JPH0455824B2 - - Google Patents

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JPH0455824B2
JPH0455824B2 JP1339455A JP33945589A JPH0455824B2 JP H0455824 B2 JPH0455824 B2 JP H0455824B2 JP 1339455 A JP1339455 A JP 1339455A JP 33945589 A JP33945589 A JP 33945589A JP H0455824 B2 JPH0455824 B2 JP H0455824B2
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lens frame
template
detector
lens
contact
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Kazu Hara
Nobuhiro Isokawa
Yasuo Suzuki
Yoshuki Hatano
Hiroaki Oogushi
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Topcon Corp
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Publication of JPH0455824B2 publication Critical patent/JPH0455824B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B9/00Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
    • B24B9/02Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground
    • B24B9/06Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain
    • B24B9/08Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass
    • B24B9/14Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass of optical work, e.g. lenses, prisms
    • B24B9/144Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor characterised by a special design with respect to properties of materials specific to articles to be ground of non-metallic inorganic material, e.g. stone, ceramics, porcelain of glass of optical work, e.g. lenses, prisms the spectacles being used as a template

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、眼鏡枠(眼鏡フレーム)のレンズ枠
に形状およびレンズ枠の形状を有する型板の形状
のいずれか一方を選択的に自動的に測定するため
のレンズ枠形状測定装置に関する。
(従来技術) 眼鏡枠(眼鏡フレーム)のレンズ枠に枠入れす
る生地レンズをレンズ枠の形状に合うように研削
加工するために、レンズ研削装置(玉摺機)が利
用される。
従来の玉摺機は、大別して2つの方式があつ
た。第1の方式は、レンズ枠の形状に倣つて母型
である型板を成型し、この型板に倣つて生地レン
ズを倣い加工する方式である。第2の方式は、上
記型板を成型するかわりに直線眼鏡枠のレンズ枠
に倣つて生地レンズを加工する方式であつた。こ
のように従来の玉摺機のいずれの方式も倣い加工
方式であつた。
(発明が解決しようとする課題) 従来の第1の方式では、レンズ枠から型板の作
成および型板から生地レンズの研削の2つの倣い
加工工程で誤差が入るため、正確にレンズ枠形状
に生地レンズを加工できない欠点があつた。
従来の第2の方式では、レンズ枠を直接倣うと
き、その倣い接触圧力が大きいため、眼鏡フレー
ム自体を変形させる虞があり、正確な研削加工が
できない欠点があつた。
また、一般に眼鏡フレームのレンズ枠の幾何学
中心とレンズの光学中心とは一致せず、『上寄せ
量』『内寄せ量』として知られる量だけずれるよ
うに加工しなければならない。このため、従来の
両方式とも、軸出器として知られる専用機を利用
してレンズ枠の幾何学中心とレンズの光学中心と
のずらし位置出し作業をしなければならず、作業
の繁雑化をまねいていた。
このため、データの変更や加工が容易なデジタ
ル計測−加工方式の玉摺機の出現が待望されるよ
うになつた。
本発明は、係る状況に鑑み、デジタル加工方式
の玉摺機と組み合わせて利用される眼鏡フレーム
のレンズ枠の形状を、自動的にデジタル情報とし
て測定するためのレンズ枠形状測定装置の提供を
その目的としている。
また、眼鏡店やレンズ加工センターラボでは、
過去に枠入れした眼鏡フレームのレンズ枠の型板
をストツクしているのが一般的であり、そのため
には前記レンズ枠形状測定装置は眼鏡フレームの
レンズ枠と、すでにストツクされている型板の両
方の形状が測定できることが望ましい。
本発明のさらなる目的は、眼鏡フレームのレン
ズ枠と型板の両方の形状が測定できるレンズ枠形
状測定装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明の第1の構成
は、眼鏡フレームのレンズ枠と前記レンズ枠の形
状を有する型板とを選択的に保持する保持手段
と;前記レンズ枠の溝に当接するレンズ枠用接触
子と前記型板の周面部に当接される型板用接触子
とを一体的に有する検出子と;前記保持手段に選
択的に保持された前記レンズ枠または前記型板と
前記検出子とを相対的に移動させる移動手段と;
前記レンズ枠または前記型板と前記検出子の相対
移動量を測定する測定手段とから構成されたレン
ズ枠形状測定装置にある。
本発明の第2の構成は、前記検出子は前記レン
ズ枠の溝の少なくとも2点または前記型板を含む
面と略垂直な回転軸線に沿つて移動可能でかつ前
記回転軸線回りに回転可能な軸体を有し、前記型
板用接触子は前記回転軸線を含む面として前記軸
体に形成されており、前記軸体はアーム部材を有
し、前記レンズ枠用接触子はその接触周面が前記
回転軸線に一致するように前記アーム部材に取り
付けられ、かつ、前記保持手段は、前記レンズ枠
の保持位置が前記型板用接触子の位置に対応し、
前記型板の保持位置が前記型板用接触子の位置に
対応するように、前記レンズ枠と前記型板とを選
択的に保持するように構成されている上記第1の
構成のレンズ枠形状測定装置にある。
本発明の第3の構成は、前記移動手段は前記レ
ンズ枠の溝の少なくとも2点または前記型板を含
む面と略垂直な軸線に回転可能に構成された検出
アームと、前記検出アームを前記軸線回りに回転
するための駆動手段とを有し、前記検出子は前記
検出アームに沿つて移動可能に構成され、前記測
定手段は前記検出子の移動量と前記検出アームの
回転角とを測定するように構成された上記第1ま
たは第2の構成のレンズ枠形状測定装置にある。
(作用) 前記第1の構成によれば、保持手段は眼鏡フレ
ームのレンズ枠と前記レンズ枠の形状を有する型
板とを選択的に保持する。検出子は、保持手段に
レンズ枠が保持されている時はそのレンズ枠用接
触子がレンズ枠の溝に、保持手段に型板が保持さ
れている時はその型板用接触子が型板の周面部
に、当接される。移動手段はレンズ枠または型板
と検出子とを相対移動させ、測定手段は相対移動
量を測定することによりレンズ枠または型板の形
状を測定する。
前記第2の構成によれば、保持手段はレンズ枠
の型板の保持位置が検出子のレンズ枠用接触子ま
たは型板用接触子の位置に各々対応するようにレ
ンズ枠と型板とを選択的に保持できるので、検出
子はレンズ枠用接触子または型板用接触子を自動
的にレンズ枠または型板に当接させることができ
る。また検出子はそのレンズ枠用接触子と型板用
接触子の各々がそれらの当接点が回転軸線上に位
置し、かつ回転軸線回りに回転可能に構成されて
いるため、常に正確にレンズ枠や型板をトレース
でき、形状測定精度を高くできる。
前記第3の構成によれば、検出子はレンズ枠ま
たは型板に当接しつつ軸線回りに回転される検出
アーム上を移動し、測定手段は検出子の移動量と
検出アームの回転角とを測定しレンズ枠または型
板を動径(極座標)情報として求める。また、検
出子側を可動するので保持手段はレンズ枠または
型板を静止保持すればよいため、レンズ枠形状測
定装置を小型化できる。
(実施例) 装置の概要 本発明のレンズ枠形状測定装置をそれが組み込
まれるレンズ研削装置(玉摺機)と共に以下に説
明する。
第1図は本発明に係る研削装置すなわち玉摺機
の研削加工部を示す斜視図である。筐体1に砥石
室2には荒砥石3a、ヤゲン砥石3、平精密加工
砥石3cとから成る円型砥石3が集納されてお
り、この砥石3はプーリー4を有す回転軸5に取
付けられている。プーリー4は砥石モータ6の回
転軸とベルト7を介して連結されており砥石モー
タ6の回転により砥石3が回転される。
筐体1に形成された軸受10,11には、キヤ
リツジ軸12が回動自在でかつその軸方向に摺動
可能に軸支され、かつその一端は後述する送り台
20に形成された軸受21aに回動可能に嵌挿さ
れている。このキヤリツジ軸にはキヤリツジ13
の腕14,15が固着されている。また腕16,
17には被加工レンズLEをチヤツキングし回転
するためのレンズ回転軸18が取付けられてい
る。このレンズ回転軸18の一方の軸18aには
チヤツキングハンドル19が取付けられ、これを
回転することにより軸18aを軸方向に摺動し被
加工レンズをキヤツキングする。
またキヤリツジ軸12にはキヤリツジ13の揺
動軸と同軸に揺動可能に後述するレンズ測定装置
30の腕部31が取付けられている。
送り台20の基板21には車輪22が取付けら
れており、この車輪22は筐体1に取付けられた
レール23上転動可能に載置され、これにより送
り台をレール23にそつて移動可能に保持してい
る。送り台20の雌ネジ部24は、モータ40の
回転軸と同軸に回転する送りネジ41と噛合して
おりモータ40の回動により送り台20は矢印2
5に示すように左右に移動される。この送り台2
0には前記したように軸受21aが形成されてお
り、この軸受21aにキヤリツジ軸12が取付け
られているため、送り台20の左右動によりキヤ
リツジ13も左右動することになる。さらに送り
台20の基板21には平行な2本のシヤフト2
6,26′が植設されており、このシヤフトに当
て止め部材27が上下動可能に取付けられてい
る。当て止め部材27には雌ネジ部28が形成さ
れており、この雌ネジ部28に当て止め送りモー
タ42の回転軸と同軸上に固定された送りネジ4
3が噛合しており、モータ42の回動により当て
止め部材27を上下動するよう構成されている。
当て止め部材27の上面にはキヤリツジ13から
はり出した腕16aの先端に取付けられた回転輪
16bが当接しており当て止め部材27の上下動
によりキヤリツジ13が揺動されるよう構成され
ている。
レンズ枠計測手段 第2A図は眼鏡のレンズ枠または、それに倣つ
て予め型取りされた玉型の形状をデジタル計測す
るための計測手段の一例を示す斜視図である。キ
ヤリツジ13の腕16の外側に張り出したレンズ
回転軸18の張り出し軸18bはキヤリツジ13
に形成された軸受50に嵌通されている。軸18
bの端部18cには長方形状の棒状フレームから
なる検出アーム51の一つの長辺フレーム52が
軸18bの回転軸と直交する方向に取付けられて
いる。他の長辺フレーム53には検出子54が摺
動可能に取付けられており、この検出子はフレー
ム53に挿設されたバネ59により常時フレーム
端側へ押圧されている。検出アーム51の短辺フ
レーム55,56にはプーリー57,58が回動
自在に取付けられている。一方軸18bにはプー
リー60が回動自在に挿設されており、このプー
リー60には同軸にエンコーダ61のコード板6
2が固設されている。エンコーダの検出ヘツド6
2aはキヤリツジ13の腕16の外側面に固設さ
れている。第1のワイヤー80は、一端が検出子
54に固着され、プーリー57を介してプーリー
60に巻回後他端がプーリー60の側面に固着さ
れている。また第2のワイヤ81はその一端を検
出子54に固着されプーリー58を介してプーリ
ー60に第1ワイヤーとは逆向きに巻回後他端を
プーリー60の側面に固着されている。これによ
り検出子54のフレーム53上での摺動移動量を
プーリー60すなわちエンコーダ61のコード板
の回転量として読取るように構成されている。
検出子54は第3図に示すようにフレーム53
に摺動可能に嵌挿された摺動座541と、この摺
動座に軸O1を中心に回転可能でかつ、この軸O1
の軸方向に摺動可能に取付けられた検出フイーラ
ー部542とから構成されている。フイーラー部
542は回転摺動軸543に切欠成形された断面
半円状の型板検出用検出子544と、回転摺動軸
543に取付けられた略コ字型のアーム部材54
5の端部に回転可能に取付けられたレンズ枠検出
用検出車546とから構成されている。接触子5
44の接触面544a及び接触車546の接触周
面546aはともに軸O上に位置するよう構成さ
れている。回転摺動軸の他端近傍には接触面54
4aと平行にピン547が貫通固着されており、
このピンは検出子が初期位置にあるとき長辺フレ
ーム52に取付けられた係止部材548にその側
面が当接されている。
キヤリツジ13内にはレンズ軸回転用モータ7
0と、このモータ70の回転により回転されるス
プロケツト車72,73を両端部に設けたスプロ
ケツト車軸71を内蔵している。またレンズ回転
軸18,18aにはそれぞれスプロケツト車7
4,75が設けられておりスプロケツト車72,
73にはチユーン76が、スプロケツト車73,
75にはチンーン77がそれぞれ掛け渡されてお
りモータ70の回転をレンズ回転軸の回転として
伝達するよう構成されている。
一方玉摺機筐体1には眼鏡枠保持手段90の台
座91がキヤリツジ13の初期定位置に位置する
ときその腕16の長手方向と平行な関係に設置さ
れている。この台座91には前記キヤリツジ13
の腕16の長手方向に平行に2本のレール92,
93が取付けられ、このレール92,93には眼
鏡枠保持具支持部材94,95が摺動可能に配設
されている。支持部材94と95はバネ96によ
り常時引張られている。支持部材95の足部95
aにはモータ97の回転軸に設けられた送りネジ
97aが噛合している。支持部材94,95の腕
94b,95bの上部は眼鏡枠保持具100を挟
持するための挟持具94c,95cを有してい
る。
眼鏡枠保持具100は第2B図に示すように中
央に円形開口102を有するベース板101と、
このベース板101上を互いに対向して摺動可能
に取付けられた眼鏡枠挟持腕103,104及び
眼鏡枠を上方から押えるためのイコライザー10
5とから構成されている。
眼鏡枠200を、測定すべきレンズ枠201が
円形開口102上に位置するように挟持腕10
3,104でレンズ枠の上側リムと下側リムを挟
持し、イコライザー105でレンズ枠を押え固定
する。このときイコライザー105の前側先端部
の縁105a及び後側後端部の縁105bはそれ
ぞれ挟持腕103,104の切欠部103a,1
04aから突出し、ベース板101の前側縁10
1aと後側縁101b(図示されず)はそれぞれ
縁105a,105bと同一平面上に位置され
る。
このように眼鏡枠200を保持した保持具10
0を挟持具94c,95cで挟持させる。ここ
で、レンズ枠の下側リムのヤゲン溝中心201b
に対し、イコライザー105の後側後端部105
bのベース板の後側縁101bとは同一距離dだ
け隔てられるようにベース板101、イコライザ
ー105、切欠部103a,104aは構成され
ている。一方、挟持具94c,95cは斜面溝9
4d,95dが形成されているため、この挟持具
94c,95cで上記保持具100を第2C図に
示すように挟持すると、イコライザー105の後
側先端部の縁105bとベース板の後側縁101
bは斜面に接してその接点間隔のち中央が斜面溝
の溝中心と一致するように自動的に挟持される。
これより、レンズ枠の下側リムのヤゲン溝中心2
01bが挟持具94c,95cの斜面溝中心と一
致する。
上記の眼鏡保持具支持部材94,95型板を挟
持するときは第4図に示すように、型板保持具1
10を利用する。型板保持具110は支持フレー
ム111と、その両端に取付けられた円柱部材1
12,113と、支持フレーム111の中央に植
設された型板取付支柱114及びこの取付支柱の
端面に植設されたピン114,115,116と
から構成されている。型板210は予めそれに形
成されている穴によつて前記ピン114,11
5,116に嵌合させることにより取付支柱に取
付けられ、この型板保持具を支持部材94,95
で挟持することにより支持される。
計測手段の作動 次に、以上の構成から成る計測手段による眼鏡
レンズ枠の計測について以下に説明する。
眼鏡枠保持具100を支持部材94,95で挟
持し、モータ40によりキヤリツジ13を矢印A
(第1図参照)の方向に所定量移動させたのち、
初期セツト位置にあるレンズ枠200の下側溝2
01と接触車546とが同一平面上で当接するよ
うに、モータ97を回転させ、保持具100をレ
ール92,93にそつて予め定めた一定量だけ移
動させて、検出アーム51の回転中心O2がレン
ズ枠内に位置するようにする。このときレンズ枠
200の下側溝201は接触車546を引つかけ
ると同時にピン547は係止部材548から解除
され回転摺動軸543を自由に回動できるように
する。検出子54のフレーム53上での移動量は
ワイヤー80,81によりエンコーダの回転量に
変換される。
今、第2A図に示すようにキヤリツジ13及び
検出アーム51の初期定位置において、第5図に
示すように検出子54が眼鏡枠に接触せずバネ5
9により弾発され初期位置にあるときの軸O1
線上に原点0を定め、この原点0から検出アーム
51の回転中心O2までの距離をlとし、眼鏡枠
の上記一定量の移動および検出アームの回転にと
もなう検出子の移動によるエンコーダのカウント
値をCoとし、エンコーダの分解能をe°/pulse、
このときの検出子の移動量換算による分解能をd
(mm)/pulseとし、前述の初期位置で検出アーム
51がキヤリツジ13の腕16と平行になるよう
にして、これを基準角0°とすれば、検出アーム5
1の回転角θoにおけるレンズ枠の動径ρoは、本実
施例においては、検出子54の検出アーム51上
での移動量をエンコーダ61で検出するさいに検
出アームの回転量をも含んだ形で検出されるの
で、 ρo=l−(Co−θo/e)d ……(1) の回転角θoの関数として与えられる。なお、(1)式
よりθo=0すなわち記準位置における動形ρpは ρp=l−Cod ……(2) として与えられる。
このようにして、検出アーム51をレンズ枠の
全周について回転すれば、回転中心O2における
レンズ枠200の形状情報(ρo、θo)(ここでn
=0、1、2、3、…N)がデジタル値として得
られる。ここで、動径ρoは回転角θoの関数であ
る。この(ρo、θo)は検出アーム51の回転中心
がレンズ枠の任意の位置O2に位置するときのデ
ータであり回転中心がレンズ枠200の幾何学中
心に位置するときのデータではない。これを補正
する方法を第6A図、第6B図に示した模式図を
もとに説明する。
キヤリツジ13が初期位置にあるときの検出ア
ームの回転中心O2とキヤリツジの揺動中心Oと
を結ぶ直線をY軸としこれを直交する軸をX軸と
するX−Y直交座標系を取り、上記レンズ枠計測
データ(ρo、θo)を xo=ρ×cosθo yo=ρ×sinθo ……(3) の極座標−直交座標変換式にもとずいて座標変換
し直交座標値とする。直交座標におけるレンズ枠
データ(xo、yo)から、X軸方向と平行な方向で
の最小値座標点A(xa、ya)と最大値座標点C
(xc、yc)を、またY軸方向と平行な方向での最
小値座標点D(xd、yd)、最大座標点B(xb、yb
をそれぞれもとめ、これより O3(x3、y3)=(xc−xa/2、yb−yd/2) ……(4) として与えられるレンズ枠の幾何学中心O3を求
める。初期計測時の回転中心O3(x0、y0)と(4)式
で求められた中心O3(x3、y3)の差x0−x3=Δx
y0−y3=Δyをもとめ、モータ97の回転により
眼鏡枠保持手段90をΔyだけ移動させる。また、
Δxはキヤリツジ13の揺動量であたえられる。
この揺動は当て止め部材27の上下動量hにより
与えられる。本実施例においては検出アームの回
転中心の揺動半径をM、回転輪16bに当接点ま
での揺動伴系mとはM=2mの関係をもつので Δx≒M tanβ h≒m tanβ ゆえに Δx≒2h ……(5) として、当て止めを量hだけ移動させることによ
り、検出アームの回転中心をレンズ枠の幾何学中
心O3に一致させる。次に検出アーム51を角度
βだ回転させ原点補正をする。こうして検出アー
ム51をレンズ枠の幾何学中心に位置させた状態
で、再度検出アームを全周にわたり回転させ検出
子によりレンズ枠の形状情報(ρo、θo)をデジタ
ル値として得たのち、これを記憶させる。
型板計測手段 第7図はレンズ枠のかわりに型板を使用する場
合の型板の形状計測の方法を示す模式図である。
上述の第5図と同一の構成要素には同一の符号を
附して以下の説明を省略する。型板計測の場合は
型板検出用接触子544を型板210の周面部2
11に当接させて検出アーム51を回転すること
によりその形状が計測される。型板内に検出アー
ム51の回転中心O2を入れるために予め定めた
原点から予め定めた距離移動させる。また検出
アームが角度位置θoに位置するときの動半径tρo
は tρo=(Co−θo/e)d−l ……(6) として与えられ、また基準角度θ0における動半径
pは tρp=Cod−l ……(7) として与えられる。
こうして得られた型板形状情報(tρo、θo)(n
=0、1、2、3、…N)をもとに型板の幾何学
中心をもとめ、その位置に検出アームの回転中心
を移動させ、再計測し、そのデータを記憶させる
ことは前述のレンズ枠計測の場合と同様である。
なお、本実施例においては、第3図に示すよう
にレンズ枠の溝に内接する接触輪546の接触点
546a及び玉型用検出子544の接触面544
aがともに回動摺動軸543の回転軸線O1上に
位置するように構成され、測定時は接触輪546
または接触子544が接触圧を受けアーム部材5
45が接触点における接触面の法線方向に位置す
るように回動摺動軸を回転させ常に正確な計測が
できる。
研削作業 次に、こうして得られたレンズ枠または型板の
計測値をもとに未整形レンズを研削加工する構成
と作用について第8図をもとに説明する。レンズ
回転軸18,18a(第1図参照)により未整形
レンズをチヤツキングし砥石回転モータ6を駆動
し砥石3を回転させキヤリツジの自重により未整
形レンズを砥石3に圧接させ加工させる。
本発明では未整形レンズLEは上述のレンズ枠
または型板の形状計測値(ρo、θo)(n=0、1、
2、3…N)で与えられる数値データにしたがつ
て加工される。キヤリツジ揺動量loをチエツクす
るために、本実施例ではリニアエンコーダ610
を利用している。このエンコーダはその一端をレ
ンズ計測装置30の腕部31の側面に支点Pの中
心に回動自在に取付けたスケール611と、キヤ
リツジ13の側面にやはり回動自在に取付けられ
た検出ヘツド612とから構成されている。キヤ
リツジの揺動量loが与えるキヤリツジの回転角γ
はまた検出ヘツド612の回転角γと同一角であ
る。キヤリツジの回転にともなう検出ヘツドの移
動はスケールの読み取り値として検出される。こ
こで本実施例ではスケール611は支点Pを中心
に回転自在のため検出ヘツドの読取り値e1〜e2
の距離は実際にe1′〜e2の距離Cを与える。一方
キヤリツジの回動軸12と支点Pまでの距離Rs
を半径とした円弧613のキヤリツジ回転角γで
張る弦の長さは前述の距離Cと同一長となるよ
うに設計されているためエンコーダ610の読取
り量が直接キヤリツジの回転角量γの弦の長さと
なり、その2倍が揺動量loとなるように構成す
る。このようにしてエンコーダ610で加工の進
行を時々刻々チエツクしつつ動系ρoを加工したと
き、当て止め部材27の雌ネジ部28が回転輪1
66に当接し、それ利上の加工をストツプさせ、
次にレンズ軸回転用モータ70をレンズ枠計測時
と同量の予め定めた単位角だけ回転しθo′の位置
にレンズLEを回転しその同径値ρo′が得られるま
でレンズLEを加工する。これを先のレンズ枠計
測データ(ρo、θo)(n=0、1、2、3…N)
のすべてについてくり返しレンズ枠計測値にもと
づいたレンズ加工がおこなわれる。
以上説明した実施例ではレンズ枠形状測定装置
はレンズ研削装置に組み込まれているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、レンズ研削装
置と独立に構成してもよい。その場合は、眼鏡枠
保持手段90および検出手段51,54,61は
水平配置することが望ましい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の第1の構成によ
れば、眼鏡フレームのレンズ枠および型板の形状
を自動的にデジタル情報として測定するためのフ
レーム形状測定装置を提供できる。そしてレンズ
枠形状測定装置の検出子はそのレンズ枠用接触子
および型板用接触子とが一体構成であるため装置
構造を簡単にできる利点を有する。
また、本発明の第2の構成によれば、その検出
子はレンズ枠の溝の少なくとも2点または型板を
含む面と略垂直な回転軸線に沿つて移動可能でか
つ回転軸線回りに回転可能な軸体を有し、その型
板用接触子は回転軸線を含む面として前記軸体に
形成されており、軸体はアーム部材を有し、その
レンズ枠用接触はその接触周面が回転軸線に一致
するようにアーム部材に取り付けられているた
め、常に正確にレンズ枠や型板をトレースでき、
形状測定精度を高くできる。さらに、保持手段
は、レンズ枠の保持位置が型板用接触子の位置に
対応し、型板の保持位置が型板用接触子の位置に
対応するように、レンズ枠と型板とを選択的に保
持するように構成されているので、検出子はその
レンズ枠用接触子または型板用接触子を自動的に
レンズ枠または型板に当接させることができる長
所を有する。
さらにまた、本発明の第3の構成によれば、検
出子はレンズ枠または型板に当接しつつ軸線回り
に回転される検出アーム上を移動し、測定手段は
検出子の移動量と検出アームの回転角とを測定し
レンズ枠または型板を動径(極座標)情報として
求める。また、検出子側を可動するので保持手段
はレンズ枠または型板を静止保持すればよいた
め、レンズ枠形状測定装置を小型化できる長所を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るレンズ枠形状測定装置が
組み込まれたレンズ研削装置の一実施例を示す斜
視図、第2A図は本発明に係るレンズ枠形測装置
を示す分解斜視図、第2B図はレンズ枠位置決め
装置の斜視図、第2C図はその正面図、第3図は
レンズ枠計測のための検出子の構造を一部断面で
示す側面図、第4図は型板計測装置の斜視図、第
5図および第6A,B図はレンズ枠計測動作を示
す概略図、第7図は型板計測動作を示す概略図で
ある。 18……レンズ回転軸、51……検出アーム、
54……検出子、57,58……プーリー、61
……エンコーダ、70……レンズ軸回転用モー
タ、80,81……ワイヤー、90……眼鏡枠保
持手段、94,95……眼鏡枠保持具支持部材、
100……眼鏡枠保持具、110……型板保持
具、541……摺動座、542……検出フイーラ
ー部、543……回転摺動軸、544……型板検
出用接触子、544a……接触面、545……ア
ーム部材、546……レンズ枠検出用接触子、5
46a……接触周面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 眼鏡フレームのレンズ枠と前記レンズ枠の形
    状を有する型板とを選択的に保持する保持手段
    と; 前記レンズ枠の溝に当接するレンズ枠用接触子
    と前記型板の周面部に当接される型板用接触子と
    を一体的に有する検出子と; 前記保持手段に選択的に保持された前記レンズ
    枠または前記型板と前記検出子とを相対的に移動
    させる移動手段と; 前記レンズ枠または前記型板と前記検出子の相
    対移動量を測定する測定手段とから構成されたこ
    とを特徴とするレンズ枠形状測定装置。 2 前記検出子は前記レンズ枠の溝の少なくとも
    2点または前記型板を含む面と略垂直な回転軸線
    に沿つて移動可能でかつ前記回転軸線回りに回転
    可能な軸体を有し; 前記型板用接触子は前記回転軸線を含む面とし
    て前記軸体に形成されており; 前記軸体アーム部材を有し; 前記レンズ枠用接触子はその接触周面が前記回
    転軸線に一致するように前記アーム部材に取り付
    けられており; 前記保持手段は、前記レンズ枠の保持位置が前
    記型板用接触子の位置に対応し、前記型板の保持
    位置が前記型板用接触子の位置に対応するよう
    に、前記レンズ枠と前記型板とを選択的に保持す
    るように構成されていることを特徴とする請求項
    第1項に記載のレンズ枠形状測定装置。 3 前記移動手段は前記レンズ枠の溝の少なくと
    も2点または前記型板を含む面と略垂直な軸線に
    回転可能に構成された検出アームと、 前記検出アームを前記軸線回りに回転するため
    の駆動手段とを有し、 前記検出子は前記検出アームの回転角の関数と
    して測定するように構成され、 前記測定手段は前記検出子の移動量と前記検出
    アームの回転角とを測定するように構成されたこ
    とを特徴とする請求項第1項または第2項に記載
    のレンズ枠形状測定装置。
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