JPH0455868A - カラー画像処理装置および方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、カラープリンタの自動色補正装置に関するも
のである。

［従来の技術］ 従来、カラープリンタの色再現性は、経時変化、トナー
材料の交換、環境の変動、印字媒体。

視るときの光源色温度等で変ってしまい、その都度調整
を手動で行っていた。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来例では調整が複雑なため、次の
ような欠点があった。

１）調整には専門知識を必要とし、一般ユーザでは調整
が困難なため、専任のサービスによるメンテナンスを必
要とした。

２）観視環境（光源の色温度等）に整合したハードコピ
ーが取れない。

３）稼動率が低下する。

４）ハードコピー品質のバラツキが大。

５）サービスを必要とするため、ランニングコストが上
ってしまう。

６）サービスマンの主観が入るため、機器間のバラツキ
が大きい。

７）生産時の調整工程の負荷が太き（、コストアップに
なる。

８）トナー材料を変更する自由度が狭くなってしまう。

本発明の目的は以上のような問題を解消したカラープリ
ンタの自動色補正装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため本発明は、テストパターン発生
手段と、該テストパターン発生手段によるテスト用紙上
のプリントパターンからの反射光を検出する光ファイバ
ーと、該光ファイバーを介して得られた前記反射光のレ
ベルと所定値との差を減少するようにプリント用画像デ
ータの信号処理回路を制御する手段とを具えたことを特
徴とする。

［作　用］ 本発明によれば、上記構成によって色再現性のよいプリ
ントが得られる。

［実施例］ 第１図に本発明の一実施例を示した。説明は電子写真方
式の例について行うが他の方式でも同様である。

プリンタの動作として、ノーマルモードとテストモード
があり、ノーマルモードではスイッチＳＷが端子１に接
続される。Ｙ（イエロー）１Ｍ（マゼンタ）、Ｃ（シア
ン）の３原色からなる画像信号はホストＩ／Ｆｌ、スイ
ッチＳＷを介して階調補正回路２に入力されて階調補正
され、ついで色補正回路３によって色補正され、ついで
記録変換回路４によって記録に適するようにデータ変換
され、ついでレーザドライバ５を介してレーザ発光／ス
キャナ６に供給され、ここからレーザビーム光となって
ミラー７で反射し、感光ドラム８上を走査感光し、潜像
を形成する。感光ドラム８上の潜像は現像スリーブ１０
を介して供給されるトナーカートリッジ９内の各色（Ｙ
、Ｍ、Ｃ）ｌ−ナーで現像し、転写ドラム１１で印写用
紙１２に転写し、定着器１３で定着する。１４は帯電器
、１５はクリーナである。

以上の動作は従来と同様である。

テストモード時は、スイッチＳＷは端子２に接続され、
階調補正回路２にテスト信号発生回路１６からのテスト
信号が入力される。階調補正回路２以降、定着器１３に
よる定着までは上記と同様であり、定着器１３通過後、
印写用紙は、第１の光ファイバー１７によって、補正フ
ィルタ１８で補正して印写画像を観視する光源下と同じ
状態にした光源１９からの光を照射され、その印写用紙
の反射光は第２の光ファイバー２０で光デイテクタ回路
２１に送られ、そこでＲ（レッド）、Ｇ（グリーン）、
Ｂ（ブルー）の各信号レベルが計測される。実際には色
フィルタを介し、フォトダイオードで電気信号を得てい
る。このディテクタ回路２１からの信号はアンプ２２で
増幅され、アナログ／ディジタル変換器（ＡＤＣ）２３
でディジタル信号に変換され、コンパレータ２４に入力
される。コンパレータ２４のもう一方には期待値メモリ
２５からのデータが入力される。このメモリ２５にはテ
スト信号発生回路１６から階調補正回路２に与えたＹ／
Ｍ／Ｃ信号に対応したＲ／Ｇ／Ｂ期待信号が記憶されて
いる。この期待値と計測値との差Ｃをコンパレータ２４
で求め、これを補正量発生回路２６に送り、ここで補正
値を生成し、階調補正回路２および色補正回路３に入力
する。階調補正回路２での処理手順は次のようになって
いる。

ｙ：ｘｒ　　　　　　　　　　・・・（１）ここでｙ：
出力信号 Ｘ：入力信号 γ二階調補正値 また、色補正回路３では、 ここでＹ、Ｍ、Ｃ：出力信号 Ｙ’、Ｍ’、Ｃ’：入力信号 ａ　＝　ｉ　　　：色補正値 となる。このプロセスは差εが規定値以下になるまで繰
り返される。定着器１３の温度は釣部０℃と高いため、
光ファイバーを用い、熱のアイソレーションをしている
。また光デイテクタ回路２１および光源１９の位置も自
由に選べるため設計もしやすい。

第２図にテストモード時の印写用紙上の印写パターンを
示した。これはコンパレータ２４をテスト信号発生回路
１６からの信号と非同期化するため、スタートパターン
、テストパターン、ストップパターンの３パターンで構
成されている。ここではスタートパターンは黒の１本線
、ストップパターンは黒の２本線、テストパターンはＴ
、〜Ｔ、４からなる色の一定中の帯とした。

ＡＤＣ２３からのテストパターン信号が来たとき、コン
パレータ２４の動作を開始させ、つづいて、テストパタ
ーン信号をメモリ２５の期待値と比較し、ストップパタ
ーンが来たとき動作を停止させ、差εを補正量発生回路
２６に入力する。補正量発生回路２６はどのテストパタ
ーンについての差εかをテスト信号発生回路１６からの
信号によって判断し、一連の差εの値から補正量を決定
する。

この補正量発生回路２６の補正量は絶対値を変えないで
、インクリメント／ディクリメントでもよい。

また第３図のテストパターンを用い、光ファイバーをス
キャンするか、複数の光ファイバーを用いてもよい。

またテストパターン数が多（−枚の印写用紙に収まらな
いときは複数枚の用紙の最後にストップパターンを挿入
すればよい。

テストモードはタイマー２７に設定された指定の時間後
または、電源がＯＦＦの時はそれから最初に電源ＯＮＬ
、た時にスイッチＳＷを２に切換えて自動的に起動する
。またトナーカートリッジを交換したときもスイッチＳ
Ｗを２に切換えて自動起動する。

またテスト用の印写用紙には、ノーマル時のハードコピ
ーの識別をするため、テスト紙であることを示すメツセ
ージを記入する。その用紙もスタッカー２８の指定のビ
ン（例えば最下位）に排出し、他のハードコピーとの混
合を防ぐ。

１７．２０・・・光ファイバー ２４・・・コンパレータ、 ２６・・・補正量発生回路。

〔発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、色再現性の不安定
性さかなくなり、メインテナンスフリーが達成され、ラ
ンニングコストの低減、稼動率の向上９品質の向上、イ
ンク材料の変更自由度の向上が可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図はテス
トパターンの一例を示す図、第３図はテストパターンの
他の例を示す図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）テストパターン発生手段と、該テストパターン発生
   手段によるテスト用紙上のプリントパターンからの反射
   光を検出する光ファイバーと、該光ファイバーを介して
   得られた前記反射光のレベルと所定値との差を減少する
   ようにプリント用画像データの信号処理回路を制御する
   手段とを具えたことを特徴とするカラープリンタの自動
   色補正装置。