JPH0455286Y2 - - Google Patents

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JPH0455286Y2
JPH0455286Y2 JP15997185U JP15997185U JPH0455286Y2 JP H0455286 Y2 JPH0455286 Y2 JP H0455286Y2 JP 15997185 U JP15997185 U JP 15997185U JP 15997185 U JP15997185 U JP 15997185U JP H0455286 Y2 JPH0455286 Y2 JP H0455286Y2
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JP
Japan
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rollers
cable
roller
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protruding
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JP15997185U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は主に、光フアイバーケーブルの延線
等における直角延線箇所において使用する自転式
ローラに関するものである。
(従来の技術) 従来の光フアイバーケーブルの延線に当つて
は、架空配電線と同様多数のローラを使つてこれ
らの各ローラにケーブルを通して延線している。
しかしながらケーブルの曲引き箇所、例えば直角
延線箇所では延線張力がかかり、かつケーブルの
一側面に異常な圧力がかかる。
(考案が解決しようとする問題点) 光フアイバーケーブルは一般に側圧に弱く、従
つて上記の直角延線箇所での金車通過により、ケ
ーブルとメツセンジヤーワイヤーとの撚ずれ乃至
金車によるしごき等によつてケーブルを痛めるお
それがあり、また該箇所の延線張力が異常にかか
る。
そこでこれらの箇所に曲率の大きなローラを用
い、該箇所でのケーブルへの側圧を小さくし、上
記問題点を抑えることが考えられるが、この大径
のローラは嵩張り、かつ重量も大となり、取扱い
に不便である。またこの大径のローラに代えて小
径のローラを多数弧状に並べる構成も考えられる
が、これも形状、重量ともに大きく、しかも上記
問題点を完全には解消できない。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案は回転駆動するローラを設け、
該箇所のケーブル延線速度に応じて回転速度を変
化せしめる手段を設け、ケーブル通過の際の側圧
を抑え、かつ延線張力を低くすることができる延
線用自転式ローラを提供するものである。
即ち、この考案は本体の一側に一定間隔をあけ
て二つのローラを設け、これらの各ローラにはケ
ーブルの延線速度に応じて変速する駆動源を設
け、またこれらのローラの間には、バネの力によ
り、二つのローラの溝外周を結ぶ接線より外方へ
突出する補助ローラを設けたものである。
(作用) この考案を使用するには、直角に近いケーブル
の曲引き箇所において、適宜物、例えば電柱等か
ら突出するアームに固定し、二つのローラの各ロ
ーラ溝にケーブルを通し、かつこれらの二つのロ
ーラの間の補助ローラの溝にもケーブルを通す。
そしてこのケーブルを延線していくと、このケー
ブルの延線速度に相応して二つのローラは回転駆
動する。また補助ローラはそのケーブルの該箇所
での曲率に従つて、例えば曲率が大きければバネ
の力に抗して内方へ引つ込むものである。
(実施例) 以下この考案の実施例を図について説明する。
1はローラを支持する偏平な本体、2はこの本
体1の下面に一端を固定し、他端を本体1の内端
から突出する二本の平行な突腕、3はこの本体1
の上面両側に設けた二つのローラ、4はこれらの
各ローラの溝、5はこれらの各ローラ3と一体に
夫々設けたトルクモータで、これらの各トルクモ
ータ5の回転が上記各ローラ3に伝達され、上記
各ローラ3の回転荷重に相応して各ローラ3が回
転駆動するものである。6は断面横向チヤネル溝
型の摺動体で、この摺動体6は本体1の上面で、
上記二つのローラ3の間で、二つのローラ3に対
して直角方向に摺動自在である。7は本体1の上
面外端に突出せしめた突縁、8はこの突縁7から
本体1の上面内方に向けて設けた枠体、9は上記
摺動体6の一側中央から突出したガイド杆で、こ
のガイド杆9は枠体8を遊貫し、上記突縁7を遊
貫して本体1の外端外方まで突出している。10
はこのガイド杆9の両側の摺動体6の一側から、
ガイド杆9と平行に突出した突杆で、これらの各
突杆10は上記突縁7を遊貫している。11は摺
動体6と突縁7との間の各突杆10の外周に設け
たコイルバネ、12は摺動体6間に回転自在に設
けた二つの補助ローラ、13は本体1の内端から
突出し、各ローラ3の溝開口部に近接してこの開
口部を塞ぐケーブル脱落防止用ローラで、このロ
ーラ13は該箇所に脱着自在に取付けられてい
る。14は適宜の電柱(図示省略)から突出する
アーム15外周に被冠自在な断面四辺形の支持
体、16はこの支持体14の一側上下から突出す
る突片14a間にわたしたボルト、17はこのボ
ルト16外周に一端を回転自在に巻き付けた回転
支持体で、この回転支持体17の他端は二枚の平
行する板体17aから成つている。18はこの回
転支持体17の二枚の平行する板体17a間に上
記本体1の内端から突出する二つの突腕2を挿入
し、これらの突腕2の先端箇所で、回転支持体1
7の各板体17a及び各突腕2を夫々貫通し、一
端をナツト19で締付けたボルト、20はこれら
の二つの板体17aの先端縁に、弧状に一定間隔
で多数設けた孔、21はこれらの孔20のうちの
任意の孔20及び突腕2の中程に穿つた孔を夫々
貫通して、一端をナツト22で締め付け固定した
ボルト、23は上記二つの突腕2の間のボルト1
8及びボルト21の外周に夫々被冠したスペーサ
ーである。24は上記支持体14の一側に設け
た、上記アーム15等の一辺を押圧自在な押圧ボ
ルトである。
また上記補助ローラ12は上記二つのローラ3
の各溝の外周を結ぶ接線より本体1の内端外方
(第1図における上方)に常時上記コイルバネ1
1の力により突出している。
この実施例の場合、水平に突出するアーム15
に支持体14をはめ、所望の位置で押圧ボルト2
4を締め付けて支持体14をアーム15に固定す
る。また支持体14及び回転支持体17に対して
本体1の突腕2の角度を調整する。即ち、ナツト
22をゆるめてボルト21を突腕2及び回転支持
体17の板体17aから外し、ボルト18を中心
に突腕2を回動せしめ、任意の孔20にボルト2
1を通し、突腕2の中程の孔に通して他端でナツ
ト22を螺着し、支持体14及び回転支持体17
に対して突腕2を任意角度に固定する。そしてケ
ーブル脱落防止用ローラ13を外してローラ3,
3の溝4,4内に光フアイバーケーブル25(第
1図参照)を通し、かつ補助ローラ12の溝にも
通す。そしてケーブル脱落防止用ローラ13を再
び取り付ける。そして光フアイバーケーブル25
をその一端で引つ張り延線すると、このケーブル
25の延線速度に従つてトルクモータ5により各
ローラが回転駆動する。またこの光フアイバーケ
ーブル25の曲率によつてはコイルバネ11の力
に抗して摺動体16が本体1の上面上を外端方向
に摺動する。
(考案の効果) この考案は以上の構成であり、本体の一面に一
定間隔をあけて設けた二つのローラを回転駆動さ
せ、この回転駆動するローラにケーブルを通すと
ともにケーブルの延線速度の変動に追従してロー
ラは回転駆動する。従つて光フアイバーケーブル
の延線における略直角延線箇所にこれを使用し、
ケーブル等をこれらのローラに通過せしめると、
ローラの溝に入つたケーブルとともにローラが回
転駆動するため、ケーブルに荷重がかからず、ケ
ーブルとメツセンジヤーワイヤーとの撚りづれ乃
至は金車によるしごきが起らず、光フアイバーケ
ーブルをいためるおそれがない。またこれらの二
つのローラの間には、バネによつて二つのローラ
の各溝外周を結ぶ接線より外方へ突出する補助ロ
ーラを設け、この補助ローラにもケーブルを通過
させるため、ケーブルは該箇所でなめらかな曲線
を描いて通過する。しかも該箇所でのケーブルの
曲率にあわせてこの補助ローラは二つのローラの
間から出入するため、いかなる曲率であつてもケ
ーブルはスムーズに通過できる。
以上の如くこの考案は直角延線箇所においてこ
れを使用し、この考案のローラに光フアイバーケ
ーブル等を通過せしめても、光フアイバーケーブ
ルをいためず、また該箇所の延線張力が異常に上
らず、延線を円滑に行うことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の平面図、第2図は同側面
図、第3図はこの考案のローラ箇所の縦断面図で
ある。 なお図中1は本体、2は突腕、3はローラ、4
は溝、5はトルクモータ、6は摺動体、10は突
体、11はコイルバネ、12は補助ローラであ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体の一側に一定間隔で二つのローラを設
    け、これらの各ローラにはケーブルの延線速度
    に応じて変速する駆動源を設け、またこれらの
    ローラの間には、バネの力により、二つのロー
    ラの溝外周を結ぶ接線より外方へ突出する補助
    ローラを設けたことを特徴とする延線用自転式
    ローラ。 (2) ケーブルの延線速度に応じて変速する駆動源
    がトルクモータであることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲(1)項記載の延線用自転式ロー
    ラ。
JP15997185U 1985-10-21 1985-10-21 Expired JPH0455286Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15997185U JPH0455286Y2 (ja) 1985-10-21 1985-10-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15997185U JPH0455286Y2 (ja) 1985-10-21 1985-10-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6269201U JPS6269201U (ja) 1987-04-30
JPH0455286Y2 true JPH0455286Y2 (ja) 1992-12-25

Family

ID=31084899

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JP15997185U Expired JPH0455286Y2 (ja) 1985-10-21 1985-10-21

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0697805B2 (ja) * 1989-03-09 1994-11-30 株式会社東電通 ケーブル架渉用具

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Publication number Publication date
JPS6269201U (ja) 1987-04-30

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