JPH0454107B2 - - Google Patents

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JPH0454107B2
JPH0454107B2 JP62113665A JP11366587A JPH0454107B2 JP H0454107 B2 JPH0454107 B2 JP H0454107B2 JP 62113665 A JP62113665 A JP 62113665A JP 11366587 A JP11366587 A JP 11366587A JP H0454107 B2 JPH0454107 B2 JP H0454107B2
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JP
Japan
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magnetic
protrusion
magnetic cylinder
cylinder part
notch
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62113665A
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English (en)
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JPS63280976A (ja
Inventor
Takeshi Ichanagi
Masami Ochiai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication of JPS63280976A publication Critical patent/JPS63280976A/ja
Publication of JPH0454107B2 publication Critical patent/JPH0454107B2/ja
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、油圧シヨベルなどの建設機械を含む
各種の油圧機械に備えられ、アクチユエータの駆
動を制御する電磁弁に関する。
<従来の技術> 第5図はこの種の従来の電磁弁を示す断面図で
ある。この第5図に示す電磁弁は本体1の一部に
第1の磁性体筒部2が形成され、この第1の磁性
体筒部2に対向するように第2の磁性体筒部3が
設けられている。そして、第1の磁性体筒部2と
第2の磁性体筒部3とによつて圧力制御室4が形
成され、この圧力制御室4内にプランジヤ5が移
動可能に設けられている。また、第1の磁性体筒
部2と第2の磁性体筒部3との境界部に非磁性体
リング6が設けられ、この非磁性体リング6は端
部のそれぞれが第1の磁性体筒部2および第2の
磁性体筒部3にプラズマ溶接、あるいは電子ビー
ム溶接等の特殊な溶接によつて固着されている。
また、第1の磁性体筒部2と非磁性体リング
6、第2の磁性体筒部3を囲むようにコイル7が
設けられ、このコイル7を覆うように外側ヨーク
8が配置されている。この外側ヨーク8は本体1
に嵌着されている。また、本体1内には、上述し
たプランジヤ5に当接され、移動可能なポペツト
9と、このポペツト9が収納されるポペツト室1
0と、このポペツト9をプランジヤ5方向に付勢
するばね11と、ばね11が収納される室12
と、ばね11の一端を支持するばね受13の他、
ポペツト室10に連通する高圧ポート14と、室
12に連通する低圧ポート15と、圧力制御室4
と室12とを連通する通路16が設けられてい
る。なお、第2の磁性体筒部3の端部には圧力制
御室4内の油の洩出を阻止する止め栓17が設け
られている。
この第5図に示す電磁弁にあつては、コイル7
に電流を流すと、第1の磁性体筒部2、第2の磁
性体筒部3、外側ヨーク8に磁路が形成され、こ
れによりプランジヤ5が同第5図の左方に移動
し、これに伴つてポペツト9がばね11の力に抗
して左方に移動する。これによりポペツト室10
と室12とが連通し、圧力媒体である圧油が高圧
ポート14、ポペツト室10、室12、低圧ポー
ト15を経て図示しないアクチユエータに導か
れ、このアクチユエータの駆動が制御される。ま
た、ポペツト室10に圧油が導かれた際、圧力制
御室4内の圧力等によつて決められる圧力バラン
スに応じた位置にポペツト9は静定する。このよ
うに、この電磁弁はコイル7に流れる電流の大き
さに比例した流量の圧油が流れるように制御され
るようになつている。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、上記した従来の電磁弁にあつて
は、非磁性体リング6を第1の磁性体筒部2、お
よび第2の磁性体筒部3にプラズマ溶接、電子ビ
ーム溶接等の特殊な溶接を施す必要があることか
ら、多くの製作工数がかかり、製作原価が高くな
る不具合がある。
特に、プラズマ溶接を施す場合には、熱変形に
伴う後加工が必要になつたり、溶接割れを生じる
懸念がある。
本発明は、上記した従来技術における実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、プラズマ溶
接、電子ビーム溶接等の特殊な溶接を必要とする
ことなく、非磁性体リングと第1の磁性体筒部お
よび第2の磁性体筒部とを固着することのできる
電磁弁を提供することにある。
<問題点を解決するための手段> この目的を達成するために本発明は、圧力制御
室を形成する第1の磁性体筒部および第2の磁性
体筒部と、上記圧力制御室内に移動可能に配置さ
れるプランジヤと、上記第1の磁性体筒部と第2
の磁性体筒部のそれぞれに形成した環状溝内に配
置した非磁性体リングと、上記第1の磁性体筒
部、非磁性体リングおよび第2の磁性体筒部を囲
むように設けられるコイルとを備え、該コイルに
電流を流すことにより上記プランジヤを移動させ
るようにした電磁弁において、上記第1の磁性体
筒部に第1の突起部を形成し、上記第2の磁性体
筒部に第2の突起部を形成し、上記非磁性体リン
グの上記第1の突起部および第2の突起部のそれ
ぞれに対応する位置に第1の切欠き部、第2の切
欠き部を設け、上記第1の突起部、第2の突起部
のそれぞれの上記非磁性体リングに近接する端面
を局部的に塑性変形させて溝を形成するととも
に、該第1の突起部と第1の切欠き部、第2の突
起部と第2の切欠き部をそれぞれ一体的に結合さ
せた構成にしてある。
<作用> 本発明の電磁弁は、以上のように非磁性体リン
グと第1の磁性体筒部および第2の磁性体筒部と
を冷間塑性結合してあることから、何ら特別な溶
接を必要とすることがなく、また、非磁性体リン
グに第1、第2の切欠き部を設けること、第1、
第2の磁性体筒部にそれぞれ第1の突起部、第2
の突起部を設けること、および冷間塑性加工はき
わめて簡単におこなうことができ、したがつて上
述のように特殊な溶接をおこなう場合に比べて製
作工数を低減できる。
<実施例> 以下、本発明の電磁弁を図に基づいて説明す
る。第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第
2図は第1図のA部拡大図である。
なお、これらの第1,2図において、前述した
第5図に示すものと同等のものは同一符号で示し
てある。
すなわち、この実施例にあつても、第5図に示
した電磁弁と同等の本体1、第1の磁性体筒部
2、第2の磁性体筒部3、圧力制御室4、プラン
ジヤ5、非磁性体リング6、コイル7、外側ヨー
ク8、ポペツト9等を備えている。
そして、この実施例では、非磁性体リング6が
収納される第1の磁性体筒部2の環状溝20aの
上方部分に第1の突起部20を設け、非磁性体リ
ング6が収納される第2の磁性体筒部3の環状溝
20aの上方部分に第2の突起部21を形成し、
非磁性体リング6の上記した第1の突起部20、
第2の突起部21のそれぞれに対応する位置に、
例えばねじ状溝からなる第1の切欠き部22、第
2の切欠き部23を形成してあり、第1の突起部
20、第2の突起部21のそれぞれの非磁性体リ
ング6に近接する端面20c,21cを局部的に
塑性変形させた溝20b,21bを形成するとと
もに、第1の突起部20と第1の切欠き部22、
第2の突起部21と第2の切欠き部23をそれぞ
れ一体的に冷間塑性結合させてある。
上述した冷間塑性結合は、第3図に示すよう
に、第1の磁性体筒部2の環状溝20aと第2の
磁性体筒部3の環状溝21a内に、非磁性体リン
グ6が位置するように配置した状態において、非
磁性体リング6上にダイ24を配置する。このダ
イ24は下方部分の例えば両端に突出部25,2
6を備えている。この状態からダイ24を例えば
矢印27方向に移動させると、ダイ24の突出部
25が第1の磁性体筒部2の第1の突起部20の
端面を押圧し、これにより当該第1の突起部20
の一部が局部的に冷間塑性流動して非磁性体リン
グ6の第1の切欠き部22の凹部内に侵入する。
また、第3図に示す状態からダイ24を矢印28
方向に移動させると、ダイ24の突出部26が第
2の磁性体筒部3の第2の突起部21の端面を押
圧し、これにより当該第2の突起部21の一部が
局部的に塑性流動して非磁性体リング6の第2の
切欠き部23の凹部内に侵入する。このようにし
て、第4図に示すように第1の磁性体筒部2の第
1の突起部20と非磁性体リング6の第1の切欠
き部22、および第2の磁性体筒部3の第2の突
起部21と非磁性体リング6の第2の切欠き部2
3のそれぞれが冷間塑性結合する。
このように構成した実施例にあつては、何ら特
殊な溶接を施すことなく、非磁性体リング6を第
1の磁性体筒部2、第2の磁性体筒部3に固着す
ることができ、また、第1の磁性体筒部2に第1
の突起部20を形成すること、第2の磁性体筒部
3に第2の突起部21を形成すること、非磁性体
リング6に第1の切欠き部22、第2の切欠き部
23をそれぞれ形成することは容易であり、さら
にダイ24を用いて冷間塑性加工をおこなうこと
も容易であることから、製作工数が少なくて済
み、製作原価を安くすることができる。
また、第1の磁性体筒部2、非磁性体リング
6、第2の磁性体筒部3を強い結合力で一体化す
ることができるとともに、優れたシール性能を確
保することができる。
なお、この実施例にあつては、非磁性体リング
6と第1の磁性体筒部2、第2の磁性体筒部3と
の固着部分が冷間塑性結合であることから、当該
固着部分に何ら熱変形や溶接割れ等を生じること
がなく、高い形状寸法精度と優れた耐圧性能とを
確保することができる。
<発明の効果> 本発明の電磁弁は、以上のように構成してある
ことからプラズマ溶接、電子ビーム溶接等の特殊
な溶接を必要とすることなく非磁性体リングと第
1の磁性体筒部および第2の磁性体筒部とを固着
することができ、それ故、従来に比べて製作工数
を少なくすることができ、製作原価を安くするこ
とができる。
また、第1の磁性体筒部、非磁性体リング、第
2の磁性体筒部を強い結合力で一体化できるとと
もに、優れたシール性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電磁弁の一実施例を示す断面
図、第2図は第1図のA部拡大図、第3図および
第4図は第1図に示す実施例に備えられる冷間塑
性結合の作製方法を示す説明図で、第3図は作製
前の状態を示す断面図、第4図は作製後の状態を
示す断面図、第5図は従来の電磁弁を示す断面図
である。 1……本体、2……第1の磁性体筒部、3……
第2の磁性体筒部、4……圧力制御室、5……プ
ランジヤ、6……非磁性体リング、7……コイ
ル、20……第1の突起部、20a……環状体、
20b……溝、20c……端面、21……第2の
突起部、21a……環状体、21b……溝、21
c……端面、22……第1の切欠き部、23……
第2の切欠き部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧力制御室を形成する第1の磁性体筒部およ
    び第2の磁性体筒部と、上記圧力制御室内に移動
    可能に配置されるプランジヤと、上記第1の磁性
    体筒部と第2の磁性体筒部のそれぞれに形成した
    環状溝内に配置した非磁性体リングと、上記第1
    の磁性体筒部、非磁性体リングおよび第2の磁性
    体筒部を囲むように設けられるコイルとを備え、
    該コイルに電流を流すことにより上記プランジヤ
    を移動させるようにした電磁弁において、上記第
    1の磁性体筒部に第1の突起部を形成し、上記第
    2の磁性体筒部に第2の突起部を形成し、上記非
    磁性体リングの上記第1の突起部および第2の突
    起部のそれぞれに対応する位置に第1の切欠き
    部、第2の切欠き部を設け、上記第1の突起部、
    第2の突起部のそれぞれの上記非磁性体リングに
    近接する端面を局部的に塑性変形させて溝を形成
    するとともに、該第1の突起部と第1の切欠き
    部、第2の突起部と第2の切欠き部をそれぞれ一
    体的に結合させたことを特徴とする電磁弁。
JP11366587A 1987-05-12 1987-05-12 電磁弁 Granted JPS63280976A (ja)

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JP11366587A JPS63280976A (ja) 1987-05-12 1987-05-12 電磁弁

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JP2013210049A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Denso Corp 電磁弁
JP2020043274A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 日本電産トーソク株式会社 ソレノイド、電磁バルブ、組み立て方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5865386A (ja) * 1981-10-15 1983-04-19 Ckd Controls Ltd ソレノイド用プランジヤガイドおよびその製造方法

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