JPH045544Y2 - - Google Patents

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JPH045544Y2
JPH045544Y2 JP1987082976U JP8297687U JPH045544Y2 JP H045544 Y2 JPH045544 Y2 JP H045544Y2 JP 1987082976 U JP1987082976 U JP 1987082976U JP 8297687 U JP8297687 U JP 8297687U JP H045544 Y2 JPH045544 Y2 JP H045544Y2
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dryer
burner
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JP1987082976U
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JPS63190308U (ja
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  • Road Paving Machines (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、アスフアルトプラント,リサイクル
アスフアルトプラント或いはドラムミキシングア
スフアルトプラント等のバーナを制御するための
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のアスフアルト合材製造装置の構成を、第
2図に示すフローチヤートに基づいて説明する。
骨材ビン1に収納されている骨材a,アスフアル
トタンク2に収納されているアスフアルトb及び
サイロ3に収納されている石粉等の粉末cをドラ
イヤ4に投入し、バーナ5により加熱しながら、
これらを混合する。また、別の方法として、骨材
aのみをドライヤ4に投入、加熱後、篩分け及び
計量し、適量のアスフアルト及び粉末を供給して
ミキシングを行つた後、出荷する方法が採られ
る。
ドライヤ4からの排出ガスは、遠心分離式集塵
機6及び/又は湿式,バグフイルタその他の集塵
機7に送られ、そこで微細なダスト粒子が分離さ
れる。この処理によつて、公害規制値以下に浄化
された排ガスは煙突8を通して大気に放散され
る。
ところで、骨材をドライヤで加熱,乾燥する
際、加熱バーナで燃焼する燃費を最小にするため
の制御が必要となる。
従来においては、燃焼制御は第3図のタイムチ
ヤートに示すような方法で行われていた。すなわ
ち、第3図aはバーナ開度,bはドラムドライヤ
内に投入される骨材量の変化を示すものである。
このタイムチヤートに示されているように、ドラ
イヤのバーナに着火して実際にドライヤに骨材が
投入されるまでの時間T1が約1分間、さらにド
ライヤに投入された骨材が排出口から出てくるま
での時間(T2:ドライヤ滞留時間と呼ぶ)は約
4分間ある。ドライヤ滞留時間のうちの約半分
は、無駄に燃料が消費されているとすると、着火
後約3分間、ロスが生じていることになる。この
時間に消費される燃料はある装置について試算し
たところ約46であつた。
消火時は、骨材の供給を止めてしまうので、ド
ライヤ内の骨材量が少なくなる。したがつて、骨
材温度は上がり始める。バーナ操作盤は温度上昇
を検出し、自動的にバーナ開度を絞る(T3)。骨
材量が少なくなつて火を消すまでの時間(T4
は消火をオペレータに任せているため、不定の部
分である。
このように、従来の燃焼制御は着火時点及び消
火時点におけるバーナ制御を人為的に行つていた
ので、燃費を最小にするような制御が困難であつ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、このような従来の問題点に鑑みて案
出されたものであり、バーナの着火時及び消火時
においても骨材量等に応じた自動燃焼制御を行う
ことにより最小限の燃料使用量となるような制御
を行うことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案のアスフアル
トプラントのバーナ制御装置は、ドライヤ内に投
入された材料の重量を検出するドライヤ負荷検出
手段と、ドライヤ表面温度検出手段と、外気温度
検出手段と、加熱骨材温度検出手段とを備え、運
転開始時において前記ドライヤ負荷検出手段によ
り検出されるドライヤ負荷が所定値以上になつた
ときにバーナを点火するとともに前記ドライヤ表
面温度検出手段及び外気温度検出手段により検出
された各温度に基づいてバーナ開度を調節する手
段と、運転停止時において前記ドライヤ表面温度
検出手段及び加熱骨材温度検出手段により検出さ
れた各温度に基づいてバーナの開度調整を行うと
ともに前記ドライヤ負荷検出手段により検出され
るドライヤ負荷が所定値以下になつたときにバー
ナを消火する手段を備えたことを特徴とする。
〔作用〕
ドライヤバーナに着火するタイミングはドライ
ヤの負荷の状態,外気温度(冷骨材温度),ドラ
イヤの余熱の状態で当然変わつてくる。また消火
時においても同様に、ドライヤの出口の骨材温度
とドライヤ負荷の状態に応じて消火タイミングは
変わつてくる。
そこで、本考案では、燃費低減回路は各部のセ
ンサから送られてくる情報に応じて自動演算し、
最適点火位置、最適消火位置を決定する。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。
第1図は本考案による燃焼制御の例を示すタイ
ムチヤートであり、aはバーナ開度を、bはドラ
イヤ内の骨材量をそれぞれ表している。
第1図において、加熱・乾燥を開始するために
ドライヤ内に骨材を投入開始する。そうすると、
ドライヤ負荷が増加するので、設定した負荷にな
つたときにバーナを点火するとともにバーナ開度
を上げてゆく。ドライヤ内の骨材量が一定レベル
になつた時点では従来と同様な適正なバーナ開度
で燃焼を行う。骨材投入を停止したときは、ドラ
イヤ内の負荷が徐々に減少する。そこであるレベ
ルまで低下したときにバーナ開度を小さくし、燃
料の供給を減少させる。ある程度ドライヤ負荷が
小さくなつた時点で、余熱を利用するためにバー
ナを消火する。
このような制御を行うことにより、第1図aに
おいて斜線で示した面積に相当する量の燃料を節
減することができる。
バーナの制御は、ドライヤ負荷のデータとして
はドライヤ駆動モータの電流値を、ドライヤ表面
温度及び外気温度には温度センサの検出データ
を、また加熱骨材温度はドライヤの加熱骨材排出
口の温度センサの検出データをそれぞれ基にして
行う。各々のデータは、まず点火時はドライヤ駆
動モータの電流値より骨材のドライヤへの流入を
検知し、ドライヤ表面温度及び外気温度より必要
加熱温度を算出し、バーナ開度の調整を行う。消
火時には、事前のバーナの加熱によりドライヤ自
体、熱をもつており、骨材はある温度まで加熱さ
れるので、バーナはドライヤの表面温度及び加熱
骨材温度センサのデータより開度調整される。
〔考案の効果〕
以上に述べたように、本考案においては、着火
時及び消火時点における着火条件及び消火条件を
検出し、これらの検出データに基づいて加熱バー
ナの着火、消火タイミング及び燃焼量を制御する
ようにしている。これにより、燃焼工程及び骨材
量等に応じた最適の燃焼制御を行うことができ、
したがつて空焚きというような燃費の無駄を省い
て最小限のアスフアルトプラント等の操業を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に基づく燃焼制御の様子を示す
タイムチヤート、第2図はアスフアルトプラント
の例を示す概略図、第3図は従来の燃焼制御の様
子を示すタイムチヤートである。 1……骨材ビン、2……アスフアルトタンク、
3……サイロ、4……ドライヤ、5……バーナ、
6……遠心分離式集塵機、7……その他の集塵
機、8……煙突、a……骨材、b……アスフアル
ト、c……粉末。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドライヤ内に投入された材料の重量を検出する
    ドライヤ負荷検出手段と、ドライヤ表面温度検出
    手段と、外気温度検出手段と、加熱骨材温度検出
    手段とを備え、運転開始時において前記ドライヤ
    負荷検出手段により検出されるドライヤ負荷が所
    定値以上になつたときにバーナを点火するととも
    に前記ドライヤ表面温度検出手段及び外気温度検
    出手段により検出された各温度に基づいてバーナ
    開度を調節する手段と、運転停止時において前記
    ドライヤ表面温度検出手段及び加熱骨材温度検出
    手段により検出された各温度に基づいてバーナの
    開度調整を行うとともに前記ドライヤ負荷検出手
    段により検出されるドライヤ負荷が所定値以下に
    なつたときにバーナを消火する手段を備えたこと
    を特徴とするアスフアルトプラントのバーナ制御
    装置。
JP1987082976U 1987-05-28 1987-05-28 Expired JPH045544Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987082976U JPH045544Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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JP1987082976U JPH045544Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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Publication Number Publication Date
JPS63190308U JPS63190308U (ja) 1988-12-07
JPH045544Y2 true JPH045544Y2 (ja) 1992-02-17

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ID=30936130

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JP1987082976U Expired JPH045544Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4892794A (ja) * 1972-03-15 1973-12-01
JPS539840U (ja) * 1976-07-09 1978-01-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4892794A (ja) * 1972-03-15 1973-12-01
JPS539840U (ja) * 1976-07-09 1978-01-27

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JPS63190308U (ja) 1988-12-07

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