JP2005142832A - 輪郭補正回路及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複雑な映像の輪郭補正を行う場合に不自然な輪郭補正を行うことを防ぐことができる輪郭補正回路及び撮像装置を提供する。
【解決手段】 加算器108、109は、水平バンドパスフィルタ102、垂直バンドパスフィルタ103、斜めバンドパスフィルタ104の出力するエッジ信号Yh、Yv、Ydを加算してエッジ信号Ymixを生成する。最大値検出回路110は、エッジ信号Yh、Yv、Ydにおける画素毎の最大値を検出して最大値信号Ymaxを生成する。最小値検出回路111は、エッジ信号Yh、Yv、Ydにおける画素毎の最小値を検出して最小値信号Yminを生成する。加重平均回路116は、エッジ信号Ymixの値に応じて重み付け係数を定め、エッジ信号Ymix及び最大値信号Ymaxまたは最小値信号Yminを重み付け係数に応じて加算して補正信号Yenhanceを出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像素子により撮像した撮像信号に対して輪郭補正を行う輪郭補正回路及びその輪郭補正回路を備える撮像装置に関するものである。
図4は、輪郭補正を行なう輪郭補正回路を備えた撮像装置の概略構成を示すブロック図である。図4において、レンズ401および光学フィルタ402は、被写体(不図示)の象を撮像素子403の撮像面上に結像する。ここで光学フィルタ402とは、例えば光学ローパスフィルタと赤外線カットフィルタを含む光学フィルタである。ここで、撮像素子403とは、例えば、CCD(Charge Coupled Device)センサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサである。尚、本実施形態における撮像素子403は、RGB(赤、緑、青)の色フィルタを有する撮像素子とするが、これに限定されるものではない。
A/D(アナログ/ディジタル)変換器404は、撮像素子403が出力する出力信号(アナログ信号)をディジタル信号(以下、撮像データとする)に変換するアナログ−ディジタル(A/D)変換を行う。OB(オプティカル ブラック)回路405は、A/D変換後の撮像データに対して黒引き(黒部分の調整)を実施する。WB(ホワイト バランス)回路406は、OB回路405が出力する撮像データに対してホワイトバランス処理を行う。色補間回路407は、WB回路406の出力する撮像データに対して各色画素毎に補間演算を行う。色変換MTX回路408は、色補間回路407が出力する補間演算後の撮像データ(RGB)に対してRGB信号からYUV信号へ変換する処理を行う。ここでYUV信号とは、輝度信号(Y信号)と、輝度信号と赤色成分の差の信号(U信号)と、輝度信号と青色成分の差の信号(V信号)からなる信号である。
その後、CSup回路(色抑圧回路)409にて色変換MTX回路408が出力するYUV信号に対して飽和部領域の色消し処理を行う。次に、UVGain回路410は、CSup回路409が出力するYUV信号のU信号とV信号のそれぞれに任意のゲインを独立にかける。
一方、WB回路406が出力した撮像データはY信号(輝度信号)作成回路412へも入力され、Y信号作成回路412は、この撮像データに対して補間演算などを施し輝度信号に変換する。その後、輪郭補正回路413は、Y信号作成回路412が出力する輝度信号に対して輪郭強調などの輪郭補正処理を行う。
次に、ConvRGB回路411は、UVGain回路410の出力信号であるUV信号と輪郭補正回路413の出力信号である輝度信号を用いて、RGBデータに変換する。次に、ガンマ補正回路414は、ConvRGB回路411が出力するRGBデータに対してガンマ補正を行う。次に、JPG変換回路415は、ガンマ補正回路414が出力するRGBデータをJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式の画像データであるJPEG画像データに変換して出力する。尚、図4には示していないが、JPG変換回路415が出力するJPEG画像データは例えば撮像装置に着脱可能な記録メディアに記録される。
図5は、輪郭補正回路413の従来の回路構成を示すブロック図である。図5において、輝度信号作成回路501は、Y信号作成回路412が出力する輝度信号を基にメイン輝度信号を作成して出力する。次に、水平バンドパスフィルタ502は、輝度信号作成回路501が出力するメイン輝度信号に対して水平方向のエッジ成分を検出して、水平エッジ信号を出力する。その後ゲイン回路505は、水平バンドパスフィルタ502が出力する水平エッジ信号に対して任意のゲインをかけることによって振幅調整を実施する。
同様に、垂直バンドパスフィルタ503及び斜めバンドパスフィルタ504も同様の処理によって、メイン輝度信号に対してそれぞれの方向のエッジ成分を検出して、垂直エッジ信号及び斜めエッジ信号を出力する。また、ゲイン回路506及びゲイン回路507は、垂直エッジ信号及び斜めエッジ信号の振幅調整を行う。
次に、加算器508、509により、水平エッジ信号と垂直エッジ信号と、斜めエッジ信号を加算して輪郭補正信号を出力する。次に、ゲイン回路510は、加算後の輪郭補正信号の振幅調整を行う。最後に、加算回路511は、輝度信号作成回路501が出力するメイン輝度信号とゲイン回路510が出力する輪郭補正信号とを加算することで、輪郭補正後の輝度信号を出力する。
例えば、隣接する画素間の色相差を検出する色エッジ検出回路と、色エッジ検出回路により検出された色相差に基づいて決定したゲインにより輝度信号を増幅して、画像のエッジを強調することで、色エッジジャギがエッジ強調により強調されてしまうことを大幅に低減し、高品位な輝度信号を作成することができる信号処理装置に関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−010289号公報
しかしながら、上述した従来の輪郭補正回路413では、水平、垂直、斜めの各方向のエッジ信号が加算され最終のエッジ信号が作成されるため、各方向のエッジ信号の振幅がそれぞれ大きい場合には、互いに重複されるため、最終のエッジ信号の振幅が異常に大きくなってしまうという問題がある。その結果、被写体の模様によってはエッジの強弱が異なり、輪郭補正後の画像が画質劣化してしまう大きな要因となっていた。ここで、上述した問題が発生する空間周波数上の領域について説明する。図6は、空間周波数領域において水平エッジ信号、垂直エッジ信号、斜めエッジ信号が占める領域を示す図である。尚、図6において、横軸が水平方向の空間周波数軸であり、縦軸が垂直方向の空間周波数軸であり、原点に近づくほど低周波数である。また、図6において、水平バンドパスフィルタ502によって検出される領域がH、垂直バンドバスフィルタ503によって検出される領域がV、斜めバンドパスフィルタ504によって検出される領域がDとする。図6において、例えば、矢印aで示す領域における矢印方向の水平エッジ信号と斜めエッジ信号は重なり合ってしまうので、上述した問題が発生する。
図7は、図6の矢印aの部分における異常に大きな振幅のエッジ信号の生成例を示す図である。図7において、水平エッジ信号701Hは、図6の矢印aの領域における水平バンドパスフィルタ502が出力する水平エッジ信号例であり、斜めエッジ信号702Dは、図6の矢印aの領域における斜めバンドパスフィルタ504が出力する斜めエッジ信号例である。この場合(垂直エッジ信号は振幅0とする)、最終のエッジ信号703Mixの最大振幅は、図7に示すように、異常に大きな振幅となってしまう。これにより、異常に大きな振幅の補正信号で補正することを原因とする不自然な輪郭補正が行われるという問題がある。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、複雑な映像の輪郭補正を行う場合に不自然な輪郭補正を行うことを防ぐことができる輪郭補正回路及び撮像装置を提供することを目的とする。
この発明は、上述した課題を解決すべくなされたもので、本発明による輪郭補正回路においては、画素単位でサンプリングされたディジタル画像信号の高周波数成分を抽出して高周波信号を出力する複数のバンドパスフィルタと、複数のバンドパスフィルタの高周波信号群を加算して第1の高周波信号を生成する加算手段と、高周波信号群におけるサンプリング毎の最大値を検出して第2の高周波信号を生成する最大値検出手段と、高周波信号群におけるサンプリング毎の最小値を検出して第3の高周波信号を生成する最小値検出手段と、第1の高周波信号の値に応じて第1の高周波信号、第2の高周波信号及び第3の高周波信号に対する重み付けを定め、第1の高周波信号と第2の高周波信号または第3の高周波信号を重み付けに応じて加算して第4の高周波信号を生成する重み付け加算手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明による撮像装置においては、上記輪郭補正回路を具備することを特徴とする。
本発明による輪郭補正回路及び撮像装置は、高周波信号を抽出する複数のバンドパスフィルタが出力する高周波信号群を加算して第1の高周波信号を生成し、それら高周波信号群における画素(サンプリング)毎の最大値を検出して第2の高周波信号を生成し、それら高周波信号群における画素(サンプリング)毎の最小値を検出して第3の高周波信号を生成し、第1の高周波信号の値に応じて第1の高周波信号、第2の高周波信号及び第3の高周波信号に対する重み付けを定め、第1の高周波信号と第2の高周波信号または第3の高周波信号を重み付けに応じて加算して第4の高周波信号を生成するので、例えば第1の高周波信号が異常に大きな値である場合には、第1の高周波信号の重み付けを低く定め、第2の高周波信号または第3の高周波信号に重み付けを高く定めることで、重み付けに応じて加算した第4の高周波信号は、異常に大きくない値とすることができる。これにより、複雑な映像の輪郭補正を行う場合に、異常に大きな補正信号で補正することが原因で不自然な輪郭補正を行うことを防ぐことができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
まず、本発明の一実施形態である撮像装置の輪郭補正回路の概略構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態である輪郭補正回路の概略構成を示す図である。なお、この図1に示す本実施形態の輪郭補正回路は、例えば図4に示した撮像装置に適用することが可能である。すなわち、図4に示した撮像装置の輪郭補正回路413の回路構成が図1に示す構成であれば、当該撮像装置は、本発明の一実施形態における撮像装置である。以下、図1の輪郭補正回路を図4の輪郭補正回路413として説明する。
101は、輝度信号作成回路であり、図4のY信号作成回路412が出力する輝度信号を基にメイン輝度信号を作成して出力する。102は、水平バンドパスフィルタであり、輝度信号作成回路101が出力するメイン輝度信号に対して水平方向のエッジ成分を検出して、水平エッジ信号を出力する。103は、垂直バンドパスフィルタであり、輝度信号作成回路101が出力するメイン輝度信号に対して垂直方向のエッジ成分を検出して、垂直エッジ信号を出力する。104は、斜めバンドパスフィルタであり、輝度信号作成回路101が出力するメイン輝度信号に対して斜め方向のエッジ成分を検出して、斜めエッジ信号を出力する。
105は、ゲイン回路であり、水平バンドパスフィルタ102が出力する水平エッジ信号に対して任意のゲインをかけることによって振幅調整を実施し、振幅調整後の水平エッジ信号Yhを出力する。同様に106及び107は、ゲイン回路であり、垂直バンドパスフィルタ103及び斜めバンドパスフィルタ104が出力する垂直エッジ信号及び斜めエッジ信号に対して任意のゲインをかけることによって振幅調整を実施し、振幅調整後の垂直エッジ信号Yv及び斜めエッジ信号Ydを出力する。
108は、加算器であり、水平エッジ信号Yhと垂直エッジ信号Yvを加算する。109は、加算器であり、加算器108の出力と斜めエッジ信号Ydを加算して、エッジ信号Ymixを出力する。すなわち、加算器108、109により、下記の(式1)に示すような水平エッジ信号Yh、垂直エッジ信号Yv及び斜めエッジ信号Ydを加算する処理を行い、エッジ信号Ymixを出力する。
Ymix = Yh + Yv + Yd (式1)
110は、最大値検出回路であり、水平エッジ信号Yh、垂直エッジ信号Yv及び斜めエッジ信号Ydの中から画素毎の最大の値を検出して、最大値信号Ymaxを出力する。111は、最小値検出回路であり、水平エッジ信号Yh、垂直エッジ信号Yv及び斜めエッジ信号Ydの中から画素毎の最小の値を検出して、最小値信号Yminを出力する。112は、ゲイン回路であり、最大値信号Ymaxの振幅調整を行う。113は、ゲイン回路であり、最小値信号Yminの振幅調整を行う。114は、選択回路であり、エッジ信号Ymixが正の場合はゲイン回路112が出力する振幅調整後の最大値信号Ymaxを選択して選択信号Yselとして出力し、エッジ信号Ymixが負の場合はゲイン回路113が出力する振幅調整後の最小値信号Yminを選択して選択信号Yselとして出力する。
115は、減算器であり、エッジ信号Ymixから選択信号Yselを減算して、差分信号Ydiffを出力する。尚、本実施形態においては、差分信号Ydiffはエッジ信号Ymixと選択信号Yselの差分の絶対値となる信号である。
116は、加重平均回路であり、差分信号Ydiffを用いて、エッジ信号(第1の高周波信号)Ymixと選択信号(第2の高周波信号)Yselを加重平均して、補正信号Yenhance出力する。具体的には、加重平均回路116は、差分信号Ydiffを用いて加重加算係数α(0≦α≦1)を算出するための、図3に示すような入出力特性を持つ加重加算係数算出回路(図示せず)を具備している。この加重加算係数算出回路は、エッジ信号Ymixと選択信号Yselを加算する比率(以下、加算比率とする)を定める加重加算係数αを、差分信号Ydiffに応じて算出する。図3に示すように、加重加算係数算出回路は、差分信号Ydiffの値が大きいほど加重加算係数αの値が1または1に近い値となるよう加重加算係数αを算出し、差分信号Ydiffの値が小さいほど加重加算係数αの値が0または0に近い値となるよう加重加算係数αを算出する。そして、加重平均回路116は、差分信号Ydiffを基に算出した加重加算係数αと、エッジ信号Ymix及び選択信号Yselを用いて以下の(式2)を計算することで、補正信号Yenhanceを出力する。
Yenhance = Ysel×α+Ymix×(1−α) … (式2)
すなわち、加重平均回路116は、差分信号Ydiffが大きい場合は、例えば図6のaに示すように各バンドパスフィルタの出力が重なりあっている領域でエッジ信号Ymixが異常に大きくなりすぎていると判断して、例えば加重加算係数α=1.0として(式2)を計算して補正信号Yenhanceを算出する。これにより、補正信号Yenhanceは、選択信号Yselの加算比率が大きく、エッジ信号Ymixの加重比率が小さいので、異常に大きくなりすぎているエッジ信号Ymixの影響を受けない値とすることができる。また、差分信号Ydiffが小さい場合は、加重平均回路116は、例えば各バンドパスフィルタの出力が独立している領域、または、各バンドパスフィルタの出力が重複している領域であってもエッジ信号Ymixが小振幅であると判断して、例えば加重加算係数α=0.0として(式2)を計算して補正信号Yenhanceを算出する。この場合は、補正信号Yenhanceは、選択信号Yselの加算比率が小さく、エッジ信号Ymixの加重比率が大きいので、エッジ信号Ymixの値を利用して効果的な輪郭補正を行うことができる。
尚、加重加算係数算出回路の入出力特性は図3に示す特性に限定されるものではなく、差分信号Ydiffの値が大きいほど加重加算係数αの値が1に近い値となり、差分信号Ydiffの値が小さいほど加重加算係数αの値が0に近い値となるように加重加算係数αを算出するような入出力特性であってもよい。
次に、図1に示した輪郭補正回路413の動作について、具体的な信号波形例を示す図2−1及び図2−2を用いて説明する。図2−1及び図2−2は、図1に示した輪郭補正回路413の各ブロックにおける出力信号波形例を示す図である。なお、図2−1及び図2−2に示す信号波形例は、例えば図6の矢印aの周波数領域における縦シマ被写体を撮像した場合の輝度信号が輪郭補正回路413に入力され処理される際の信号波形例について示している(垂直バンドパスフィルタ103の出力は0である。)。また、図2−1及び図2−2に示すように、輝度信号および輝度信号を処理した各種信号はディジタル信号であり、画素毎にサンプリングされた離散値から成る信号である。
図2−1において、201は、水平バンドパスフィルタ102の出力信号の振幅を調整したゲイン105が出力する水平エッジ信号Yhの信号波形を示している。202は、斜めバンドパスフィルタ104の出力信号の振幅を調整したゲイン107が出力する斜めエッジ信号Ydの信号波形を示している。図2−2の203は、加算回路108、109によって水平エッジ信号Yhの信号波形201と斜めエッジ信号Ydの信号波形202が加算されることで生成されるエッジ信号Ymix(第1の高周波信号)の信号波形を示す。
また、図2−1の204は、信号波形201及び信号波形202から最大値を検出する最大値検出回路110が出力する最大値信号Ymaxの信号波形を示す。205は、信号波形201及び信号波形202から最小値を検出する最小値検出回路111が出力する最小値信号Yminの信号波形を示す。206は、最大値信号Ymaxの振幅を調整後にゲイン回路112が出力する信号の信号波形を示す。207は、最小値信号Yminの振幅を調整後にゲイン回路113が出力する信号の信号波形を示す。
次に、選択回路114によってエッジ信号Ymixが正の場合は信号波形206が選択され、エッジ信号Ymixが負の場合は信号波形207が選択される。図2−2の208は、この選択回路114が出力する選択信号Yselの信号波形を示す。信号波形208に示すように、選択信号Yselは、各バンドパスフィルタが出力する信号の最大値および最小値を組み合わせた信号である。
次に、減算器115は、エッジ信号Ymixの信号波形203と選択信号Yselの信号波形208との差分の絶対値である差分信号Ydiffを生成する。次に、加重平均回路116は、差分信号Ydiffの値を基に、エッジ信号Ymixおよび選択信号Yselを加重平均する処理を行い信号波形209に示す補正信号Yenhanceを出力する。この信号波形209に示されるように、信号波形203においてエッジ信号Ymixが異常に大きな値をとる場合は、信号波形208の選択信号Yselの値に等しいまたは近い値(異常に大きくない値)を出力することができる。
なお、撮像装置の概略構成は図4に示す限りではなく、輝度信号やRGB信号などの画像信号に対して輪郭補正回路により輪郭補正可能な構成であればよい。また、輪郭補正を行う対象も、輝度信号に限らず、RGB信号や補色信号などに対する輪郭補正にたいしても適用可能である。また、図1に示した輪郭補正回路413においては、3種類のバンドパスフィルタを備える構成を示したが、この限りではなく、少なくとも2種類のバンドパスフィルタを備える構成であればよい。また、図1に示した輪郭補正回路413には、種々の箇所にゲイン回路を設けてあるが、振幅調整の必要がなければ任意のゲイン回路を省いても構わない。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明の一実施形態である輪郭補正回路の概略構成を示す図である。 図1に示した輪郭補正回路413の各ブロックにおける出力信号波形例を示す図である。 図1に示した輪郭補正回路413の各ブロックにおける出力信号波形例を示す図である。 加重平均回路116が備える加重加算係数算出回路の入出力特性を示す図である。 輪郭補正を行う輪郭補正回路を備えた撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 輪郭補正回路413の従来の回路構成を示すブロック図である。 空間周波数領域において水平エッジ信号、垂直エッジ信号、斜めエッジ信号が占める領域を示す図である。 図6の矢印aの部分における異常に大きな振幅のエッジ信号の生成例を示す図である。
符号の説明
101 輝度信号作成回路
102 水平バンドパスフィルタ
103 垂直バンドパスフィルタ
104 斜めバンドパスフィルタ
105〜107 ゲイン回路
108〜109 加算器
110 最大値検出回路
111 最小値検出回路
112〜113 ゲイン回路
114 選択回路
115 減算器
116 加重平均回路
117 ゲイン回路
118 加算器
413 輪郭補正回路

Claims (6)

  1. 画素単位でサンプリングされたディジタル画像信号の高周波数成分を抽出して高周波信号を出力する複数のバンドパスフィルタと、
    前記複数のバンドパスフィルタの高周波信号群を加算して第1の高周波信号を生成する加算手段と、
    前記高周波信号群における前記サンプリング毎の最大値を検出して第2の高周波信号を生成する最大値検出手段と、
    前記高周波信号群における前記サンプリング毎の最小値を検出して第3の高周波信号を生成する最小値検出手段と、
    前記第1の高周波信号の値に応じて前記第1の高周波信号、前記第2の高周波信号及び前記第3の高周波信号に対する重み付けを定め、前記第1の高周波信号と前記第2の高周波信号または前記第3の高周波信号を前記重み付けに応じて加算して第4の高周波信号を生成する重み付け加算手段と
    を具備することを特徴とする輪郭補正回路。
  2. 前記重み付け加算手段は、前記第1の高周波信号が正の値の場合には、前記第1の高周波信号と前記第2の高周波信号を前記重み付けに応じて加算し、前記第1の高周波信号が負の値の場合には、前記第1の高周波信号と前記第3の高周波信号を前記重み付けに応じて加算することで前記第4の高周波信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の輪郭補正回路。
  3. 前記重み付け加算手段は、前記第1の高周波信号が正の値の場合には、前記第1の高周波信号と前記第2の高周波信号の差分に応じて前記重み付けを定め、前記第1の高周波信号と前記第2の高周波信号を前記重み付けに応じて加算し、前記第1の高周波信号が負の値の場合には、前記第1の高周波信号と前記第3の高周波信号の差分に応じて前記重み付けを定め、前記第1の高周波信号と前記第3の高周波信号を前記重み付けに応じて加算することで前記第4の高周波信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の輪郭補正回路。
  4. 前記重み付け加算手段は、前記第1の高周波信号が正の値の場合には、前記差分の増加に応じて前記第1の高周波信号に対する重み付けを前記第2の高周波信号に対する重み付けよりも減少させ、前記第1の高周波信号が負の値の場合には、前記差分の増加に応じて前記第1の高周波信号に対する重み付けを前記第3の高周波信号に対する重み付けよりも減少させる特性となるよう前記重み付けを定めることを特徴とする請求項3に記載の輪郭補正回路。
  5. 前記バンドパスフィルタの種類は、前記ディジタル画像信号により形成される画像に対して高周波数成分を抽出する方向の違いにより定まることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の輪郭補正回路。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の輪郭補正回路を具備する撮像装置。
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