JPH04560Y2 - - Google Patents

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JPH04560Y2
JPH04560Y2 JP1983202427U JP20242783U JPH04560Y2 JP H04560 Y2 JPH04560 Y2 JP H04560Y2 JP 1983202427 U JP1983202427 U JP 1983202427U JP 20242783 U JP20242783 U JP 20242783U JP H04560 Y2 JPH04560 Y2 JP H04560Y2
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voltage
resistor
transistor
circuit
reference voltage
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JP1983202427U
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JPS59128195U (ja
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複数のランプを纏めて監視してその
1個でも断線すればそれを警報するランプ断線検
知回路に関する。
例えば自動車では各種のランプが取付けられて
おり、断線は走行上または安全上障害になるので
直ちにそれを検知して性状なものとの交換等適宜
の処置をとる必要がある。ランプ断線は運転者か
ら見える位置にあるものは直ちに気付くことがで
きるが、制動灯、車幅灯等など直接見えない所に
あるものは中々気付かないことが多い。そこで
OKモニタ等と呼ばれる監視装置が開発され、ラ
ンプ断線を含めて自動車各部の異常を直ちに運転
者に表示することが考えられている。ところで従
来のこの種装置では断線検出センサはランプ1つ
に1個の割合で設けられていた。このようなセン
サは例えば当該ランプ回路の電流の有無を検出す
れば良く、簡単であるが、多数あるランプにそれ
ぞれ配置するのは厄介なことであり、コスト高を
招く。多数あるランプを纏めて監視するようにす
れば、簡単、廉価になるが、この場合は検出手段
に工夫を要する。
即ちランプの電圧電流特性はリニアではなく、
第1図に示すように指数関数的である。式で示す
と、ランプ定格電圧をV0、該電圧印加時のラン
プ電流をI0とし、ランプ特性定数をnとすると、 I=I0(V/V0n ……(1) の関係がある。この図は1つのランプの電圧電流
特性を示すが、複数個の場合は各々を加え合せた
ものであり、やはり指数関数状である。第2図に
示すように電源線に並列接続されるランプL1
L2,……Loの電流をI1,I2……Ioとすると、回路
に流れる電流IsはI1+I2+……Ioであり、電流検
出用の抵抗Rsに生じる電圧Vsは Vs=Rs(I1+I2+……+Io) ……(2) となる。電流I1+I2……は電源電圧依存性を持ち
従つて電圧Vsも電源電圧依存性を持つ。自動車
の電源はバツテリであり、この電圧は大幅に変化
する。従つて電圧Vsを基準電圧VRと比較器
COMPで比較して断線検出を行なうに際し、基
準電圧VRを一定の固定値とすることはできない。
本考案は、被監視対象の全ランプに対する第1
図の如き形状の電圧電流特性を折れ線近似し、こ
れを基準電圧として全ランプ電流が該基準電圧を
下廻つたかで断線検知をしようとするものであ
る。次に本考案を実施例につき詳細に説明する。
第3図は本考案の実施例を示す。この図で第2
図と同じ部分には同じ符号を付してある。抵抗
R,R4〜R8、トランジスタTr1,Tr2、ダイオー
ドD1〜D4を含む回路が基準電圧VRを発生する回
路であり、抵抗R1,R2は電圧Vsの分圧回路であ
る。基準電圧VRは抵抗Rを流れる電流iで発生
し、 VR=Ri ……(3) の関係がある。そしてこのRiつまりVRは第4図
に示すように3本の直線で第1図の如きV−I特
性を近似する。電源電圧Vが低い第4図の領域
ではダイオードD2〜D4はオフであつて第3図の
点線枠回路にのみ電流が流れる。即ち、V−R−
R6−R7−Tr2のベース・エミツタ−R4−R5の経
路でベース電流が流れてトランジスタTr2がオ
ン、従つてV−R−Tr2のコレクタ・エミツタ−
R4−R5の経路で電流i(トランジスタTr2のベー
ス電流を無視する)が流れる。この電流iの電圧
Vに対する特性は第4図の直線C1で表わされ、
傾斜は抵抗R4,R5などにより適宜調整できる。
電源電圧Vが上つて領域になると点aの電位も
上つてダイオードD2〜D4がオンになる。詳しく
は点aの電位をVa、ダイオードD2,D3の順方向
電圧降下をVD、ゼナーダイオードD4のプレーク
ダウン電圧をVzとすると、Va、2VD+Vzでダ
イオードD2〜D4がオンになる。この結果点aの
電位V1=2VD+Vzにクランプされ、電流i2及びi3
は一定となり、電圧Vによる変化は主に電流i1
影響を与えることになる。そこで、R4+R5>R6
+R7+Rz、ここでRzはダイオードD2〜D4のオン
状態における抵抗、となるよう設計しておくこと
により、この領域での電圧電流特性は第4図の
直線C2の如くなり、勾配が小になる。
更に電源電圧Vが上昇して点bの電位が上ると
詳しくは、V=V2になつてb点の電位VD=i1R7
+2VD+VzがR5i3+Vz+VD(ここでのVzはゼナ
ーダイオードD1のブレークダウン電圧でダイオ
ードD4のそれとほぼ同じ、VDはトランジスタTr1
のVBEでダイオードD2,D3のそれとほぼ同じ)よ
り大になるとトランジスタTr1がオンになり、V
−Tr1のコレクタ・エミツタ−D1−R8−R5の経
路に電流i4が流れて該電流が抵抗R5に電圧降下を
生ぜしめ、点Cの電位が上昇しトランジスタTr2
の導通度が低下し、電流i2,i3が低下して、電流
iを抑制する。従つてこの領域の電流iの特性
は第4図の直線C3の如くなり、傾斜は更に緩く
なる。領域との境界は、ダイオード列D2
D4がオンになる電圧により定まるから、ダイオ
ードの直列接続個数、通常ダイオードまたはゼナ
ーダイオードなどのダイオードの種類を選定する
ことにより任意に変更できる。領域との境界
は、b点に生じる電位と、ダイオードD1および
トランジスタTr1のベース・エミツタ間がオンに
なる電圧などにより定まるからこれにより適宜変
更でき、領域,の傾斜も抵抗R4,R5……等
を調整(好ましくは領域はR4+R5で、領域
はR6+R7+Rzで、領域はR5,R6,R7,Rz等
で勾配を変えるとよい。こゝでRzはダイオード
の等価抵抗)をすることにより容易に変更でき
る。こうして3直線C1,C2,C3で第1図の如き
指数関数曲線を、かなり良い近似度で近似でき
る。なお第4図の点線は、各直線特に直線C1
勾配を変えた状態を示す。勿論4直線、5直線な
どによる一層良好な近似を行なつもよいがその分
回路が複雑になるのは勿論であり、また2直線近
似では近似度がかなり悪くなるのは避けられな
い。
このような基準電圧VRを用いれば、ランプL1
〜Loに流れる電流Isによる電圧Vsが正常値から
ずれれば直ちにこれを検出することができる。電
源電圧Vが変つても、それに応じて基準電圧VR
が変るから誤検出するようなことはない。勿論基
準電圧特性曲線はランプ特性曲線の直線近似であ
るから、該基準電圧特性曲線は全ランプ正常と1
ランプ断線の各場合のランプ特性曲線の間に入る
ように調整しておくとよい。この調整は前述の抵
抗等で行なえ、また分圧回路R1,R2も選択する
と一層容易に所望の関係にすることができる。
以上詳細に説明したように本考案によればラン
プを纏めて断線検知することができ、監視装置の
小型、低廉化、取付作業の容易化などを図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はランプの電圧電流特性図、第2図は断
線検知回路図、第3図は本考案の実施例を示す回
路図、第4図は基準電圧特性図である。 図面でL1〜Loは複数のランプ、R5はランプ電
流比例電圧を発生する抵抗、R,R4〜R10,Tr1
Tr2,D1〜D4は基準電圧発生回路、COMPは比
較回路、Rは基準電圧を発生する抵抗、Tr2は第
1のトランジスタ、R4〜R7はその抵抗、D2〜D4
はそのダイオード、Tr1は第2のトランジスタ、
R8はその抵抗、D1はそのダイオードである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電源へ並列に接続された複数のランプの1つ以
    上の断線を検知する回路において、 該ランプへ流れる全電流に比例する電圧を生じ
    る抵抗と、該ランプ群の電圧電流特性を3直線で
    近似した特性を持つ基準電圧を発生する回路と、
    前記のランプ電流比例電圧が前記特性の基準電圧
    より小になるときランプ断線を示す出力を生じる
    比較回路とを備え、該基準電圧を発生する回路
    は、該比較回路に接続されて基準電圧を発生する
    第1の抵抗と、ベースが第2、第3の抵抗を介し
    て該第1の抵抗へ、ダイオードを介して低電位側
    の電源線へ接続され且つコレクタ・エミツタ間及
    び第4の抵抗を介して該第1の抵抗に電流を流す
    第1のトランジスタと、該第2と第3の抵抗の接
    続点にベースが接続され、該第4の抵抗に流れる
    電流を増加させるための第2のトランジスタと具
    備し、 該電源の電圧が第1の範囲に於いて該第1のト
    ランジスタのみが導通し、第2の範囲に於いては
    該ダイオードが導通して該第1のトランジスタの
    ベース電位をクランプし、第3の範囲に於いては
    該第2のトランジスタが導通し該第4の抵抗へ流
    れる電流が増加する様に該第2,3,4の抵抗の
    値を設定したことを特徴とするランプ断線検知回
    路。
JP20242783U 1983-12-28 1983-12-28 ランプ断線検知回路 Granted JPS59128195U (ja)

Priority Applications (1)

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JP20242783U JPS59128195U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 ランプ断線検知回路

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JP20242783U JPS59128195U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 ランプ断線検知回路

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JPS59128195U JPS59128195U (ja) 1984-08-29
JPH04560Y2 true JPH04560Y2 (ja) 1992-01-09

Family

ID=30427898

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010119532A1 (ja) * 2009-04-15 2010-10-21 ボッシュ株式会社 検出回路及び電気回路の異常検出装置、並びに、その異常検出装置を用いる検出システム及び電子システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50132784A (ja) * 1974-04-08 1975-10-21

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JPS50132784A (ja) * 1974-04-08 1975-10-21

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