JPH0454683A - パルス出力回路 - Google Patents

パルス出力回路

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JPH0454683A
JPH0454683A JP2165914A JP16591490A JPH0454683A JP H0454683 A JPH0454683 A JP H0454683A JP 2165914 A JP2165914 A JP 2165914A JP 16591490 A JP16591490 A JP 16591490A JP H0454683 A JPH0454683 A JP H0454683A
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Hideki Sakamoto
英樹 坂本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパルス出力回路に関し、特にVTR(ビデオテ
ープレコーダ)装置のサーボ制御回路に用いるマイクロ
コンピュータに内蔵するパルス出力回路に関する。
〔従来の技術〕
近年VTR装置のサーボ制御回路にマイクロコンピュー
タが用いられるようになった。これは従来アナロク回路
で構成していたサーボ制御回路をマイクロコンピュータ
に置き換えることによって信頼性の向上や、種々のテレ
ヒジョン方式に対応する柔軟性を得ようとするものであ
る。アナログサーボにも安価であるなどの特徴があるた
め、アナログサーボとマイクロコンピュータによるサー
ボは光面は共存するものと思われる。従ってマイクロコ
ンピュータによるサーボ制御回路を導入しやすくするた
めには、サーボ制御回路以外の部分をアナログサーボの
場合と同じにすることが望ましい。
ところが現状のVTR装置ではサーボと密接な関係にあ
る信号処理系の回路において配線節約のために3値の制
御信号が用いられている。サーボ制御回路は所定のタイ
ミングで信号処理系に制御信号を出力する必要があるが
、従来マイクロコンピュータに内蔵しているパルス出力
回路ではロウレベル、ハイレベルの2値しか出力するこ
とができず、直接信号処理系に接続することができなか
った。たとえば特殊再生(スロー2スチル)時の疑似垂
直同期(Vertical 5ynchronize 
 以下VSYNCと記す)信号は第6図(a)に示す制
御信号を信号処理系に入力する。信号処理系では制御信
号がL”レベルのときは再生映像信号を、”M”レベル
のときは同期信号を、“H”レベルのときはペデ゛スタ
ルレベルをそれぞれ出力する。
この信号処理は安価な専用ICで実現できる。ところが
マイクロコンピュータでサーボ制御を行う場合は3値を
出力することができないので安価な専用ICを用いるこ
とができず、信号処理系の回路を変更する必要があった
。このため、部品点数や配線の増加によるコスト上昇や
実装面積の増加をきたしていた。またアナログサーボと
マイクロコンピュータによるサーボが共存する現状では
、信号処理系の回路や部品を共通化できないことが設計
工数や製造コストの上昇につながってしまっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のパルス出力回路はロウレベルとハイレベルの2値
しか圧力することができないので、VTRのサーボ制御
に用いる場合、3値の制御信号を必要とする信号処理I
Cに接続できなかった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のパルス出力回路は、タイミング信号を発生する
タイマ回路と、第1.第2.第3の状態を発生する状態
発生回路と、状態に応じて、出力端子を駆動するスイッ
チ素子を制御する論理回路を有している。
かくして、第1の状態のときはロウレベル、第2の状態
のときはハイレベル、第3の状態のときはロウレベルと
もハイレベルとも異るレベルを出力する。状態発生回路
はタイミング信号により状態を変更するのでパルス出力
として3値を出力することができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実箆例のブロック図である。
タイマ回路lはプリセットタイマ回路で、設定された時
刻に達するとタイミング信号線2にタイミング信号を出
力する。
タイミング信号線2はタイミング信号を伝送する。
状態発生回路3は、それぞれ2ビツト構成のラッチ4.
ラッチ5から成り、ラッチ4に記憶した値を、タイミン
グ信号に同期してラッチ5に転送し状態として出力する
論理回路6は状態発生回路3の状態に応じて表1に示す
論理に従って第1のスイッチ素子7と第2のスイッチ素
子8の制御を行う。
表    1 第1のスイッチ素子7は高位の電源電位である5 [V
]と、出力端子9とを接続するPチャネルのMOS)ラ
ンジスタである。
第2のスイッチ素子8は低位の電源電位である0 [V
]と、出力端子9とを接続するnチャネルのMOS)ラ
ンジスタである。
中央処理装置10はタイマ回路1のプリセットと、状態
発生回路3のラッチ4への状態設定を行う。
出力端子9に外付けされた抵抗11と抵抗12はともに
5[KΩ]の抵抗で、出力端子9がハイインピーダンス
状態のときに出力端子9の電位を2.5[V]とするた
めのものである。
次に第2図に従って動作を説明する。
初期状態として状態発生回路3が状態1てあったとする
。このとき第1のスイッチ素子7は開放、第2のスイッ
チ素子8は導通となっているため出力端子9は0[■]
を出力している。
第2図(a)において中央処理装置10はタイマlに状
態変更の時刻T1を、ラッチ4に次の状態01をそれぞ
れ設定する。従って、時刻T1にラッチ5の値が01と
なり第2の状態となる。このとき第1のスイッチ素子7
は導通、第2のスイッチ素子8は開放となるので、出力
端子9は5[V]を出力する。
同様に第2図(b)、 (c)はそれぞれ時刻T2に第
3の状態にする場合と、時刻T3に第1の状態にする場
合を示している。第3の状態のときは第1のスイッチ素
子7、第2のスイッチ素子8の両方が開放となるので出
力端子9はノ・イインピーダンス状態となり、抵抗11
.抵抗12の分圧により、出力端子9の電位は2.5[
V]となる。
従って中央処理装置10が時刻と状態を設定することに
より任意の時刻に0[■]、  2.5[V]、  5
[V]の3値のうちいずれかを出力するパルス出力が得
られる。従って第3図に示すように時刻、状態を設定す
ることにより、疑似VSYNC信号用の制御信号を作成
することができる。
なお本実施例では第3の状態のときに第1のスイッチ素
子?、第2のスイッチ素子8をともに開放とし、外付け
の抵抗11および抵抗12の分圧によって出力端子9を
2.5[V]にするように構成したが、論理回路6の出
力論理を反転し、第3の状態のときは第1のスイッチ素
子7、第2のスイッチ素子8をともに導通状態にする構
成でもよい。この場合第1のスイッチ素子7と第2のス
イッチ素子8の導通時の抵抗(オン抵抗)を同じに設計
することにより、抵抗11.抵抗12を接続しなくても
2.5[V]を出力することができる。
従って部品点数を少くし、実装面積を小さくすることが
できる。
第4図に本発明の第2実旅例のブロック図を示す。
論理回路60は実施例1の論理回路6に制御入力端子1
3を追加したもので、制御入力端子13がロウレベルの
ときの動作は実施例1と同じである。制御入力端子13
がハイレベルのときは状態発生回路3の状態にかかわら
ず第1のスイッチ素子7は開放状態となる。第2のスイ
ッチ素子8は影響を受けない。
パルス発生回路14はハイアクティブの水平同期パルス
を発生する。
次に動作を説明する。
制御入力端子はスイッチ素子を開放状態にする作用しか
ないので、第1の状態のときと第3の状態のときの動作
は実施例1と同じである。第2の状態のときに制御入力
端子13がハイレベルになったときたけ実施例1と異な
る。このとき、第1のスイッチ素子7と第2のスイッチ
素子8の両方が開放状態となる。すなわち第3の状態と
同じになる。従って本実施例で第2の状態に設定すると
出力端子9には、水平同期パルスが非アクテイブレベル
の期間は実施例1と同じ<5[V]を、水平LMパルス
がアクティブレベルの期間は2,5[V]を出力するこ
とになる。このため第3図と同じ制御信号を得るために
中央処理装置IOは第5図に示す設定を行うだけでよい
。通常疑似VSYNC信号には5箇所程度の水平同期パ
ルスの切り込みを入れるため、実施例1では第3図の波
形を得るために13回の設定を必要とするが、本実施例
では第5図かられかるとおり、3回の設定でよい。また
実施例1では水平同期パルスの切り込みを入れるために
中央処理装置10が高速動作を要求されるが、本実施例
ではパルス発生回路14により切り込みを入れるため、
中央処理装置10は低速でよい。たとえば第3図におい
て、時刻T2からT3の間たけ第3の状態にする必要が
あるが、T2からT3の時間は約5[μs]Lかなく、
この間に次のタイミンク(T3)と次の状態(第2の状
態)を設定する必要がある。本実施例ではこの処理を必
要としないため中央処理装置10は低速で安価なもので
済むという利点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明のパルス出力回路は3値を圧
力できるため、VTRの信号処理ICに直接接続できる
。従ってマイクロコンピュータによるザーボ制御回路を
安価かつ小形に実現できる効果がある。
2図は本発明の本実施例の動作タイミング図、第3図は
本発明の一実施例で疑似VSYNC信号を作成する場合
のタイミング図、第4図は本発明の他の実施例のフロッ
ク図、第5図は本発明の本実施例で疑似VSYNC信号
を作成する場合のタイミング図、第6図は疑似VSYN
C信号を作成するための制御信号を説明する図である。
1・・・・・・タイマ回路、2・・・・・・タイミング
信号線、3・・・・・・状態発生回路、4・・・・・・
ラッチ、5・・・・・・ラッチ、6・・・・・・論理回
路、7・・・・・・第1のスイッチ素子、8・・・・・
・第2のスイッチ素子、9・・・・・・出力端子、lO
・・・・・中央処理装置、11・・・・・・抵抗、12
・・・・・・抵抗、13・・・・・・制御入力端子、1
4・・・・・・パルス発生回路、60・・・・・・論理
回路。
代理人 弁理士  内 原   晋
【図面の簡単な説明】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)既知の時刻にタイミング信号を発生するタイマ回
    路と、少くとも第1の状態と第2の状態と第3の状態を
    有し前記タイミング信号によって状態を変更する状態発
    生回路と、出力端子と、前記出力端子を高位の電源電位
    に接続する第1のスイッチ素子と、前記出力端子を低位
    の電源電位に接続する第2のスイッチ素子と、前記状態
    発生回路が前記第1の状態のときは前記第1のスイッチ
    素子を開放、前記第2のスイッチ素子を導通とし、前記
    第2の状態のときは前記第1のスイッチ素子を導通、前
    記第2のスイッチ素子を開放とし、前記第3の状態のと
    きは前記第1のスイッチ素子と前記第2のスイッチ素子
    の両方を開放または導通とする論理回路と、前記タイミ
    ング信号の発生時刻設定を含む前記タイマ回路の制御と
    、前記状態発生回路を前記第1の状態または前記第2の
    状態または前記第3の状態のいずれかに初期化する処理
    を含む前記状態発生回路の制御とを行う中央処理装置と
    備えるパルス出力回路。
  2. (2)請求項1のタイマ出力回路において、一定周期で
    一定パルス幅のパルス列を発生するパルス発生回路を備
    え、前記論理回路は前記状態発生回路の状態によらず前
    記第1のスイッチ素子か前記第2のスイッチ素子のいず
    れかを開放とする制御入力端子を有し、前記パルス列が
    アクティブレベルのときは前記制御入力端子がアクティ
    ブレベルになるよう構成したことを特徴とするパルス出
    力回路。
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