JPH0454075A - ダイバシティｔｖ受信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、複数本のＴＶ受信用アンテナ経路の中から
最良の受信状態にあるものを選択する際に、受信用アン
テナの切り替えにともなうノイズの発生を確実に防止す
ることができるダイバシティＴＶ受信方式に関するもの
である。

［従来の技術］ 第３図は、従ｉのダイバシティＴＶ受信方式を示すブロ
ック図である。この第３図において、（１）は受信用ア
ンテナであり、例えば自動車のような陸上移動手段にお
いては、そのフロント部の左右側およびリア部の左右側
に１本ずつ設けられており、それぞれに、アンテナ切替
回路（２）に接続するようにされている。このアンテナ
切替回路（２）の後段に設けられているフロントエンド
（３）は、高周波増幅回路、混合回路および局部発振回
路から構成されているものであり、受信用アンテナ（１
）からの受信信号について、良好なＳ／Ｎ比をもって増
幅し、周波数変換してがら、安定な中間周波信号として
後段へ送り出す機能を果たすものである。中間周波増幅
・検波回路（４）は、フロントエンド（３）からの中間
周波信号の所要の増幅検波の機能を果たすものであり、
音声検波用のＳＩＦ回路（４Ａ）および映像検波用のＰ
ＩＦ回路（４Ｂ）が含まれている。そして、ＳＴＦ回路
（４Ａ）の後段には音声低周波増幅回路（図示されない
）が接続されており、また、ＰＩＦ回路（４Ｂ）の後段
にはＲＧＢ復調回路（これも図示されない）が接続され
ている。同期分離回路（５）は、前記ＰＩＦ回路（４Ｂ
）からの映像信号中の同期信号を分離して取り出す機能
を果たすものである。ダイバシティ動作制御回路（６）
は、ＰＩＦ回路（４Ｂ）のＳ出力部からのＡＧＣ信号に
応じて所定の動作をするものであり、先の同期分離回路
（５）とともに、後述のアンテナ・グイバシテイ制御回
路（７）の動作を制御するものである。ここで、アンテ
ナ・ダイバシティ制御回路（７）に含まれているものは
、ダイバシティ動作のタイミングを発生させるタイミン
グ発生回路（７Ａ）や、図示されてはいないが、複数本
の受信用アンテナ（１）のそれぞれからの映像信号を順
次切り替えてサンプリングするためのサンプリング映像
信号切替回路、前記サンプリングされた映像信号に対応
する電圧のピーク値を保持するためのピーク・ホールド
回路、前記複数本の受信用アンテナ（１）の中で受信状
態が最良のものを選択するための比較回路、および、複
数本の受信用アンテナ（１）の切り替え制御をするため
の切替回路である。

上記された従来のダイバシティＴＶ受信方式においては
、サンプリング映像信号の切り替え動作をするときに、
受信用アンテナからの信号入力レベルが下がり、その結
果として音声が途切れる現象が生起することがある。そ
して、この音声の途切れ現象がノイズ源として作用し、
音声出力にノイズが混入するという難点があった。そこ
で、その対処策として、サンプリング映像信号の切り替
え動作を減少させて、受信用アンテナからの信号入力レ
ベルが下がる時間を短くし、これにより音声の途切れる
時間を短くする努力を払ってきたけれども、これでもノ
イズ発生の防止を十分にすることはできなかった。

［発明が解決しようとする課題］ 上記されたような従来のダイバシテイＴＶ受信方式にお
いては、サンプリング映像信号の切り替え動作をすると
きに受信用アンテナからの信号入力レベルが下がり、そ
の結果として音声が途切れる現象が生起することがあり
、この音声の途切れ現象がノイズ源として作用して音声
出力にノイズが混入するという問題点があった。そして
、その対処策として、サンプリング映像信号の切り替え
動作を減少させて、受信用アンテナからの信号入力レベ
ルが下がる時間を短くし、これにより音声の途切れる時
間を短くする努力を払ってきたけれども、なお十分なノ
イズ発生の防止策であるということはできなかった。

この発明は、上記されたような問題点を解決するために
なされたものであって、中間周波増幅・検波回路から出
力される映像信号に関するＡＧＣ信号と同期信号とに基
づいて最良の受信状態にある受信用アンテナを選択する
ようにされたダイバシティＴＶ受信方式において二上記
中間周波増幅・検波回路の後段には；ノイズが含まれて
いる映像信号からノイズ成分だけを取り出すためのノイ
ズピックアップ回路、上記映像信号から上記ノイズ成分
の該当部分を除去するためのノイズ部分力・ントオフ回
路、上記ノイズ成分の該当部分が除去された映像信号を
平滑化するための線形化回路が直列に接続されており、
複数本のＴＶ受信用アンテナ経路の中から最良の受信状
態にあるものを選択する際に、受信用アンテナの切り替
えにともなうノイズの発生を確実に防止することができ
るダイバシティＴＶ受信方式を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係るダイバシテイＴＶ受信方式は中間周波増
幅・検波回路から出力される映像信号に関するＡＧＣ信
号と同期信号とに基づいて最良の受信状態にある受信用
アンテナを選択するようにされた前記の方式において： 上記中間周波増幅・検波回路の後段には；ノイズが含ま
れている映像信号からノイズ成分だけを取り出すための
ノイズ・ピックアップ回路、上記映像信号から上記ノイ
ズ成分の該当部分を除去するだめのノイズ部分カットオ
フ回路、上記ノイズ成分の該当部分が除去された映像信
号を平滑化するための線形化回路が直列に接続されてい
る、ことを特徴とするものである。

［作用］ この発明に係るダイバシテイＴＶ受信方式によれば、映
像信号に含まれているノイズ成分の該当箇所を一旦除去
し、しかる後に、所定の平滑化処理を施すことにより、
受信用アンテナの切り替えにともなうノイズの発生を防
止することができる。

［実施例コ 以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
。第１図は、この発明の実施例であるダイバシティＴＶ
受信方式の主要部を示すブロック図である。この第１図
において、フロントエンド（３）に続く中間周波増幅・
検波口１（４）は、前記の従来例の場合と同様に、前記
フロントエンド（３）からの中間周波信号の所要の増幅
・検波の機能を果たすものであり、音声検波用のＳｒＦ
回路（４Ａ）および映像検波用のＰ　Ｉ　Ｆ＠路（４Ｂ
）が含まれている。そして、ＳＩＦ回路（４Ａ）の後段
には、＃１スイッチ（Ｓｌ）を介して、ノイズ・ピック
アップ回路（８）、ノイズ部分カットオフ回路〈９）、
線形化回路（１０）が直列に接続されており、最後の線
形化回路（１０）からは、＃２スイッチ（Ｓ２）を介し
て、例えば音声低周波増幅回路（図示されない）のよう
な外部回路接続されている。なお、ノイズ部分カットオ
フ回路（９）と線形北回１（１０）との間には、所定の
減算手段（９Ａ）が設けられていて、Ｓ工Ｆ回路（４Ａ
）からの出力信号が直接加わるようにされている。また
、ＰＩＦ回１（４Ｂ）のＳ出力部からのＡＧＣ信号が加
わるダイバシティ動作制御回路（６）からは、前記＃ｌ
スイッチ（Ｓｌ）および＃２スイッチ（Ｓ２）に対する
所定の切替信号が発生されるとともに、後段のアンテナ
・ダイバシティ制御回路（７）の動作を制御する機能が
果たされている。

第２図は、上記実施例方式の動作を説明するための各部
における波形例示図である。この第２図において、横軸
は時間軸であり、縦軸は信号の大きさである。

次に、第１図および第２はを適宜参照しながら、上記実
施例方式の動作について説明する。ＳＩＦ回路（４Ａ）
からの出力信号（Ａ）にはノイズ（Ｂ）が重畳しており
、この出力信号（Ａ）はノイズ・ピックアップ回路（８
）に加わるとともに、減算手段（９Ａ）にも加わるよう
にされている。このノイズ・ピックアップ回路（８）か
らはノイズ（Ｂ）成分だけが出力されて、アンテナ・ダ
イバシティ制御回路（７）におけるタイミング発生回路
（７Ａ）からの、所定のタイミング信号（Ｂ′）に対応
するようにされる。そして、ノイズ部分カットオフ回路
（９）を介して、ノイズ（Ｂ）成分が強制的にゼロ電位
にされた出力信号（Ｃ）が得られる。更に、この出力信
号（Ｃ）は一種のフィルタ機能を果たす線形化回路（１
０）に加えられて、平滑化された出力信号（Ｄ）が得ら
れることになる。

［発明の効果］ 以上説明されたように、この発明に係るダイバシティＴ
Ｖ受信方式は： 中間周波増幅　検波回路から出力される映像信号に関す
るＡＧＣ信号と同期信号とに基づいて最良の受信状態に
ある受信用アンテナを選択するようにされた前記の方式
において 上記中間周波増幅・検波回路の後段には；ノイズが含ま
れている映像信号からノイズ成分だけを取り出すための
ノイズ・ピックアップ回路、上記映像信号から上記ノイ
ズ成分の該当部分を除去するためのノイズ部分カットオ
フ回路、上記ノイズ成分の該当部分が除去された映像信
号を平滑化するための線形化回路が直列に接続されてい
る、ことを特徴とするものであって、 複数本のＴＶ受信用アンテナ経路の中から最良の受信状
態にあるものを選択する際に、受信用アンテナの切り替
えにともなうノイズの発生を確実に防止することができ
るという効果が奏せられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の実施例であるダイバシティＴＶ受
信方式の主要部を示すブロック図、第２図は、上記実施
例方式の動作を説明するための各部における波形例示図
、第３図は、従来のダイバシティＴＶ受信方式を示すブ
ロック図である。 （１）はアンテナ、 （２）はアンテナ切替回路、 ３）はフロントエンド、 ４）は中間周波増幅・検波回路、 ５）は同期分離回路、 ６）はグイパシテイ動作制御回路、 ７）はアンテナ・グイバシテイ制御回路、８）はノイズ
・ピックアップ回路、 （９）はノイズ部分カットオフ回路、 （９Ａ）は減算回路、 （１０）は線形化回路。 なお、図中において同一符号が付されているものは、同
一または相当の部分を示すものである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）中間周波増幅・検波回路から出力される映像信号
   に関するＡＧＣ信号と同期信号とに基づいて最良の受信
   状態にある受信用アンテナを選択するようにされたダイ
   バシティＴＶ受信方式において： 上記中間周波増幅・検波回路の後段には；ノイズが含ま
   れている映像信号からノイズ成分だけを取り出すための
   ノイズ・ピックアップ回路、上記映像信号から上記ノイ
   ズ成分の該当部分を除去するためのノイズ部分カットオ
   フ回路、上記ノイズ成分の該当部分が除去された映像信
   号を平滑化するための線形化回路、が直列に接続されて
   いる、前記のダイバシティＴＶ受信方式。