JPH0453726Y2 - - Google Patents

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JPH0453726Y2
JPH0453726Y2 JP2358589U JP2358589U JPH0453726Y2 JP H0453726 Y2 JPH0453726 Y2 JP H0453726Y2 JP 2358589 U JP2358589 U JP 2358589U JP 2358589 U JP2358589 U JP 2358589U JP H0453726 Y2 JPH0453726 Y2 JP H0453726Y2
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JP
Japan
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mirror
wall
hook
insertion piece
fitting
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は鏡付壁パネルに係り、特に鏡が壁面と
面一となるように取り付けられており、しかも鏡
の周囲における取付部材の露出面積がきわめて小
さい鏡付壁パネルに関する。
[従来の技術] 鏡が壁面と面一となるように鏡の取り付けを行
うには、壁に鏡の厚さと等しい凹面部を設け、こ
の凹面部に鏡を収容して金具で固定している。こ
の場合、鏡の下辺側は壁面に固定されたL金具に
て支持されるが、鏡の上辺側を支持するには第1
9図の如く、上下にスライド自在なフツク金具9
0を用いている。このフツク金具90の先端はL
形に折曲して鏡91の前縁に係止可能である。フ
ツク金具90の後端は支持金具92により上下動
自在に支持されており、支持金具92は壁93に
固定されている。94は壁93の凹面部を示す。
このフツク金具90は、鏡91が凹面部94内
に収容されるまでは、第19図の実線で示す通り
フツク部90aが鏡91よりも上方となるように
位置されており、鏡91が凹面部94内に収容さ
れた後に降下され、第19図の2点鎖線の如くフ
ツク部90aが鏡91の前縁に係合する。
この第19図に示した従来の金具によると、第
19図の如くフツク金具90を上下動させるため
のスペースSが鏡91の上辺部分に沿つて存在
し、大きな〓間のあいた鏡取付構造とならざるを
得なかつた。
別の従来例として、特開昭56−63309号公報に
記載のものがある。同号公報記載の鏡付壁パネル
は、第20図の如く、受け枠100を壁面102
の凹所104内に取り付け、該受け枠100の嵌
合凹所106に押え枠108の嵌合凹所110を
嵌合させ、該押え枠108の内周縁部112で鏡
91を押えるというものである。
[考案が解決しようとする課題] 上記特開昭56−63309号の鏡取付構造において
は、受け枠100には嵌合凹所106が必須であ
り、この凹所106を設ける分だけ受け枠100
の枠部分の幅dが大きくなり、その結果、第19
図のものと同様に、鏡91の上辺部に沿つて大き
な〓間があいてしまう。
[課題を解決するための手段] 本考案の鏡付壁パネルは、壁に固定される固定
金具と、鏡の縁部を回り込み、先端が鏡の前面に
係止されるフツク金具とを備えてなり、前記固定
金具及びフツク金具の一方に設けられた挟持片部
に対し他方に設けられた挿入片部が鏡面と垂直方
向に挿入固定可能とされている鏡取付金具を用い
て鏡を壁面に取り付けた鏡付壁パネルであつて、
前記挿入片部は、壁面と垂直方向に延在する1枚
の平板状の金属片であり、前記挟持片部は、該挿
入片部を挟むように延在する2枚の平板状の金属
片であり、該挟持片部及び挿入片部の一方には、
その他方に対面する板面から突出する凸部が設け
られていると共に、該挟持片部及び挿入片部の他
方には、該凸部が係合する凹状又は開口状の係合
部が設けられており、前記壁面には、鏡1枚分の
深さの凹面部が設けられると共に、該凹面部の縁
部には、該凹面部よりも深い凹部が形成されてお
り、壁面の該凹面部に鏡が該壁面と略面一となる
ように収容されると共に、該凹部内に前記固定金
具が設置されており、該固定金具に対して前記フ
ツク金具が係合されているものである。
[作用] かかる本考案の鏡付壁パネルにあつては、鏡1
枚分の深さの凹面部に鏡を装着すると共に、該凹
面部の周縁部の凹部内に固定金具を配置している
ため、鏡を壁面と略面一になるように鏡を取り付
けることができる。また、この鏡付壁パネルにあ
つては、鏡の上辺部の〓間には挿入片部又は挟持
片部が挿入されるのであるが、これら挿入片部及
び挟持片部は平板状のものであるから、この〓間
はきわめて小さなもので足りる。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例に係る鏡付壁パネルを
示す縦断面図、第2図は第1図の要部拡大図、第
3図は正面図、第4〜10図は部品説明図であ
る。尚、第1図は第3図の−線に沿う断面図
である。
符号1は鏡であり、壁パネル2の前面(鉛直壁
面)に浅く穿設された凹面部3に収容される如く
して設置されている。尚、鏡1の前面は壁パネル
2の前面と略面一とされている。
凹面部3の上部及び下部には、該凹面部3より
も深く形成された凹部4,5が設けられており、
これら凹部4,5内に鏡取付金具が設けられてい
る。
鏡固定金具は、凹部4,5内に配置された固定
金具6と、鏡1を係止しているフツク金具7とを
備えている。
固定金具6の構成について第4〜6図をも参照
して説明する。尚、第4図は固定金具6の断面
図、第5図は平面図、第6図は正面図であり、第
4図は第6図の−線に沿う断面を示してい
る。この固定金具6は略L字形状に折曲された断
面を有するプレートよりなり、鉛直部6aと、水
平な挿入片部6bを備えている。鉛直部6aには
ビス孔6cが穿設され、挿入片部6bには凸部6
dが突設されている。
次にフツク金具7の構成について第7〜10図
をも参照して説明する。このフツク金具7は、鏡
1の縁部に係合するプレート8と、該プレート8
の裏面に溶接等により固着された挟持金具9を備
えている。挟持金具9は上下一対の挟持片部9
a,9bを有するように板材が折曲されて形成さ
れたものであり、下側の挟持片部9bには開口9
cが穿設されている。
前記固定金具6は、ビス孔6cを挿通されたビ
ス10により壁パネル2に対して固定される。こ
の際、挿入片部6bが凹部4の水平壁上面及び凹
部5の下側水平壁に沿うように装着されている。
これら固定金具6の固定は、鏡1の装着に先立つ
て行なわれている。尚、ビス10を締め込むに際
し必要に応じ壁パネル2の裏側に木片等が当てが
われる。
固定金具6の取付けが終了した後、鏡1を凹面
部3に収容し、次いでフツク金具7を鏡1の前方
から該固定金具6に係合させる。この場合には、
フツク金具7の挟持片部9a,9bが鏡1の上辺
部及び下辺部に形成される僅かな間〓を通過され
る。そして、挟持片部9a,9bが固定金具6の
挿入片部6bを挟持する。
フツク金具7を深く差し込むと、開口9cと凸
部6dとが係合し、フツク金具7が固定金具6に
対し係合された状態となる。この状態にあつて
は、プレート8が鏡1の前面に当接するように凸
部6d及び開口9cの1が選定されており、鏡1
は固定金具6及びフツク金具7によりしつかりと
壁パネル2に対し支持される。
勿論、フツク金具7を前方に強く引張ると、開
口9cと凸部6dとの係合は解除され、フツク金
具7が固定金具6から離脱する。これにより鏡1
を壁パネル2から取外すことが出来る。
第1〜10図に示した鏡取付金具及び鏡付壁パ
ネルにあつては、鏡1の上辺部及び下辺部に沿つ
て形成される鏡1と壁パネル2との間〓は、フツ
ク金具7の挟持片部9a,9bが挿通されるだけ
の極めて狭いものである。殊に、本実施例にあつ
てはプレート8が鏡1の上辺部及び下辺部に沿つ
て延在し、この間〓の大部分が被い隠される様に
なるので、外観上の見栄えが極めて良好である。
第11図〜第18図を参照して本考案のさらに
別の実施例における鏡取付金具について説明す
る。
第11図に示す鏡取付金具の固定金具30は、
垂直な板状部30aと、該板状部30aの上辺に
沿つて水平に折曲されて形成された挿入片部30
bを備えている。フツク金具31に設けられた一
対の挟持片部31a,31bは該挿入片部30b
上下から挟持している。第12図(第11図の2
2−22線に沿う断面図)に示す如く、挟持片部
31a,31bにはそれぞれ開口31c,31d
が穿設されており、挿入片部30bにはこれら開
口31c,31dと係合する凸部30cが形成さ
れている。
第13図はフツク金具の別の例を示すものであ
る。上記の実施例にあつては、フツク金具は一枚
のプレートをU字形ないしはコ字形等に折曲して
形成された挟持片部を備えるものであつたが、第
13図に示すフツク金具では別体の挟持片部32
a,32bがプレート8の裏面に溶接により固着
されている。32c,32dは挟持片部32a,
32bに形成された開口を示す。
第14図に示すフツク金具33にあつては、別
体の挟持片部33a,33bがそれぞれL字形断
面形状のものであり、それらの垂直部33c,3
3dが重ね合わされて溶接によりプレート8に固
着されている。符号33e,33fは開口を示
す。
第15図は更に別の鏡取付金具を示す断面図で
ある。この鏡取付金具の固定金具は、一対のL形
金具34,35が溶接により連結されたものであ
る。L形金具34,35の水平な挟持片部34
a,35aは相対向している。これら挟持片部3
4a,35aの間にフツク金具36の挿入片部3
6aが挿入されて挟持されている。挟持片部34
a,35aの対向面にはそれぞれ凸部が設けら
れ、挿入片部36aには該凸部が係合する開口が
設けられている。
第16,17図は、下側の挿入片部37aがL
形金具よりなる固定金具37から切り起こされて
形成されたものである。尚、第17図は第16図
の鏡取付金具の組立て構成を示す斜視図である。
挟持片部37a,37bは一定の段差を有してお
り、この段差の部分にフツク金具38の挿入片部
38aが挿入される。上側の挟持片部37bは、
下向きの凸部37cを有しており、下側の挟持片
部37aは上向きの凸部37dを備えている。こ
れら凸部37c,37dはフツク金具38の挿入
片部38aに形成された凹部38b,38cと係
合する。凹部38bは上向きの凹部であり、38
cは下向きの凹部である。
第18図は本考案の更に別の実施例に係る鏡取
付金具を示す断面図である。この鏡取付金具の固
定金具は、上下一対の挟持片部39a,39bを
有している。挟持片部39aの後端側は凹部4ま
たは5の水平壁面に沿つて延在されたプレート部
39cとなつており、該プレート部39cにはビ
ス孔39dが穿設されている。該ビス孔39dに
通されたビス孔39eが壁パネル2に締め込まれ
ることにより固定金具39がパネル2に固定され
る。フツク金具40はL字形断面形状のものであ
り、その前面40aが鏡1の前面に当接し、水平
部が挿入片部40bとなつている。挟持片部39
bの先端側はクランク状に折曲しており、この先
端部における挟持片部39a,39bの間隔は挿
入片部40bの厚さよりも小さく設定されてい
る。挿入片部40bは挟持片部39a,39b間
に押し込まれることにより挟持される。尚、第1
8図の場合にあつても、上記の実施例の如く挿入
片部40bと挟持片部39a,39bとに係合用
の突起や開口を設けてある。
[考案の効果] 以上の通り、本考案の鏡付壁パネルによると、
鏡を壁面と略面一となる様に取付けることができ
る。そして、鏡と壁パネルとの間に形成される間
〓は極めて小さくなり、外観上の見栄えが著しく
良好なものとなる。尚、フツク金具は固定金具に
対し壁パネル前方から押し込むようにして係合さ
せることができ、鏡装着作業も極めて容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る鏡付壁パネルを
示す縦断面図、第2図は第1図の要部拡大図であ
る。第3図は第1図の構成を示す正面図である。
第4図は固定金具6の断面図、第5図は平面図、
第6図は正面図である。第7図はフツク金具の要
部断面図、第8図は正面図、第9図は底面図、第
10図は正面図である。第11図〜第18図の各
図は、それぞれ本考案の別の実施例に係る鏡取付
金具の構成説明図である。第19図及び第20図
はそれぞれ従来例を示す要部断面図である。 1……鏡、2……壁パネル、6……固定金具、
7……フツク金具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 壁に固定される固定金具と、 鏡の縁部を回り込み、先端が鏡の前面に係止さ
    れるフツク金具とを備えてなり、 前記固定金具及びフツク金具の一方に設けられ
    た挟持片部に対し他方に設けられた挿入片部が鏡
    面と垂直方向に挿入固定可能とされている鏡取付
    金具を用いて鏡を壁面に取り付けた鏡付壁パネル
    であつて、 前記挿入片部は、壁面と垂直方向に延在する1
    枚の平板状の金属片であり、 前記挟持片部は、該挿入片部を挟むように延在
    する2枚の平板状の金属片であり、 該挟持片部及び挿入片部の一方には、その他方
    に対面する板面から突出する凸部が設けられてい
    ると共に、該挟持片部及び挿入片部の他方には、
    該凸部が係合する凹状又は開口状の係合部が設け
    られており、 前記壁面には、鏡1枚分の深さの凹面部が設け
    られると共に、該凹面部の縁部には、該凹面部よ
    りも深い凹部が形成されており、 壁面の該凹面部に鏡が該壁面と略面一となるよ
    うに収容されると共に、該凹部内に前記固定金具
    が設置されており、 該固定金具に対して前記フツク金具が係合され
    ている鏡付壁パネル。
JP2358589U 1989-03-01 1989-03-01 Expired JPH0453726Y2 (ja)

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