JPH0455177B2 - - Google Patents

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JPH0455177B2
JPH0455177B2 JP15220184A JP15220184A JPH0455177B2 JP H0455177 B2 JPH0455177 B2 JP H0455177B2 JP 15220184 A JP15220184 A JP 15220184A JP 15220184 A JP15220184 A JP 15220184A JP H0455177 B2 JPH0455177 B2 JP H0455177B2
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JP
Japan
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compound
group
iodine
palladium
sulfone
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JP15220184A
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JPS6042341A (ja
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Uiruherumusu Nikoraasu Maria Uan Reeuen Petoriusu
Furanshisukasu Roobeeku Korunerisu
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
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Publication of JPS6042341A publication Critical patent/JPS6042341A/ja
Publication of JPH0455177B2 publication Critical patent/JPH0455177B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/10Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide
    • C07C51/12Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide on an oxygen-containing group in organic compounds, e.g. alcohols

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、反応混合物中で可溶性のパラジウム
化合物および化合物RZ(ここでRは、水素、アル
キル基、シクロアルキル基またはアラルキル基を
示し、Zは、塩素、臭素または沃素を示す)を含
んでなる触媒系の存在下で一酸化炭素とメタノー
ルを反応させることにより酢酸および/または酢
酸メチルを製造する方法に関する。 独国特許公告公報第1115234号から、酢酸ある
いは酢酸と酢酸メチルとの混合物が、コバルト触
媒と沃素化合物の存在下で一酸化炭素とメタノー
ルを反応させて得られることが公知である。この
方法の欠点は、比較的高温(230°)と高圧(642
バール)の使用を必要としていることである。沃
素化合物の存在下でロジウム触媒を用いることに
より反応が低温低圧で進行する方法が英国特許第
123321号に開示されている。しかしながら、ロジ
ウムは高価であり、高価でない触媒により実用的
結果が得られる方法が必要と感ぜられている。 オランダ国特許明細書第6804847号は、促進剤
として臭素または沃素または臭素化合物または沃
素化合物と、イリジウム、白金、パラジウム、オ
スミウムおよび/またはルテニウムを含有する触
媒の存在下で少なくとも50℃の温度で、一酸化炭
素とアルコール類とを反応させることによりカル
ボン酸(carboxylix acid)を製造する方法を開
示している。ほとんどの例ではロジウムとほぼお
なじぐらい高価なイリジウムを含む触媒を使用し
ている。例24では、それほど高価でない金属パラ
ジウムの錯体〔(pC4H93P〕2PdI2が、促進剤とし
てのメチルヨージドと共に使用されている。しか
しながら、オランダ国特許明細書第6804847号に
したがう方法では、カルボン酸が生じる速度は、
特にパラジウム化合物を用いた時、不満足なもの
である。例24では、酢酸生成速度は175℃で、か
つ反応混合物中の沃素の濃度0.9グラム原子/
で約7.4モル/モルPd/hある。 我々の係属中の特願昭58−51696号(特開昭58
−177925号)およびそれに対応するヨーロツパ特
許出願第8320033.6号は、第族の金属特にパラ
ジウムの可溶性化合物の触媒量、促進剤RZ(ここ
でRは、C1−C3アルキル基またはHを示し、Z
は、塩素、臭素または沃素を示す)、および沃化
物または第A族またはA族の金属のまたは遷
移金属のカルボキシレートおよび少なくとも1個
の富電子窒素原子(electron−rich nitrogen
atom)を含む1種またはそれ以上のリガンドの
存在下で一酸化炭素とメタノールを反応させるこ
とによつて酢酸および/または酢酸メチルを製造
する方法を開示している。この方法では、メタノ
ールのカルボニル化は、オランダ国特許第
6804847号の方法よりも高速度である。反応が少
なくとも1個の富電子窒素原子を含むリガンドの
存在下で行われることが前記のヨーロツパ特許出
願の方法の必須条件である。 反応混合物中のそのようなリガンドの存在を必
要とせず、それにもかかわらずメタノールの所望
のカルボニル化が比較的高速度で進む方法が見い
だされた。本発明は、反応混合物中で可溶性のパ
ラジウム化合物および化合物RZ(ここでRは、水
素、アルキル基、シクロアルキル基またはアラル
キル基を示し、Zは、塩素、臭素または沃素を示
す)を含んでなる触媒系の存在下で一酸化炭素と
メタノールを反応させることにより酢酸および/
または酢酸メチルを製造する方法であり、さらに
HBrまたはHI以外のイオン性の臭素化合物また
は沃素化合物、およびスルホンまたはスルホキシ
ドを触媒系に存在させることを特徴としている。 本発明の方法で使用され得る適当なパラジウム
化合物はたとえば次のような塩である:塩化パラ
ジウム、臭化パラジウム、沃化パラジウム、硝酸
パラジウム、硫酸パラジウム、酢酸パラジウム、
プロピオン酸パラジウム、およびイソブチル酸パ
ラジウム、および錯体たとえばパラジウムアセチ
ルアセトネート、ナトリウムテトラクロロパラデ
ート、カリウムテトラクロロパラデート、カリウ
ムテトラヨードパラデート、〔Pd(CO)Cl22
Pd〔(C6H53P〕2I2、およびPd〔(n−
C4H93P〕2Cl4、Pd〔(C6H53P〕2(CO)Brおよび
Pd〔(n−C4H93P〕2I2が用いられる。酢酸パラジ
ウムが特に好ましい。 パラジウム化合物は、反応混合物1当り10-5
〜10-1グラム原子パラジウムの濃度で好ましくは
用いられる。パラジウム含有触媒に加えて助触媒
を所望なら触媒系に存在させてもよい。ニツケル
化合物、特にニツケル塩、たとえば塩化ニツケル
および酢酸ニツケルが好ましい助触媒である。 イオン性の臭素または沃素化合物のモル数と、
パラジウムのグラム原子数との比は、通常、
1000:1ないし2:1、好ましくは600:1ない
し10:1、特に400:1ないし10:1である。化
合物RZのモル数とパラジウムのグラム原子数と
の比は、好ましくは200:1ないし1:1、特に
1000:1ないし10:1である。 化合物RZでは、Zは、沃素が好ましい。Rが、
アルキル基であるなら、Zは、好ましくは1−3
個の炭素原子を有している。沃化メチルは、好ま
しく用いられるRZ化合物である。 適当なイオン性の臭素または沃素化合物はアル
カリ金属たとえばリチウム、ナトリウム、カリウ
ム、ルビジウム、またはセシウム、第族の金属
たとえばマグネシウム、セシウム、ストロンチウ
ム、バリウムおよび亜鉛、第および族の非貴
遷移金属(non−noble transition metal)たと
えば鉄、コバルト、ニツケルおよびマンガンの臭
化物または沃化物である。第四級アンモニウムお
よびホスホニウム化合物R1 4NXおよびR1 4PX(こ
こで、4つのR1基は、それぞれ無関係に水素ま
たはアルキル基またはアリール基を示しXは臭素
または沃素を示す)も好ましい。アルキル基は、
好ましくは1〜6個の炭素原子を有する。好まし
い第四級アンモニウムまたはホスホニウム化合物
は、テトラメチルアンモニウムヨージド、テトラ
エチルアンモニウムブロミド、テトラエチルアン
モニウムヨージド、テトラブチルアンモニウムブ
ロミド、テトラブチルホスホニウムヨージド、テ
トラフエニルホスホニウムヨージドおよびメチル
トリフエニルホスホニウムヨージドである。 スルホンは、次の一般式で示すことができる: (ここで、R2とR3は、それぞれ無関係に、脂肪
族基または芳香族基を示し、R2とR3とが脂肪族
基であるときは、これらは硫黄原子と共に複素環
を構成してもよい)。好ましくは、R2とR3とは、
1−12個の炭素原子を有するアルキル基またはア
リール基、特にフエニル基を相互に無関係に示
す。このようなスルホンの特別な例は、ジメチ
ル、ジイソプロピル、ジブチル、メチルエチル、
メチルブチルおよびフエニルブチルスルホンであ
る。 R2とR3とが硫黄原子と共に複素環を構成する
前記一般式の好ましいスルホンの例は、スルホラ
ンおよびアルキルスルホランである。アルキルス
ルホランは、好ましくは1−8個の炭素原子を有
する1個またはそれ以上のアルキル基を含んでい
る。特定の例は、2−メチルスルホラン、3−メ
チルスルホラン、3−ブチルスルホラン、3−イ
ソプロピルスルホランおよび3−メチル−4−ブ
チルスルホランである。 スルホキシドは、次の一般式で示すことができ
る: (ここで、R4およびR5は、12個以下の炭素原子
を有する同一または異なつたアルキル基である。)
適当なスルホキシドの特定な例は、ジメチルスル
ホキシドおよびジエチルスルホキシドである。 スルホンまたはスルホキシドの量とメタノール
の量とのモル比は通常0.05:1ないし20:1、好
ましくは、0.5:1ないし10:1、特に0.5:1な
いし5:1にある。 反応は任意には、促進剤としてホスフイン酸ま
たは第二または第三ホスフインオキシドの存在下
で行われてよい。適当なホスフインオキシドの例
は、トリメチルホスフインオキシド、ジエチルホ
スフインオキシド、トリ−n−ブチルホスフイン
オキシド、トリオクチルホスフインオキシド、ジ
フエニルホスフインオキシド、トリ−p−トリル
ホスフインオキシド、トリシクロヘキシルホスフ
インオキシド、ジフエニルホスフインオキシド、
トリ(1−ナフチル)−ホスフインオキシドおよ
びトリ−4−クロロフエニルホスフインオキシド
である。ホスフインオキシドの燐原子は、複素環
系たとえば1−フエニルホスホランオキシド、1
−フエニルホスホリナンオキシドおよび9−フエ
ニル−9−ホスフアビシクロ〔3.3.1〕ノナンオ
キシドの一部であつてよい。たとえばテトラフエ
ニルジホスフインエタンのような2個以上のホス
フイン基を有するホスフインのオキシドも適当で
ある。トリフエニルホスフインオキシドおよびジ
フエニルホスフインオキシドは、好ましいホスフ
インオキシドである。適当なホスフイン酸は、た
とえばジメチルホスフイン酸、ジブチルホスフイ
ン酸、特にジフエニルホスフイン酸である。 反応は、125ないし250℃、好ましくは165ない
し225℃、特に170ないし205℃の温度で通常は行
われる。一酸化炭素の部分圧力は、通常は、1な
いし360バール、好ましくは20ないし210バール、
特に20ないし120バールである。たとえば1000バ
ールまでの高圧も望ましいなら用いられるが、通
常は高圧は技術的および経済的理由から魅力的で
はない。本発明に従う方法で用いられる一酸化炭
素は不活性気体たとえば二酸化炭素、メタン、窒
素または貴ガスと任意には混合されてもよい。水
素も存在してよいが、一酸化炭素含有気体の水素
含有量は、50%より、好ましくは5%より低いこ
とが好ましい。 本発明の方法は、液相で行われる。メタノー
ル、スルホンまたはスルホキシドおよび生ずる生
成物が十分溶剤として働くのでさらに溶剤を用い
る必要はない。所望なら追加量のこれらの化合物
を反応混合物に加えてもよい。適当な追加の溶剤
は、ブチロラクトン、ジメチルエーテル、ジエチ
ルエーテル、無水酢酸、メチル−t−ブチルエー
テル、ポリエチレングリコールのアルキルエーテ
ル、たとえばジグリメ〔diglyme)およびテトラ
グリメ(tetraglyme)、テトラヒドロフラン、
1,3−ジオキサン、1,4−ジオキサンであ
る。水が存在してもよく、これは、通常は酢酸メ
チルに関して酢酸の生成を刺激する。 本発明の方法は、連続的、半連続的またはバツ
チ式に行つてよい。得られる反応混合物は、公知
の方法たとえば分別蒸留により処理されてよい。
本発明の方法は、出発材料の製造のための既存の
方法に組合せてもよく、あるいは得られる酢酸お
よび/または酢酸メチルをさらに処理する方法に
組合せてもよい。 例 磁気的に撹拌を行つている100mlのHastelloyC
オートクレーブ(Hastelloyは、商標である)
に、メタノール10ml、スルホラン35ml、2.13gの
沃化メチル(15mmol)、表Aに示した量のPd
(CH3COO)2、NaI、および任意に加えてもよい
Ni(CH3COO)2・4H2Oを入れた。オートクレー
ブは、一酸化炭素でフラツシを行い、40バールの
圧力の一酸化炭素を満たし、次にヒーターにより
175℃で60分間加熱し、さらにこの温度で1時間
保つた。加熱期間の間得られる変換率は反応温度
で15分間で得られる変換率と同じなので、有効反
応時間は、1.25hである。次にオートクレーブを
ヒーターから外し氷で急速に冷却した。 オートクレーブの内容物は、気−液クロマトグ
ラフイーにより分析した。酢酸と酢酸メチルの量
を定着し、メタノールのカルボニル化により生じ
た酢酸の全量を計算した。モル酢酸/グラム原子
Pd/hで表わしたカルボニル化速度を表に示す。
【表】 実験1−4と比較される実験5は、高い反応速
度を達成するのにパラジウムが必須であることを
示している。また、本発明のパラジウム含有触媒
を用いることにより、オランダ国特許出願第
6804847号で用いられるパラジウム含有触媒の場
合よりもより高い反応速度が達成されることを示
していることが解る。たとえば表Aの実験2で
は、生成速度は、沃素濃度0.65mol/で415mol
酢酸/グラム原子Pd/hであり、一方オランダ
国特許出願第6804847号の例24では、酢酸は、沃
素濃度0.9mol/で、速度7.4mol/molPd/h
で生成する。 例 磁気的に撹拌を行つている100mlのHastelloyC
オートクレーブ(Hastelloyは、商標である)
に、メタノール10ml、スルホラン20ml、CH3Iを
2.75ml(44mol)、表Bに示した量のPd
(CH3COO)2およびCsI、LiI、テトラメチルアン
モニウムヨージド、トリフエニルホスフインまた
はジフエニルホスフインを入れた。トリフエニル
ホスフインからは、メチルトリフエニルホスホニ
ウムヨージドが、その場で生成し、ジフエニルホ
スフインオキシドからは、ジメチルフエニルホス
ホニウムヨージドとジフエニルホスフイン酸が生
成し、これらの化合物がそれぞれイオン性化合物
および促進剤として働く。さらに、いくつかの実
験では、トリフエニルホスフインオキシドまたは
ジフエニルホスフイン酸を促進剤として加えた。
オートクレーブは、一酸化炭素でフラツシを行
い、40バールの圧力の一酸化炭素を満たし、次に
ヒーターにより175または180℃で60分間加熱し、
さらにこの温度である時間保つた。 加温時に達成される変換率は、反応温度で
15minの間に達成される変換率に等しい。表Bに
は、合計の反応時間、すなわち反応混合物が反応
温度で保たれている時間に加温期間の有効反応時
間(15min)を加えた時間を与えてある。次にオ
ートクレーブをヒーターから外し氷で急速に冷却
した。オートクレーブの内容物は、気−液クロマ
トグラフイーにより分析した。酢酸と酢酸メチル
の量を定量し、メタノールのカルボニル化により
生じた酢酸の全量を計算した。モル酢酸/グラム
原子Pd/hで表わしたカルボニル化速度を表に
示す。 3.85ではなく4mmolのCsIおよびスルホラン
20mlの代りに水5mlと酢酸エチル20mlとの混合物
を用い反応温度180℃で実験2を行つたときは、
酢酸または酢酸メチルは、生じなかつた。この実
験は、反応混合物中のスルホンの存在が必須であ
ることを示している。実験11および12は、イオン
性の沃化物が不在だと促進剤(トリフエニルホス
フインオキシド)が存在していても反応速度が急
激におちることを示している。実験13は、パラジ
ウムに関連ずけられる族金属白金に基づく触媒
が触媒作用を示さないことを示している。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 反応混合物中で可溶性のパラジウム化合物お
    よび化合物RZ(ここでRは、水素、アルキル基、
    シクロアルキル基またはアラルキル基を示し、そ
    してZが塩素、臭素または沃素である)を含んで
    なる触媒系の存在下で一酸化炭素とメタノールを
    反応させて酢酸および/または酢酸メチルを製造
    する方法において、HBrまたはHI以外のイオン
    性の臭素化合物または沃素化合物、およびスルホ
    ンまたはスルホキシドを触媒系にさらに存在させ
    ることを特徴とする酢酸および/または酢酸メチ
    ルを製造する方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の方法において、
    パラジウム化合物に加えて触媒系にニツケル化合
    物を含んでいることを特徴とする方法。 3 特許請求の範囲第1または2項記載の方法に
    おいて、イオン性の臭素化合物または沃素化合物
    のモル数とパラジウムのグラム原子数の比が
    1000:1と2:1との間、特に600:1と10:1
    との間にあることを特徴とする方法。 4 特許請求の範囲第1ないし3項のいずれかに
    記載の方法において、イオン性の臭素化合物また
    は沃素化合物が、アルカリ金属、第族金属、第
    または族の非貴遷移金属の臭化物または沃化
    物であるかまたは第四級アンモニウムまたはホス
    ホニウム化合物R1 4NXまたはR1 4PX(ここで、4
    個のR1は、それぞれ無関係に水素またはアルキ
    ル基またはアリール基を示し、そしてXが臭素ま
    たは沃素である)であることを特徴とする方法。 5 特許請求の範囲第1ないし4項のいずれかに
    記載の方法において、スルホンが一般式: (ここで、R2およびR3が、それぞれ無関係に脂
    肪族基または芳香族基を示し、そしてR2とR3
    脂肪族基であるとき、これらは硫黄原子と共に複
    素環を構成していてもよい)を有していることを
    特徴とする方法。 6 特許請求の範囲第5項記載の方法において、
    R2およびR3が、それぞれ無関係に1〜12個の炭
    素原子を有するアルキル基またはアリール基特に
    フエニル基を示すことを特徴とする方法。 7 特許請求の範囲第5項記載の方法において、
    スルホンがスルホランまたはアルキルスルホラン
    であることを特徴とする方法。 8 特許請求の範囲第1ないし4項のいずれかに
    記載の方法において、スルホキシドが一般式: (ここで、R4およびR5が、12個以下の炭素原子
    を有する同一または異つたアルキル基である)を
    有していることを特徴とする方法。 9 特許請求の範囲第1ないし8項のいずれかに
    記載の方法において、スルホンまたはスルホキシ
    ドの量とメタノールの量のモル比が0.05:1と
    20:1との間、特に0.5:1と10:1との間にあ
    ることを特徴とする方法。 10 特許請求の範囲第1ないし9項のいずれか
    に記載の方法において、反応が第二級または第三
    級ホスフインオキシドまたはホスフイン酸を促進
    剤として存在させて行うことを特徴とする方法。
JP15220184A 1983-07-26 1984-07-24 酢酸および/または酢酸メチルの製造方法 Granted JPS6042341A (ja)

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NL8302644 1983-07-26
NL8302644 1983-07-26

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JPS6042341A JPS6042341A (ja) 1985-03-06
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EP (1) EP0133331B1 (ja)
JP (1) JPS6042341A (ja)
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DE (1) DE3461177D1 (ja)

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EP0133331A1 (en) 1985-02-20
EP0133331B1 (en) 1986-11-05
DE3461177D1 (en) 1986-12-11
CA1237444A (en) 1988-05-31
JPS6042341A (ja) 1985-03-06

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