JPH0455394B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0455394B2 JPH0455394B2 JP61079586A JP7958686A JPH0455394B2 JP H0455394 B2 JPH0455394 B2 JP H0455394B2 JP 61079586 A JP61079586 A JP 61079586A JP 7958686 A JP7958686 A JP 7958686A JP H0455394 B2 JPH0455394 B2 JP H0455394B2
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- JP
- Japan
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- permanent magnet
- armature
- core
- printing
- print head
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 6
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/22—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
- B41J2/23—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
- B41J2/27—Actuators for print wires
- B41J2/28—Actuators for print wires of spring charge type, i.e. with mechanical power under electro-magnetic control
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明はプリンタに係り、特に永久磁石の磁
力により、アーマチヤをコア側に吸引して弾性部
材に付勢力を蓄積するとともに、印字ワイヤを休
止位置に保持し、かつ各コイルへの通電に基づ
き、前記永久磁石による磁路を打ち消して前記弾
性部材の付勢力により印字ワイヤを印字位置へ移
動させるようにした印字ヘツドに関するものであ
る。
力により、アーマチヤをコア側に吸引して弾性部
材に付勢力を蓄積するとともに、印字ワイヤを休
止位置に保持し、かつ各コイルへの通電に基づ
き、前記永久磁石による磁路を打ち消して前記弾
性部材の付勢力により印字ワイヤを印字位置へ移
動させるようにした印字ヘツドに関するものであ
る。
(従来技術及び発明が解決しようとする問題点)
従来、この種の印字ヘツドとしては、限られた
スペース内で配列密度を高くするため、コイルを
巻装した複数のコアを円状に配列するとともに、
各コアの外周に円環状のヨーク部材を配設し、そ
のヨーク部材に同じく円環状の永久磁石を取着し
て、ヘツド全体をほぼ円柱状に形成し、印字ワイ
ヤを備えたアーマチヤを前記永久磁石の磁力によ
り弾性部材の付勢力に抗して休止位置に保持する
とともに、コイルへの通電により前記磁力を打ち
消してアーマチヤとともに印字ワイヤを印字位置
まで移動させるようにしたものがある。
スペース内で配列密度を高くするため、コイルを
巻装した複数のコアを円状に配列するとともに、
各コアの外周に円環状のヨーク部材を配設し、そ
のヨーク部材に同じく円環状の永久磁石を取着し
て、ヘツド全体をほぼ円柱状に形成し、印字ワイ
ヤを備えたアーマチヤを前記永久磁石の磁力によ
り弾性部材の付勢力に抗して休止位置に保持する
とともに、コイルへの通電により前記磁力を打ち
消してアーマチヤとともに印字ワイヤを印字位置
まで移動させるようにしたものがある。
ところが、この従来構成において、印字ヘツド
を小型化すると、当然のことながら永久磁石も小
型化されるため、アーマチヤ1個当たりの永久磁
石の面積が少なくなり、弾性部材に抗してアーマ
チヤを休止位置に保持するのに必要な磁力を確保
し得なくなるおそれがあつた。
を小型化すると、当然のことながら永久磁石も小
型化されるため、アーマチヤ1個当たりの永久磁
石の面積が少なくなり、弾性部材に抗してアーマ
チヤを休止位置に保持するのに必要な磁力を確保
し得なくなるおそれがあつた。
(発明の目的)
この発明は上記の問題点を解消するためになさ
れたものであつて、その目的はアーマチヤの作動
に必要な磁力を確保した状態で、ヘツド全体を小
型にすることができるプリンタの印字ヘツドを提
供することにある。
れたものであつて、その目的はアーマチヤの作動
に必要な磁力を確保した状態で、ヘツド全体を小
型にすることができるプリンタの印字ヘツドを提
供することにある。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的を達成するために、この発明におい
ては、永久磁石の内周縁部をコアの配列円と同心
円状に形成するとともに、外周縁部を、印字行と
ほぼ平行な一辺及びそれとほぼ直交する他辺を有
するほぼ多角形にするという構成を採用してい
る。
ては、永久磁石の内周縁部をコアの配列円と同心
円状に形成するとともに、外周縁部を、印字行と
ほぼ平行な一辺及びそれとほぼ直交する他辺を有
するほぼ多角形にするという構成を採用してい
る。
(作用)
従つて、多角形の各辺中央部において永久磁石
の半径方向の幅が小さくなつても隅部において十
分大きくなり、永久磁石全体として面積を十分大
きくとることができ、その結果各アーマチヤに対
する磁力を確保することができる。また、その磁
力を確保しながら印字行とほぼ平行な方向および
それとほぼ直交する方向において印字ヘツドの寸
法を小さくできるため、プリンタへ印字ヘツドを
組込んだときプリンタ本体の高さおよび幅を小さ
くできる。
の半径方向の幅が小さくなつても隅部において十
分大きくなり、永久磁石全体として面積を十分大
きくとることができ、その結果各アーマチヤに対
する磁力を確保することができる。また、その磁
力を確保しながら印字行とほぼ平行な方向および
それとほぼ直交する方向において印字ヘツドの寸
法を小さくできるため、プリンタへ印字ヘツドを
組込んだときプリンタ本体の高さおよび幅を小さ
くできる。
(実施例)
以下、この発明を具体化した一実施例を図面に
従つて詳細に説明する。
従つて詳細に説明する。
第2図に示すように、プリンタのフレーム内に
おいて左右に延びるプラテン1の前方には印字ヘ
ツド2がそのプラテン1上の印字行に沿つて移動
可能に配設されている。第1図〜第3図に示すよ
うに、印字ヘツド2のヘツド本体3は磁性材によ
りプラテン側へ開放した円形状の凹部3aを有す
る有底円筒状に形成され、その開放端側外周には
フランジ4が設けられている。フランジ4は前記
印字行と平行に延びる上下二辺及びそれらと直交
する左右二辺により四角形に形成されている。そ
のフランジ4を含むヘツド本体3の外周壁はリア
ヨークを構成している。前記凹部3aの底面には
複数の電磁装置5(この実施例では24個)が円状
に配設されている。各電磁位置5はヘツド本体3
に等角度間隔をおいて一体に突出形成されたコア
6と、そのコア6にコイルボビン7を介して巻装
されたコイル8とから構成されている。
おいて左右に延びるプラテン1の前方には印字ヘ
ツド2がそのプラテン1上の印字行に沿つて移動
可能に配設されている。第1図〜第3図に示すよ
うに、印字ヘツド2のヘツド本体3は磁性材によ
りプラテン側へ開放した円形状の凹部3aを有す
る有底円筒状に形成され、その開放端側外周には
フランジ4が設けられている。フランジ4は前記
印字行と平行に延びる上下二辺及びそれらと直交
する左右二辺により四角形に形成されている。そ
のフランジ4を含むヘツド本体3の外周壁はリア
ヨークを構成している。前記凹部3aの底面には
複数の電磁装置5(この実施例では24個)が円状
に配設されている。各電磁位置5はヘツド本体3
に等角度間隔をおいて一体に突出形成されたコア
6と、そのコア6にコイルボビン7を介して巻装
されたコイル8とから構成されている。
前記フランジ4の前側面には永久磁石9が接合
され固定されている。この永久磁石9は左右対称
状をなす板状の一対の分割片9a,9bにより構
成され、各分割片9a,9bが対向端部において
接合固定されており、その外形は前記フランジ4
の外形と同一形状をなしている。また、この永久
磁石9の中央には前記コア6の配列円と同心円状
の開口9cが形成されている。永久磁石9の前側
面には磁性材よりなるスペーサ10を介してフロ
ントヨーク11が接合固定され、このフロントヨ
ーク11には前記各電磁装置5に対向して放射状
に延びる複数のスリツト12が形成されている。
され固定されている。この永久磁石9は左右対称
状をなす板状の一対の分割片9a,9bにより構
成され、各分割片9a,9bが対向端部において
接合固定されており、その外形は前記フランジ4
の外形と同一形状をなしている。また、この永久
磁石9の中央には前記コア6の配列円と同心円状
の開口9cが形成されている。永久磁石9の前側
面には磁性材よりなるスペーサ10を介してフロ
ントヨーク11が接合固定され、このフロントヨ
ーク11には前記各電磁装置5に対向して放射状
に延びる複数のスリツト12が形成されている。
前記フロントヨーク11の前側面には、弾性を
有する板材にて形成されるとともに、前記各スリ
ツト12に対向して放射状に延びる複数の支持片
13を備えた弾性部材14が磁性材よりなる一対
のスペーサ15,16にて挾持された状態で接合
固定され、この弾性部材14の各支持片13には
磁性材よりなる複数のアーマチヤ17が基端部に
てそれぞれ揺動可能に支持されている。各アーマ
チヤ17の基端部は前記各スリツト12内に配置
されるとともに、先端部にはヘツド本体3の中央
部において収束された状態でプラテン1に向かつ
て延びる印字ワイヤ18がその基端にて取着され
ている。
有する板材にて形成されるとともに、前記各スリ
ツト12に対向して放射状に延びる複数の支持片
13を備えた弾性部材14が磁性材よりなる一対
のスペーサ15,16にて挾持された状態で接合
固定され、この弾性部材14の各支持片13には
磁性材よりなる複数のアーマチヤ17が基端部に
てそれぞれ揺動可能に支持されている。各アーマ
チヤ17の基端部は前記各スリツト12内に配置
されるとともに、先端部にはヘツド本体3の中央
部において収束された状態でプラテン1に向かつ
て延びる印字ワイヤ18がその基端にて取着され
ている。
すなわち、前記弾性部材14の外周環状部には
各アーマチヤ17間に放射状をなして突出する複
数の突部20が一体形成され、1個の環状に連続
した櫛歯状基部19が構成されている。また、各
突部20間には第1トーシヨンバー部21が一体
に橋渡し形成されている。各第1トーシヨンバー
部21の中央には内方へ向かつて放射状に延びる
アーマチヤ固体部22が一体形成され、各固定部
22の先端には側方へ突出する一対の第2トーシ
ヨンバー部23が一体形成されている。また、前
記アーマチヤ固定部22の両側において、各突部
20及び各第2トーシヨンバー部23は一対の板
ばね部24により一体に連結されている。
各アーマチヤ17間に放射状をなして突出する複
数の突部20が一体形成され、1個の環状に連続
した櫛歯状基部19が構成されている。また、各
突部20間には第1トーシヨンバー部21が一体
に橋渡し形成されている。各第1トーシヨンバー
部21の中央には内方へ向かつて放射状に延びる
アーマチヤ固体部22が一体形成され、各固定部
22の先端には側方へ突出する一対の第2トーシ
ヨンバー部23が一体形成されている。また、前
記アーマチヤ固定部22の両側において、各突部
20及び各第2トーシヨンバー部23は一対の板
ばね部24により一体に連結されている。
そして、第1、第2トーシヨンバー部21,2
3、アーマチヤ固定部22及び板ばね部24によ
り1個のアーマチヤ17に対する支持片13が構
成されていて、各アーマチヤ17が前記各アーマ
チヤ固定部22に重ね合わされた状態で、第3図
及び第4図に丸印で示す位置に電子ビーム等を照
射することにより、各アーマチヤ17が各支持片
13に固定されている。
3、アーマチヤ固定部22及び板ばね部24によ
り1個のアーマチヤ17に対する支持片13が構
成されていて、各アーマチヤ17が前記各アーマ
チヤ固定部22に重ね合わされた状態で、第3図
及び第4図に丸印で示す位置に電子ビーム等を照
射することにより、各アーマチヤ17が各支持片
13に固定されている。
また、前記各スペーサ15,16には前記弾性
部材14の突部20に重なるように突出する突起
25が一体形成され、各突起25には前記第1ト
ーシヨンバー部21より内方において互いに隣接
する一対の板ばね部24の基端部を挾持する一対
の挾持部26が形成されている。前記スペーサ1
6の前側面には平板部27とノーズ部28とを備
えた被覆体27がその平板部27にて接合固定さ
れ、ノーズ部28には前記各印字ワイヤ18が移
動可能に挿通されている。
部材14の突部20に重なるように突出する突起
25が一体形成され、各突起25には前記第1ト
ーシヨンバー部21より内方において互いに隣接
する一対の板ばね部24の基端部を挾持する一対
の挾持部26が形成されている。前記スペーサ1
6の前側面には平板部27とノーズ部28とを備
えた被覆体27がその平板部27にて接合固定さ
れ、ノーズ部28には前記各印字ワイヤ18が移
動可能に挿通されている。
第1図に示すように、前記平板部27の四隅に
は後方へ突出する4個の位置決め突起30が一体
形成され、その先端にはフランジ4の後面に係合
可能な仮止め用の係止片30aが一体形成されて
いる。一方、前記フランジ4、永久磁石9、スペ
ーサ10、フロントヨーク11、スペーサ15,
16及び弾性部材14の四隅には前記各位置決め
突起30に嵌合するほぼ同一形状の凹所31,3
2,33,34等がそれぞれ形成されている。そ
して、各位置決め突起30に前記各部材4,9,
10,11,15,16の各凹所31〜34等が
嵌合された状態で、前記平板部27に前記各部材
4,9,10,11,15,16が所定の順序で
重ね合わされ、適宜の連結手段で一体に固定され
ている。
は後方へ突出する4個の位置決め突起30が一体
形成され、その先端にはフランジ4の後面に係合
可能な仮止め用の係止片30aが一体形成されて
いる。一方、前記フランジ4、永久磁石9、スペ
ーサ10、フロントヨーク11、スペーサ15,
16及び弾性部材14の四隅には前記各位置決め
突起30に嵌合するほぼ同一形状の凹所31,3
2,33,34等がそれぞれ形成されている。そ
して、各位置決め突起30に前記各部材4,9,
10,11,15,16の各凹所31〜34等が
嵌合された状態で、前記平板部27に前記各部材
4,9,10,11,15,16が所定の順序で
重ね合わされ、適宜の連結手段で一体に固定され
ている。
上記のように構成された印字ヘツドにおいて、
各電磁装置5のコイル8に通電されていない状態
では、第2図に2点鎖線で示すように、永久磁石
9によりスペーサ10、フロントヨーク11、ア
ーマチヤ17、コア6及びフランジ4を通る磁路
が形成され、それにより、各アーマチヤ17がコ
ア6の端面全体に吸着されて、各印字ワイヤ18
が後方の休止位置に配置され、かつ弾性部材14
の各支持片13が後方に変位されて、各トーシヨ
ンバー部21,23がねじり変形されるととも
に、各板ばね24が曲げ変形されて付勢力が蓄積
されている。
各電磁装置5のコイル8に通電されていない状態
では、第2図に2点鎖線で示すように、永久磁石
9によりスペーサ10、フロントヨーク11、ア
ーマチヤ17、コア6及びフランジ4を通る磁路
が形成され、それにより、各アーマチヤ17がコ
ア6の端面全体に吸着されて、各印字ワイヤ18
が後方の休止位置に配置され、かつ弾性部材14
の各支持片13が後方に変位されて、各トーシヨ
ンバー部21,23がねじり変形されるととも
に、各板ばね24が曲げ変形されて付勢力が蓄積
されている。
この状態で、各電磁装置5のコイル8に選択的
に通電され、前記磁路を打ち消すようにコア6が
一時的に励磁されると、前記各部21,23,2
4′の付勢力により第1トーシヨンバー部21を
中心としてアーマチヤ17が印字位置まで揺動さ
れた後、前記永久磁石9の磁力に基づいて復帰揺
動されて休止位置に保持される。このアーマチヤ
17の往復揺動に伴う印字ワイヤ18の往復移動
により、印字ヘツド2とプラテン1との間の印字
リボンを介してプラテン1上の印字用紙(いずれ
も図示しない)にドツトが形成される。
に通電され、前記磁路を打ち消すようにコア6が
一時的に励磁されると、前記各部21,23,2
4′の付勢力により第1トーシヨンバー部21を
中心としてアーマチヤ17が印字位置まで揺動さ
れた後、前記永久磁石9の磁力に基づいて復帰揺
動されて休止位置に保持される。このアーマチヤ
17の往復揺動に伴う印字ワイヤ18の往復移動
により、印字ヘツド2とプラテン1との間の印字
リボンを介してプラテン1上の印字用紙(いずれ
も図示しない)にドツトが形成される。
そして、この実施例においては、永久磁石9の
外周縁部をほぼ四角形状に形成したので、四角形
の各辺中央部における永久磁石9の半径方法に幅
が小さくなつたとしても、永久磁石9の隅部にお
いて幅が十分大きくなり、永久磁石全体として面
積を十分大きくとることができ、それによつて、
アーマチヤ17を弾性部材14の付勢力に抗して
休止位置に保持するのに必要な磁力を確保するこ
とができる。
外周縁部をほぼ四角形状に形成したので、四角形
の各辺中央部における永久磁石9の半径方法に幅
が小さくなつたとしても、永久磁石9の隅部にお
いて幅が十分大きくなり、永久磁石全体として面
積を十分大きくとることができ、それによつて、
アーマチヤ17を弾性部材14の付勢力に抗して
休止位置に保持するのに必要な磁力を確保するこ
とができる。
(別の実施例)
次に、この発明を具体化した別の実施例を第5
図に従つて説明すると、この別例においては、永
久磁石40が一枚の板材にてほぼ四角形状に形成
され、印字行とほぼ平行に延びる上下二辺の中央
部がそれぞれ上下に向かつてわずかに湾曲形成さ
れるとともに、その上下二辺とほぼ直交する左右
二辺の中央部がそれぞれ左右に向かつてわずかに
湾曲形成されている点において前記実施例と異な
つている。
図に従つて説明すると、この別例においては、永
久磁石40が一枚の板材にてほぼ四角形状に形成
され、印字行とほぼ平行に延びる上下二辺の中央
部がそれぞれ上下に向かつてわずかに湾曲形成さ
れるとともに、その上下二辺とほぼ直交する左右
二辺の中央部がそれぞれ左右に向かつてわずかに
湾曲形成されている点において前記実施例と異な
つている。
従つて、この別例においても、前記実施例と同
様に、永久磁石40の隅部及び各辺中央部を有効
に利用して永久磁石全体として面積を十分大きく
とることができ、それによつて、アーマチヤ17
を弾性部材14の付勢力に抗して休止位置に保持
するのに必要な磁力を確保しながら、ヘツド全体
の小型化を図ることができる。
様に、永久磁石40の隅部及び各辺中央部を有効
に利用して永久磁石全体として面積を十分大きく
とることができ、それによつて、アーマチヤ17
を弾性部材14の付勢力に抗して休止位置に保持
するのに必要な磁力を確保しながら、ヘツド全体
の小型化を図ることができる。
なお、この発明は前記各実施例に限定されるも
のではなく、例えば永久磁石の外周縁部を8角形
状に形成する等、この発明の趣旨から逸脱しない
範囲で各部の構成を任意に変更することも可能で
ある。
のではなく、例えば永久磁石の外周縁部を8角形
状に形成する等、この発明の趣旨から逸脱しない
範囲で各部の構成を任意に変更することも可能で
ある。
(発明の効果)
以上詳述したようにこの発明は多角形の各辺中
央部において永久磁石の半径方向の幅が小さくな
つても隅部において十分大きくなり、永久磁石全
体として面積を十分大きくとることができ、その
結果各アーマチヤに対する磁力を確保することが
できる。また、その磁力を確保しながら印字行と
ほぼ平行な方向およびそれとほぼ直交する方向に
おいて印字ヘツドの寸法を小さくできるため、プ
リンタへ印字ヘツドを組込んだときプリンタ本体
の高さおよび幅を小さくできるという優れた効果
を奏する。
央部において永久磁石の半径方向の幅が小さくな
つても隅部において十分大きくなり、永久磁石全
体として面積を十分大きくとることができ、その
結果各アーマチヤに対する磁力を確保することが
できる。また、その磁力を確保しながら印字行と
ほぼ平行な方向およびそれとほぼ直交する方向に
おいて印字ヘツドの寸法を小さくできるため、プ
リンタへ印字ヘツドを組込んだときプリンタ本体
の高さおよび幅を小さくできるという優れた効果
を奏する。
第1図〜第4図はこの発明を具体化した一実施
例を示すものであつて、第1図は印字ヘツドの部
分分解斜視図、第2図は印字ヘツドの一部を破断
して示す側面図、第3図は第2図における−
線断面図、第4図はアーマチヤ支持構造を示す部
分拡大分解斜視図である。第5図はこの発明を具
体化した別の実施例における永久磁石の斜視図で
ある。 図において、2は印字ヘツド、4はヨーク部材
を構成刷るフランジ、6はコア、8はコイル、
9,40は永久磁石、14は弾性部材、17はア
ーマチヤ、18は印字ワイヤである。
例を示すものであつて、第1図は印字ヘツドの部
分分解斜視図、第2図は印字ヘツドの一部を破断
して示す側面図、第3図は第2図における−
線断面図、第4図はアーマチヤ支持構造を示す部
分拡大分解斜視図である。第5図はこの発明を具
体化した別の実施例における永久磁石の斜視図で
ある。 図において、2は印字ヘツド、4はヨーク部材
を構成刷るフランジ、6はコア、8はコイル、
9,40は永久磁石、14は弾性部材、17はア
ーマチヤ、18は印字ワイヤである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 円状に配置された複数のコア6と、 各コア6に巻回されたコイル8と、 各コア6の外周に配置されたヨーク部材4と、 前記各コア6に対向するように、その基端にて
弾性部材14を介してそれぞれ揺動可能に支持さ
れた複数のアーマチヤ17と、 一端において各アーマチヤ17に取着されると
ともに、他端において収束された印字ワイヤ18
と、 前記ヨーク部材4に取着され、前記各コア6、
各アーマチヤ17及びヨーク部材4を通る磁路を
形成する永久磁石9と を備え、前記永久磁石9の磁石により、アーマチ
ヤ17をコア側に吸引して前記弾性部材14に付
勢力を蓄積するとともに、印字ワイヤ18を休止
位置に保持し、かつ前記各コイル8への通電に基
づき、前記永久磁石9による磁路を打ち消して前
記弾性部材14の付勢力により印字ワイヤ18を
印字位置へ移動させるようにした印字ヘツド2を
印字行に沿つて相対移動させるプリンタにおい
て、 前記永久磁石9の内周縁部を前記コア6の配列
円と同心円状に形成するとともに、外周縁部を、
前記印字行とほぼ平行な一辺及びそれとほぼ直交
する他辺を有するほぼ多角形としたことを特徴と
するプリンタの印字ヘツド。 2 前記永久磁石9の外周縁部はほぼ四角形であ
る特許請求の範囲第1項に記載のプリンタの印字
ヘツド。 3 前記ヨーク部材4は前記永久磁石9が取着さ
れる部分において外周縁部をほぼ四角形とし、内
周縁部を円形としている特許請求の範囲第2項に
記載のプリンタの印字ヘツド。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7958686A JPS62236757A (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 | プリンタの印字ヘッド |
US07/326,429 US4944615A (en) | 1986-04-07 | 1989-03-20 | Permanent magnet print head assembly with a square magnet |
US07/389,371 US5056941A (en) | 1986-04-07 | 1989-08-03 | Print head assembly of a printing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7958686A JPS62236757A (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 | プリンタの印字ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62236757A JPS62236757A (ja) | 1987-10-16 |
JPH0455394B2 true JPH0455394B2 (ja) | 1992-09-03 |
Family
ID=13694093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7958686A Granted JPS62236757A (ja) | 1986-04-07 | 1986-04-07 | プリンタの印字ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62236757A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5836540U (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-09 | 三菱電機株式会社 | 電磁開閉器 |
JPS58208066A (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-03 | Hitachi Ltd | ワイヤマトリツクス印字ヘツド |
JPS59184668A (ja) * | 1983-04-05 | 1984-10-20 | Oki Electric Ind Co Ltd | ワイヤドツト印字ヘツド |
JPS59194870A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-05 | Citizen Watch Co Ltd | バネ蓄勢型のドツト印字ヘツド |
JPS602376A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-08 | Tokyo Electric Co Ltd | ワイヤドツトヘツド |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5657586U (ja) * | 1979-10-09 | 1981-05-18 |
-
1986
- 1986-04-07 JP JP7958686A patent/JPS62236757A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5836540U (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-09 | 三菱電機株式会社 | 電磁開閉器 |
JPS58208066A (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-03 | Hitachi Ltd | ワイヤマトリツクス印字ヘツド |
JPS59184668A (ja) * | 1983-04-05 | 1984-10-20 | Oki Electric Ind Co Ltd | ワイヤドツト印字ヘツド |
JPS59194870A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-05 | Citizen Watch Co Ltd | バネ蓄勢型のドツト印字ヘツド |
JPS602376A (ja) * | 1983-06-21 | 1985-01-08 | Tokyo Electric Co Ltd | ワイヤドツトヘツド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62236757A (ja) | 1987-10-16 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |