JPH0453729B2 - - Google Patents
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- JPH0453729B2 JPH0453729B2 JP59197292A JP19729284A JPH0453729B2 JP H0453729 B2 JPH0453729 B2 JP H0453729B2 JP 59197292 A JP59197292 A JP 59197292A JP 19729284 A JP19729284 A JP 19729284A JP H0453729 B2 JPH0453729 B2 JP H0453729B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat plate
- radiator
- opening
- engine
- cooling
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 43
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 24
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/08—Insulating elements, e.g. for sound insulation
- B60R13/0884—Insulating elements, e.g. for sound insulation for mounting around noise sources, e.g. air blowers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P11/00—Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
- F01P11/12—Filtering, cooling, or silencing cooling-air
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、ホイール式クレーンのエンジン騒
音低減装置に関するものである。
音低減装置に関するものである。
(従来の技術)
ホイール式クレーンは、その後部に走行および
クレーン作業兼用のエンジンと、当該エンジンで
回転駆動されるクーリングフアンが発生する冷却
風によつて冷却されるラジエータ、およびこれら
を収納するエンジンカバーを備えた走行車輛と、
当該走行車輛の上部に旋回動自在に搭載れたクレ
ーン部とで構成されている。
クレーン作業兼用のエンジンと、当該エンジンで
回転駆動されるクーリングフアンが発生する冷却
風によつて冷却されるラジエータ、およびこれら
を収納するエンジンカバーを備えた走行車輛と、
当該走行車輛の上部に旋回動自在に搭載れたクレ
ーン部とで構成されている。
そして、前記ラジエータの冷却は、前記クーリ
ングフアンが発生した冷却風を当該ラジエータ内
を経過させた後にラジエータ後方のエンジンカバ
ーに設けた排気口から排出して行う(排気冷却方
式)か、あるいは前記クーリングフアンの吸入作
用によりエンジンカバーに設けた吸気口から吸入
した冷却風をラジエータ内を経過させて冷却する
(吸気冷却方式)で行うようになつており、いず
れの場合も、その冷却風の流れは水平流であつ
た。
ングフアンが発生した冷却風を当該ラジエータ内
を経過させた後にラジエータ後方のエンジンカバ
ーに設けた排気口から排出して行う(排気冷却方
式)か、あるいは前記クーリングフアンの吸入作
用によりエンジンカバーに設けた吸気口から吸入
した冷却風をラジエータ内を経過させて冷却する
(吸気冷却方式)で行うようになつており、いず
れの場合も、その冷却風の流れは水平流であつ
た。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、ラジエータを冷却する冷却風の
流れが水平流である場合には、前記吸・排気口か
ら放出されるクーリングフアンの騒音、すなわち
風切り音が直接あるいは周囲の建物や地表等に反
射して周囲に広がり騒音問題となつていた。特に
夜間作業等で長時間一定の場所で作業する場合に
は、周辺の地域住民に及ぼす影響は大であつた。
流れが水平流である場合には、前記吸・排気口か
ら放出されるクーリングフアンの騒音、すなわち
風切り音が直接あるいは周囲の建物や地表等に反
射して周囲に広がり騒音問題となつていた。特に
夜間作業等で長時間一定の場所で作業する場合に
は、周辺の地域住民に及ぼす影響は大であつた。
本発明は、上記問題点に鑑みてなしたものであ
り、クレーン作業時の騒音を可及的に低減すると
共に、走行移動時の冷却効率の低下を可及的に減
少させたホール式クレーンのエンジン騒音低減装
置を提供することを目的とするものである。
り、クレーン作業時の騒音を可及的に低減すると
共に、走行移動時の冷却効率の低下を可及的に減
少させたホール式クレーンのエンジン騒音低減装
置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するため、本発明のホイール
式クレーンのエンジン騒音低減装置は次の如く構
成する。すなわち、 走行車輛の後部にエンジンとクーリングフアン
を有するラジエータ、およびこれらを収納するエ
ンジンカバーを備えたホイール式クレーンであつ
て、 前記ラジエータに対峙するエンジンカバーの後
端面に開口部を設け、この開口部の下縁に多数の
通風孔を穿設した平板の下縁を傾動自在に枢着し
て、当該平板の上部を前記開口部の上縁に当接さ
せた格納位置とその上部を前記エンジンカバーの
後端面より後方に傾動させた傾動位置との間で傾
動しうるよう構成すると共に、前記平板に当該平
板の傾動に連動連結して平板が格納位置にあると
きには前記通風孔を開放し、平板が傾動位置にあ
るときには前記通風孔を遮蔽する開閉板を取付
け、前記平板を格納位置に位置させた時には前記
ラジエータを冷却する冷却風を前記通風孔を通過
させ、前記平板を張出位置に位置させた時には前
記ラジエータを冷却する冷却風を前記開閉板によ
り通風孔を遮蔽した平板によつて案内して平板の
上部を通過させるように構成したものである。
式クレーンのエンジン騒音低減装置は次の如く構
成する。すなわち、 走行車輛の後部にエンジンとクーリングフアン
を有するラジエータ、およびこれらを収納するエ
ンジンカバーを備えたホイール式クレーンであつ
て、 前記ラジエータに対峙するエンジンカバーの後
端面に開口部を設け、この開口部の下縁に多数の
通風孔を穿設した平板の下縁を傾動自在に枢着し
て、当該平板の上部を前記開口部の上縁に当接さ
せた格納位置とその上部を前記エンジンカバーの
後端面より後方に傾動させた傾動位置との間で傾
動しうるよう構成すると共に、前記平板に当該平
板の傾動に連動連結して平板が格納位置にあると
きには前記通風孔を開放し、平板が傾動位置にあ
るときには前記通風孔を遮蔽する開閉板を取付
け、前記平板を格納位置に位置させた時には前記
ラジエータを冷却する冷却風を前記通風孔を通過
させ、前記平板を張出位置に位置させた時には前
記ラジエータを冷却する冷却風を前記開閉板によ
り通風孔を遮蔽した平板によつて案内して平板の
上部を通過させるように構成したものである。
(作用)
以上の如く構成して本発明のエンジン騒音低減
装置は、夜間等において周囲への騒音を低減させ
てクレーン作業を行いたい場合には、平板を傾動
位置、すなわち平板の上部をエンジンカバーの後
端面より後方に傾動させた位置に位置させてクレ
ーン作業を行う。これにより平板に穿設された多
数の通風孔が開閉板によつて遮蔽されるので、ラ
ジエータを冷却する冷却風の流れは、この平板に
案内されて当該平板の上部を通過する上方流とな
り、クーリングフアンによる騒音、すなわち風切
り音がホイール式クレーンの上方に拡散され地上
に届く量が減少するので、周囲における騒音が低
減されるのである。
装置は、夜間等において周囲への騒音を低減させ
てクレーン作業を行いたい場合には、平板を傾動
位置、すなわち平板の上部をエンジンカバーの後
端面より後方に傾動させた位置に位置させてクレ
ーン作業を行う。これにより平板に穿設された多
数の通風孔が開閉板によつて遮蔽されるので、ラ
ジエータを冷却する冷却風の流れは、この平板に
案内されて当該平板の上部を通過する上方流とな
り、クーリングフアンによる騒音、すなわち風切
り音がホイール式クレーンの上方に拡散され地上
に届く量が減少するので、周囲における騒音が低
減されるのである。
また、エンジンの過熱を防止しつつホイール式
クレーンを走行移動させたい場合には、平板を格
納位置、すなわち平板の上部をエンジンカバーの
開口部の上縁に当接させた位置に位置させる。こ
れにより開閉板による前記通風孔の遮蔽が解除さ
れ通風孔が開放されるので、ラジエータを冷却す
る冷却風の流れは、当該通風孔を通過する水平流
となる。このためラジエータの冷却効率は低下せ
ず、走行移動時のエンジンの加熱を未然に防止す
ることができるのである。
クレーンを走行移動させたい場合には、平板を格
納位置、すなわち平板の上部をエンジンカバーの
開口部の上縁に当接させた位置に位置させる。こ
れにより開閉板による前記通風孔の遮蔽が解除さ
れ通風孔が開放されるので、ラジエータを冷却す
る冷却風の流れは、当該通風孔を通過する水平流
となる。このためラジエータの冷却効率は低下せ
ず、走行移動時のエンジンの加熱を未然に防止す
ることができるのである。
(実施例)
次に、本発明の一実施例を第1図ないし第6図
に基づき説明する。
に基づき説明する。
第1図は、ホイール式クレーンの全体側面図で
あり、Aは走行車輛、Bは走行車輛A上に旋回動
自在に搭載されたクレーン部である。
あり、Aは走行車輛、Bは走行車輛A上に旋回動
自在に搭載されたクレーン部である。
1は、走行車輛Aの後部に搭載された走行およ
びクレーン作業兼用のエンジンである。2は、エ
ンジン1の後方位置に取付けられたエンジン冷却
用のラジエータであり、前記エンジン1によつて
回転駆動されるクーリングフアン3が発生した冷
却風によりエンジン冷却水を冷却するようになつ
ている。5は、エンジン1、ラジエータ2および
クーリングフアン3を収納するエンジンカバーで
ある。
びクレーン作業兼用のエンジンである。2は、エ
ンジン1の後方位置に取付けられたエンジン冷却
用のラジエータであり、前記エンジン1によつて
回転駆動されるクーリングフアン3が発生した冷
却風によりエンジン冷却水を冷却するようになつ
ている。5は、エンジン1、ラジエータ2および
クーリングフアン3を収納するエンジンカバーで
ある。
第2図において、6は、エンジンカバー5の後
端面に前記ラジエータ2に対峙して設けられた開
口部である。7は、当該開口部6の下縁にヒンジ
8で傾動自在に枢着された平板である。当該平板
7には、その全面にわたつて多数の通風孔9が穿
設されている。10は、この平板7の両側に当該
平板7と直交して取付けられた左右一対の側板で
あり、その開放端10′には、前記平板7の上部
を前記エンジンカバー5の後端面より後方に傾動
させた傾動位置(第4図図示)まで傾動させた時
に、前記開口部6の側縁内側に設けた縦材11に
当接して平板7を位置固定するストツパ12が設
けられている。
端面に前記ラジエータ2に対峙して設けられた開
口部である。7は、当該開口部6の下縁にヒンジ
8で傾動自在に枢着された平板である。当該平板
7には、その全面にわたつて多数の通風孔9が穿
設されている。10は、この平板7の両側に当該
平板7と直交して取付けられた左右一対の側板で
あり、その開放端10′には、前記平板7の上部
を前記エンジンカバー5の後端面より後方に傾動
させた傾動位置(第4図図示)まで傾動させた時
に、前記開口部6の側縁内側に設けた縦材11に
当接して平板7を位置固定するストツパ12が設
けられている。
13は、側面視においてL字型に形成された開
閉板である。当該開閉板13は、前記平板7の内
側にバネ付ヒンジ14を介して取付けられてお
り、このバネ付ヒンジ14の弾圧付勢力により、
常時その長片13′が平板7に穿設された通風孔
9を内側から遮蔽するようになつている。このた
め平板7を傾動位置(第4図図示)まで傾動させ
た状態においては、ラジエータを通過した冷却風
は、通風孔9を開閉板13で遮蔽された平板7に
案内されて、平板7と側板10の上縁および前記
開口部6の上縁で形成された排気口15から上方
流となつて、ホイール式クレーンの上方へ向けて
排出されるようになつている。
閉板である。当該開閉板13は、前記平板7の内
側にバネ付ヒンジ14を介して取付けられてお
り、このバネ付ヒンジ14の弾圧付勢力により、
常時その長片13′が平板7に穿設された通風孔
9を内側から遮蔽するようになつている。このた
め平板7を傾動位置(第4図図示)まで傾動させ
た状態においては、ラジエータを通過した冷却風
は、通風孔9を開閉板13で遮蔽された平板7に
案内されて、平板7と側板10の上縁および前記
開口部6の上縁で形成された排気口15から上方
流となつて、ホイール式クレーンの上方へ向けて
排出されるようになつている。
16は、開閉板13の短片13″両側に側方に
突出して設けたストツパーである。当該ストツパ
ー16は、平板7の上部を前記開口部6の上縁に
当接させた格納状態(第3図図示)に位置させた
時に、前記縦材11に当接して、前記バネ付ヒン
ジ14の付勢力に抗して開閉板13の長片13′
を起立した状態に回動させるようになつている。
これにより開閉板13の長片13′は、前記通風
孔9の遮蔽を解除するため、通風孔9が開放され
ラジエータを冷却した冷却風をホイール式クレー
ンの後方へ向けて排出するようになつている。
突出して設けたストツパーである。当該ストツパ
ー16は、平板7の上部を前記開口部6の上縁に
当接させた格納状態(第3図図示)に位置させた
時に、前記縦材11に当接して、前記バネ付ヒン
ジ14の付勢力に抗して開閉板13の長片13′
を起立した状態に回動させるようになつている。
これにより開閉板13の長片13′は、前記通風
孔9の遮蔽を解除するため、通風孔9が開放され
ラジエータを冷却した冷却風をホイール式クレー
ンの後方へ向けて排出するようになつている。
17は、走行車輛Aのフレーム後端に設けた窓
18を開放あるいは閉塞するための回動式カバー
である。当該回転式カバー17は、スプリング1
9の付勢力によつてストツパ20に当接し位置規
制された水平位置(第5図図示)と、この状態か
ら90°回転し位置規制された鉛直位置(第6図図
示)の二態様を採れるように構成されている。
18を開放あるいは閉塞するための回動式カバー
である。当該回転式カバー17は、スプリング1
9の付勢力によつてストツパ20に当接し位置規
制された水平位置(第5図図示)と、この状態か
ら90°回転し位置規制された鉛直位置(第6図図
示)の二態様を採れるように構成されている。
次に、作動を説明する。
まず、夜間等において周囲への騒音を低減させ
てクレーン作業を行う場合について説明する。
てクレーン作業を行う場合について説明する。
この場合には、平板7を傾動位置、すなわち平
板7の上部をエンジンカバー5の後端面より後方
に傾動させた位置(第4図図示)に位置させてク
レーン作業を行えばよい。これにより平板7に穿
設された多数の通風孔9は、バネ付ヒンジ14の
付勢力によつて平板7に当接した開閉板13の長
片13′によつて遮蔽されるので、ラジエータ2
を冷却した冷却風は、この平板7によつて案内さ
れて平板7と側板10および前記開口部6の上縁
で形成された前記排気口15から上方流として、
ホイール式クレーンの上方に向けて排出されるの
である。このためクーリングフアン3による騒
音、すなわち風切り音はホイール式クレーンの上
方に拡散され、直接音あるいは反射音として地上
に届く量が減少するので、ホイール式クレーンの
周囲における騒音を低減させることができるので
ある。
板7の上部をエンジンカバー5の後端面より後方
に傾動させた位置(第4図図示)に位置させてク
レーン作業を行えばよい。これにより平板7に穿
設された多数の通風孔9は、バネ付ヒンジ14の
付勢力によつて平板7に当接した開閉板13の長
片13′によつて遮蔽されるので、ラジエータ2
を冷却した冷却風は、この平板7によつて案内さ
れて平板7と側板10および前記開口部6の上縁
で形成された前記排気口15から上方流として、
ホイール式クレーンの上方に向けて排出されるの
である。このためクーリングフアン3による騒
音、すなわち風切り音はホイール式クレーンの上
方に拡散され、直接音あるいは反射音として地上
に届く量が減少するので、ホイール式クレーンの
周囲における騒音を低減させることができるので
ある。
次に、エンジン1の過熱を防止しつつホイール
式クレーンを走行移動させたい場合について説明
する。
式クレーンを走行移動させたい場合について説明
する。
この場合には、平板7を格納位置、すなわち平
板7の上部をエンジンカバー5の開口部6の上縁
に当接させた位置(第3図図示)に位置させれば
よい。これにより開閉板13は、その短片13″
に設けたストツパー16が縦材11に当接して、
その長片13′が起立した状態となるので、当該
長片13′による通風孔9の遮蔽が解除され、通
風孔9が開放されるのである。このためラジエー
タ2を冷却した冷却風は、前記平板7に穿設され
た多数の通風孔9からホイール式クレーンの後方
に向かつて排出されるので、ラジエータの冷却効
率が低下することがなく、走行移動時のエンジン
の過熱を未然に防止することができるのである。
板7の上部をエンジンカバー5の開口部6の上縁
に当接させた位置(第3図図示)に位置させれば
よい。これにより開閉板13は、その短片13″
に設けたストツパー16が縦材11に当接して、
その長片13′が起立した状態となるので、当該
長片13′による通風孔9の遮蔽が解除され、通
風孔9が開放されるのである。このためラジエー
タ2を冷却した冷却風は、前記平板7に穿設され
た多数の通風孔9からホイール式クレーンの後方
に向かつて排出されるので、ラジエータの冷却効
率が低下することがなく、走行移動時のエンジン
の過熱を未然に防止することができるのである。
また前記回転式カバー20の開閉操作は、平板
7の傾動操作と同時に、平板7を傾動位置に位置
させた場合には回転式カバー20を鉛直位置(第
6図図示)に位置させて冷却風を遮断し、平板7
を格納位置に位置させた場合には回転式カバー2
0を水平位置(第5図図示)に位置させて冷却風
を通過させるようにすればよい。
7の傾動操作と同時に、平板7を傾動位置に位置
させた場合には回転式カバー20を鉛直位置(第
6図図示)に位置させて冷却風を遮断し、平板7
を格納位置に位置させた場合には回転式カバー2
0を水平位置(第5図図示)に位置させて冷却風
を通過させるようにすればよい。
なお、以上説明した実施例では、ラジエータ2
を通過して冷却風をホイール式クレーンの上方あ
るいは後方に排出するいわゆる排気冷却方式の例
について説明したが、これをホイール式クレーン
の上方あるいは後方から吸入した冷却風によつて
ラジエータ2を冷却する吸気冷却方式としてもよ
いこと勿論である。
を通過して冷却風をホイール式クレーンの上方あ
るいは後方に排出するいわゆる排気冷却方式の例
について説明したが、これをホイール式クレーン
の上方あるいは後方から吸入した冷却風によつて
ラジエータ2を冷却する吸気冷却方式としてもよ
いこと勿論である。
また、平板7を油圧又は空圧シリンダで駆動す
るよう構成すると共に、このシリンダの作動を
PTO装置(動力取出装置)の作動に連動させ、
自動的に作動するように構成してもよいこと勿論
である。
るよう構成すると共に、このシリンダの作動を
PTO装置(動力取出装置)の作動に連動させ、
自動的に作動するように構成してもよいこと勿論
である。
(発明の効果)
本発明のエンジン騒音低減装置は、ラジエータ
を冷却する冷却風を、クレーン作業時は上方流と
して周囲における騒音を低減させると共に、走行
移動時には水平流としてラジエータの冷却効率の
低下を可及的に減少させることができるという優
れた効果を有するものである。
を冷却する冷却風を、クレーン作業時は上方流と
して周囲における騒音を低減させると共に、走行
移動時には水平流としてラジエータの冷却効率の
低下を可及的に減少させることができるという優
れた効果を有するものである。
第1図はホイール式クレーンの全体側面図、第
2図は本発明のエンジン騒音低減装置を示す斜視
図、第3図および第4図は平板の作動を説明する
説明図、第5図および第6図は回転式カバーの作
動を説明する説明図である。 A……走行車輛、1……エンジン、2……ラジ
エータ、3……クーリングフアン、5……エンジ
ンカバー、6……開口部、7……平板、9……通
風孔、13……開閉板。
2図は本発明のエンジン騒音低減装置を示す斜視
図、第3図および第4図は平板の作動を説明する
説明図、第5図および第6図は回転式カバーの作
動を説明する説明図である。 A……走行車輛、1……エンジン、2……ラジ
エータ、3……クーリングフアン、5……エンジ
ンカバー、6……開口部、7……平板、9……通
風孔、13……開閉板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 走行車輛の後部にエンジンとクーリングフアン
を有するラジエータ、およびこれらを収納するエ
ンジンカバーを備えたホール式クレーンであつ
て、 前記ラジエータに対峙するエンジンカバーの後
端面に開口部を設け、この開口部の下縁に多数の
通風孔を穿設した平板の下縁を傾動自在に枢着し
て、当該平板の上部を前記開口部の上縁に当接さ
せた格納位置とその上部を前記エンジンカバーの
後端面より後方に傾動させた傾動位置との間で傾
動しうるよう構成すると共に、前記平板に当該平
板の傾動に連動連結して平板が格納位置にあると
きには前記通風孔を開放し、平板が傾動位置にあ
るときには前記通風孔を遮蔽する開閉板を取付
け、前記平板を格納位置に位置させた時には前記
ラジエータを冷却する冷却風を前記通風孔を通過
させ、前記平板を張出位置に位置させた時には前
記ラジエータを冷却する冷却風を前記開閉板によ
り通風孔を遮蔽した平板によつて案内して平板の
上部を通過させるように構成してことを特徴とす
るホイール式クレーンのエンジン騒音低減装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59197292A JPS6176715A (ja) | 1984-09-19 | 1984-09-19 | ホイール式クレーンのエンジン騒音低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59197292A JPS6176715A (ja) | 1984-09-19 | 1984-09-19 | ホイール式クレーンのエンジン騒音低減装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6176715A JPS6176715A (ja) | 1986-04-19 |
JPH0453729B2 true JPH0453729B2 (ja) | 1992-08-27 |
Family
ID=16372034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59197292A Granted JPS6176715A (ja) | 1984-09-19 | 1984-09-19 | ホイール式クレーンのエンジン騒音低減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6176715A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6604842B2 (ja) * | 2015-12-22 | 2019-11-13 | 株式会社加藤製作所 | リアビューカメラの取付構造 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4713003U (ja) * | 1971-03-16 | 1972-10-16 | ||
JPS488817U (ja) * | 1971-06-14 | 1973-01-31 | ||
JPS57107911A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-05 | Iseki & Co Ltd | Air circulation system in vehicle deriver's cabin |
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JPS6176715A (ja) | 1986-04-19 |
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