JPH0453093Y2 - - Google Patents

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JPH0453093Y2
JPH0453093Y2 JP19669886U JP19669886U JPH0453093Y2 JP H0453093 Y2 JPH0453093 Y2 JP H0453093Y2 JP 19669886 U JP19669886 U JP 19669886U JP 19669886 U JP19669886 U JP 19669886U JP H0453093 Y2 JPH0453093 Y2 JP H0453093Y2
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video
video output
amplifier circuit
section
output device
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ビデオ入力信号を適宜増幅して陰
極線管(以下CRTという)のカソードに供給す
るCRTデイスプレイ装置のビデオ出力装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来、CRTのビデオ出力装置の実装技術とし
て、CRTのシヤーシ側に固定されるメイン基板
側にビデオドライブ部とビデオ出力部とからなる
ビデオ増幅回路を実装し、このビデオ増幅回路の
出力端子とCRTのネツク基板の入力側端子とを
ワイヤ配線等により接続し、ビデオ出力信号を伝
送するよう構成するものが知られている。ここ
で、ビデオ増幅回路からのビデオ出力信号は非常
に高周波数であるため、出力インピーダンスによ
つて大きな損失を受ける。そのため、ビデオ出力
部を形成する増幅回路としては、高出力を得られ
るプツシユプル増幅回路が用いられている。
しかしながら、プツシユプル増幅回路用のトラ
ンジスタとして適当な物が少なくしかも製作コス
トが増大する難点がある。また、近年のワードプ
ロセツサおよびCAD/CAMシステム等の発達に
伴い超高解像型のCRTが必要とされ、それに従
つて数百MHzの帯域幅を有するビデオ増幅回路が
要求されるようになつた。そのため、メイン基板
上に実装したビデオ出力部によつて発生したビデ
オ出力信号をワイヤ配線によつて接続したCRT
のネツク基板の入力側端子に伝送する方法では、
搬送波によつて発生するスプリアスが増大し、こ
の影響で回路に電波障害を生じる難点がある。こ
れを防止するにはビデオ出力部とCRTのネツク
への信号入力部との距離を極力短くする必要があ
り、そのためにビデオドライブ部およびビデオ出
力部をCRTのネツク基板に実装する手段も考え
られるが、ネツク基板の重量が増大するためあま
り実用的ではない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前述したように、従来のビデオ出力装置におい
ては、信号周波数の広帯域化に伴つて、製作コス
トが増大するばかりでなく、搬送波によつて発生
するスプリアスが著しく増大し、これによつて電
波障害を発生する難点がある。
そこで、本考案の目的は、プツシユプル増幅回
路を用いることなくCRTのネツク基板上の部品
点数を最小限度に抑え、しかも周波数特性の広帯
域化を実現することができるビデオ出力装置を提
供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係るビデオ出力装置は、ビデオドライ
ブ部とビデオ出力部とからなるビデオ増幅回路を
備え、前記ビデオドライブ部に入力されたビデオ
入力信号を適宜増幅して前記ビデオ出力部より陰
極線管のカソードに供給するよう構成したビデオ
出力装置において、ビデオ出力装置のメイン基板
上に前記ビデオ増幅回路のビデオドライブを実装
し、陰極線管のネツク基板上に前記ビデオ増幅回
路のビデオ出力部を実装し、これらのビデオドラ
イブ部およびビデオ出力部を同軸ケーブルを介し
て結合することを特徴とする。
前記のビデオ出力装置において、ビデオドライ
ブ部はエミツタ接地増幅回で構成し、ビデオ出力
部はベース接地増幅回路で構成し、これらの増幅
回路を同軸ケーブルを介してカスケード接続によ
り結合することができる。
〔作用〕
本考案に係るビデオ出力装置によれば、ビデオ
ドライブ部とビデオ出力部とからなるビデオ増幅
回路を備え、前記ビデオドライブ部に入力された
ビデオ信号を適宜増幅して前記ビデオ出力部より
CRTのカードに供給するよう構成したビデオ出
力装置において、前記ビデオ増幅回路のビデオド
ライブ部とビデオ出力部とをそれぞれビデオ出力
装置のメイン基板上とCRTのネツク基板上とに
分割配置することにより、プツシユプル増幅回路
を用いることなくビデオ入力信号を有効に増幅し
てCRTのカードに供給することができ、しかも
CRTのネツク基板の実装部品点数を最小限に抑
えることができる。
また、前記メイン基板上に配置されたビデオド
ライブ部とネツク基板上に配置されたビデオ出力
部とを同軸ケーブルを介して接続することによ
り、高周波信号の伝搬により発生する電波障害を
有効に防止することができる。
さらに、前記ネツク基板上に配置されるビデオ
出力部をベース接地増幅回路で構成することによ
りビデオ出力部側の入力インピーダンスを低減
し、出力周波数の広帯域化を実現することができ
る。また、ネツク基板にビデオ出力部を配設する
ことにより、ビデオ出力部とCRTとの接続距離
を短縮してこの間の出力損失を低減することがで
きる。
〔実施例〕
次に本考案に係るビデオ出力装置の実施例につ
き添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は本考案に係るビデオ出力装置の一実施
例を示すCRTデイスプレイの回路構成図である。
第1図において、参照符号10はCRT、12は
このCRTの入力側回路を実装するためのネツク
基板、14はメイン基板を示し、両基板12,1
4は同軸ケーブル18により接合されている。そ
こで、まずメイン基板14上において、トランジ
スタ16のエミツタ接地増幅回路よりなるビデオ
ドライブ部を構成し、このトランジスタ16のコ
レクタ端子を抵抗器R2を介してバイアス電源を
接続すると共に同軸ケーブル18の中心線に接続
する。また、前記バイアス電源をこの同軸ケーブ
ル18の外部導線に接続すると共に、この同軸ケ
ーブル18の外部導線をコンデンサC2を介して
グランドラインに接続する。
また、前記同軸ケーブル18の中心導線をトラ
ンジスタ20のエミツタ端子に接続する。このト
ランジスタ20のコレクタ端子はCRT10のカ
ソード端子および抵抗器R4を介して電源端子V
に接続する。また、このトランジスタ20のベー
ス端子を前記同軸ケーブル18の外部導線に接続
すると共に抵抗器R3およびコンデンサC3を介し
て前記同軸ケーブル18の中心導線および回路の
グランドラインにそれぞれ接続してベース接地増
幅回路からなるビデオ出力部を形成する。
このようにして、それぞれエミツタ接地増幅回
路およびベース接地増幅回路からなるビデオドラ
イブ部およびビデオ出力部をそれぞれメイン基板
14およびネツク基板12上に分割配置し、さら
にこれらのビデオドライブ部およびビデオ出力部
を同軸ケーブル18を介してカスケード接続して
ビデオ増幅回路を構成する。
このように構成した本実施例の回路において、
トランジスタ16のベース端子に入力されたビデ
オ信号は、まずトランジスタ16からなるビデオ
ドライブ部において適宜増幅され、この増幅され
た出力信号は同軸ケーブル18を介してトランジ
スタ20のエミツタ端子に伝送される。この伝送
された信号はトランジスタ20からなるビデオ出
力部によつてさらに増幅され、前記トランジスタ
20のコレクタ端子側に発生した出力信号が
CRT10のカソードに供給され、これによつて
CRT10が動作する。
〔考案の効果〕
前述した実施例から明らかなように、本考案に
よれば、ビデオドライブ部とビデオ出力部とから
なるビデオ増幅回路からなるビデオ出力装置にお
いて、前記ビデオ増幅回路のビデオドライブ部と
ビデオ出力部とをそれぞれメイン基板およびネツ
ク基板上に分割配置することにより複雑なプツシ
ユプル増幅回路を用いることなく、ビデオ信号を
有効に増幅しCRTのカソードに供給することが
でき、しかもCRTのネツク基板上の部品点数を
最小限に抑えることができる。
また、前記メイン基板上に配置されたビデオド
ライブ部とネツク基板上に配置されたビデオ出力
部とを、同軸ケーブルを介して接続することによ
り、高周波信号の伝搬により発生する電波障害を
有効に防止することができる。
さらに、また前記ネツク基板上に配置されるビ
デオ出力部をベース接地増幅回路で構成すること
により、ビデオ出力部側の入力インピーダンスを
低減し、出力周波数の広帯域化を実現することが
できる。また、ネツク基板上にビデオ出力部を配
設することにより、ビデオ出力部とCRTとの接
続距離を短縮してこの間の出力損失を低減するこ
とができ、この種デイスプレイ装置の信頼性を向
上すると共にこれを低コストに製作することがで
きる。
以上、本考案の好適な実施例につき説明した
が、本考案の精神を逸脱しない範囲内において
種々の改良並びに変更を施すことができることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るビデオ出力装置の一実施
例を示すCRTの実装回路構成図である。 10……CRT、12……ネツク基板、14…
…メイン基板、16,20……トランジスタ、1
8……同軸ケーブル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ビデオドライブ部とビデオ出力部とからなる
    ビデオ増幅回路を備え、前記ビデオドライブ部
    に入力されたビデオ入力信号を適宜増幅して前
    記ビデオ出力部より陰極線管のカソードに供給
    するよう構成したビデオ出力装置において、ビ
    デオ出力装置のメイン基板上に前記ビデオ増幅
    回路のビデオドライブ部を実装し、陰極線管の
    ネツク基板上に前記ビデオ増幅回路のビデオ出
    力部を実装し、これらのビデオドライブ部およ
    びビデオ出力部を同軸ケーブルを介して結合す
    ることを特徴とするビデオ出力装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のビデオ
    出力装置において、ビデオドライブ部はエミツ
    タ接地増幅回路で構成し、ビデオ出力部はベー
    ス接地増幅回路で構成し、これらの増幅回路を
    同軸ケーブルを介してカスケード接続により結
    合してなるビデオ出力装置。
JP19669886U 1986-12-23 1986-12-23 Expired JPH0453093Y2 (ja)

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JP19669886U JPH0453093Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

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JPS63102365U JPS63102365U (ja) 1988-07-04
JPH0453093Y2 true JPH0453093Y2 (ja) 1992-12-14

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