JPH0454179Y2 - - Google Patents

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JPH0454179Y2
JPH0454179Y2 JP1988131203U JP13120388U JPH0454179Y2 JP H0454179 Y2 JPH0454179 Y2 JP H0454179Y2 JP 1988131203 U JP1988131203 U JP 1988131203U JP 13120388 U JP13120388 U JP 13120388U JP H0454179 Y2 JPH0454179 Y2 JP H0454179Y2
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JP
Japan
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hat
flange
loop type
attached
type fastener
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JP1988131203U
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JPH0253933U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は組立式帽子に関するものである。
<従来の技術> 従来のこの種の組立式帽子として実公昭53−
40243号があるが、これにおいては帽頂部を多角
形状となし、且つ帽頂部の各縁辺に台形状の帽壁
構成分体を1本の直線の折曲線によつて折曲自在
に連着すると共に、各帽壁構成分体の外側縁に1
本の直線の折曲線によつて庇構成分体を折曲げ自
在に連着し、更に前記各帽壁構成分体及び各庇構
成分体を隣接するもの同志交互に連結してなる組
立式帽子があつたが、これにおいては帽子を形成
するのは1枚の帽子本体からなり、組立のための
複雑構成をとつていたので、製作が困難であり、
かつ、帽子本体は大型のために、運搬、収納が不
便であり、更に多角形状の帽頂部に連着した各帽
壁構成分体、或いはこれらに連着した各庇構成分
体は1本の折曲線によつて連着しているから、そ
れらを折曲げた場合、角張つて、着用した時に頭
になじまず、しかも、通気性が全くないので蒸れ
易く、又、各帽壁構成分体、或いはこれらに連着
した各庇構成分体に一旦、彩色した場合は、その
色彩を変更することができない等の種々の欠点が
あつたものである。
<考案が解決しようとする課題> 本考案は、上記のような実情に鑑み、カラフル
な着色が容易である合成樹脂シート、紙、布、不
織布およびそれらの複合材等よりなる複数枚の同
一形状の平坦な単位構成シートを、使用時だけ簡
単に組立てて着用し、しかも、組み立てた際、通
気性が良く、かつ、丸みをもたせて頭になじみ易
くし、更に用済み後は小さくして持ち運べる組立
式帽子を提供することを、その目的としている。
<課題を解決するための手段> 上記した目的を達成するため、本考案において
は、合成樹脂シート、紙、布、不織布およびそれ
らの複合材等よりなる複数枚の同一形状の平坦な
単位構成シートは、取付孔を穿設した連結部が頂
部に形成された三角形状のハツト頂面と、その下
方の、両側方に傾斜重合面を形成したハツト胴面
との間および該ハツト胴面と、その下方の、ハツ
ト鍔部との間に、上,下に間隔をおいて2本の折
曲げ用の切込線を凹状湾曲に設け、前記切込線に
沿つて数個の通気孔を断続的に穿設し、前記ハツ
ト鍔部の一側には差込片を形成し、該差込片を係
脱自在とする適宜個数の差込孔を、該ハツト鍔部
の他側に穿設し、各取付孔に嵌挿した枢軸で上記
複数枚の単位構成シートを回動自在に枢着してな
るものである。さらに、ハツト鍔部の一側の一面
にフツクループ式フアスナーを取付け、該フツク
ループ式フアスナーを係脱自在とするフツクルー
プ式フアスナーを、前記ハツト鍔部の他側の反対
面に取付けてなるものである。
<作用> ハツト頂面と、ハツト胴面との間および該ハツ
ト胴面とハツト鍔部との間に、上,下に間隔をお
いて2本の折曲げ用の切込線を凹状湾曲に設け、
前記切込線に沿つて数個の通気孔を断続的に穿設
しているから、前記2本の折曲げ用の切込線を折
曲げてゆくと、平らな単位構成シートからでも組
立て易く、かつ、組立て終わつた帽子は、帽子と
して必要な丸みを付与したものとすることができ
るし、きわめて通気性の良いものができる。
<実施例> 先ず、本考案の第1実施例を述べれば第1図乃
至第6図に示すとおりで、第1図は、同一形状の
合成樹脂シート、紙、布、不織布およびそれらの
複合材等よりなる四枚の平坦な単位構成シート1
から構成されている本考案の組立式帽子である。
一枚の単位構成シート1は、第3図に示した平面
図からわかるように、取付孔2を穿設した連結部
3が頂部に形成されたほぼ三角形状のハツト頂面
4と、その下方の、両側方に傾斜重合面5,5を
有するハツト胴面6との間および該ハツト胴面6
と、その下方の、ハツト鍔部7との間に、上,下
に間隔をおいて2本の折曲げ用の切込線9を凹状
湾曲に設け、前記切込線9に沿つて数個の通気孔
8を断続的に穿設している。
ハツト鍔部7の一側には差込片10を形成し、
該差込片10を係脱自在とする適宜個数の差込孔
11を、該ハツト鍔部7の他側に穿設してある。
上記した四枚の平坦な単位構成シート1は、第
5図に示すように、各取付孔2に嵌挿した枢軸1
2で回動自在に枢着される。図示の例の枢軸12
は、上下から互いに係合係止する雄雌の部材から
構成されている。使わないときは、枢軸12を中
心として各単位構成シート1を重ね合せておき
(第2図)、使用時には枢軸12を中心として展開
する。
第6図は、平坦な単位構成シート1のハツト鍔
部7の一側に形成した差込片10を他の単位構成
シート1の他側に適宜個数穿設した差込孔11の
一つに係脱自在としていることを示している。
つぎに組立てについて述べると、まず四枚の平
坦な単位構成シート1を展開し、上,下2段にわ
たり、かつ、凹状湾曲に上,下に間隔をおいて設
けた2本の折曲げ用の切込線9を折曲げる。数個
の通気孔8,8は、前記2本の折曲げ用切込線9
に沿つて断続的に穿設していること上記の通りで
あるから、折曲げ用の切込線9を折り曲げること
によつて平らだつたハツト胴面6は凸状に変形す
ることになる。つぎに頭の大きさに応じて単位構
成シート1のハツト鍔部7の一側に形成した差込
片10を、他の単位構成シート1の他側に適宜個
数穿設した差込孔11の一つを選択して係合係止
させる。こうして組立ては完了する。以上の逆を
行うと、第2図の状態に戻すことになる。
上記の例では単位構成シート1の数を四枚とし
たが、要すれば単位構成シート1の枚数を四枚以
上と更に増やしてもよい。
次に、本考案の第2実施例を述べれば第7図乃
至第9図に示すとおりで、ハツト鍔部7の一側の
一面にフツクループ式フアスナー13を取付け、
該フツクループ式フアスナー13を係脱自在とす
るフツクループ式フアスナー14を、前記ハツト
鍔部7の反対面に取付けてなるものであつて、こ
れにおいては、頭の大きさに応じて単位構成シー
ト1のハツト鍔部7の一側の一面に取付けたフツ
クループ式フアスナー13を、他の単位構成シー
ト1のハツト鍔部7の他側の反対面に取付けたフ
ツクループ式フアスナー14に係合位置を変更し
て係合係止させるものである。
<考案の効果> 以上の説明からわかるように、本考案によれ
ば、ハツト頂面とハツト胴面との間および該ハツ
ト胴面とハツト鍔部との間には、上,下に間隔を
おいて2本の折曲げ用の切込線を凹状湾曲に設
け、前記切込線に沿つて数個の通気孔を断続的に
穿設したから、単位構成シートは平らでも、上記
の上,下に間隔をおいて設けた2本の折曲げ用の
切込線で折曲げて組立てた帽子は、折曲げ易いた
め組立易く、又、帽子の頂部周囲と側方下部の周
囲の通気孔によつて、通気性が良く蒸れることが
ないし、丸みをもたせることが出来て頭になじみ
易く、かつ、十分にフアツシヨナブルな感覚を付
与することができる。
又、ハツト胴面の両側方には傾斜重合面を形成
したから、頭の大きさに適応するように差込片
を、適宜個数の差込孔を選択して係合係止させて
も、また、両フツクループ式フアスナーの係合位
置を変更して係合係止させても、帽子側部の各単
位構成シート連設個所に美観を損なうような隙間
を生じさせない。
そして合成樹脂シート、紙、布、不織布および
それらの複合材等よりなる複数枚の単位構成シー
トは平坦なるが故に製造工程上、打抜が可能で量
産に向いているし、取付孔に嵌挿した枢軸によつ
て回動自在に枢着したから、ある単位構成シート
が紛失する虞は全くない。
更に、単位構成シートの一側に形成した差込片
を、他の単位構成シートの他側に適宜個数穿設し
た差込孔の一つを選択して、その差込孔に係脱自
在とし、また、単位構成シートのハツト鍔部の一
側の一面に取付けたフツクループ式フアスナー
を、他の単位構成シートのハツト鍔部の他側の反
対面に取付けたフツクループ式フアスナーに係合
位置を変更して係脱自在としたから、頭の大きさ
に適応するサイズに組立てること、組立てたもの
を分解することは、余り手数を要せずにでき、使
用後は小さく纏まつて持ち運び、保管を容易なら
しめ、かつ、単位構成シートに様々な彩色をな
し、これらの組立編成を種々変えることにより、
面白味のある組立式帽子を提供できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の第1実施例を示す
もので、第1図は本考案の組立式帽子の組立状態
を示す斜視図、第2図はその組立前の状態を示す
斜視図、第3図はその単位構成シートの平面図、
第4図は組立状態のものを上から見た平面図、第
5図は第4図のA−A線で切断し矢印方向に見た
縦断面図、第6図は第4図のB−B線で切断し矢
印方向に見た断面図、第7図乃至第9図は本考案
の第2実施例を示すもので、第7図は単位構成シ
ートの平面図、第8図は組立状態のものを上から
見た平面図、第9図は第8図のC−C線で切断し
矢印方向に見た縦断面図である。 1……合成樹脂シート、紙、布、不織布および
それらの複合材等よりなる平坦な単位構成シー
ト、2……取付孔、3……連結部、4……ハツト
頂面、5……傾斜重合面、6……ハツト胴面、7
……ハツト鍔部、8……断続的に穿設した通気
孔、9……上,下に間隔をおいて凹状湾曲に設け
た2本の折曲げ用の切込線、10……差込片、1
1……適宜個数の差込孔、12……枢軸、13,
14……フツクループ式フアスナー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 合成樹脂シート、紙、布、不織布およびそれ
    らの複合材等よりなる複数枚の同一形状の平坦
    な単位構成シート1は、取付孔2を穿設した連
    結部3が頂部に形成された三角形状のハツト頂
    面4と、その下方の、両側方に傾斜重合面5,
    5を形成したハツト胴面6との間および該ハツ
    ト胴面6と、その下方の、ハツト鍔部7との間
    に、上,下に間隔をおいて2本の折曲げ用の切
    込線9を凹状湾曲に設け、前記切込線9に沿つ
    て数個の通気孔8を断続的に穿設し、前記ハツ
    ト鍔部7の一側には差込片10を形成し、該差
    込片10を係脱自在とする適宜個数の差込孔1
    1を、該ハツト鍔部7の他側に穿設し、各取付
    孔2に嵌挿した枢軸12で上記複数枚の単位構
    成シート1を回動自在に枢着してなる組立式帽
    子。 2 ハツト鍔部7の一側の一面にフツクループ式
    フアスナー13を取付け、該フツクループ式フ
    アスナー13を係脱自在とするフツクループ式
    フアスナー14を、前記ハツト鍔部7の他側の
    反対面にとりつけてなる請求項1記載の組立式
    帽子。
JP1988131203U 1988-10-06 1988-10-06 Expired JPH0454179Y2 (ja)

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JP1988131203U JPH0454179Y2 (ja) 1988-10-06 1988-10-06

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JPH0253933U JPH0253933U (ja) 1990-04-18
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AU2003280651A1 (en) * 2002-11-29 2004-06-23 Miuchi, Toshie Assembled cap

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JPS53131813U (ja) * 1977-03-25 1978-10-19

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