JPH0734309A - 組立式帽子 - Google Patents

組立式帽子

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Publication number
JPH0734309A
JPH0734309A JP5182895A JP18289593A JPH0734309A JP H0734309 A JPH0734309 A JP H0734309A JP 5182895 A JP5182895 A JP 5182895A JP 18289593 A JP18289593 A JP 18289593A JP H0734309 A JPH0734309 A JP H0734309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
hat
eaves
shaped
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5182895A
Other languages
English (en)
Inventor
Munehiro Nishimoto
宗弘 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WAKAYAMA THOMSON KK
Original Assignee
WAKAYAMA THOMSON KK
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Publication date
Application filed by WAKAYAMA THOMSON KK filed Critical WAKAYAMA THOMSON KK
Priority to JP5182895A priority Critical patent/JPH0734309A/ja
Publication of JPH0734309A publication Critical patent/JPH0734309A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用しないときには一枚の平面状に展開する
ことが可能であり、ひさし部を支持するに充分な剛性力
を得ることができる組立式帽子の提供にある。 【構成】 頭部の外周に対応する長さに形成された帯状
部10と、この帯状部10の一方の長辺側に短辺方向に
突出して延設された複数の頭部被覆用舌片20と、帯状
部10の他方の長辺側に設けられるひさし部30とを、
可撓性材質からなる略平面状のシートより構成し、帯状
部10の長手方向両端部を係脱可能に係止するととも
に、全ての頭部被覆用舌片20の先端を係脱可能に係止
することにより、帽子の形に組み立てられる組立式帽子
において、ひさし部30を帯状部の他方の長辺側に一体
に延設するとともに、帯状部10とひさし部30との境
界部に略直線状の折り線30aを入れ、ひさし部30に
はこの略直線状の折り線30aの略両端部で交わる略円
弧状の折り線30bを入れ、略直線状の折り線30aは
谷折り可能とし、略円弧状の折り線30bは山折り可能
にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、展開・組立可能な組立
式帽子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の帽子として、実開昭57
−116724号公報には、図7、図8に示すような帽
子が開示されている。この帽子は、略平面状に展開可能
の帽子本体50と、この帽子本体50とは別部品のひさ
し部55とから構成されている。この帽子本体50は、
頭部の外周に応じた長さに構成された帯状部51を有
し、この帯状部51の長手方向両端にはこの両端部を係
脱可能に係止する帯状係止孔51aが形成されるととも
に、帯状部51の下辺にはひさし部55を係脱可能に係
止する帯状・ひさし係止孔51bが形成される。更に、
帯状部51の上辺には頭部被覆用舌片52が複数個設け
られている。この頭部被覆用舌片52の先端部には互い
に係脱可能に係止する被覆用舌片係止孔52aを形成し
てある。又、略平面三日月状に形成されたひさし部55
には帯状部51に取り付けられる突縁56が折り立てら
れ、この突縁56に形成されているひさし係止孔56a
は帯状・ひさし係止孔51bと係脱可能に係合する。材
質としては組み立てることが容易であるように可撓性の
材質で形成されている。
【0003】上記に説明した帽子本体50の組み立て
は、先ず、帯状部51を巻き回し、その両端部に形成さ
れている帯状係止孔51aを互いに留め具により係止す
るとともに、全ての頭部被覆用舌片52の先端を被覆用
舌片係止孔52aを互いに合わせ、留め具により係止す
る。このようにして組み立てられた帽子本体50には別
部品であるひさし部55が取り付けられる。このひさし
部55の取り付けは、突縁56に複数個設けられている
ひさし係止孔56aを、帯状部51に設けられている帯
状・ひさし係止部51bに合わせ互いに留め具により係
止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例に係る帽子
の材質は、その組み立が容易であるように可撓性材質で
作られている。この可撓性材質で作られている帽子は、
突縁56に設けられたひさし係止孔56aと、このひさ
し係止孔56aが留め具により互いに係止し合う帯状・
ひさし係止孔51bとに、ひさし部55の自重がかか
る。これによって、帯状・ひさし係止孔51bが設けら
れている帯状部51の取り付け面がわずかに傾く。又、
ひさし部55と、このひさし部55に設けられている突
縁56との傾きも必要以上に大きくなる。この2つの傾
きが重なりあって、ひさし部55は極端に下方に傾いた
状態となる。ひさし部55のこの極端な傾きは、これを
利用する者の視野を狭める結果となり、ひさし部55の
面積を充分大きくとることができなかった。
【0005】更に、これを使用しないときには、帽子本
体50からひさし部55を取り外した上で、帽子本体5
0を展開している。ひさし部55を帽子本体50から取
り外すにあたっては、ひさし部55に形成されているひ
さし係止孔56aを、帯状部51に形成されている帯状
・ひさし係止孔51bから一つ一つ取り外し、それぞれ
の別部品としてこの2つの平面状部材を保管する必要が
あったので、例えば、一方を紛失するおそれがあった。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、使用しないときには一枚の平面状に展開すること
が可能であり、ひさし部を支持するに充分な剛性を得る
ことができる組立式帽子の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、頭部の外周に対応する長さに形成された
帯状部と、この帯状部の一方の長辺側に短辺方向に突出
して延設された複数の頭部被覆用舌片と、帯状部の他方
の長辺側に設けられるひさし部とを、可撓性材質からな
る略平面状のシートより構成し、帯状部の長手方向両端
部を係脱可能に係止するとともに、全ての頭部被覆用舌
片の先端を係脱可能に係止することにより、帽子の形に
組み立てられる組立式帽子において、ひさし部を帯状部
の他方の長辺側に一体に延設するとともに、帯状部とひ
さし部との境界部に略直線状の折り線を入れ、ひさし部
にはこの略直線状の折り線の略両端部で交わる略円弧状
の折り線を入れ、略直線状の折り線は谷折り可能とし、
略円弧状の折り線は山折り可能にした構成としてある。
【0008】
【作用】このように構成したので、ひさし部は、帯状部
の他方の長辺側に一体状に延設されていることから取り
外すことなく略平面状に展開することができる。又、帯
状部とひさし部との境界部に形成された略直線状の折り
線を谷折りにし、ひさし部に形成されている略円弧状の
折り線を山折りにすることにより帯状部と折り線間の部
分が線状に支持されるので、これらの支持部分の剛性が
高くなるとともに、ひさし部分を一般的な取り付け向き
にすることができる。
【0009】
【実施例】本発明を具体化した実施例に付き説明し、本
発明の理解に供する。尚、実施例は本発明を具体化した
一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のも
のではない。
【0010】図1は本発明の組立式帽子に係る一実施例
の展開図、図2、図3、図4は組立図、図5は斜視図で
る。
【0011】図1〜図5に示すように、組立式帽子1は
可撓性材質からなる略平面状のシートから構成されてお
り、本実施例では可撓性材質として紙を使用している。
組立式帽子1は、頭部の外周に対応する長さに形成され
た帯状部10と、この帯状部10の一方の長辺側に短辺
方向に突出して延設された複数の頭部被覆用舌片20
と、帯状部10の他方の長辺側に設けられるひさし部3
0とから作られている。
【0012】この帯状部10は、組み立て時に、組立式
帽子1の開口周壁を形成する部分であり、その長手方向
両端部には互いに係脱可能に係止するに帯状部係止手段
が設けられている。この帯状部係止手段は、帯状部10
の長手方向一方端近傍に孔10aを形成し、その長手方
向他方端に長孔10bを形成し、この長孔10bと孔1
0a合わしてファスナの一例であるスナップ凹部11、
スナップ凸部12で係止する。
【0013】更に、この帯状部10の長手方向両端部近
傍には⊂型の係止片が設けられており、この両端部近傍
に設けられた係止片10cに輪ゴム13等(図4参照)
を係止して組立式帽子1の開口部のサイズを、これを使
用する人のサイズに合わせる。
【0014】頭部被覆用舌片20は略∩型の形状であ
り、その全ての頭部被覆用舌片20の先端には互いに係
脱可能に係止する舌片係止手段が設けられている。この
舌片係止手段は全ての頭部被覆用舌片20の先端に孔2
0aを形成し、この孔20aを合わせファスナの一例で
あるスナップ凹部21、スナップ凸部22(図4参照)
で係止する。本実施例の頭部被覆用舌片20は6個設け
られているが6個以上であってもよいし、以下でもよ
い。又、形状も頭部を覆うものであれば一実施例のよう
な形状に限定されない。
【0015】帯状部10の他方の長辺側に半円状のひさ
し部30を一体に延設するとともに、帯状部10とひさ
し部30との境界部に略直線状の折り線30a(図1中
では一点鎖線で折り線を示している。)を入れ、ひさし
部30にはこの略直線状の折り線30aの略両端部で交
わる略円弧状の折り線30b(図1中では一点鎖線で折
り線を示している)を入れている。この略直線状の折り
線30aは谷折りにし、略円弧状の折り線30bは山折
りにし、ひさし部30をたてる。
【0016】図2〜図5は本発明に係る組立式帽子の組
み立て図である。図2、図3に示すように、先ず、帯状
部10とひさし部30との境界部に形成された略直線状
の折り線30aを谷折りにし、ひさし部30に形成され
ている略円弧状の折り線30bを山折りにすることによ
りひさし部30をたてる。
【0017】次に、図3、図4に示すように、全ての頭
部被覆用舌片20の孔20aを合わせて、頭部を覆うド
ーム状にし、その内側からスナップ凹部21を孔20a
に挿通させ、スナップ凸部22をスナップ凹部21の凹
部に嵌合させて係止する。
【0018】更に、帯状部10の長手方向一方端近傍に
設けられている孔10aと、その長手方向他方端に設け
られている長孔10bとを合わしスナップ凹部11を孔
10及び長孔10bに挿通し、スナップ凸部12の凸部
をこのスナップ凹部11の凹部に嵌合する。これにより
組立式帽子1の開口部が形成され、組み立てが完了す
る。尚、帯状部10の両端に設けられている係止片10
cに輪ゴム13を係止すれば、この組立式帽子1はこれ
を使用する人の頭のサイズに合わすことができる。
【0019】尚、本発明の組立式帽子1の組み立て手順
は上記に限るものではなく、例えば、帯状部10を巻
き、帯状部係止手段により係止し、組立式帽子1の開口
周壁を作り、次に、頭部被覆用舌片20を舌片係止手段
によりドーム状に係止し、ひさし部30を折り立てても
良い。
【0020】図6は、ひさし部分30を仮面として利用
した場合を示している。帽子付き仮面は組立式帽子1の
ひさし部30に覗き穴30cを設け、ひさし部30を折
り立てずに組み立てたものである。
【0021】ひさし部30は、帯状部10の他方の長辺
側に一体状に延設されていることから取り外す必要もな
く略平面状に展開することができる。又、帯状部10と
ひさし部30との境界部に形成された略直線状の折り線
30aを谷折りにし、ひさし部30に形成されている略
円弧状の折り線30bを山折りにすることにより帯状部
10と折り線間の部分が線状に帯状部10に支持される
ので、ひさし部30を支持する支持部分の剛性が高くな
るともに、ひさし部分30を図5に示すように一般的な
取り付け向きにすることができる。
【0022】上記のように構成された組立式帽子1は、
組立式帽子1の構成部分が一体に構成されているので、
これを使用しないときには、展開し、一枚の略平面状の
紙のシートとなり、折り線30a等で折り畳めば保管に
場所を取らず、又、ひさし部30等を紛失するおそれも
ない。
【0023】帯状部10とひさし部30との境界部に形
成された略直線状の折り線30aを谷折りにし、ひさし
部30に形成されている略円弧状の折り線30bを山折
りにすることにより帯状部10と折り線30aと30b
との間の部分が線状に支持されるので、これらの支持部
分の剛性が高くなり、充分な日除け効果を得るために、
ひさし部30を大きくしてもひさし部30の自重でひさ
し部30が必要以上に傾くこともない。
【0024】更に、組立式帽子1を平面状の紙に展開
し、この展開された形状に紙を打ち抜けば、大量生産す
ることもでき、又、印刷も容易にすることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の組立式帽子は、組立式帽子の構
成部分が一体に構成されているので、これを使用しない
ときには、展開し、一枚の略平面状のシートにすること
ができ、又、帯状部とひさし部との境界部に形成された
略直線状の折り線を谷折りにし、ひさし部に形成されて
いる略円弧状の折り線を山折りにすることによりひさし
部が帯状部に線状に支持されるので、支持部分の剛性が
高くなり、ひさし部が必要以上に傾くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組立式帽子に係る一実施例の展開図で
ある。
【図2】本発明の組立式帽子に係る一実施例の組立図で
ある。
【図3】本発明の組立式帽子に係る一実施例の組立図で
ある。
【図4】本発明の組立式帽子に係る一実施例の組立図で
ある。
【図5】本発明の組立式帽子に係る一実施例の斜視図で
ある。
【図6】本発明に組立式帽子の別の使用方法を示す図で
ある。
【図7】従来の組立式帽子の展開図である。
【図8】従来の組立式帽子の斜視図である。
【符号の説明】
1 組立式帽子 10 帯状部 10a 孔 10b 長孔 20 頭部被覆用舌片 20a 孔 30 ひさし部 30a 折り線 30b 折り線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部の外周に対応する長さに形成された
    帯状部と、この帯状部の一方の長辺側に短辺方向に突出
    して延設された複数の頭部被覆用舌片と、帯状部の他方
    の長辺側に設けられるひさし部とを、可撓性材質からな
    る略平面状のシートより構成し、帯状部の長手方向両端
    部を係脱可能に係止するとともに、全ての頭部被覆用舌
    片の先端を係脱可能に係止することにより、帽子の形に
    組み立てられる組立式帽子において、 ひさし部を帯状部の他方の長辺側に一体に延設するとと
    もに、帯状部とひさし部との境界部に略直線状の折り線
    を入れ、ひさし部にはこの略直線状の折り線の略両端部
    で交わる略円弧状の折り線を入れ、略直線状の折り線は
    谷折り可能とし、略円弧状の折り線は山折り可能にした
    ことを特徴とする組立式帽子。
JP5182895A 1993-07-23 1993-07-23 組立式帽子 Pending JPH0734309A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5182895A JPH0734309A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 組立式帽子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5182895A JPH0734309A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 組立式帽子

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Publication Number Publication Date
JPH0734309A true JPH0734309A (ja) 1995-02-03

Family

ID=16126273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5182895A Pending JPH0734309A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 組立式帽子

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JP (1) JPH0734309A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100406186B1 (ko) * 2000-10-30 2003-11-17 용현중 안면 차양모

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100406186B1 (ko) * 2000-10-30 2003-11-17 용현중 안면 차양모

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