JPH045641Y2 - - Google Patents

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JPH045641Y2
JPH045641Y2 JP1985130422U JP13042285U JPH045641Y2 JP H045641 Y2 JPH045641 Y2 JP H045641Y2 JP 1985130422 U JP1985130422 U JP 1985130422U JP 13042285 U JP13042285 U JP 13042285U JP H045641 Y2 JPH045641 Y2 JP H045641Y2
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JP
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tile
wing
mounting bracket
tiles
parts
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JP1985130422U
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JPS6240132U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、陶磁器質タイル、陶磁器質平板(本
考案では、これらを総称「タイル」という)を、
モルタル等の接着剤を使わず躯体や骨組に取付け
る取付金具の改良に関するものである。
(従来の技術) 本出願人は、先に、上下端に切り欠き及び溝を
成形したタイルをレール状の取付金具で等気圧ク
ラツデングする方法を発明し、出願したが、この
発明のタイルの取り付け方法はタイルをクラツデ
ングする時に限らず、タイルを骨組などに取付け
る時にも広く利用できるものであつた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、この取付方法は、タイルの反りにつ
いての考慮がなされておらず、タイルに反りのな
い時に有効なものであつた。なお、本考案で反り
とはタイルの表面方向への凹凸をいう。一般にタ
イルは、製造上、反りを皆無とすることは非常に
困難でありタイルには僅かではあるが、反りがあ
る。この反りにより、従来の取付金具をつかつて
タイルを取付けると、タイルの反つた凸部分のみ
に取付金具の突出部、翼部が当たり、これらの当
たる部分のみに応力が集中するため、タイルの取
付は不充分なものであつた。
(問題を解決するための手段) 本考案はこのタイルの取付が不充分であるとい
う欠点を解決するためになされたもので、実用新
案登録請求の範囲に示したように、上下の突出部
の間に差し出し部を設けるとともに該差し出し部
の先にタイル支持部、及び翼部をもうけ、上突出
部と支持部との間並びに下突出部と翼部との間に
タイルの端部を保持するレール状の取付金具であ
り、とくに翼部に櫛歯状の切り欠きを設けたもの
である。
(作用) この取付金具を用いてタイルを取付ければタイ
ルにわずかばかりの反りがあつても、取付金具の
翼部は切り欠かれており、スプリングバツクの力
は異なるものの該翼部はタイルの表面の凹凸の状
況に応じてタイルの凹部も凸部も押し付け、保持
するものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の一実施例である取付金具を示
した斜視図である。図中1は、本考案のレール状
の取付金具でこの取付金具1は上下の半円形の突
出部2,3と突出部2,3の間に鍔状に差し出し
た差し出し部4、差し出し部の先をほぼ逆J字状
に折曲げた上部の支持部5と下部の翼部とよりな
つている。さらに、この取付金具1は翼部6と下
突出部3との間が巾狭になつておりタイルを取付
た時タイルの上端が狭められるようになつてい
る。また翼部6及び上下突出部2,3には櫛歯状
の切り欠き7,8,9が一定間隔で設けられてい
る。
この取付金具1は、ステンレス等の弾性のある
鋼材を突出部2,3をロール成形し突出部2,3
部分に切り欠きをプレス成形した板10と同じ鋼
を差し出し部4、支持部5、翼部6を成形し翼部
6の切り欠き7をプレス成形した板11とをスポ
ツト溶接して出来たものであり、この取付金具を
用いてタイルを保持するには、タイル20の上端
うす肉部21を翼部6及び下突出部3間にはさみ
タイルを上げ落してタイルの下端溝22が支持部
上にのるようにすれば、タイルはその上端が全体
にわたり翼部6及び下突出部3ではさまり確実に
固定されるわけである。このように本実施例では
翼部6のみならず突出部2,3にも櫛歯状の切り
欠き8,9を設けているため突出部もスプリング
バツク機能を持ちタイルの保持がより確実になる
ものである。
以上の実施例では支持部の形は逆J字状として
いるがタイル20の溝の形状に合せ種々に変形で
きるものである。また、翼部6を除く、支持部、
突出部を剛性のある材料に変える等の変形をして
よいことは勿論である。
さらに本実施例では突出部2,3を成形した板
10と差し出し部4、翼部6、支持部5を成形し
た板11とを溶接しているが第3図に示すように
上突出部31と差し出し部32、支持部33を成
形した板30と下突出部36と差し出し部37、
翼部38を成形した板35とを差し出し部32,
37同志をスポツト溶接してよいことは勿論であ
る。
(効果) 以上のように本考案は、翼部に櫛歯状の切り欠
きを設けているためタイルにわずかの反りがあつ
ても翼部はタイルの上端うす肉部にそれぞれ接
し、タイルの取付けが確実に行えるものである。
また、翼部が切り欠かれているため各々の翼部は
たわみやすく、タイルの取付がやりやすいもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案タイル取付金具の実施例の斜視
図、第2図は本考案タイル取付金具を用いたタイ
ルの取付状態を示す断面図、第3図は本考案タイ
ル取付金具の他の実施例を用いたタイルの取付状
態を示す断面図。 1……取付金具、2,3……突出部、4……差
し出し部、5……タイル支持部、6……翼部、
7,9……切り欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下の突出部の間に差し出し部を設けるととも
    に、該差し出し部のタイル支持部及び翼部を設
    け、上突出部と支持部との間並びに下突出部と翼
    部との間にタイルの端部を保持するレール状の取
    付具において、翼部に櫛歯状の切り欠きを設けた
    ことを特徴とするタイルの取付金具。
JP1985130422U 1985-08-28 1985-08-28 Expired JPH045641Y2 (ja)

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JPS6240132U JPS6240132U (ja) 1987-03-10
JPH045641Y2 true JPH045641Y2 (ja) 1992-02-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2742428B2 (ja) * 1988-09-06 1998-04-22 昭和電工建材株式会社 板材の留付け工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6028140B2 (ja) * 1978-06-21 1985-07-03 株式会社東芝 半導体素子の製造法

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JPS6028140U (ja) * 1983-08-02 1985-02-26 日本軽金属株式会社 壁仕上げ構造

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JPS6028140B2 (ja) * 1978-06-21 1985-07-03 株式会社東芝 半導体素子の製造法

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JPS6240132U (ja) 1987-03-10

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