JPH0453355A - Ccdラインセンサを用いた画像読取り装置 - Google Patents
Ccdラインセンサを用いた画像読取り装置Info
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- JPH0453355A JPH0453355A JP2162293A JP16229390A JPH0453355A JP H0453355 A JPH0453355 A JP H0453355A JP 2162293 A JP2162293 A JP 2162293A JP 16229390 A JP16229390 A JP 16229390A JP H0453355 A JPH0453355 A JP H0453355A
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- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims abstract description 31
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、製版用カラー平面スキャナ等のような、CC
Dラインセンサを用いた画像読取り装置に係り、特に、
CCDラインセンサの暗時出力補償によって生じるノイ
スを低減するための技術に関する。
Dラインセンサを用いた画像読取り装置に係り、特に、
CCDラインセンサの暗時出力補償によって生じるノイ
スを低減するための技術に関する。
〈従来の技術〉
CCDラインセンサは入射光がないとき(遮光された状
態)でも、その出力電圧はO■ではない。
態)でも、その出力電圧はO■ではない。
そのため、CCDラインセンサを用いた画像読取り装置
においては、画像などの階調を損なわずに読み取るため
に、基準となる遮光状態の出力電圧(以下、黒基準値と
いう)を定め、この黒基準値を受光時の出力電圧から差
し引いて、入射光量に比例した出力電圧を得るという、
いわゆる暗時出力補償を行っている。
においては、画像などの階調を損なわずに読み取るため
に、基準となる遮光状態の出力電圧(以下、黒基準値と
いう)を定め、この黒基準値を受光時の出力電圧から差
し引いて、入射光量に比例した出力電圧を得るという、
いわゆる暗時出力補償を行っている。
以下、第4図および第5図を参照して、従来装置で行わ
れている暗時出力補償の一例を説明する。
れている暗時出力補償の一例を説明する。
第4図は従来装置の要部を示した概略ブロック図、第5
図は装置各部で出力されたデジタル信号の模式図である
。
図は装置各部で出力されたデジタル信号の模式図である
。
図中、符号lばCCDラインセンサであって、その端部
に遮光部1aが形成されている。CCDラインセンサ1
の各有効画素のアナログ画像信号および遮光部1aの領
域にある各遮光画素のアナログ暗時出力信号は、増幅器
2でn倍に増幅された後、A/D変換器3で8ビットの
デジタル信号に変換される。このとき、増幅器2の増幅
率nは、CCDラインセンサ1の最大出力が、A/Di
換器3の最大人力レンジを越えないように予め設定され
ている。第5図(a)はデジタル化された8ビツトの画
像信号を示し、下位】ピントにA/D変換時の量子化ノ
イズが含まれている。この画像信号は減算補正回路4の
一方入力として与えられる。
に遮光部1aが形成されている。CCDラインセンサ1
の各有効画素のアナログ画像信号および遮光部1aの領
域にある各遮光画素のアナログ暗時出力信号は、増幅器
2でn倍に増幅された後、A/D変換器3で8ビットの
デジタル信号に変換される。このとき、増幅器2の増幅
率nは、CCDラインセンサ1の最大出力が、A/Di
換器3の最大人力レンジを越えないように予め設定され
ている。第5図(a)はデジタル化された8ビツトの画
像信号を示し、下位】ピントにA/D変換時の量子化ノ
イズが含まれている。この画像信号は減算補正回路4の
一方入力として与えられる。
一方、デジタル化された暗時出力信号は黒基準値作成回
路5に与えられる。第5図(b)はデジタル化された8
ピントの暗時出力信号を示し、同様に下位1ビツトに量
子化ノイズが含まれている。なお、第5図(b)におい
て、暗時出力信号は画像信号と同様の8ビツトの信号で
表されているが、暗時出力信号のレベルは画像信号のそ
れよりも相当小さいので、下位2〜3ビツトの信号が実
際上有効に利用されることになる。
路5に与えられる。第5図(b)はデジタル化された8
ピントの暗時出力信号を示し、同様に下位1ビツトに量
子化ノイズが含まれている。なお、第5図(b)におい
て、暗時出力信号は画像信号と同様の8ビツトの信号で
表されているが、暗時出力信号のレベルは画像信号のそ
れよりも相当小さいので、下位2〜3ビツトの信号が実
際上有効に利用されることになる。
黒基準値作成回路5の初段にある加算回路6は、複数個
(ここでは、16個)の黒基準画素(遮光画素)の暗時
出力信号を加算して出力する。第5図FC)は加算され
た暗時出力信号を示しており、一つの暗時出力信号に含
まれるノイズは確率的にITG倍、すなわち4倍される
結果、下位1ビツトから3ビツト付近に量子化ノイズが
含まれている。加算によってビット数が増えた12ビッ
トの加算暗時出力信号は、次段のシフト回路7において
、4ビツトだけ下位にシフトされて平均化されるととも
に、下位2ビツトがカットされる。第51ffi(d)
はシフト回路7から出力された10ビツトの平均化暗時
出力信号(黒基準値)を示し、ここでは下位1ビツトに
量子化ノイズが含まれている。シフト回路7から出力さ
れた黒基準値はラッチ回路8を介して、前記減算補正回
路4の他方入力として与えられる。
(ここでは、16個)の黒基準画素(遮光画素)の暗時
出力信号を加算して出力する。第5図FC)は加算され
た暗時出力信号を示しており、一つの暗時出力信号に含
まれるノイズは確率的にITG倍、すなわち4倍される
結果、下位1ビツトから3ビツト付近に量子化ノイズが
含まれている。加算によってビット数が増えた12ビッ
トの加算暗時出力信号は、次段のシフト回路7において
、4ビツトだけ下位にシフトされて平均化されるととも
に、下位2ビツトがカットされる。第51ffi(d)
はシフト回路7から出力された10ビツトの平均化暗時
出力信号(黒基準値)を示し、ここでは下位1ビツトに
量子化ノイズが含まれている。シフト回路7から出力さ
れた黒基準値はラッチ回路8を介して、前記減算補正回
路4の他方入力として与えられる。
減算補正回路4は、1ライン分の各画像信号から、前記
黒基準値を差し引くことにより、画像信号の暗時出力補
償を行う。第5図(e)は出力補償された画像信号を示
し、下位1ビツトに黒基準値に対応したノイズが、下位
から3ビツト目に画像信号に対応したノイズが、それぞ
れ含まれている。
黒基準値を差し引くことにより、画像信号の暗時出力補
償を行う。第5図(e)は出力補償された画像信号を示
し、下位1ビツトに黒基準値に対応したノイズが、下位
から3ビツト目に画像信号に対応したノイズが、それぞ
れ含まれている。
このように出力補償された10ビツトの画像信号は、次
段の対数変換回路9で濃度値に対応した画像信号に対数
変換された後、図示しない色補正回路に与えられて、種
々色補正処理が行われる。
段の対数変換回路9で濃度値に対応した画像信号に対数
変換された後、図示しない色補正回路に与えられて、種
々色補正処理が行われる。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合に
は、次のような問題点がある。
は、次のような問題点がある。
第5図(d)に示した黒基準値は、複数個の暗時出力信
号を平均化して得ているものであるから、そのノイズレ
ベルは、第5図(b)に示したような一つの暗時出力信
号のノイズレベルよりは小さくなっている。したがって
、第5図(e)に示したように、出力補償済みの画像信
号に含まれる、黒基準値に基づくノイズレベルは、画像
信号に対応したノイズよりも小さくなっている。そのた
め、−見、黒基準値に含まれるノイズが画像品質に及ぼ
す影響を少ないとも考えられる。しかし、画像信号に含
まれるノイズは、各画素についてランダムに発生する、
いわゆる砂目状のもので、これは網%出力時に除去され
たり、視覚特性の関係で目立ち難いものである。
号を平均化して得ているものであるから、そのノイズレ
ベルは、第5図(b)に示したような一つの暗時出力信
号のノイズレベルよりは小さくなっている。したがって
、第5図(e)に示したように、出力補償済みの画像信
号に含まれる、黒基準値に基づくノイズレベルは、画像
信号に対応したノイズよりも小さくなっている。そのた
め、−見、黒基準値に含まれるノイズが画像品質に及ぼ
す影響を少ないとも考えられる。しかし、画像信号に含
まれるノイズは、各画素についてランダムに発生する、
いわゆる砂目状のもので、これは網%出力時に除去され
たり、視覚特性の関係で目立ち難いものである。
これに対し、黒基準値に含まれるノイズは、1ライン分
の画像信号の全てに含まれる、いわゆるずし状のノイズ
となって現れるため、画像信号のノイズとは逆に目立ち
易い存在である。特に、出力補償された画像信号は対数
変換回路9において、シャドウ部のデータのスケールが
拡大されるので、]二記のずし状のノイズは印刷物のシ
ャドウ部において一層目立ち易(、画像品質を低下させ
る原因になる。
の画像信号の全てに含まれる、いわゆるずし状のノイズ
となって現れるため、画像信号のノイズとは逆に目立ち
易い存在である。特に、出力補償された画像信号は対数
変換回路9において、シャドウ部のデータのスケールが
拡大されるので、]二記のずし状のノイズは印刷物のシ
ャドウ部において一層目立ち易(、画像品質を低下させ
る原因になる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、黒基準値に含まれるノイズの影響による画像品質の
低下を抑制することができるCCDラインセンサを用い
た画像読取り装置を提供することを目的としている。
て、黒基準値に含まれるノイズの影響による画像品質の
低下を抑制することができるCCDラインセンサを用い
た画像読取り装置を提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉
本発明者は上記の課題を解決するために、次のような点
に着目した。
に着目した。
すなわち、第4図に示した従来装置は、アナログ画像信
号とアナログ暗時出力信号を共に、同し増幅率で増幅し
た後に、A/D変換器3に与えている。主述したように
、暗時出力信号のレベルは、画像信号のそれに比較して
、相当小さいので、A/D変換器3に人力される暗時出
力信号のレベルばA/D変換器3の最大入力レンジより
もかなり小さいものであり、換言すれは、A/D変換器
3のレンジを有効に活用していないといえる。その結果
、デジタル化された暗時出力信号に占める量子化ノイズ
の割合が大きくなるので、出力補償済みの画像信号に含
まれる暗時出力信号のノイズ成分の割合も大きくなり、
印刷物上ですし状のノイズが目立つことになるのである
。
号とアナログ暗時出力信号を共に、同し増幅率で増幅し
た後に、A/D変換器3に与えている。主述したように
、暗時出力信号のレベルは、画像信号のそれに比較して
、相当小さいので、A/D変換器3に人力される暗時出
力信号のレベルばA/D変換器3の最大入力レンジより
もかなり小さいものであり、換言すれは、A/D変換器
3のレンジを有効に活用していないといえる。その結果
、デジタル化された暗時出力信号に占める量子化ノイズ
の割合が大きくなるので、出力補償済みの画像信号に含
まれる暗時出力信号のノイズ成分の割合も大きくなり、
印刷物上ですし状のノイズが目立つことになるのである
。
上jホしたような知見に基づく本発明は、次のような構
成をとる。
成をとる。
即ち、本発明の第1の構成は、CCDラインセンサの有
効画素から得られるアナログ画像信号と、前記センサの
遮光画素から得られるアナログ暗時出力信号とをそれぞ
れ増幅した後、デジタル信号に変換し、前記遮光画素に
係るデジタル暗時出力信号に基づいて得られた黒基準値
を、1ライン分の各デジタル画像信号からそれぞれ差し
引くことにより、CCDラインセンサの暗時出力補償を
行う画像読取り装置において、 前記アナログ画像信号を増幅する第1の増幅器と、 前記アナログ暗時出力信号を増幅する、前記第1の増幅
器よりも増幅率の大きな第2の増幅器と、前記CCDラ
インセンサからの画像信号および暗時出力信号の読み出
しに同期して、前記両増幅器を切り換える切り換え手段
と、 を備えたものである。
効画素から得られるアナログ画像信号と、前記センサの
遮光画素から得られるアナログ暗時出力信号とをそれぞ
れ増幅した後、デジタル信号に変換し、前記遮光画素に
係るデジタル暗時出力信号に基づいて得られた黒基準値
を、1ライン分の各デジタル画像信号からそれぞれ差し
引くことにより、CCDラインセンサの暗時出力補償を
行う画像読取り装置において、 前記アナログ画像信号を増幅する第1の増幅器と、 前記アナログ暗時出力信号を増幅する、前記第1の増幅
器よりも増幅率の大きな第2の増幅器と、前記CCDラ
インセンサからの画像信号および暗時出力信号の読み出
しに同期して、前記両増幅器を切り換える切り換え手段
と、 を備えたものである。
また、第2の構成は、上記第1の構成において、前記第
1の増幅器および第2の増幅器に代えて、増幅率可変の
1つの増幅器を設け、 前記切り換え手段は、CCDラインセンサからのアナロ
グ暗時出力信号の読み出し時の前記1つの増幅器の増幅
率を、CCDラインセンサがらのアナログ画像信号の読
み出し時の増幅率よりも大きくさせるものとしたことで
ある。
1の増幅器および第2の増幅器に代えて、増幅率可変の
1つの増幅器を設け、 前記切り換え手段は、CCDラインセンサからのアナロ
グ暗時出力信号の読み出し時の前記1つの増幅器の増幅
率を、CCDラインセンサがらのアナログ画像信号の読
み出し時の増幅率よりも大きくさせるものとしたことで
ある。
〈作用〉
本発明の第1.第2いずれの構成によっても、有効画素
からの画像信号を増幅する際の増幅率よりも大きな増幅
率で、遮光画素からの暗時出力信号を増幅しているから
、この増幅された暗時出力信号をデジタル信号に変換し
た場合、デジタル化暗時出力信号に占められる量子化ノ
イズの割合は小さくなる。すなわち、A/D変換器の最
大入力レンジが有効に活用され、等偏曲にはA/D変換
器の精度を上げたことになる。したがって、暗時出力信
号に基づく黒基準値を各画像信号から差し引いて得られ
る出力補償済みの画像信号中に存在する暗時出力信号に
係る量子化ノイズが抑制される。
からの画像信号を増幅する際の増幅率よりも大きな増幅
率で、遮光画素からの暗時出力信号を増幅しているから
、この増幅された暗時出力信号をデジタル信号に変換し
た場合、デジタル化暗時出力信号に占められる量子化ノ
イズの割合は小さくなる。すなわち、A/D変換器の最
大入力レンジが有効に活用され、等偏曲にはA/D変換
器の精度を上げたことになる。したがって、暗時出力信
号に基づく黒基準値を各画像信号から差し引いて得られ
る出力補償済みの画像信号中に存在する暗時出力信号に
係る量子化ノイズが抑制される。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
ゴ3C(−二1−□〈22□乏すし−J令i−子クリ第
1図は本発明の第1の実施例に係るCCDラインセンサ
を用いた画像読取り装置の概略構成を示したブロック図
、第2図は装置各部で出力されたデジタル信号の模式図
である。
1図は本発明の第1の実施例に係るCCDラインセンサ
を用いた画像読取り装置の概略構成を示したブロック図
、第2図は装置各部で出力されたデジタル信号の模式図
である。
第1図において、第4図の各部と同一符号で示した部分
は、従来装置と同一、あるいは相当する構成部分を示し
ている。
は、従来装置と同一、あるいは相当する構成部分を示し
ている。
本実施例の特徴は、CCDラインセンサ1の各有効画素
から得られるアナログ画像信号を増幅する増幅率n倍の
第1の増幅器2aと、CCDラインセンサ1の各遮光画
素から得られるアナログ暗時出力信号を増幅する、第1
の増幅器2aよりも大きな増幅率mをもった第2の増幅
器2bとを備え、これらの増幅器2a、2bをCCDラ
インセンサ1からの信号読み出しに同期して切り換え使
用するだめのセレクタ10などを備えたことにある。
から得られるアナログ画像信号を増幅する増幅率n倍の
第1の増幅器2aと、CCDラインセンサ1の各遮光画
素から得られるアナログ暗時出力信号を増幅する、第1
の増幅器2aよりも大きな増幅率mをもった第2の増幅
器2bとを備え、これらの増幅器2a、2bをCCDラ
インセンサ1からの信号読み出しに同期して切り換え使
用するだめのセレクタ10などを備えたことにある。
増幅器2aの増幅率nは、CCDラインセンサ1の最大
出力が、A/D変換器3の最大入力レンジを越えないよ
うに予め設定されている。一方、第2の増幅器2bの増
幅率mは、第1の増幅器2aよりも4ビツト分(16倍
)だけ増幅率を高く設定している。第2の増幅器2bの
増幅率mは、第1の増幅器2aの増幅率nよりも高く、
また、A/D変換器3の入力最大レンジを越えない限り
、特に限定されないが、後にデジタル処理的に行われる
黒基準値の作成処理との関係から、2の累乗に設定され
るのが好ましい。
出力が、A/D変換器3の最大入力レンジを越えないよ
うに予め設定されている。一方、第2の増幅器2bの増
幅率mは、第1の増幅器2aよりも4ビツト分(16倍
)だけ増幅率を高く設定している。第2の増幅器2bの
増幅率mは、第1の増幅器2aの増幅率nよりも高く、
また、A/D変換器3の入力最大レンジを越えない限り
、特に限定されないが、後にデジタル処理的に行われる
黒基準値の作成処理との関係から、2の累乗に設定され
るのが好ましい。
セレクタ10は、次の各構成によって切り換え制御され
る。すなわち、クロンク発生器11から出力されるクロ
ックパルスに応じてCCDラインセンサ1から各画素の
信号が読み出される。カウンタ12は、このクロックパ
ルスを計数することにより、CCDラインセンサ1で読
み出し対象となっている画素の位置を検出する。ORゲ
ート13は、前記カウンタ12の所定出力ビツト端子に
接続し、CCDラインセンサ1の遮光画素が読み出され
ている間、上記出力ビットの何れかがF H、ルヘルに
なることにより、遮光画素の読み出し期間中、セレクタ
10に対してF Hルベルの制御信号を出力する。これ
によりセレクタ10は、第2の増幅器2b側のスイッチ
10bをON状態に、スイッチ10aをOFF状態にす
る。一方、CCDラインセンサ1の有効画素の読み出し
期間中は、セレクタ10にFl−(レベルの制御信号が
与えられることにより、第1の増幅器2a側のスイッチ
10aがON状態に選択される。
る。すなわち、クロンク発生器11から出力されるクロ
ックパルスに応じてCCDラインセンサ1から各画素の
信号が読み出される。カウンタ12は、このクロックパ
ルスを計数することにより、CCDラインセンサ1で読
み出し対象となっている画素の位置を検出する。ORゲ
ート13は、前記カウンタ12の所定出力ビツト端子に
接続し、CCDラインセンサ1の遮光画素が読み出され
ている間、上記出力ビットの何れかがF H、ルヘルに
なることにより、遮光画素の読み出し期間中、セレクタ
10に対してF Hルベルの制御信号を出力する。これ
によりセレクタ10は、第2の増幅器2b側のスイッチ
10bをON状態に、スイッチ10aをOFF状態にす
る。一方、CCDラインセンサ1の有効画素の読み出し
期間中は、セレクタ10にFl−(レベルの制御信号が
与えられることにより、第1の増幅器2a側のスイッチ
10aがON状態に選択される。
次に、第2図を参照して上述した実施例装置の動作を説
明する。
明する。
CCDラインセンサ1の有効画素から読み出された画像
信号は、増幅率n倍の第1の増幅器2aで増幅された後
、セレクタ10のスイッチ10aを介してA/D変換器
3に入力され、第2図(a)に示すような8ビツトのデ
ジタル画像信号に変換され、減算補正回路4の一方入力
として与えられる。
信号は、増幅率n倍の第1の増幅器2aで増幅された後
、セレクタ10のスイッチ10aを介してA/D変換器
3に入力され、第2図(a)に示すような8ビツトのデ
ジタル画像信号に変換され、減算補正回路4の一方入力
として与えられる。
一方、CCDラインセンサ1の遮光画素から読み出され
た暗時出力信号は、増幅率m(ただし、この実施例では
m=nX16倍)の第2の増幅器2bで増幅された後、
セレクタ10のスイッチ10bを介してA/D変換器3
に入力されて、8ビツトのデジタル暗時出力信号に変換
される。第2図(b)はデジタル化された暗時出力信号
を示している。アナログ暗時出力信号は、画像信号に対
して16倍だけ大きく増幅されており、等偏曲には4ビ
ツト分だけ精度よ<A/D変換されるので、第2図(b
)のデジタル暗時出力信号は、デジタル画像信号に対し
て4ビツト分だけ下位方向にずらして描いである。
た暗時出力信号は、増幅率m(ただし、この実施例では
m=nX16倍)の第2の増幅器2bで増幅された後、
セレクタ10のスイッチ10bを介してA/D変換器3
に入力されて、8ビツトのデジタル暗時出力信号に変換
される。第2図(b)はデジタル化された暗時出力信号
を示している。アナログ暗時出力信号は、画像信号に対
して16倍だけ大きく増幅されており、等偏曲には4ビ
ツト分だけ精度よ<A/D変換されるので、第2図(b
)のデジタル暗時出力信号は、デジタル画像信号に対し
て4ビツト分だけ下位方向にずらして描いである。
デジタル化暗時出力信号は加算回路6に与えられ、ここ
で16個の遮光画素の暗時出力信号が加算される。第2
図(C)は加算された暗時出力信号を示している。加算
された暗時出力信号は次段の14ビツトの出力端子をも
つシフト回路7において、4ビツトだけ下位方向にシフ
トされ、平均化される。
で16個の遮光画素の暗時出力信号が加算される。第2
図(C)は加算された暗時出力信号を示している。加算
された暗時出力信号は次段の14ビツトの出力端子をも
つシフト回路7において、4ビツトだけ下位方向にシフ
トされ、平均化される。
このとき、−L位4ビットにそれぞれFOJIがセット
されることにより、増幅率2a、2bの増幅率の違いが
補正される。第2図(d)はシフト回路7から出力され
た平均化暗時出力信号(黒基準値)を示している。この
黒基準値はラッチ回路8を介して減算補正回路4に他方
入力として与えられる。
されることにより、増幅率2a、2bの増幅率の違いが
補正される。第2図(d)はシフト回路7から出力され
た平均化暗時出力信号(黒基準値)を示している。この
黒基準値はラッチ回路8を介して減算補正回路4に他方
入力として与えられる。
減算補正回路4は第2図(a)に示したデジタル画像信
号から、第2図(d)に示した黒基準値を差し引くこと
により、出力補償された第2図(e)に示すような出力
補償済みの画像信号を出力する。なお、第2図(f)は
、従来装置で得られた出力補償済みの画像信号を参考的
に示している。第2図(e)と(f)を比較して明らか
なように、本実施例ではアナログ暗時出力信号を画像信
号に対して16倍だけ大きな増幅率で拡大したのちに、
デジタル信号に変換しているので、暗時出力信号に含ま
れる量子化ノイズは、第2図げ)の従来装置の場合に比
べて4ビット分だけ下位方向にシフトシている。換言す
れは、暗時出力信号の量子化ノイズは従来装置の場合に
比べて】/16に縮小されているので、この出力補償済
みの画像信号を対数変換して、最終的な印刷物を作成し
ても、暗時出力信号の量子化ノイズによるずじ状のノイ
ズはほとんど確認されず、高品質の画質を得ることがで
きる。
号から、第2図(d)に示した黒基準値を差し引くこと
により、出力補償された第2図(e)に示すような出力
補償済みの画像信号を出力する。なお、第2図(f)は
、従来装置で得られた出力補償済みの画像信号を参考的
に示している。第2図(e)と(f)を比較して明らか
なように、本実施例ではアナログ暗時出力信号を画像信
号に対して16倍だけ大きな増幅率で拡大したのちに、
デジタル信号に変換しているので、暗時出力信号に含ま
れる量子化ノイズは、第2図げ)の従来装置の場合に比
べて4ビット分だけ下位方向にシフトシている。換言す
れは、暗時出力信号の量子化ノイズは従来装置の場合に
比べて】/16に縮小されているので、この出力補償済
みの画像信号を対数変換して、最終的な印刷物を作成し
ても、暗時出力信号の量子化ノイズによるずじ状のノイ
ズはほとんど確認されず、高品質の画質を得ることがで
きる。
第1辺渓省旺1
第3図は本発明の第2の実施例の要部のみを示すブロッ
ク図である。
ク図である。
この第2の実施例は、第1図の2つの増幅器2aおよび
2bに代えて、増幅率可変の1つの増幅器2cを用いた
ものである。増幅器2cは、異なる抵抗値の入力抵抗R
a、Rbを並列に備えており、Ra>Rbである。なお
、第3図中のRは帰還抵抗であり、その他の符号は第1
図と同じであるので、その説明を省略する。
2bに代えて、増幅率可変の1つの増幅器2cを用いた
ものである。増幅器2cは、異なる抵抗値の入力抵抗R
a、Rbを並列に備えており、Ra>Rbである。なお
、第3図中のRは帰還抵抗であり、その他の符号は第1
図と同じであるので、その説明を省略する。
この実施例においても、上述の第1の実施例と同様に、
CCDラインセンサ1の有効画素からの画像信号は、セ
レクタ10のスイツチ]Oaを経た後、増幅器2cにて
増幅率nで増幅される。一方、遮光画素からの暗時出力
信号は、スイッチ]、Obを経た後、増幅率m(ただし
m<n)で増幅される。
CCDラインセンサ1の有効画素からの画像信号は、セ
レクタ10のスイツチ]Oaを経た後、増幅器2cにて
増幅率nで増幅される。一方、遮光画素からの暗時出力
信号は、スイッチ]、Obを経た後、増幅率m(ただし
m<n)で増幅される。
したがって、A/D変換後の暗時出力信号の量子化ノイ
ズは、従来例に比べて激減する。
ズは、従来例に比べて激減する。
天勿叫p凌形朋−
なお、上述の実施例では1つのCCDラインセンサを使
って画像を読み取る装置を例に採って説明したが、本発
明は青(B)、緑(G)、赤(R)に対応した3個のC
CDラインセンサを使って、カラー原稿を同時に読み取
るような画像読取り装置にも適用することが可能である
。
って画像を読み取る装置を例に採って説明したが、本発
明は青(B)、緑(G)、赤(R)に対応した3個のC
CDラインセンサを使って、カラー原稿を同時に読み取
るような画像読取り装置にも適用することが可能である
。
また、実施例では出力補償済めの画像信号を14ピツI
・構成にしたが、下位4ヒントを切り捨てて、従来装置
と同様の10ビツト構成の画像信号に変換して、以後の
処理を行うようにしてもよい。
・構成にしたが、下位4ヒントを切り捨てて、従来装置
と同様の10ビツト構成の画像信号に変換して、以後の
処理を行うようにしてもよい。
〈発明の効果〉
以上の説明から明らかなように、本発明によれは、CC
Dラインセンサの有効画素から読み出された画像信号を
増幅する際の増幅率よりも、遮光画素から読み出された
暗時出力信号を増幅する際の増幅率を大きくして、暗時
出力信号を拡大した後にA/D変換しているので、A/
D変換器の最大入力レンジが有効に利用され、換言すれ
は、暗時出力信号が精度よくデジタル信号に変換される
。
Dラインセンサの有効画素から読み出された画像信号を
増幅する際の増幅率よりも、遮光画素から読み出された
暗時出力信号を増幅する際の増幅率を大きくして、暗時
出力信号を拡大した後にA/D変換しているので、A/
D変換器の最大入力レンジが有効に利用され、換言すれ
は、暗時出力信号が精度よくデジタル信号に変換される
。
したがって、それだけ暗時出力信号(黒基準値)の量子
化ノイズは、画像信号に対して小さいレベルになるので
、黒基準値の量子化ノイズに起因する印刷物」二のすし
状のノイズの発生を抑制することができる。
化ノイズは、画像信号に対して小さいレベルになるので
、黒基準値の量子化ノイズに起因する印刷物」二のすし
状のノイズの発生を抑制することができる。
第1図および第2図は本発明の第1の実施例に係り、第
1図ばCCDラインセンサを用いた画像読取り装置の概
略構成を示したブロック図、第2図は第1図の装置各部
から出力されるデジタル信号の模式図である。 第3図は本発明の第2の実施例の要部のみを示すブロッ
ク図である。 第4図および第5図は従来例に係り、第4図は従来装置
の概略構成を示したブ1−1ンク図、第5図は第4図の
装置各部から出力されるデジタル信号の模式図である。 1・・・CCDラインセン勺 2a・・・画像信号増幅用の第1の増幅器2b・・・暗
時出力信号増幅用の第2の増幅器2c・・・増幅率可変
の増幅器 3・・・A/D変換器 4・・・減算補正回路 5・・・黒基準値作成回路 6・・・加算回路 7・・・シフト回路 8・・・ランチ回路 9・・・対数変換回路
1図ばCCDラインセンサを用いた画像読取り装置の概
略構成を示したブロック図、第2図は第1図の装置各部
から出力されるデジタル信号の模式図である。 第3図は本発明の第2の実施例の要部のみを示すブロッ
ク図である。 第4図および第5図は従来例に係り、第4図は従来装置
の概略構成を示したブ1−1ンク図、第5図は第4図の
装置各部から出力されるデジタル信号の模式図である。 1・・・CCDラインセン勺 2a・・・画像信号増幅用の第1の増幅器2b・・・暗
時出力信号増幅用の第2の増幅器2c・・・増幅率可変
の増幅器 3・・・A/D変換器 4・・・減算補正回路 5・・・黒基準値作成回路 6・・・加算回路 7・・・シフト回路 8・・・ランチ回路 9・・・対数変換回路
Claims (2)
- (1)CCDラインセンサの有効画素から得られるアナ
ログ画像信号と、前記センサの遮光画素から得られるア
ナログ暗時出力信号とをそれぞれ増幅した後、デジタル
信号に変換し、前記遮光画素に係るデジタル暗時出力信
号に基づいて得られた黒基準値を、1ライン分の各デジ
タル画像信号からそれぞれ差し引くことにより、CCD
ラインセンサの暗時出力補償を行う画像読取り装置にお
いて、 前記アナログ画像信号を増幅する第1の増幅器と、 前記アナログ暗時出力信号を増幅する、前記第1の増幅
器よりも増幅率の大きな第2の増幅器と、前記CCDラ
インセンサからの画像信号および暗時出力信号の読み出
しに同期して、前記両増幅器を切り換える切り換え手段
と、 を備えたことを特徴とするCCDラインセンサを用いた
画像読取り装置。 - (2)請求項(1)記載のCCDラインセンサを用いた
画像読取り装置において、 前記第1の増幅器および第2の増幅器に代えて、増幅率
可変の1つの増幅器を設け、 前記切り換え手段は、CCDラインセンサからのアナロ
グ暗時出力信号の読み出し時の前記1つの増幅器の増幅
率を、CCDラインセンサからのアナログ画像信号の読
み出し時の増幅率よりも大きくさせるものとしたことを
特徴とするCCDラインセンサを用いた画像読取り装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2162293A JPH0453355A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | Ccdラインセンサを用いた画像読取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2162293A JPH0453355A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | Ccdラインセンサを用いた画像読取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0453355A true JPH0453355A (ja) | 1992-02-20 |
Family
ID=15751738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2162293A Pending JPH0453355A (ja) | 1990-06-20 | 1990-06-20 | Ccdラインセンサを用いた画像読取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0453355A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008271109A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Canon Inc | 撮像装置 |
-
1990
- 1990-06-20 JP JP2162293A patent/JPH0453355A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008271109A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Canon Inc | 撮像装置 |
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