JPH045521B2 - - Google Patents

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JPH045521B2
JPH045521B2 JP14978587A JP14978587A JPH045521B2 JP H045521 B2 JPH045521 B2 JP H045521B2 JP 14978587 A JP14978587 A JP 14978587A JP 14978587 A JP14978587 A JP 14978587A JP H045521 B2 JPH045521 B2 JP H045521B2
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JP
Japan
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silicone rubber
mold
swimming cap
liquid silicone
mark
Prior art date
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Application number
JP14978587A
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JPS63312110A (ja
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Publication of JPS63312110A publication Critical patent/JPS63312110A/ja
Publication of JPH045521B2 publication Critical patent/JPH045521B2/ja
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  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はシリコーンゴム製水泳帽における立体
マークの形成方法に関するものである。
(従来の技術) シリコーンゴム製水泳帽にマークを形成する場
合、従来は成形されたシリコーンゴム製水泳帽に
直接マークを印刷するか、又はシリコーンゴム製
水泳帽を成形する金型にマークを彫刻して立体マ
ークを一体成形する方法が採られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし上記従来例では、印刷の場合、平面的な
マークしか得られないので高級感に乏しいだけで
なく、印刷インクの接着強度が十分でない(10〜
30Kg/cm2)ので、シリコーンゴム製水泳帽の伸縮
に伴つてヒビ割れが生じ易いという問題がある。
金型マークを彫刻して一体成形する場合は高級
感のある立体マークを得ることができるが、金型
の加工費が割高になるだけでなく、マークの変更
が不可能で、且つシリコーンゴム製水泳帽と同色
の立体マークしか形成することができないという
問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するため、予め脱泡
された付加反応タイプの液状シリコーンゴムを金
型内に注入し、金型の上面から盛上つた部分の液
状シリコーンゴムを除去した後、シリコーンゴム
製水泳帽を金型の上面に載置し、次にシリコーン
ゴム製水泳帽を金型側に押圧し、この状態で液状
シリコーンゴムを加硫成形することを特徴とす
る。
(作用) 上記構成において、液状シリコーンゴムを注入
した金型の上面にシリコーンゴム製水泳帽を載置
し、このシリコーンゴム製水泳帽を金型側に押圧
することにより、シリコーンゴム製水泳帽は弾性
変形して金型内の液状シリコーンゴムに全面密着
させることができる。この状態で、前記液状シリ
コーンゴムを加硫成形することにより、シリコー
ンゴム製水泳帽に加硫接着された立体マークを形
成することができる。シリコーンゴムの加硫接着
による接着強度は50〜70Kg/cm2である。
これにより、立体的で高級感があり、且つ強固
に接着されたシリコーンゴム製水泳帽における立
体マークを得ることができる。
又従来例のようにシリコーンゴム製水泳帽の金
型に立体マークを彫刻する必要がなく、立体マー
ク用の金型が要るとしても、加工費を削減するこ
とができるので、大幅なコストアツプを抑えるこ
とができる。
更に、シリコーンゴム製水泳帽と立体マークと
を別体成形することができるので、シリコーンゴ
ム製水泳帽と色の異なるフアツシヨナブルな立体
マークを容易に得ることができる。
尚、本発明では液状シリコーンゴムに付加反応
タイプのものを用いているので、加硫成形時間が
150〜170℃で約30秒と短く、作業時間の面でも大
幅なコストアツプを抑えることができるという利
点を有する。
(実施例) 本発明の実施例を、第1図ないし第4図に基き
説明する。
1は立体マークを彫刻した金型で、その上面2
を平滑な平面状に形成している。この金型1内
に、第1図に示すように、予め脱泡した付加反応
タイプの液状シリコーンゴムaを多目に注入す
る。本実施例の液状シリコーンゴムaの組成は、
シリコーンゴム100部、硬化剤1部、顔料0.3〜
2.0部を混練したものである。
第2図に示すように、スキージ3で液状シリコ
ーンゴムaの盛り上がり部分を掻取り、液状シリ
コーンゴムaの上面を平面状に均す。
シリコーンゴム製水泳帽bを金型1の上面2に
載置し、第3図に示すように、上下方向からプレ
スする。このプレス時、シリコーンゴム製水泳帽
bは弾性変形して金型1内の液状シリコーンゴム
aに全面密着する。
この状態で液状シリコーンゴムaを加硫成形す
ることにより、第4図に示すように、立体マーク
Aが形成されたシリコーンゴム製水泳帽bを得る
ことができる。尚、本実施例の加硫条件は、150
〜170℃で30秒である。
本発明は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。
例えば、第5図に示すように、ポツト4内に貯
えた液状シリコーンゴムaをピストン5で金型1
内に押し出す場合、ポツト4と金型1との間に、
ポツト4の注出孔6を金型1内に連通する連通孔
7を備えた当て板8を、図の左右方向にスライド
可能に配設することができる。
これによれば、液状シリコーンゴムaの注入
後、当て板8を金型1の上面2に沿つて、且つこ
の上面2に密着させつつスライドさせることによ
り、液状シリコーンゴムaが注入された金型1の
上面2を次工程のために露呈させる場合、金型1
内の液状シリコーンゴムaが前記ポツト4の下面
に付着して外部に持ち出されるのを防止すること
ができる。
又第6図に示すように、金型1の上面2にシリ
コーンゴム製水泳帽bを載置してプレス9で加圧
する際、プレス9とシリコーンゴム製水泳帽bと
の間にクツシヨン材10を介在させることができ
る。
これによれば、シリコーンゴム製水泳帽bを金
型1内の液状シリコーンゴムaに対して均等に全
面密着させることができる。尚、スキージ3で金
型1の液状シリコーンゴムaの上部を掻取る際に
液状シリコーンゴムaを前記上面2より若干凹ま
せると、加圧時に液状シリコーンゴムaが金型1
の外に絞り出されるのを回避することができる。
(発明の効果) 本発明は上記構成、作用を有するので、立体的
で高級感があり、且つ強固にシリコーンゴム製水
泳帽に接着させることができると共に、シリコー
ンゴム製水泳帽と色の異なるフアツシヨナブルな
立体マークを容易に得ることができ、且つ従来例
に比較して大幅なコストアツプを抑えることがで
きるシリコーンゴム製水泳帽における立体マーク
の形成方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の金型内に液状シリコ
ーンゴムを注入した状態を示す断面図、第2図は
その液状シリコーンゴムの上面が均された状態を
示す断面図、第3図はそのシリコーンゴム製水泳
帽と金型内の液状シリコーンゴムとがプレスされ
る状態を示す断面図、第4図はその立体マークが
形成されたシリコーンゴム製水泳帽の要部の斜視
図、第5図は本発明の他の実施例において液状シ
リコーンゴムを金型内に注入する工程を示す断面
図、第6図はそのシリコーンゴム製水泳帽と金型
内の液状シリコーンゴムとがプレスされる状態を
示す断面図である。 1……金型、2……上面、a……液状シリコー
ンゴム、b……シリコーンゴム製水泳帽、A……
立体マーク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 予め脱泡された付加反応タイプの液状シリコ
    ーンゴムを金型内に注入し、金型の上面から盛上
    つた部分の液状シリコーンゴムを除去した後、シ
    リコーンゴム製水泳帽を金型の上面に載置し、次
    にシリコーンゴム製水泳帽を金型側に押圧し、こ
    の状態で液状シリコーンゴムを加硫成形すること
    を特徴とするシリコーンゴム製水泳帽における立
    体マークの形成方法。
JP14978587A 1987-06-15 1987-06-15 シリコ−ンゴム製水泳帽における立体マ−クの形成方法 Granted JPS63312110A (ja)

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JP14978587A JPS63312110A (ja) 1987-06-15 1987-06-15 シリコ−ンゴム製水泳帽における立体マ−クの形成方法

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JPS63312110A JPS63312110A (ja) 1988-12-20
JPH045521B2 true JPH045521B2 (ja) 1992-01-31

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JPH0815498B2 (ja) * 1991-08-02 1996-02-21 信越化学工業株式会社 シリコーンゴム製水泳帽及びその製造方法
CN103552673A (zh) * 2013-10-18 2014-02-05 史方度 一种泳帽救生系统
CN106182531A (zh) * 2016-08-16 2016-12-07 东莞市杰乐盛世运动用品有限公司 一种互换饰片泳镜的生产方法

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