JPH0453577B2 - - Google Patents

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JPH0453577B2
JPH0453577B2 JP1231634A JP23163489A JPH0453577B2 JP H0453577 B2 JPH0453577 B2 JP H0453577B2 JP 1231634 A JP1231634 A JP 1231634A JP 23163489 A JP23163489 A JP 23163489A JP H0453577 B2 JPH0453577 B2 JP H0453577B2
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JP
Japan
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seal
seal roll
roll
sealing
rolls
Prior art date
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Application number
JP1231634A
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English (en)
Other versions
JPH02258049A (ja
Inventor
Kyoshi Imada
Susumu Ueno
Hideaki Kamata
Masaya Tokai
Yoshitada Hata
Kenichi Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP23163489A priority Critical patent/JPH02258049A/ja
Publication of JPH02258049A publication Critical patent/JPH02258049A/ja
Publication of JPH0453577B2 publication Critical patent/JPH0453577B2/ja
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は真空蒸着装置、プラズマ真空処理装置
等に好適な真空処理装置用シール装置に関する。
〔従来の技術〕
特開昭53−85741号公報に記載のように2本の
シールロールでシールロール群を構成している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、2本のシールロールによつて
シールロール群を構成する構造のものであるか
ら、往路及び複路の被処理物を1個のシール装置
で搬送することができず、このため、このシール
装置を例えば、真空蒸着装置に適用した場合に往
路用及び複路用にそれぞれ2個のシール装置が必
要となり、これを用いた装置全体が大形になる。
本発明の目的は、往路及び複路の被処理物を1
個のシール装置で搬送することが可能な真空処理
装置用シール装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
被処理物をはさんで搬送するシールロールと、
このシールロールを囲むケースと、このケースと
前記シールロール間をシールするシール手段とを
備える真空処理装置用シール装置において、前記
被処理物の搬送方向に対向して配置した第1、第
2のシールロール群と、この第1、第2のシール
ロールを囲むケースと、前記第1、第2シールロ
ール群とこのケース間をそれぞれシールするシー
ル手段とにより構成され、前記第1、第2のシー
ルロール群はそれぞれ第1のシールロールと、こ
の第1のシールロールに隣接する第2、第3のシ
ールロールで形成され、前記第1のシールロール
に対して第2、第3のシールロールを押付ける方
向及び離す方向へ移動させる手段を前記第2、第
3のシールロールに設ける。
〔作用〕
第1、第2のシールロール群と、この第1、第
2のシールロール群を囲むケースと、前記第1、
第2のシールロール群とこのケース間をそれぞれ
シールするシール手段とによつて構成し、前記第
1、第2のシールロール群はそれぞれ第1のシー
ルロールと、この第1のシールロールに隣接する
第2、第3のシールロールで形成したので、この
ため例えば前記第1のシールロールと第2のシー
ルロール間に往路の被処理物をはさみ、又第3の
シールロールと第1のシールロール間に複路の被
処理物をはさんで搬送することができるので、1
個のシール装置で往路と複路の被処理物を搬送す
ることができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によつて説明する。
第1図は真空処理装置用シール装置の縦断面図
であり、第2、第3、第1のシールロール2,
3,1でそれぞれ第1、第2のシールロール群を
構成し(左側列と右側列でそれぞれ第1、第2の
シールロール群を構成する)、これら第1、第2
のシールロール群の第2、第3のシールロール
2,3と上、下ケース4,5との間にはシール
6,7が介在している。これら第1、第2のシー
ルロール群と上、下ケース4,5とシール6,7
とによつて室が形成される。シール6,7は前記
第2のシールロール2と第3のシールロール3の
一部と軸方向に沿つて接し、且つ上、下ケース
4,5に取外し可能に支持されるウレタンゴムな
どのリツプシール8,9、リツプシール取付台1
0,11から成つている。12は第2、第3のシ
ールロール2,3の表面に施されている硬質のニ
ツケルクロム層、13は第1のシールロール1の
表面に焼着した弾性材(例えばゴム、フツソ樹
脂)である。
第2のシールロール2、第3のシールロール3
と接するようにリツプシール8,9を配設してい
るので、ロールとケースおよびロール間の軸方向
に良好なシールを施している。
また、リツプ取付台10,11を上、下ケース
4,5に取外し可能に支持するため、例えばリツ
プシール8,9が摩擦により使用不可能になつた
場合でも交換が可能となる。
第2図は本発明の他の実施例をプラズマ真空処
理装置に適用した場合の説明図である。
20はプラスチツク成形品など可撓性の被処理
物Fを真空状態で連続的にプラズマ処理する真空
処理室で、この真空処理室20内はこれに接続す
る真空ポンプ(図示せず)により10-2トール程度
の真空圧力に保持するように真空排気される。ま
た、この真空処理室20内には図示していない
が、真空状態でプラズマ処理を施すための陽極、
陰極などが内蔵されている。21は真空処理室2
0の側方に複数個配置される予備真空室で、これ
らに接続する真空ポンプにより前記真空処理室2
0内の真空圧力より若干低い程度の真空圧力に保
持するように真空排気される。
第3図および第4図は前記予備真空室21の詳
細を示すもので、2,3は両端側がハウジング3
0にラジアル軸受31および偏心軸受ハウジング
32を介して回転自在に、かつ上、下方向へ移動
可能に支持される前記第2、第3のシールロール
でである。
第1のシールロール1との間には被処理物Fが
挿入される。34は上ケース4に固定され、かつ
第2のシールロール2の外周面側に配設されるロ
ール支持受けで、このロール支持受34の内周面
には低摩擦係数のフツソ樹脂膜35が焼着されて
いる。36は下ケース5に固定され、かつ第3の
シールロール3の外周側に配設されるロール支持
受けで低摩擦係数のフツソ樹脂膜37が焼着され
ている。第5図は第2、第3、第1のシールロー
ル2,3,1および上、下ケース4,5の両端側
とハウジング30、偏心軸受ハウジング32との
間に介在するサイドピース40の取付状態を示し
たもので、サイドピース40の第2、第3、第1
のシールロール2,3,1と対向する面には、低
摩擦係数のフツソ樹脂膜41が焼着されており、
このサイドピース40はボルト42を締付けるこ
とによりコイルバネ43を介してハウジング30
に押付けられる。このとき、前記第2、第3、第
1のシールロール2,3,1とサイドピース40
のフツソ樹脂膜41との間には20μm程度の間隙
が形成される。また、サイドピース40の押付け
力はサイドピース40とボルト42との間隙Hに
よつて規制される。
上記のように構成される予備真空室21におい
て、第2のシールロール2と第1のシールロール
1の間のシールは、第2のシールロール2を偏心
軸受ハウジング32により第1のシールロール1
に対して押付け、第1のシールロール1の弾性材
13をたわませることにより施される。同様に第
3のシールロール3と第1のシールロール1の間
のシールは、第3のシールロール3を第1のシー
ルロール1に対して押付け、第1のシールロール
14の弾性材13をたわませることにより施され
る。また、第2のシールロール2とロール支持受
け34および第3のシールロール3とロール支持
受け36の間のシールは、両者間の間隙を非常に
小さく、例えば20μm程度にすることにより可能
である。
次に動作を説明する。
先ず、真空ポンプを作動させることにより、真
空処理室20内および予備真空21内を真空排気
する。このとき、真空処理室20内の圧力は予備
真空室21の圧力より低く保持される。
また、真空処理室20内には、プラズマ特性を
良くするためのアルゴンガス、窒素ガスなどを通
気する。次に予備真空室21の第2、第3、第1
のシールロール2,3,1を駆動用モータ(図示
せず)の駆動力により回転させると共に真空処理
室20のプラズマ装置を操作する。この状態で被
処理物Fは送り出し装置22から予備真空室21
の第3シールロール3と、第1のシールロール1
との間を経て真空処理室20へ連続的に導入され
る。真空処理室20内では、陽極と陰極間で発生
するプラズマ放電により被処理物Fの表面にプラ
ズマ処理が施される。真空処理室20内でプラズ
マ表面処理された被処理物Fは、直ちに予備真空
室21の第3のシールロール3と第1のシールロ
ール1との間を経て巻き取り装置23により巻き
取られる。このように被処理物Fは予備真空室で
良好なシール効果が得られると共に真空処理室2
0内で短時間にプラズマ処理されるため、プラス
チツク成形品などに含有している可塑剤などの内
部添加剤の揮発、逸散が制御されると共に、連続
的に被処理物Fが真空装置内に導入されるため、
空気等の混入も少なく、目的とするガス、目的と
する圧力で定常的に処理可能であり、良好な改質
特性を付与することを可能にする。また、表面が
ニツケルクロム層12の第2、第3のシールロー
ル2,3と表面が弾性材13の第1のシールロー
ル1および前記第2、第3のシールロール2,3
と表面がフツソ樹脂膜35,37のロール支持受
け34,36は金属層と非金属層の摺動であるた
め、摩擦力も小さく、長時間の運転にも充分耐え
られる。
第6図は第2、第3のシールロール3,3を偏
心軸受ハウジング32により上、下方向へ移動さ
せるための詳細図である。偏心軸受ハウジング3
2の中心位置Aは、第2、第3のシールロール
2,3の中心位置Bに対し偏心(偏心量C)して
設けられており、この偏心軸受ハウジング32は
中心位置Aを回動中心に図示しない油圧シリンダ
装置により図示矢印方向へ回動する。このとき、
第2、第3のシールロール2,3は上方向または
下方向へ、すなわち、第1のシールロール1に対
して押付ける方向または離れる方向へ移動する。
したがつて、偏心軸受ハウジング32の回動角を
調整することにより、第2のシールロール2と第
1のシールロール1または第3のシールロール3
と第1のシールロール1との押圧を任意に変える
ことができると共に、第3のシールロール3と第
1のシールロール1の間隙、第2のシールロール
2と第1のシールロール1の間隙への被処理物F
の挿入が容易になる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、往路及び複路の被処理物を1
個のシール装置で搬送することができ、また被処
理物をロール間へ挿入することが容易な真空処理
装置用シール装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の真空処理装置用シール装置の
実施例の縦断面図、第2図は他の実施例の適用例
の説明図、第3図は第2図の適用例における真空
処理装置用シール装置の横断面図、第4図は第3
図の真空処理装置用シール装置の−線におけ
る縦断面図、第5図はシールロール端面の詳細
図、第6図は偏心軸受ハウジングの詳細図であ
る。 1……第1のシールロール、2……第2のシー
ルロール、3……第3のシールロール、4……上
ケース、5……下ケース、6,7……シール、
8,9……リツプシール、10,11……リツプ
シール取付台。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被処理物をはさんで搬送するシールロール
    と、このシールロールを囲むケースと、このケー
    スと前記シールロール間をシールするシール手段
    とを備える真空処理装置用シール装置において、
    前記被処理物の搬送方向に対向して配置された第
    1、第2のシールロール群と、この第1、第2の
    シールロール群を囲むケースと、前記第1、第2
    のシールロール群とこのケース間をそれぞれシー
    ルするシール手段とにより構成され、前記第1、
    第2のシールロール群はそれぞれ第1のシールロ
    ールと、この第1のシールロールに隣接する第
    2、第3のシールロールで形成され、前記第1の
    シールロールに対して第2、第3のシールロール
    を押付ける方向及び離す方向へ移動させる手段を
    前記第2、第3のシールロールに設けることを特
    徴とする真空処理装置用シール装置。 2 第1のシールロールに対して、第2、第3の
    シールロールを押付ける方向及び離す方向へ移動
    させる手段として、前記第2、第3のシールロー
    ルを偏心軸受で支持することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の真空処理装置用シール装
    置。
JP23163489A 1989-09-08 1989-09-08 真空処理装置用シール装置 Granted JPH02258049A (ja)

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Citations (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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