JPH045473A - スタータ用スイッチ - Google Patents

スタータ用スイッチ

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JPH045473A
JPH045473A JP10394790A JP10394790A JPH045473A JP H045473 A JPH045473 A JP H045473A JP 10394790 A JP10394790 A JP 10394790A JP 10394790 A JP10394790 A JP 10394790A JP H045473 A JPH045473 A JP H045473A
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ring gear
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Tsuyoshi Araki
荒木 剛志
Masahiro So
正浩 宗
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエンジンを始動させるためのスタータに用いら
れるスタータ用スイッチに関する。
[従来の技術] 従来より、例えば、特開昭62−150073号公報に
示すように、動力源としてモータを使用したスタータ用
スイッチがある。
これは、モータの回転軸と係合するシャフトを軸方向に
移動させ、そのシャフトの移動に伴ってピニオンをリン
グギヤ側に移動させるものである。
これにより、ソレノイドの吸引力でプランジャを駆動す
るマグネットスイッチと比較して、噛合性の向上ととも
に、軽量化を実現することができる。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、モータを動力源として使用した従来のスター
タ用スイッチは、キースイ・ンチがON状態を保持する
間、動力源であるモータにとって大きな拘束電流が流れ
続けるため、耐熱性の点からモータを小型化するのが困
難であり、軽量化を進める上での課題となっている。
また、動力源のモータに印加される電圧が極端に低くな
った場合には、動力源のモータ回転数が低下するため、
エンジン始動までの作動時間が長くなり、感性的に好ま
しくなかった。
本発明は上記事情に基づいてなされたもので、その目的
は、動力源であるモータを小型化して軽量化を可能にす
るとともに、動力源のモータに印加される電圧が極端に
低下した場合でも、エンジン始動までの作動時間を短く
することのできるスタータ用スイッチを提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、請求項1に係る発
明は、軸方向の移動に伴って、アーマチュアに電流を流
すスタータ回路に設けられた接点の開閉を行うとともに
、ピニオンをリングギヤ側に前進または後退させるピニ
オン駆動手段と、係合手段を介して出力軸が前記ピニオ
ン駆動手段と保合され、前記出力軸の回転によって前記
ピニオン駆動手段を軸方向に移動させるモータと、キー
スイッチの設定位置に応じて前記モータの通電制御を行
う制御回路とを備え、 前記キースイッチは、前記モータの出力軸を正回転させ
る第1設定位置および前記モータの出力軸を逆回転させ
る第2設定位置か設けられ、前記制御回路は、前記キー
スイッチが前記第1設定位置または前記第2設定位置に
設定された場合に、それぞれ前記モータへの通電を所定
時間だけ行うことを技術的手段とする。
また、請求項2に係る発明は、アーマチュアに電流を流
すスタータ回路に設けられた接点を開閉する開閉手段と
、軸方向を一方から他方へ移動することてピニオンをリ
ングギヤ側に前進させ、他方から一方へ移動することで
前記ピニオンを後退させるピニオン駆動手段と、係合手
段を介して出力軸が前記ピニオン駆動手段と係合され、
前記出力軸の正回転時に前記ピニオン駆動手段を前記−
方から前記他方へ移動させ、前記出力軸の逆回転時に前
記ピニオン駆動手段を前記他方から前記−方へ移動させ
るモータと、キースイッチの設定位置に応じて前記モー
タの通電制御を行う制御回路とを備え、 前記キースイッチは、前記モータの出力軸を正回転させ
る第1設定位置および前記モータの出力軸を逆回転させ
る第2設定位置が設けられ、前記制御回路は、前記キー
スイ・ソチが前記第1設定位置または前記第2設定位置
に設定された場合に、それぞれ前記モータへの通電を所
定時間だけ行し)、前記ピニオンは、エンジンの停止後
、前記キースイッチを前記第1設定位置に設定すること
により、前記リングギヤ側に押し出されて前記リングギ
ヤに当接した状態を維持し、エンジンの始動に当たって
、前記開閉手段によって前記接点を閉じることにより、
前記アーマチュアの回転とともに前記ピニオンが回転さ
れて、前記リングギヤに噛み合うように設けられ、エン
ジン始動後は、前記キースイッチを前記第2設定位置に
設定することにより、前記リングギヤより離脱すること
を技術的手段とする。
[作用] 請求項1に係る発明は、以下の作用を有する。
キースイッチを第1設定位置(あるいは第2設定位置)
に設定すると、制御回路を介して所定時間だけモータへ
通電される。
出力軸の回転によってピニオン駆動手段が軸方向に移動
することにより、ピニオンがリンクギヤ側へ押し出され
てリングギヤ側面に当接する。ピニオンの押し出しと同
時に、スタータ回路の接点が閉しることにより、アーマ
チュアに電流か流れてアーマチュアが回転する。このア
ーマチュアの回転に伴ってピニオンがリングギヤと噛み
合う位置まで回転し、リングギヤと噛み合うことによっ
てエンジンを始動させる。
エンジンの始動後、キースイッチを第2設定位置(ある
いは第1設定位置)に設定すると、制御回路を介して所
定時間だけモータへ通電されて出力軸が逆回転する。こ
の結果、ピニオン駆動手段の軸方向の移動に伴って、ピ
ニオンがリングギヤより離脱するとともに、スタータ回
路の接点が開くことによりアーマデユアの回転が停止す
る。
請求項2に係る発明は、以下の作用を有する。
まず、エンジンの停止時には、ピニオンがリングギヤに
当接した状態となっている。
エンジンの始動に当たっては、開閉手段によって接点を
閉じることにより、アーマチュアに電流が流れてアーマ
チュアが回転する。このアーマチュアの回転に伴ってピ
ニオンがリングギヤと噛み合う位置まで回転し、リング
ギヤと噛み合うことによってエンジンを始動させる。
エンジンの始動後、スタータ回路の接点を開くとともに
、キースイッチを第2設定位置に設定することにより、
モータの出力軸が逆回転し、ピニオン駆動手段が他方か
ら一方へ移動してピニオンがリングギヤより離脱する。
エンジンの停止後、キースイッチを第1設定位置に設定
することにより、モータの出力軸が正回転し、ビニオン
駆動手段が一方から他方へ移動して、ピニオンがリング
ギヤ側に押し出され、リングギヤに当接した状態を維持
する。
[発明の効果] 請求項1に係る発明によれば、ピニオンをリングギヤに
噛み合わせてエンジンを始動する際に、制御回路を介し
てモータへの通電が所定時間だけ行われる。従って、キ
ースイッチが第1設定位置(あるいは第2設定位置)に
保持された状態でも、従来装置のように、動力源である
モータに大きな拘束電流か流れ続けるようなことがなく
、耐熱性の点から余裕が生じるため、モータの小型化に
伴う軽量化を可能とすることができる。
また、請求項2に係る発明によれば、エンジンの停止後
に、ピニオンがリングギヤ側に押し出されてリングギヤ
に当接した状態に維持される。従って、エンジンの始動
は、スタータ回路に設けられた接点を開閉手段によって
閉じることにより行い、モータへの通電を行う必要がな
い。
この結果、モータに印加される電圧が極端に低千した場
合でも、エンジン始動までの作動時間を短縮することが
でき、使用者に良好なフィーリングを与えることができ
る。
[実施例] 次に、本発明のスタータ用スイッチを図面に示す一実施
例に基づき説明する。
第1図はスタータ用スイッチの全体構成図である。
スタータ用スイッチ1は、動力源であるモータ2と、ア
ーマチュア3に電流を流すスタータ回路4に設けられた
固定接点5.6の開閉を行うとともに、ピニオン7の前
進および後退を行わせるピニオン駆動手段く後述する)
と、キースイッチ8の設定位置に応じてモータ2の通電
制御を行う制御回路9とを備える。
モータ2は、その出力軸2aの外周に、出力軸2aと同
期して回転するつオームギヤ10が設けられている。
ピニオン駆動手段は、軸方向に移動可能に設けられたロ
ッド11と、このロッド11の一端(第1図右端)に取
り付けられて、ロッド11の移動に伴って固定接点5.
6を開閉する可動接点12と、ロッド11の他端に係止
されたドライブスプリング13、およびドライブスプリ
ング13が取り付けられたドライブレバー14等から成
る。
ロット11は、軸受15.16を介して回転自在に支持
されるとともに、ロッド11の外周には、出力軸2aの
ウオームギヤ10と共に本発明の係合手段を成すつオー
ムギヤ17が設(すられ、そのつオームギヤ10とウオ
ームギヤ17とが、第1図に示すように、互いに直交す
るように噛み合わされている。従って、ロッド11は、
モータ2の出力軸2aが回転することにより、回転しな
から軸方向(第1図左右方向)に移動するように設けら
れている。
可動接点12は、ロッド11の外周に摺動自在に嵌め合
わされた絶縁部材18に固定されており、ロット11の
移動に伴って固定接点5.6に当接した際に、絶縁部材
18を付勢するコンタクトスプリング19によって接触
圧が付与される。なお、コンタクトスプリング19およ
び絶縁部材18は、ロッド11の外周に固定されたスト
ッパワッシャ20および21に係止されている。
ロッド11の他端には、ドライブスプリング13が係止
されるかぎ溝22aが形成された係止部22が設けられ
、この係止部22にロッド11の端部が回転自在に嵌め
合わされている。
ドライブレバー14は、支点14aを中心に回動可動に
設けられ、第1図に示す下端部が、一方向クラッチ23
と一体に形成されたスプラインチューブ24の外周に連
結されている。
なお、一方向クラッチ23は、アーマチュア3の回転を
一方向のみに伝達するとともに、スプラインチューブ2
4がシャフト25の外周にヘリカルスプライン嵌合され
ていることで、シャフト25上を前後に移動可能に設け
られている。また、エンジン始動時にリングギヤ26と
噛み合うピニオン7は、一方向クラッチ23のインナ2
3aと一体に形成されて、一方向クラッチ23の先端(
第1図左側)に配設されている。
上記したキースイッチ8は、モータ2への通電を停止す
るOFF位置27、モータ2の出力軸2aを正回転(第
1図時計回転)させるST位置(本発明の第1設定位置
)28、およびOFF位置27とST位置28との中間
に設けられて、モータ2の出力軸2aを逆回転させるI
G位置(第2設定位置)29が設定され、使用者によっ
て操作される回転操作部30によって、上記各設定位置
のいずれかが任意に設定される。なお、ロッド11は、
モータ2の出力軸2aが正回転することにより、第1図
において右方向へ駆動され、モータ2の出力軸2aが逆
回転することにより、第1図において芹方向へ駆動され
る。
このキースイッチ8は、第2図ないし第4図の模式図に
示すように、IC位置29を形成する接点が、導電材2
9aと絶縁材29bとから成り、支点29Cを中心に回
動可能で、弾性体29dによって常時一方向(第2図な
いし第4図の下方)へ付勢されている。
従って、回転操作部30を、叶「位置27−IC位置2
9−→ST位置28の順に繰作した場合には、第3図に
示すように、回転操作部30が接点の絶縁材29bに接
触するため、IC位置29において制御回路9へ信号が
出力されず、モータ2への通電が行われない。
一方、ST位置28からIC位置29へ操作した場合に
は、第4図に示すように、回転操作部30が接点の導電
材29aに接触するため、IC位置29において制御回
路9へ信号が出力されて、モータ2への通電が行われる
制御回路9は、キースイッチ8の回転操作部30が10
位置29または81位置28に設定された場合に、それ
ぞれモータ2への通電を所定時間だけ行うタイマ機能(
図示しない)を備える。
次に本実施例の作動を説明する。
まず、使用者がキースイッチ8の回転操作部30を81
位置28に設定すると、制御回路9を介して所定時間だ
けモータ2へ電流が流れ、モータ2の出力軸2aが正回
転する。この出力軸2aの回転に伴ってロッド11が第
1図右方向へ移動することにより、可動接点12が固定
接点5.6に近付くとともに、ドライブスプリング13
およびドライブレバー14を介して一方向クラッチ23
が前進し、ピニオン7の側面がリングギヤ26の側面に
当接する。
ピニオン7がリングギヤ26に当接することで、一方向
クラッチ23の前進が一旦停止するが、モータ2の出力
軸2aがさらに回転することで、ロッド11は、ドライ
ブスプリング13を撓まぜながら移動を続ける。これに
より、可動接点12が固定接点5.6に接触するため、
バッテリ31がらアーマチュア3に電流が流れてアーマ
チュア3が回転する。このアーマチュア3の回転に伴っ
てピニオン7がリンクギヤ26と噛み合う位置まて回転
した時点て、ドライブスプリング13の反力にょリピニ
オン7がリンクギヤ26と噛み合い、リングギヤ26を
回転させてエンジンを始動させる。
このとき、制御回路9のタイマ機能によってモータ2へ
流れていた電流が遮断されて出力軸2aの回転が停止し
ても、つオームキャ1oとウオームギヤ17とが噛み合
わされていることがらロッド11が元の位置へ戻ること
はなく、従って、ピニオン7は、リングギヤ26に噛み
合わされたまま始動状態を維持する。
エンジン始動後、使用者がキースイッチ8の回転操作部
30を81位置28がら10位置29に戻すと、制御回
路9を介して所定時間だけモータ2へ電流力流し、モー
タ2の出力軸2aが逆回転する。この出力軸2aの回転
に伴ってロッド11が第1図左方向へ移動することによ
り、ピニオン7がリンクギヤ26より離脱するとともに
、可動接点12が固定接点5.6より離れることでアー
マチュア3の回転が停止する。
このように、キースイッチ8の回転操作部30を、81
位置28まなは10位置29に設定した場合に、制御回
路9のタイマ機能により、モータ2への通電が所定時間
だけ行われる。その結果、従来装置のように、キースイ
ッチ8がON状態を保持する間、モータ2に大きな拘束
電流が流れ続けるようなことがなく、耐熱性の点から余
裕が生じるため、モータ2を小型化してスイッチ全体の
軽量化を図ることができる。
次に本発明の請求項2に係る第2実施例を説明する。
第5図はスタータ用スイッチ1の全体構成図である。
なお、第1実施例と同様の作用を有するものは同一符号
とし、その説明を省略する。
スタータ用スイッチ1は、動力源であるモータ2、スタ
ータ回路4に設けられた固定接点5.6の開閉を行う開
閉手段32、軸方向の移動に伴ってピニオン7の前進お
よび後退を行わせるピニオン駆動手段、キースイッチ8
の設定位置に応じてモータ2の通電制御を行う制御回路
9などより構成される。従って、本実施例のピニオン駆
動手段は、上記第1実施例とは異なって固定接点5.6
を開閉する機能を持たず、ロッド11、ドライブスプリ
ング13、およびドライブレバー14等がら成る。
開閉手段32は、可動接点12と、通電時に発生する電
磁力によって可動接点12を駆動するソレノイド33と
から成る。
キースイッチ8は、モータ2の出力軸2aを正回転(第
1図時計回転)さぜる叶F位置27(本発明の第1設定
位置)、モータ2の出力軸2aを逆回転さぜる10位置
29(第2設定位置)、および開閉手段32のソレノイ
ド33に接続されたST位128が設定されている。な
お、ロッド11は、モータ2の出力軸2aが正回転する
ことにより、一方(第1図左方)から他方へ駆動され、
モータ2の出カ軸2aが逆回転することにより、他方か
ら一方へ駆動される。
制御回路9は、第1実施例と同様にタイマ機能を備え、
キースイッチ8の回転操作部30がOFF位置27また
はIC位置29に設定された場合に、それぞれモータ2
への通電を所定時間だけ行う。また、この制御回路9は
、リングギヤ26の停止状態を検知する検知手段(図示
しない)を備え、回転操作部30をIC位置29から叶
F位置27に設定した場合に、リングギヤ26の回転停
止を検知してからモータ2への通電を行うようにプログ
ラムされている。
なお、IC位置29を形成する接点は、第1実施例と同
様に構成され、従って、キースイッチ8の回転操作部3
0を、81位置28からIC位置29へ操作した場合に
、所定時間だけモータ2へ通電されて、モータ2の出力
軸2aが逆回転する。また、10位置29からOFF位
置27へ操作した場合に、所定時間だけモータ2へ通電
されて、モータ2の出力軸2aが正回転する。
以下、本実施例の作動を説明する。
まず、エンジンの停止時(キースイッチ8の回転操作部
30はOFF位置27)には、ロット11が第1図右方
向へ移動した状態に維持され、ピニオン7の側面かりン
グキャ26の側面に当接した状態となっている。
ここで、使用者がキースイッチ8の回転操作部30を8
1位置28に設定すると、ソレノイド33が通電されて
可動接点12が固定接点5.6に接触し、スタータ回路
4に電流が流れてアーマチュア3が回転する。このアー
マチュア3の回転に伴つC、ドライブスプリング13に
付勢されたピニオン7がリンクギヤ26に噛み合い、エ
ンジンを始動する。
エンジン始動後に、キースイッチ8の回転操作部30を
IC位置29に設定すると、ソレノイド33への通電が
遮断されてアーマチュア3の回転が停止するとともに、
制御回路9を介してモータ2へ所定時間だけ電流が流れ
、モータ2の出力軸2aが逆回転(第1図反時計回転)
する。これにより、ロッド11が第1図左方向へ駆動さ
れるため、ピニオン7がリングギヤ26より離脱する。
このとき、所定時間経過後にモータ2への通電が遮断さ
れても、ウオームギヤ10とウオームギヤ17とが噛み
合わされていることから、ロット11の位置は固定され
る。
エンジン停止後、キースイッチ8の回転操作部30をO
rF位置27に設定すると、リングギヤ26の回転停■
と同時に、制御回路9を介してモータ2へ所定時間だけ
電流が流れ、モータ2の出力軸2aが正回転する。これ
により、ロッド11が第1図右方向へ駆動されるため、
一方向クラッチ23が前進してピニオン7がリングギヤ
26側に押し出され、ピニオン7の側面がリングギヤ2
6側面に当接して停止する。
所定時間だけモータ2の出力軸2aが回転することによ
り、ピニオン7の前進移動が停止した状態で、ドライブ
スプリング13を撓ませながら、さらにロッド11が移
動し、ウオームギヤ17の端面(第2図右側端面)が軸
受16に当接した時点でロッド11の移動が停止する。
このとき、モータ2への通電が遮断されても、つオーム
ギヤ10とウオームギヤ17とが噛み合わされているこ
とから、ロッド11の位置は固定され、従って、ピニオ
ン7は、当初のように、リングギヤ26に当接した状態
を保持する。
このように、エンジン停止後に、ピニオン7かリングギ
ヤ26に当接した状態に維持されるため、エンジンの始
動は、スタータ回路4に設けられた固定接点5.6を開
閉手段32によって閉じることにより行い、モータ2へ
の通電を行う必要かない。
この結果、モータ2に印加される電圧か極端に低下した
場合でも、エンジン始動までの作動時間を短縮すること
ができ、使用者に良好なフィーリングを与えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例を示tもので
、第1図はスタータ用スイッチの全体構成図、第2図な
いし第4図はキースイッチの模式図、第5図は本発明の
第2実施例を示すスタータ用スイッチの全体構成図であ
る。 図中 1・・・スタータ用スイッチ 2・・・モータ2a・・
・出力軸       3・・アーマチュア4・・・ス
タータ回路    5.6 ・・固定接点7・・・ピニ
オン 8・・・キースイッチ 9・・・制御回路 10・・・ウオームギヤ(係合手段) 11・・・ロッド(ピニオン駆動手段)12・・・可動
接点(第1実施例におけるピニオン駆動手段) 13・・・ドライブスプリング(ピニオン駆動手段)1
4・・−ドライブレバー(ピニオン駆動手段)17・・
・つオームギヤ(係合手段) 26・・・リングギヤ 27・・・OFF位置(第2実施例における第1設定位
置) 28・・・ST位置く第1実施例における第1設定位置
) 29・・・IG位置く第2設定位置) 32・・開閉手段 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(a)軸方向の移動に伴って、アーマチュアに電流
    を流すスタータ回路に設けられた接点の開閉を行うとと
    もに、ピニオンをリングギヤ側に前進または後退させる
    ピニオン駆動手段と、 (b)係合手段を介して出力軸が前記ピニオン駆動手段
    と係合され、前記出力軸の回転によって前記ピニオン駆
    動手段を軸方向に移動させるモータと、 (c)キースイッチの設定位置に応じて前記モータの通
    電制御を行う制御回路と を備え、 前記キースイッチは、前記モータの出力軸を正回転させ
    る第1設定位置および前記モータの出力軸を逆回転させ
    る第2設定位置が設けられ、前記制御回路は、前記キー
    スイッチが前記第1設定位置または前記第2設定位置に
    設定された場合に、それぞれ前記モータへの通電を所定
    時間だけ行うスタータ用スイッチ。 2)(a)アーマチュアに電流を流すスタータ回路に設
    けられた接点を開閉する開閉手段と、 (b)軸方向を一方から他方へ移動することでピニオン
    をリングギヤ側に前進させ、他方から一方へ移動するこ
    とで前記ピニオンを後退させるピニオン駆動手段と、 (c)係合手段を介して出力軸が前記ピニオン駆動手段
    と係合され、前記出力軸の正回転時に前記ピニオン駆動
    手段を前記一方から前記他方へ移動させ、前記出力軸の
    逆回転時に前記ピニオン駆動手段を前記他方から前記一
    方へ移動させるモータと、 (d)キースイッチの設定位置に応じて前記モータの通
    電制御を行う制御回路とを備え、 前記キースイッチは、前記モータの出力軸を正回転させ
    る第1設定位置および前記モータの出力軸を逆回転させ
    る第2設定位置が設けられ、前記制御回路は、前記キー
    スイッチが前記第1設定位置または前記第2設定位置に
    設定された場合に、それぞれ前記モータへの通電を所定
    時間だけ行い、 前記ピニオンは、エンジンの停止後、前記キースイッチ
    を前記第1設定位置に設定することにより、前記リング
    ギヤ側に押し出されて前記リングギヤに当接した状態を
    維持し、エンジンの始動に当たって、前記開閉手段によ
    って前記接点を閉じることにより、前記アーマチュアの
    回転とともに前記ピニオンが回転されて、前記リングギ
    ヤに噛み合うように設けられ、エンジン始動後は、前記
    キースイッチを前記第2設定位置に設定することにより
    、前記リングギヤより離脱するスタータ用スイッチ。
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