JP3377569B2 - 組立式帽子 - Google Patents

組立式帽子

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JP3377569B2 JP27180193A JP27180193A JP3377569B2 JP 3377569 B2 JP3377569 B2 JP 3377569B2 JP 27180193 A JP27180193 A JP 27180193A JP 27180193 A JP27180193 A JP 27180193A JP 3377569 B2 JP3377569 B2 JP 3377569B2
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宗弘 西本
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株式会社和歌山トムソン
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、紙類等のシート材を折
り曲げて作る組立式帽子に関するものであり、特に、頭
部を覆う帽子本体と、ひさし部と、頭部の周囲を囲繞す
る帯状部とを主な構成とする組立式帽子に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】従来、頭部を保護する帽子本体を分離可
能に構成し、サンバイザとして使用することのできる帽
子が提案されている。この帽子は沢山の面ファスナ、ス
ナップ等の留め具を利用して帯状部に帽子本体を固定し
たものであった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記の従来の帽子は沢
山の面ファスナ、スナップ等を帽子本体および帯状部に
取り付ける必要があったので、その構造は極めて複雑な
ものとなっていた。本来、簡易に製造できるとともに、
組立が簡単であることが条件とされている組立式帽子に
おいては適合するものではなかった。 【0004】本発明は上記欠点に鑑みてなされたもので
あって、簡易に製造することができるとともに、組立が
簡単であり、サンバイザとして使用することもできる組
立式帽子の提供を目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る組立式帽子によればシート状体からな
り、頭の周囲を囲繞できる長さの帯状部と、この帯状部
の一側縁から延出するひさし部と、この帯状部の他側縁
から延出する複数の帽子本体形成用舌片とを有し、帯状
部が環状にされ、その両端部を分離自在に固定されてい
るとともに、帽子本体形成用舌片がその先端部を互いに
重ね合わされ、その重ね合わせ部が分離自在に固定され
ることで頭部を覆う帽子本体が形成されている組立式帽
子であって、帯状部が、ひさし部を有する第1帯状部片
と、帽子本体形成用舌片が延出する第2帯状片とを重ね
合わせることで形成され、且つ、第1帯状片と第2帯状
片とが、第1帯状片のひさし部の反対側縁から延出した
第1折り返し舌片と、第2帯状片の帽子本体形成用舌片
の反対側縁から延出した第2折り返し舌片とを、第1帯
状片と第1折り返し舌片との隙間および第2帯状片と第
2折り返し舌片との隙間に、互いに臨ませることで係止
一体化されている構成としてある。 【0006】 【作用】上記手段を講じた組立式帽子によれば、第1折
り返し舌片を折り返して形成した隙間に、第2折り返し
舌片を臨ませるとともに、第2折り返し舌片を折り返し
形成した隙間に第1折り返し舌片を臨ませる。これによ
り頭部を囲繞する帯状部が構成される。この帯状部を環
状にし、その両端部を分離自在に固定するとともに、帽
子本体形成用舌片を先端部で互いに重ね合わせて分離自
在に固定する。これによりひさし部と、帯状部と、帽子
本体とを備えた組立式帽子となる。 【0007】又、第1折り返し舌片を折り返すととも
に、第1帯状片を環状にし、その両端を分離自在に固定
する。これにより帽子本体を備えていない組立式帽子と
なる。尚、ひさし部と、第1折り返し舌片と、第1帯状
片とがシート状に一体的に形成されるとともに、第2帯
状片と、帽子本体形成用舌片とがシート状に一体的に形
成される。 【0008】 【実施例】図1は組立式帽子の展開図である。図2、図
3は組立方法を示す展開図である。図4は図3のA−A
矢視概略断面図である。図5〜図6は組立式帽子を示す
正面図である。図7、図8は組立式帽子の組立斜視図で
ある。図9〜図11はサンバイザとしての組立斜視図で
ある。図12は図11のB−B矢視概略断面図である。 【0009】図1に示すように、本発明の組立式帽子
は、直射日光から目、額を保護するひさし起立部10
と、頭部を保護する帽子本体20とから構成されてい
る。ひさし起立部10は、頭部の周囲を囲繞する長さの
第1帯状片11と、この帯状片11の一方の長辺縁に折
り線b,cを介して一体的に延設されるひさし部13
と、第1帯状片11の他方の長辺縁に折り線aを介して
一体的に延設される第1折り返し舌片12とを一枚のシ
ート状に形成してある。 【0010】又、第1帯状片11の長手方向の一方の端
部近傍には孔11aが形成されるとともに、⊃状の輪ゴ
ム係止片11cが形成される。そして、他方の端部には
長孔部11bが形成されるとともに、⊂状の輪ゴム係止
片11dが形成される。 【0011】次に、帽子本体20について説明すると、
帽子本体20は、頭部の周囲を囲繞する長さの第2帯状
片21と、この帯状片21の一方の長辺側に折り線dを
介して一体的に延設される第2折り返し舌片22と、第
2帯状片21の他方の長辺縁に登頂方向に延設される帽
子本体形成用舌片23とを一枚のシート状に形成してあ
る。 【0012】又、第1帯状片21の長手方向の一方の端
部近傍には孔21aが形成されるとともに、⊃状の輪ゴ
ム係止片21cが形成される。そして、他方の端部には
長孔21bが形成されるとともに、⊂状の輪ゴム係止片
21dが形成される。 【0013】上記構成の組立式帽子は以下のように組み
立てる。図2〜図4に示すように、第2帯状片21に第
1帯状片11を重ねる。そして、第1帯状片11が第2
帯状片21と第2折り返し舌片22とで挟まれるように
第2折り返し舌片22を折り返すとともに、この折り返
された第2折り返し舌片22が第1帯状片11と第1折
り返し舌片12とで挟まれるように第1折り返し舌片1
2を折り返す。これによりひさし部13と、複数の帽子
本体形成用舌片23とを備えている帯状部が構成され
る。 【0014】引き続き、図5〜図7に基づき説明する
と、略直線状の折り線bを谷折りにし、この折り線bの
略両端部で交わる略円弧状の折り線cを山折りにしひさ
し部13を帯状部に起立させるとともに、複数の帽子本
体形成用舌片23の先端部に形成されている孔23aを
互いに重ね合わせスナップ凹33、スナップ凸34で分
離自在に固定する。次に、孔21a、11aと、長孔2
1bと、長孔11bを重ね合わせスナップ凹32、スナ
ップ凸31で分離自在に固定する。更に、輪ゴム係止片
21cに輪ゴム30の一方を係止するとともに、輪ゴム
係止片22dに輪ゴム30の他方を係止する。これによ
り図8に示すような組立式帽子となる。 【0015】又、図9〜図11に基づきサンバイザとし
て使用する組立式帽子を説明すると、第1折り返し舌片
12を折り線aに従って山折りにし、次に、折り線bを
谷折りにするとともに、折り線cを山折りにする。これ
によりひさし部13を第1帯状片に起立させる。そし
て、第1帯状片11を環状にし、その両端部に形成され
ている孔11aと、長孔11bとを重ね合わせスナップ
凸31、スナップ凹32で分離自在に固定する。これに
よりサンバイザとして使用することのできる組立式帽子
と成る。 【0016】上記の組立式帽子は以下の効果を奏する。
帽子本体20と、ひさし起立部とがそれぞれ一枚のシー
ト状に構成されているので、簡易に製造できるととも
に、第1折り返し舌片12と、第2折り返し舌片22と
を、第1帯状片11と第1折り返し舌片12との隙間お
よび第2帯状片21と第2折り返し舌片22との隙間
に、互いに臨ませることで帽子本体20を分離可能に係
止一体化させている。これにより組立が簡単であり、
又、帽子本体20を取り外せばサンバイザとして使用す
ることができる組立式帽子を得ることができる。尚、説
明するまでもないが、本発明の組立式帽子は略平面状に
展開することができるので、収納時に場所を取らず、
又、容易に沢山の量を持ち運ぶことができる。 【0017】更に、図3、図12に示すように、ひさし
部13を帯状部に起立させるために最も負荷がかかる折
り線bの両端部近傍の帯状部が4重または2重の構造と
なるので、耐久性が増し長期に渡って使用することがで
きる。 【0018】尚、組立方法は上記の方法に限定されず、
例えば、帽子本体20と、ひさし起立部10とを別々に
組み立てた後に、第1折り返し舌片12を折り返して形
成した隙間に第2折り返し舌片22を臨ませるととも
に、第2折り返し舌片22を折り返し形成した隙間に第
1折り返し舌片12を臨ませてもよいことは勿論であ
る。 【0019】 【発明の効果】本発明の組立式帽子は、帽子本体が一枚
のシート状に形成されるとともに、ひさし部と、第1帯
状片と、第1折り返し舌片とが一枚のシート状に構成さ
れているので、簡易に製造することができ、又、第1折
り返し舌片と、第2折り返し舌片とを、第1帯状片と第
1折り返し舌片との隙間および第2帯状片と第2折り返
し舌片との隙間に、互いに臨ませることで帽子本体を分
離可能に係止一体化させているので、組立が簡単であ
り、サンバイザとして使用することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の組立式帽子の展開図である。 【図2】本発明の組立式帽子の帯状部の組立方法を示す
展開図である。 【図3】本発明の組立式帽子の帯状部の組立方法を示す
展開図である。 【図4】図3のA−A矢視概略断面図である。 【図5】本発明の組立式帽子のひさし部の組立方法を示
す正面図である。 【図6】本発明の組立式帽子のひさし部の組立方法を示
す正面図である。 【図7】本発明の組立式帽子の後部の組立斜視図であ
る。 【図8】本発明の組立式帽子の斜視図である。 【図9】本発明の組立式帽子をサンバイザとして使用す
る場合の組立斜視図である。 【図10】本発明の組立式帽子をサンバイザとして使用
する場合の組立斜視図である。 【図11】本発明の組立式帽子をサンバイザとして使用
する場合の組立斜視図である。 【図12】図11のB−B矢視概略断面図である。 【符号の説明】 10 ひさし起立部 11 第1帯状片 11a 孔 11b 長孔 11c 輪ゴム係止片 11d 輪ゴム係止片 12 第1折り返し舌片 20 帽子本体 21 第2帯状片 21a 孔 21b 長孔 21c 輪ゴム係止片 21d 輪ゴム係止片 22 第2折り返し舌片 23 帽子本体形成用舌片 23a 孔 a,b,c,d 折り線

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 シート状体からなり、頭の周囲を囲繞で
    きる長さの帯状部と、この帯状部の一側縁から延出する
    ひさし部と、この帯状部の他側縁から延出する複数の帽
    子本体形成用舌片とを有し、 帯状部が環状にされ、その両端部を分離自在に固定され
    ているとともに、帽子本体形成用舌片がその先端部を互
    いに重ね合わされ、その重ね合わせ部が分離自在に固定
    されることで頭部を覆う帽子本体が形成されている組立
    式帽子であって、 帯状部が、ひさし部を有する第1帯状片と、帽子本体形
    成用舌片が延出する第2帯状片とを重ね合わせることで
    形成され、且つ、第1帯状片と第2帯状片とが、第1帯
    状片のひさし部の反対側縁から延出した第1折り返し舌
    片と、第2帯状片の帽子本体形成用舌片の反対側縁から
    延出した第2折り返し舌片とを、第1帯状片と第1折り
    返し舌片との隙間および第2帯状片と第2折り返し舌片
    との隙間に、互いに臨ませることで係止一体化されてい
    ることを特徴とする組立式帽子。
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AUPN724395A0 (en) * 1995-12-20 1996-01-18 Leywood, Nicholas John A visor
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