロールがある。高精細
表示の場合、この細かいドツト・クロールを除去
することが望ましい。
Iのカラー混合信号を再生するために+Iおよ
び−Iの両方のサンプルが使われると、このドツ
ト・クロールは発生しない。しかしながら、両方
のサンプルを使うためには、信号を2scの速度で
処理することが必要となり、消費者用デイジタル
TV受像機としては、全体の回路構成が複雑とな
つて好ましくない。+I、+Qのサンプルが一つ置
きのラインから選択され、−I、−Qのサンプルが
そのライン間にあるラインから選択され、補数化
されるならば、カラー混合信号をscの速度で復
調することができる。このようにして、隣接する
ラインから選択されたI、Qのサンプルは、表示
画像上の水平方向に並んだ点と時間軸上整合がと
られている。その結果、細かいドツト・クロール
が発生されない。
び−Iの両方のサンプルが使われると、このドツ
ト・クロールは発生しない。しかしながら、両方
のサンプルを使うためには、信号を2scの速度で
処理することが必要となり、消費者用デイジタル
TV受像機としては、全体の回路構成が複雑とな
つて好ましくない。+I、+Qのサンプルが一つ置
きのラインから選択され、−I、−Qのサンプルが
そのライン間にあるラインから選択され、補数化
されるならば、カラー混合信号をscの速度で復
調することができる。このようにして、隣接する
ラインから選択されたI、Qのサンプルは、表示
画像上の水平方向に並んだ点と時間軸上整合がと
られている。その結果、細かいドツト・クロール
が発生されない。
第3図は、I、Qカラー混合信号用復調器40
を含んでいるテレビジヨン受像機の一部を示すも
のである。第3図において、テレビジヨン信号
は、アンテナ10によつて受信され、続いて通常
の方法で構成される、チユーナ12、中間周波回
路14およびビデオ検波器16によつて処理され
る。検波器16の出力における検波ビデオ信号は
アナログ・デイジタル変換器(以下、A/D変換
器という。)20の入力に供給される。A/D変
換器20は、色副搬送波周波数の4倍(4sc)に
等しい速度でビデオ信号を標本化し、この速度で
ビデオ信号のデイジタル・サンプルを発生する。
各デイジタル・サンプルすなわちデイジタル語
は、例えば、並列に発生される8ビツトで構成さ
れる。8ビツト方式の場合、アナログ・ビデオ信
号は256個の離散レベルの中のどれか1つに量子
化される。A/D変換器20に供給される4Fscの
標本化クロツク信号は、アナログ・ビデオ信号の
カラーバースト信号に位相ロツクされた標本化ク
ロツク信号を発生するクロツク発生器22によつ
て発生される。
を含んでいるテレビジヨン受像機の一部を示すも
のである。第3図において、テレビジヨン信号
は、アンテナ10によつて受信され、続いて通常
の方法で構成される、チユーナ12、中間周波回
路14およびビデオ検波器16によつて処理され
る。検波器16の出力における検波ビデオ信号は
アナログ・デイジタル変換器(以下、A/D変換
器という。)20の入力に供給される。A/D変
換器20は、色副搬送波周波数の4倍(4sc)に
等しい速度でビデオ信号を標本化し、この速度で
ビデオ信号のデイジタル・サンプルを発生する。
各デイジタル・サンプルすなわちデイジタル語
は、例えば、並列に発生される8ビツトで構成さ
れる。8ビツト方式の場合、アナログ・ビデオ信
号は256個の離散レベルの中のどれか1つに量子
化される。A/D変換器20に供給される4Fscの
標本化クロツク信号は、アナログ・ビデオ信号の
カラーバースト信号に位相ロツクされた標本化ク
ロツク信号を発生するクロツク発生器22によつ
て発生される。
A/D変換器20によつて発生される、デイジ
タル化されたビデオ信号は、デイジタルくし型フ
イルタ24の入力に供給される。このくし型フイ
ルタ24は、ルミナンス信号処理回路26に供給
される、分離されたルミナンス信号Yを発生す
る。ルミナンス信号処理回路26は、視聴者によ
つて制御されるコントラスト制御信号に応答し、
デイジタル・アナログ変換器(以下、D/A変換
器という。)28の入力に供給される処理済みの
ルミナンス信号を発生する。アナログ形式に変換
されたルミナンス信号は、標本化周波数の成分を
除去するために低域フイルタ(L.P.F.)30によ
つて濾波され、処理済みのルミナンス信号Y′は
マトリツクス回路60の1つの入力に供給され
る。
タル化されたビデオ信号は、デイジタルくし型フ
イルタ24の入力に供給される。このくし型フイ
ルタ24は、ルミナンス信号処理回路26に供給
される、分離されたルミナンス信号Yを発生す
る。ルミナンス信号処理回路26は、視聴者によ
つて制御されるコントラスト制御信号に応答し、
デイジタル・アナログ変換器(以下、D/A変換
器という。)28の入力に供給される処理済みの
ルミナンス信号を発生する。アナログ形式に変換
されたルミナンス信号は、標本化周波数の成分を
除去するために低域フイルタ(L.P.F.)30によ
つて濾波され、処理済みのルミナンス信号Y′は
マトリツクス回路60の1つの入力に供給され
る。
また、くし型フイルタ24は、クロマ増幅器3
2の入力に供給される、分離されたクロミナンス
信号Cを発生する。クロマ増幅器32は、視聴者
によつて制御されるカラー飽和度制御信号に応答
してクロミナンス信号を増幅し、増幅されたクロ
ミナンス信号をデイジタル・クロマ・ピーカー3
4の入力に供給する。クロマ・ピーカー34は、
この時点でクロミナンス信号によつて示される応
答特性を修正し、中間周波回路14の応答特性を
補償するデイジタル・フイルタである。
2の入力に供給される、分離されたクロミナンス
信号Cを発生する。クロマ増幅器32は、視聴者
によつて制御されるカラー飽和度制御信号に応答
してクロミナンス信号を増幅し、増幅されたクロ
ミナンス信号をデイジタル・クロマ・ピーカー3
4の入力に供給する。クロマ・ピーカー34は、
この時点でクロミナンス信号によつて示される応
答特性を修正し、中間周波回路14の応答特性を
補償するデイジタル・フイルタである。
ピークを与えられたクロミナンス信号はI−Q
復調器40の入力に供給される。I−Q復調器4
0はクロミナンス信号をベースバンドIおよびQ
の信号成分に復調する。復調されたI信号はI有
限インパルス応答(FIR)の低減フイルタ(L.P.
F.)42の入力に供給され、復調されたQ信号は
Q有限インパルス応答(FIR)の低域フイルタ
(L.P.F.)44の入力に供給される。Iフイルタ
42は零から約1.5MHzまでの通過帯域を有し、
Qフイルタ44は零から約0.5MHzまでの通過帯
域を有する。IおよびQフイルタは先行する処理
回路の広帯域幅によつてカラー信号に導入される
高周波雑音を除去するものである。
復調器40の入力に供給される。I−Q復調器4
0はクロミナンス信号をベースバンドIおよびQ
の信号成分に復調する。復調されたI信号はI有
限インパルス応答(FIR)の低減フイルタ(L.P.
F.)42の入力に供給され、復調されたQ信号は
Q有限インパルス応答(FIR)の低域フイルタ
(L.P.F.)44の入力に供給される。Iフイルタ
42は零から約1.5MHzまでの通過帯域を有し、
Qフイルタ44は零から約0.5MHzまでの通過帯
域を有する。IおよびQフイルタは先行する処理
回路の広帯域幅によつてカラー信号に導入される
高周波雑音を除去するものである。
濾波されたIおよびQ信号は、それぞれD/A
変換器46および48によつてアナログ信号に変
換され、次いで標本化周波数成分を除去するため
に低域フイルタ50および52によつて濾波され
る。その結果得られるI′およびQ′信号はマトリツ
クス回路60に供給される。I′およびQ信号はマ
トリツクス回路60によつてY′信号と共に信号
変換され、R、GおよびBの出力信号を発生す
る。マトリツクス回路60は、例えば、抵抗性の
信号混合マトリツクスで構成される。
変換器46および48によつてアナログ信号に変
換され、次いで標本化周波数成分を除去するため
に低域フイルタ50および52によつて濾波され
る。その結果得られるI′およびQ′信号はマトリツ
クス回路60に供給される。I′およびQ信号はマ
トリツクス回路60によつてY′信号と共に信号
変換され、R、GおよびBの出力信号を発生す
る。マトリツクス回路60は、例えば、抵抗性の
信号混合マトリツクスで構成される。
第4図は復調器40の構成要素を詳細に示した
ものである。復調器40は、2の補数器および時
分割多重化されたIとQの信号サンプルをそれぞ
れ分離する一組のラツチの縦続回路構成を含んで
いる。2の補数器は、桁上げ入力(CIN)端子、
および八組の入力ビツト・ラインAoおよびBoを
有する8ビツトの加算器80を含んでいる。八組
の中の各々からの一方の入力ビツト・ライン
(Bo)は論理0の電位(接地信号)に接続され、
他方の入力ビツト・ライン(Ao)は8個の排他
的OR(XOR)ゲート70−77の出力端子にそ
れぞれ接続される。各XORゲート70−77の
一方の入力は加算器80の桁上げ入力CIN端子に
接続され、他方の入力はデイジタル・ピーカー3
4からのI、Q信号ビツト・ライン78にそれぞ
れ結合される。信号ビツト・ライン78はXOR
ゲート70−77を介して加算器80の対応する
ビツト位置に結合される。例えば、最上位信号ビ
ツト・ライン(27)は最上位ビツト入力(A7)
に結合される。桁上げ入力端子CINは、2本の水
平走査ラインの周期を有する方形波であつて、複
合ビデオ信号の水平同期パルスに実質的に位相ロ
ツクされているクロツク信号FH/2に結合される。
従つて、クロツク信号FH/2は1走査ライン置きに
論理“1”の電位にあり、そのライン間に挟まれ
る走査ラインの間は論理“0”の電位にある。
ものである。復調器40は、2の補数器および時
分割多重化されたIとQの信号サンプルをそれぞ
れ分離する一組のラツチの縦続回路構成を含んで
いる。2の補数器は、桁上げ入力(CIN)端子、
および八組の入力ビツト・ラインAoおよびBoを
有する8ビツトの加算器80を含んでいる。八組
の中の各々からの一方の入力ビツト・ライン
(Bo)は論理0の電位(接地信号)に接続され、
他方の入力ビツト・ライン(Ao)は8個の排他
的OR(XOR)ゲート70−77の出力端子にそ
れぞれ接続される。各XORゲート70−77の
一方の入力は加算器80の桁上げ入力CIN端子に
接続され、他方の入力はデイジタル・ピーカー3
4からのI、Q信号ビツト・ライン78にそれぞ
れ結合される。信号ビツト・ライン78はXOR
ゲート70−77を介して加算器80の対応する
ビツト位置に結合される。例えば、最上位信号ビ
ツト・ライン(27)は最上位ビツト入力(A7)
に結合される。桁上げ入力端子CINは、2本の水
平走査ラインの周期を有する方形波であつて、複
合ビデオ信号の水平同期パルスに実質的に位相ロ
ツクされているクロツク信号FH/2に結合される。
従つて、クロツク信号FH/2は1走査ライン置きに
論理“1”の電位にあり、そのライン間に挟まれ
る走査ラインの間は論理“0”の電位にある。
XORゲート70−77は、クロツクFH/2が論理
“1”の時、それぞれの信号サンプル・ビツトを
反転させ、クロツクFH/2が論理“0”の時、信号
サンプル・ビツトを変更のないまま伝達させるよ
うに動作する。クロツクFH/2が論理“1”の時、
加算器80は常に各信号サンプルを表わす2進数
を1だけ増加させる。クロツクFH/2が論理“0”
の時、加算器80は2進数を変更のないまま伝達
させる。従つて、ビツト・ライン78に供給され
る各信号サンプルは、クロツク信号FH/2が論理
“0”の時、変更のないまま加算器出力のビツ
ト・ライン83に伝達される。一方、クロツク信
号FH/2が論理“1”の時、各信号サンプルは反転
され、1だけ増加される(すなわち、2の補数化
が行なわれ、あるいは算術的に否定される。)ク
ロツク信号FH/2が水平同期に位相ロツクされてい
るので、一つ置きのライン上の全ての信号サンプ
ルについて2の補数化が行なわれる。(前述の説
明は信号が2の補数形式であるものと仮定してい
る。また、必要に応じて、加算器80を省き、信
号サンプルについて1の補数化を行なう、すなわ
ち論理的に反転させるようにすることもできる。
“1”の時、それぞれの信号サンプル・ビツトを
反転させ、クロツクFH/2が論理“0”の時、信号
サンプル・ビツトを変更のないまま伝達させるよ
うに動作する。クロツクFH/2が論理“1”の時、
加算器80は常に各信号サンプルを表わす2進数
を1だけ増加させる。クロツクFH/2が論理“0”
の時、加算器80は2進数を変更のないまま伝達
させる。従つて、ビツト・ライン78に供給され
る各信号サンプルは、クロツク信号FH/2が論理
“0”の時、変更のないまま加算器出力のビツ
ト・ライン83に伝達される。一方、クロツク信
号FH/2が論理“1”の時、各信号サンプルは反転
され、1だけ増加される(すなわち、2の補数化
が行なわれ、あるいは算術的に否定される。)ク
ロツク信号FH/2が水平同期に位相ロツクされてい
るので、一つ置きのライン上の全ての信号サンプ
ルについて2の補数化が行なわれる。(前述の説
明は信号が2の補数形式であるものと仮定してい
る。また、必要に応じて、加算器80を省き、信
号サンプルについて1の補数化を行なう、すなわ
ち論理的に反転させるようにすることもできる。
加算器80の出力結線83は2個の8ビツト・
ラツチ回路81および82に並列に結合される。
ラツチ回路81および82は、それぞれIクロツ
クおよびQクロツク信号によつて制御され、それ
ぞれ四つ置きに信号サンプルを受け取り、保持す
る。Iクロツクは偶数の走査ライン上の正のI信
号サンプルと一致し、奇数の走査ライン上の負の
I信号サンプルと一致する。(なお、Iクロツク
が奇数の走査ライン上の正のI信号サンプルと一
致し、偶数の走査ライン上の負のI信号サンプル
と一致するようにすることも可能である。)ラツ
チ回路81の出力はscのサンプル速度で発生す
る、復調されたIカラー混合信号である。
ラツチ回路81および82に並列に結合される。
ラツチ回路81および82は、それぞれIクロツ
クおよびQクロツク信号によつて制御され、それ
ぞれ四つ置きに信号サンプルを受け取り、保持す
る。Iクロツクは偶数の走査ライン上の正のI信
号サンプルと一致し、奇数の走査ライン上の負の
I信号サンプルと一致する。(なお、Iクロツク
が奇数の走査ライン上の正のI信号サンプルと一
致し、偶数の走査ライン上の負のI信号サンプル
と一致するようにすることも可能である。)ラツ
チ回路81の出力はscのサンプル速度で発生す
る、復調されたIカラー混合信号である。
同様に、Qクロツクはラツチ回路82を制御
し、一つ置きの走査ライン上の+Qおよび−Qの
信号サンプルを順次保持させ、復調されたQカラ
ー混合信号を発生させる。
し、一つ置きの走査ライン上の+Qおよび−Qの
信号サンプルを順次保持させ、復調されたQカラ
ー混合信号を発生させる。
第5図は、必要とされるクロツク信号の位相関
係を示す。第5図において、4Fscの信号波形はバ
ースト信号に位相ロツクされており、各サイクル
の正方向端が必要な標本化点と一致し、位相が
90°だけ異なる関係にあるカラー混合信号サンプ
ル+I、−I、+Qおよび−Qを発生するように整
合がとられているものと仮定する。標本化された
アナログ入力信号の順次のビデオ・サンプルは、
(Y+Q)、(Y−I)、(Y−Q)、(Y+I)、(
Y
+Q)のような形式のものである。第5図におい
て、標本化されたI、Qのデータ・ストリーム
は、くし型フイルタによつて除去されたY成分を
含んでいたものと仮定する。第5図中央の垂直破
線は隣接するライン間の時間軸上の接合点を表わ
す。Iクロツク・パルスは、破線の左側では−I
サンプルと一致し、破線の右側では+Iサンプル
と一致する。同様に、Qクロツク・パルスは、破
線の左側および右側でそれぞれ−Qおよび+Qサ
ンプルと一致する。
係を示す。第5図において、4Fscの信号波形はバ
ースト信号に位相ロツクされており、各サイクル
の正方向端が必要な標本化点と一致し、位相が
90°だけ異なる関係にあるカラー混合信号サンプ
ル+I、−I、+Qおよび−Qを発生するように整
合がとられているものと仮定する。標本化された
アナログ入力信号の順次のビデオ・サンプルは、
(Y+Q)、(Y−I)、(Y−Q)、(Y+I)、(
Y
+Q)のような形式のものである。第5図におい
て、標本化されたI、Qのデータ・ストリーム
は、くし型フイルタによつて除去されたY成分を
含んでいたものと仮定する。第5図中央の垂直破
線は隣接するライン間の時間軸上の接合点を表わ
す。Iクロツク・パルスは、破線の左側では−I
サンプルと一致し、破線の右側では+Iサンプル
と一致する。同様に、Qクロツク・パルスは、破
線の左側および右側でそれぞれ−Qおよび+Qサ
ンプルと一致する。
FH/2クロツク信号の遷移が左右の境界線上には
つきり示されているが、各走査ラインの両端のビ
デオ信号は、通常、表示画像に寄与しないから厳
密な必要条件ではない。FH/2クロツク信号の遷移
は実際に表示される各ラインの部分に先だつて発
生していることだけが必要である。
つきり示されているが、各走査ラインの両端のビ
デオ信号は、通常、表示画像に寄与しないから厳
密な必要条件ではない。FH/2クロツク信号の遷移
は実際に表示される各ラインの部分に先だつて発
生していることだけが必要である。
第6図は、第5図に示されるクロツク波形を発
生するために、第1図のクロツク発生器22に組
み込まれる各回路を示す。第6図において、要素
90は、バースト周波数scの持続信号を発生す
るためにバースト信号だけに応答し、バーストに
位相ロツクされるようにゲート制御される位相ロ
ツク・ループ(以下、PLLという。)である。要
素90からの出力信号は、ユーザーの制御に応答
して表示画像の色相を調整する位相シフト回路9
1に供給される。適当な位相シフト回路は、例え
ば、“単一のポテンシオメータ制御回路を有する
位相シフター”という名称の米国特許第3806794
号明細書に開示されている。位相シフト回路91
は、バースト信号に位相ロツクされ、かつバース
ト信号とカラー軸を決定するような位相関係にあ
る周波数scの出力信号を発生する。また、標本
化クロツクは、このカラー軸に沿つてアナログ信
号を標本化して所望のカラー混合信号サンプルを
発生する。
生するために、第1図のクロツク発生器22に組
み込まれる各回路を示す。第6図において、要素
90は、バースト周波数scの持続信号を発生す
るためにバースト信号だけに応答し、バーストに
位相ロツクされるようにゲート制御される位相ロ
ツク・ループ(以下、PLLという。)である。要
素90からの出力信号は、ユーザーの制御に応答
して表示画像の色相を調整する位相シフト回路9
1に供給される。適当な位相シフト回路は、例え
ば、“単一のポテンシオメータ制御回路を有する
位相シフター”という名称の米国特許第3806794
号明細書に開示されている。位相シフト回路91
は、バースト信号に位相ロツクされ、かつバース
ト信号とカラー軸を決定するような位相関係にあ
る周波数scの出力信号を発生する。また、標本
化クロツクは、このカラー軸に沿つてアナログ信
号を標本化して所望のカラー混合信号サンプルを
発生する。
位相シフト回路91からのFsc信号は、scの1
倍、2倍および4倍の周波数の出力信号を発生す
る第2のPLL92に供給される。4Fscの信号は
A/D変換器20に供給される標本化クロツクと
して使われる。また、4Fscの信号は、2Fscおよび
Fsc信号と共にゲート98および99に供給され、
第5図に示されるIクロツク信号およびQクロツ
ク信号を発生させる。IクロツクおよびQクロツ
ク信号はラインからラインでバーストに対して
180°シフトされる。このシフトはラインからライ
ンでゲート98および99に供給されるFsc信号
を反転させることによつて達成される。Fsc信号
はバーストの周波数と同じであるから、Fsc信号
を反転すなわち補数化すると、バーストに対して
Fsc信号が180°シフトされる。第6図において、
Fsc信号およびその補数信号はスイツチ97を介
してライン速度でゲート98および99に交互に
供給される。スイツチ97は、2の割算回路とし
て接続され、ビデオ信号からの水平同期パルスの
一方向の遷移に応答するD型のフリツプ・フロツ
プ101によつて制御される。FH/2が論理“1”
の時、スイツチ97はFsc反転回路96をゲート
98および99に結合させ、FH/2が論理“0”の
時、スイツチ97はFscをゲート98および99
に直接結合させる。
倍、2倍および4倍の周波数の出力信号を発生す
る第2のPLL92に供給される。4Fscの信号は
A/D変換器20に供給される標本化クロツクと
して使われる。また、4Fscの信号は、2Fscおよび
Fsc信号と共にゲート98および99に供給され、
第5図に示されるIクロツク信号およびQクロツ
ク信号を発生させる。IクロツクおよびQクロツ
ク信号はラインからラインでバーストに対して
180°シフトされる。このシフトはラインからライ
ンでゲート98および99に供給されるFsc信号
を反転させることによつて達成される。Fsc信号
はバーストの周波数と同じであるから、Fsc信号
を反転すなわち補数化すると、バーストに対して
Fsc信号が180°シフトされる。第6図において、
Fsc信号およびその補数信号はスイツチ97を介
してライン速度でゲート98および99に交互に
供給される。スイツチ97は、2の割算回路とし
て接続され、ビデオ信号からの水平同期パルスの
一方向の遷移に応答するD型のフリツプ・フロツ
プ101によつて制御される。FH/2が論理“1”
の時、スイツチ97はFsc反転回路96をゲート
98および99に結合させ、FH/2が論理“0”の
時、スイツチ97はFscをゲート98および99
に直接結合させる。
D型フリツプ・フロツプ101からの出力信号
FH/2は走査ライン速度の1/2であり、第4図の補
数化回路の桁上げCINの入力端子79に供給され
る。FH/2信号は、補数化回路およびIクロツクと
Qクロツク位相の両方を制御するから、ラツチ8
1および82からの出力信号は常に単一極性であ
る。第6図に示される追加のゲート103,10
4および105は、PLL92からのFsc、2Fscお
よび4FscからクロツクパルスQCLおよびCL(第
5図に示される)を発生する。QCLおよびCLの
信号は以下に説明する第7図の回路で使われる。
FH/2は走査ライン速度の1/2であり、第4図の補
数化回路の桁上げCINの入力端子79に供給され
る。FH/2信号は、補数化回路およびIクロツクと
Qクロツク位相の両方を制御するから、ラツチ8
1および82からの出力信号は常に単一極性であ
る。第6図に示される追加のゲート103,10
4および105は、PLL92からのFsc、2Fscお
よび4FscからクロツクパルスQCLおよびCL(第
5図に示される)を発生する。QCLおよびCLの
信号は以下に説明する第7図の回路で使われる。
第7図の回路は、第3図の回路における2つの
FIRフイルタ42と44および復調器40の代り
に使われるFIRフイルタ復調器である。第7図の
回路は、IおよびQ信号サンプルを同一の周波数
応答の転送特性にさせる。第7図の回路は、入力
端子159に4scのサンプル速度の±Iおよび±
Q信号を受け取り、復調されたIおよびQの濾波
されたサンプルをscのサンプル速度でそれぞれ
の出力端子160および161にそれぞれ発生す
る。第7図のフイルタは出力重み付け形式のもの
であるが、2つの並列レジスタが組み込まれ、入
力サンプル速度の1/2の速度で信号サンプルが処
理される。この種のFIRフイルタは、1982年8月
4日に出願され、米国特許出願番号第405173号が
付与された、“TVクロマ信号用の抽出および復
調FIRフイルタ”という名称の出願明細書に開示
されている。
FIRフイルタ42と44および復調器40の代り
に使われるFIRフイルタ復調器である。第7図の
回路は、IおよびQ信号サンプルを同一の周波数
応答の転送特性にさせる。第7図の回路は、入力
端子159に4scのサンプル速度の±Iおよび±
Q信号を受け取り、復調されたIおよびQの濾波
されたサンプルをscのサンプル速度でそれぞれ
の出力端子160および161にそれぞれ発生す
る。第7図のフイルタは出力重み付け形式のもの
であるが、2つの並列レジスタが組み込まれ、入
力サンプル速度の1/2の速度で信号サンプルが処
理される。この種のFIRフイルタは、1982年8月
4日に出願され、米国特許出願番号第405173号が
付与された、“TVクロマ信号用の抽出および復
調FIRフイルタ”という名称の出願明細書に開示
されている。
上記特許出願のフイルタの場合、交さ点スイツ
チ180が組み込まれておらず、オアゲート14
3および150に対応するゲートは、破線SH2
およびSH1で示されるレジスタ段A1およびB
1にそれぞれ直接接続されている。また、補数化
回路153が含まれておらず、加算器142の出
力はラツチ154のD入力に直接接続されてい
る。このように構成されているフイルタは、+I
および+Qの濾波されたサンプルもしくは−Iお
よび−Qの濾波されたサンプルを発生し、次のよ
うな動作をする。ラツチ146、アンドゲード1
44,145およびオアゲート143から成るゲ
ーテイング回路は、A1−A11段を含み、2scの速
度でクロツク制御されるN段のタツプ付き遅延線
140に+Iおよび+Qサンプルを順次供給す
る。ラツチ147、アンドゲート149,148
およびオアゲート150から成る第2のゲーテイ
ング回路は、B1−B6段を含み、2scの速度でク
ロツク制御されるM段のタツプ付き遅延線141
に−Iおよび−Q入力サンプルを順次供給する。
重み付け回路C1−C7は、各タツプの信号サン
プルを重み付けするために、遅延線140および
141の選択された出力タツプに結合される。重
み付けされた全てのサンプルは、入力サンプルの
濾波されたレプリカを2scの速度で発生する加算
器142で合計される。フイルタの転送機能は、
遅延線に対する各重み付け回路の結線位置および
重み付け回路の係数値によつて決定される。両レ
ジスタが2scでクロツク制御され、加算器142
は2scの速度で濾波されたサンプルを発生するか
ら、フイルタは、本質的に2の因数で入力サンプ
ル・ストリームを抽出することになる。
チ180が組み込まれておらず、オアゲート14
3および150に対応するゲートは、破線SH2
およびSH1で示されるレジスタ段A1およびB
1にそれぞれ直接接続されている。また、補数化
回路153が含まれておらず、加算器142の出
力はラツチ154のD入力に直接接続されてい
る。このように構成されているフイルタは、+I
および+Qの濾波されたサンプルもしくは−Iお
よび−Qの濾波されたサンプルを発生し、次のよ
うな動作をする。ラツチ146、アンドゲード1
44,145およびオアゲート143から成るゲ
ーテイング回路は、A1−A11段を含み、2scの速
度でクロツク制御されるN段のタツプ付き遅延線
140に+Iおよび+Qサンプルを順次供給す
る。ラツチ147、アンドゲート149,148
およびオアゲート150から成る第2のゲーテイ
ング回路は、B1−B6段を含み、2scの速度でク
ロツク制御されるM段のタツプ付き遅延線141
に−Iおよび−Q入力サンプルを順次供給する。
重み付け回路C1−C7は、各タツプの信号サン
プルを重み付けするために、遅延線140および
141の選択された出力タツプに結合される。重
み付けされた全てのサンプルは、入力サンプルの
濾波されたレプリカを2scの速度で発生する加算
器142で合計される。フイルタの転送機能は、
遅延線に対する各重み付け回路の結線位置および
重み付け回路の係数値によつて決定される。両レ
ジスタが2scでクロツク制御され、加算器142
は2scの速度で濾波されたサンプルを発生するか
ら、フイルタは、本質的に2の因数で入力サンプ
ル・ストリームを抽出することになる。
加算器142からの濾波されたサンプル・スト
リーム出力は入力信号中の+Iおよび+Qの濾波
されたレプリカだけを含んでいる。これらの濾波
されたサンプルは、+Iサンプルを出力端子16
0に、また+Qサンプルを出力端子161に選択
的に供給するラツチ154および155に供給さ
れる。
リーム出力は入力信号中の+Iおよび+Qの濾波
されたレプリカだけを含んでいる。これらの濾波
されたサンプルは、+Iサンプルを出力端子16
0に、また+Qサンプルを出力端子161に選択
的に供給するラツチ154および155に供給さ
れる。
このフイルタは、公称上、+Iおよび+Qサン
プルだけを発生するから、垂直のカラー遷移に沿
つて細かいドツト・クロールを発生しやすい。こ
の欠点は、第7図のフイルタにおいて、遅延線1
40および141間に+I、+Qおよび−I、−Q
サンプルをライン速度で交互に供給することによ
つて解消される。これはFH/2クロツク信号によつ
て制御される交さ点スイツチ180によつて達成
される。一つ置きのライン周期の間、オアゲート
143は遅延線のA1段に結合され、オアゲート
150は遅延線のB1段に結合される。一つ置き
のライン間に挟まれるラインの間では、オアゲー
ト143は遅延線のB1段に結合され、オアゲー
ト150は遅延線のA1段に結合される。その結
果、加算器142は一つ置きのライン上で一方の
極性の濾波されたサンプルを発生し、そのライン
に挟まれるライン上では他方の極性の濾波された
サンプルを発生する。出力端子160および16
1において、濾波されたサンプルの向きを一定に
保つために、加算器142およびラツチ154,
155間に補数化回路153が設けられる。第4
図を参照しながら説明したものと同様な補数化回
路153は、加算器142からの濾波済みサンプ
ルを補数化して交互のライン上に発生するように
クロツク信号FH/2によつて同期制御される。
プルだけを発生するから、垂直のカラー遷移に沿
つて細かいドツト・クロールを発生しやすい。こ
の欠点は、第7図のフイルタにおいて、遅延線1
40および141間に+I、+Qおよび−I、−Q
サンプルをライン速度で交互に供給することによ
つて解消される。これはFH/2クロツク信号によつ
て制御される交さ点スイツチ180によつて達成
される。一つ置きのライン周期の間、オアゲート
143は遅延線のA1段に結合され、オアゲート
150は遅延線のB1段に結合される。一つ置き
のライン間に挟まれるラインの間では、オアゲー
ト143は遅延線のB1段に結合され、オアゲー
ト150は遅延線のA1段に結合される。その結
果、加算器142は一つ置きのライン上で一方の
極性の濾波されたサンプルを発生し、そのライン
に挟まれるライン上では他方の極性の濾波された
サンプルを発生する。出力端子160および16
1において、濾波されたサンプルの向きを一定に
保つために、加算器142およびラツチ154,
155間に補数化回路153が設けられる。第4
図を参照しながら説明したものと同様な補数化回
路153は、加算器142からの濾波済みサンプ
ルを補数化して交互のライン上に発生するように
クロツク信号FH/2によつて同期制御される。
+Qサンプルが、通常、レジスタ141に同時
に供給される−Iサンプルと共にレジスタ140
に供給され、+Iおよび−Qサンプルがそれぞれ
レジスタ140および141に同時に供給される
から、加算器142の出力における濾波済みサン
プルは180°の偏移を受ける。従つて、ラインから
ラインで、ラツチ154および155に対するク
ロツクの位相を変える必要がある。これは、ライ
ンからラインで、ラツチのクロツクの位相を変え
るようにFH/2信号によつて制御されるスイツチ1
62および163によつて達成される。+I、+Q
のサンプルがレジスタ140に供給される時、ク
ロツク信号scおよびFscがそれぞれラツチ154
および155に結合される。−I、−Q信号がレジ
スタ140に供給される時、クロツク信号Fscお
よびscがそれぞれラツチ154および155に
結合される。
に供給される−Iサンプルと共にレジスタ140
に供給され、+Iおよび−Qサンプルがそれぞれ
レジスタ140および141に同時に供給される
から、加算器142の出力における濾波済みサン
プルは180°の偏移を受ける。従つて、ラインから
ラインで、ラツチ154および155に対するク
ロツクの位相を変える必要がある。これは、ライ
ンからラインで、ラツチのクロツクの位相を変え
るようにFH/2信号によつて制御されるスイツチ1
62および163によつて達成される。+I、+Q
のサンプルがレジスタ140に供給される時、ク
ロツク信号scおよびFscがそれぞれラツチ154
および155に結合される。−I、−Q信号がレジ
スタ140に供給される時、クロツク信号Fscお
よびscがそれぞれラツチ154および155に
結合される。
第1図はNTSCビデオ信号のカラー成分の位相
関係のベクトル図である。第2図は4Fscの速度の
標本化点を示す、NTSC信号の3本の走査ライン
の一部分の振幅対時間波形をグラフ形式で示した
ものである。第3図は本発明に従つて構成される
I/Q復調器を含んでいるデイジタル・テレビジ
ヨン受像機の一部をブロツク・ダイヤグラムの形
式で示したものである。第4図は、本発明を具体
化するデイジタル復調器のブロツク・ダイヤグラ
ムである。第5図は、第1図、第4図および第5
図の回路で必要とされる各種クロツク信号の相互
関係を示すタイミング図である。第6図は、第6
図のクロツク信号を発生する回路のブロツク図で
ある。第7図は、信号サンプルを第1の速度で受
け取り、復調され、濾波された信号を第1の速度
よりも低い速度で発生する、抽出フイルター復調
器回路のブロツク図である。 10……アンテナ、12……チユーナ、14…
…中間周波回路(I.F.)、16……ビデオ検波器、
20……アナログ・デイジタル(A/D)変換
器、22……クロツク発生器、24……デイジタ
ルくし型フイルタ、26……ルミナンス信号処理
回路、28……デイジタル・アナログ(D/A)
変換器、30……低域フイルタ(L.P.F.)、32
……クロマ増幅器、34……デイジタル・クロ
マ・ピーカー、40……I−Q復調器、42……
I有限インパルス応答(FIR)低域フイルタ(L.
P.F.)、44……Q有限インパルス応答(FIR)
低域フイルタ(L.P.F.)、46,48……デイジ
タル・アナログ(D/A)変換器、50,52…
…低域フイルタ(L.P.F.)、60……マトリツク
ス回路、80……加算器、81,82……ラツ
チ、90……位相ロツク・ループ(PLL)、91
……位相シフト回路、92……第2の位相ロツ
ク・ループ(PLL)、140,141……タツプ
付き遅延線、146,147,154,155…
…ラツチ回路。
関係のベクトル図である。第2図は4Fscの速度の
標本化点を示す、NTSC信号の3本の走査ライン
の一部分の振幅対時間波形をグラフ形式で示した
ものである。第3図は本発明に従つて構成される
I/Q復調器を含んでいるデイジタル・テレビジ
ヨン受像機の一部をブロツク・ダイヤグラムの形
式で示したものである。第4図は、本発明を具体
化するデイジタル復調器のブロツク・ダイヤグラ
ムである。第5図は、第1図、第4図および第5
図の回路で必要とされる各種クロツク信号の相互
関係を示すタイミング図である。第6図は、第6
図のクロツク信号を発生する回路のブロツク図で
ある。第7図は、信号サンプルを第1の速度で受
け取り、復調され、濾波された信号を第1の速度
よりも低い速度で発生する、抽出フイルター復調
器回路のブロツク図である。 10……アンテナ、12……チユーナ、14…
…中間周波回路(I.F.)、16……ビデオ検波器、
20……アナログ・デイジタル(A/D)変換
器、22……クロツク発生器、24……デイジタ
ルくし型フイルタ、26……ルミナンス信号処理
回路、28……デイジタル・アナログ(D/A)
変換器、30……低域フイルタ(L.P.F.)、32
……クロマ増幅器、34……デイジタル・クロ
マ・ピーカー、40……I−Q復調器、42……
I有限インパルス応答(FIR)低域フイルタ(L.
P.F.)、44……Q有限インパルス応答(FIR)
低域フイルタ(L.P.F.)、46,48……デイジ
タル・アナログ(D/A)変換器、50,52…
…低域フイルタ(L.P.F.)、60……マトリツク
ス回路、80……加算器、81,82……ラツ
チ、90……位相ロツク・ループ(PLL)、91
……位相シフト回路、92……第2の位相ロツ
ク・ループ(PLL)、140,141……タツプ
付き遅延線、146,147,154,155…
…ラツチ回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 +A、+B、−A、−Bなる形式で多重化され
たカラー混合信号であつて、かつ隣接する水平走
査ライン上の対応するサンプルは極性が反対であ
る標本データ形式のクロミナンス信号を復調する
ための装置であつて、 クロミナンス信号から成る一つ置きの水平走査
ラインからは一方の極性のカラー混合信号成分の
サンプルを選択的に分離し、前記一つ置きの水平
走査ライン間に挟まれクロミナンス信号から成る
水平走査ラインからは他方の極性のカラー混合信
号成分のサンプルを分離し、且つその極性を反転
させるための手段を含んでいる、前記標本データ
形式のクロミナンス信号を復調するための装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/467,432 US4527188A (en) | 1983-02-17 | 1983-02-17 | Apparatus for demodulating sampled data chroma signals |
US467432 | 1983-02-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59196685A JPS59196685A (ja) | 1984-11-08 |
JPH0457158B2 true JPH0457158B2 (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=23855678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59027409A Granted JPS59196685A (ja) | 1983-02-17 | 1984-02-17 | 標本データ形式のクロミナンス信号を復調するための装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4527188A (ja) |
JP (1) | JPS59196685A (ja) |
KR (1) | KR920010941B1 (ja) |
CA (1) | CA1213363A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61177096A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-08 | Sony Corp | デジタルコンポ−ネント色信号の位相制御回路 |
US4710801A (en) * | 1985-04-29 | 1987-12-01 | International Business Machines Corporation | System for decomposition of NTSC color video signals using two frame buffers |
JPH0666954B2 (ja) * | 1985-08-07 | 1994-08-24 | 日本電気株式会社 | 色信号復調装置 |
US4967272A (en) * | 1988-01-27 | 1990-10-30 | Communications Satellite Corporation | Bandwidth reduction and multiplexing of multiple component TV signals |
GB2344710B (en) * | 1998-12-09 | 2002-05-15 | Mitel Semiconductor Ltd | Improvements in or relating to demodulator alignment correction in tuners |
KR101120092B1 (ko) * | 2005-06-04 | 2012-03-23 | 삼성전자주식회사 | 복합 영상 신호의 화질 개선 방법, 그 장치 및 복합 영상신호의 디코딩 방법 및 장치 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3946432A (en) * | 1974-10-10 | 1976-03-23 | Cbs Inc. | Apparatus for digitally encoding a television signal |
US4337477A (en) * | 1979-04-19 | 1982-06-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Color demodulating apparatus |
US4333104A (en) * | 1980-03-17 | 1982-06-01 | Gte Laboratories Incorporated | Color demodulating apparatus with cross-color cancellation |
US4344040A (en) * | 1980-03-26 | 1982-08-10 | Canadian Patents & Development Limited | Method and apparatus for providing the in-phase and quadrature components of a bandpass signal |
-
1983
- 1983-02-17 US US06/467,432 patent/US4527188A/en not_active Expired - Lifetime
-
1984
- 1984-02-15 KR KR1019840000716A patent/KR920010941B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1984-02-17 JP JP59027409A patent/JPS59196685A/ja active Granted
- 1984-02-17 CA CA000447750A patent/CA1213363A/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4527188A (en) | 1985-07-02 |
CA1213363A (en) | 1986-10-28 |
JPS59196685A (ja) | 1984-11-08 |
KR920010941B1 (ko) | 1992-12-24 |
KR840008110A (ko) | 1984-12-12 |
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