JPH0452937B2 - - Google Patents

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JPH0452937B2
JPH0452937B2 JP58164282A JP16428283A JPH0452937B2 JP H0452937 B2 JPH0452937 B2 JP H0452937B2 JP 58164282 A JP58164282 A JP 58164282A JP 16428283 A JP16428283 A JP 16428283A JP H0452937 B2 JPH0452937 B2 JP H0452937B2
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JP
Japan
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irradiation
lacquer layer
manufacturing
semiconductor device
layer
Prior art date
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JP58164282A
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JPS5965432A (ja
Inventor
Antoniusu Fuorenburotsuku Furanshisukasu
Yakoba Supierutsu Erizabesu
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPS5965432A publication Critical patent/JPS5965432A/ja
Publication of JPH0452937B2 publication Critical patent/JPH0452937B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/022Quinonediazides
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/2022Multi-step exposure, e.g. hybrid; backside exposure; blanket exposure, e.g. for image reversal; edge exposure, e.g. for edge bead removal; corrective exposure

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Weting (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ノボラツクとジアゾキノン増感剤と
を含有し、アルカリ溶液中で現像することができ
る感光性ラツカー層を基板表面に形成し、このラ
ツカー層にパターンに従つて照射を行い、現像に
よつてラツカー層パターンが形成される前に、ラ
ツカー層の全領域にわたつて中間処理を施して、
パターン形成照射されなかつたラツカー層部分に
おいて厚さ方向にアルカリ溶液に対する溶解度の
差を得るようにした半導体デバイスの製造方法に
関するものである。
このような方法は、マイクロメータのオーダー
の細部を有する半導体デバイスの製造に特に適し
ている。前記中間処理により、通常の露光及び現
像によつて得られるラツカー層の断面形状に変化
を与えることができる。
前述した種類の方法は、米国特許第4212935号
明細書により既知である。この米国特許明細書に
おいては、中間処理において、ラツカー層を有機
溶剤(特にクロロベンゼン)で処理して、ラツカ
ー層内に上部層を形成する。この上部層は、この
上部層の下側にあるラツカー層の未処理部分より
も高いアルカリ溶液に対する抵抗性を有してい
る。このように処理されたラツカー層を現像する
と、オーバーハングしているラツカー層の断面形
状が得られる。この断面形状は、例えば、リフト
−オフ(lift−off)技術による金属トラツクの形
成に特に適している。
上述した既知の方法を効果的に用いることがで
きるようにするためには、中間処理中に、ラツカ
ー層が溶剤に対して十分に影響されなければなら
ない。このことは、ラツカー層を基板表面に設け
た後に、通常の熱処理をすることができず、熱処
理を比較的低温度で比較的短時間行わなければな
らないことを意味する。その結果、基板表面に対
する粘着力が比較的乏しいラツカー層が得られ、
現像中のラツカー層は基板表面から部分的に剥離
されるようになる。
本発明の目的は、危険な溶剤を用いることな
く、ラツカー層の断面形状に変化を与えることが
でき、製造されたラツカー層パターンが、基板表
面に対し十分粘着力を有するようにした半導体デ
バイスの製造方法を提供することにある。
本発明方法は、前記の中間処理中に第1照射及
び第2照射を行ない、 a 無水状態の下で行なわれ、前記ラツカー層の
上部層中にのみ侵入する上記第1照射により、
前記のジアゾキノン増感剤をケトンに変換し、
このケトンをノボラツクと反応させてアルカリ
不溶性のエステルを得、 b 含水雰囲気状態の下で行なわれ、前記ラツカ
ー層のうちの、前記上部層の下側の層中に侵入
する上記第2照射により、前記のジアゾキノン
増感剤をケトンに変換し、このケトンを水と反
応させてアルカリ可溶性の酸を得る、 ことを特徴とするものである。
第1照射の際に、パターン形成照射中に露光さ
れたラツカー層部分(この部分では、増感剤が完
全に消失してしまつている)は影響を受けない
が、未照射のラツカー層部分にアルカリ溶液に対
して溶解しにくい上部層が形成される。第2照射
によつて、上部層の下側にあるラツカー層部分の
アルカリ溶液に対する溶解度は増大する。第1照
射後、上部層では増感剤が結合し消失したので、
第2照射中上部層では酸を形成されず、上部層の
特性はもはや変化しない。中間処理後、パターン
形成照射に露光しなかつたラツカー層部分におい
て、アルカリ溶液に対する溶解度の差が厚さ方向
に得られる。第1及び第2照射の適切な線量を選
択することにより、垂直的及びオーバーハング的
なラツカー層の断面形状を実現することができ
る。本発明に基づく中間処理には、放射を利用す
る。ラツカー層が基板表面に設けられた後に、ラ
ツカー層に通常の熱処理を施すと、放射は、ラツ
カー層内に侵入することができるようになる。し
たがつて、基板表面に対するラツカー層の通常の
満足すべき粘着力を得ることができる。
本発明方法の好適な実施例によれば、280nmよ
りも長い波長の放射をほとんど有さないUV放射
により第1照射を行い、この照射の際にラツカー
層をほとんど無水にする。
これらの条件の下で、この放射により所望の上
部層が得られる。このような短波長UV放射は、
パターン形成照射に露光されたラツカー層部分及
び露光されなかつたラツカー層部分においてほぼ
同様に重合体物質のノボラツクによつて吸収され
る。もしそうでなく、パターン形成照射に露光さ
れたラツカー層部分が、用いられる放射に対し透
過性を有するとすれば、パターン形成照射に露光
されたラツカー層部分と露光されなかつたラツカ
ー層部分との境界の近くに位置する、パターン形
成照射を受けなかつたラツカー層部分が、同様に
照射を受けることになる。従つて、アルカリ溶液
にほとんど溶解しない上部層は、これら境界に沿
つて基板表面にまで延びるおそれがある。その結
果、ラツカー層の断面形状に所望のように影響を
与えることはもはやできない。この場合、パター
ン形成照射中及び第1照射中には、垂直に入射す
る平行放射を用いなければならない。
本発明方法の他の好適な実施例では、280nmよ
りも長い波長を主に有するUV放射より第2照射
を行い、この照射中にラツカー層を含水雰囲気に
接触させる。
この放射は、所望の増感剤の酸への変換を成し
遂げるために、上部層を経て、ラツカー層に十分
深く浸入するおとができる。この照射は、通常湿
度の普通の空気中で簡単に行うことができる。
本発明方法のさらに他の好適な実施例では、第
1照射と第2照射との間の中間処理中に、ラツカ
ー層内の上部層の下側にある増感剤の一部を熱処
理によつて分解する。
したがつて、この熱処理は、第2照射によつて
さらに酸に変換され得る増感剤の量を決定する。
すなわち、第2照射中に残留量の増感剤が酸に変
換されるので、熱処理がアルカリ溶液に対する溶
解度を決定したことになる。短い照射時間では、
定在波のために不所望な溶解度の差がラツカー層
内で生じる。この熱処理によつて、アルカリ溶液
に対する溶解度が決定されるので、第2照射の照
射時間を前記定在波の影響が回避されるように長
く選ぶことができる。
さらに、感光性ラツカー層へのパターン形成照
射中に、この照射により表面部分のみを現像可能
にするのが好適である。このようにして形成され
た表面部分の下側にあるラツカー層部分は、中間
処理中に行なわれる第2照射によつてアルカリ溶
液中で同様に溶解可能にされる。従つて、パター
ン形成照射中にラツカー層が基板表面まで現像可
能にされたのと同じ状態が得られるようになる。
この工程により、パターン形成照射を非常に短い
時間内に行うことができる。このことは、露光装
置の一層効果的な使用を意味している。さらに、
この工程によれば、ラツカー層に非常に強く吸収
される放射を用いることが可能となり、また、こ
の放射により通常の照射時間で皮相パターン像を
形成することが可能となる。この結果、通常の波
長より短い波長の放射をパターン形成照射に用い
ることができ、これにより、小さな細部を形成す
ることができるようになる。
以下、本発明を実施例と図面とに基づいて、よ
り詳細に説明する。
第1図〜第6図は、半導体デバイスの種々の連
続する製造段階を示す。この製造段階では、例え
ばシリコン基板2の基板表面1上に感光性ラツカ
ー層3が形成される。ラツカー層3を、通常の方
法で形成し、次に、例えば、約100℃の温度で30
分間通常の方法で加熱する。そして、感光性ラツ
カー層3を、パターン形成照射に露光させる(第
2図参照)。感光性ラツカー層3は、アルカリ溶
液中で現像することができ、重合体物質の“ノボ
ラツク”(Novolac)と、正のジアゾキノン増感
剤とを有する感光性ラツカー層(例えばHunt社
から市販されているHPR204又は、Shiply社から
市販されているAZ135°J)としうる。
ラツカー層パターンを、アルカリ溶液中での現
像により形成する前に、本発明によれば、全ラツ
カー層3に中間処理を施す。その結果、パターン
形成照射中に露光されなかつたラツカー層3の部
分5において厚さ方向にアルカリ溶液に対する溶
解度の差が得られる。増感剤が完全に消失された
ラツカー層3の部分4は、中間処理中に、第1照
射によつて影響を受けないが(第3図参照)、前
にパターン形成照射されなかつた部分5の上部層
6において、ノボラツクと正のジアゾキノン増感
剤との間でエステル化合物が形成される。少なく
とも増感剤の一部は、第2照射によつて(第4図
参照)、上部層6の下側にあるラツカー層3の部
分7において、酸に変換される。第1照射によつ
て、上部層6のアルカリ溶液に対する溶解度が減
少している。例えば、第1照射前には溶解度が50
Å/分であつたものが、例えば、5Å/分にな
る。第2照射によつて、上部層6の下側のラツカ
ー層3の部分7のアルカリ溶液に対する溶解度は
増大する。第2照射前には50Å/分であつた溶解
度は、増感剤が完全に酸に変換したときには、約
80000Å/分に増大し得る。第1照射によつて、
上部層6の増感剤がノボラツクと結合して消失し
たので、上部層6の溶解度は、第2照射中にもは
や変化し得ない。したがつて、アルカリ溶液に対
する溶解度の差が、ラツカー層3の厚さ方向に得
られる。
中間処理後、ラツカー層を、例えばHunt社に
よつて市販されているLSI現像液によつて現像す
る。第1照射及び第2照射特に、(第1照射は、
上部層6の厚さを決定し、第2照射は、部分7の
溶解度を決定する)の線量により、垂直的(第5
図参照)及びオーバーハング的(第6図参照)な
ラツカー層の断面形状を実現することができる。
第1照射は、280nmより長い波長の放射をほと
んど含まないUV放射により行う。UV放射は、
この放射を透過する石英ガラスの放電管を備えた
低圧水銀ランプにより発生され、254nmの波長の
放射を主に有している。第1照射中に、例えばラ
ツカー層を110℃の温度で約5分間加熱すること
によつて、ラツカー層をほとんど無水にすること
ができる。放射により活性化された正のジアゾキ
ノン増感剤は、“ノボラツク”と反応してエステ
ルを形成する。短波長のUV放射は、パターン形
成照射に露光されたラツカー層3の部分4、及び
露光されなかつたラツカー層3の部分5にほとん
ど同じように吸収され、上部層6のみが形成され
る。露光部4が透過される放射の第1照射によつ
て、パターン形成照射に露光された部分4、及び
露光されなかつた部分5の境界8(第3図)に沿
つて、上部層6を基板表面1にまで下方に延ばす
こともできる。しかしその結果、ラツカー層の断
面形状を、所望するように変化させることができ
ない。この場合、パターン形成照射及び第1照射
は垂直に入射する平行放射を用いなければならな
い。
第2照射は、主に280nmより長い波長の放射を
含むUV放射により行う。このUV放射は、例え
ば、高圧水銀ランプにより発生させる。この照射
中では、ラツカー層を、通常湿度の通常空気のよ
うな含水大気に接触させる。このようにして、水
分を伴つて放射によつて活性化された増感剤がラ
ツカー層3内に存在して酸を形成する。
第1照射及び第2照射間の中間処理中に、ラツ
カー層3の上部層6の下側に存在する増感剤の一
部を熱処理によつて分解するのが好適である。こ
の熱処理は、第2照射によつてさらに酸に変換さ
れ得る増感剤の量を決定する。このことは、第2
照射中に残りの増感剤が酸に変換されるときに、
ラツカー層のアルカリ溶液に対する溶解度が熱処
理によつて決定されることを意味している。短い
照射時間では、ラツカー層内に定在波のために不
所望な溶解度の差が得られる。この場合、アルカ
リ溶液に対する溶解度が熱処理によつて決定され
るので、第2照射の照射時間を、増感剤の全てが
酸に変換されて前記定在波の影響を回避できるよ
うに長く選ぶことができる。この熱処理を約120
℃で約30分間加熱することにより行つた後に、増
感剤の約35%を消失させることができる。
本発明方法の好適な実施例では、ラツカー層3
のパターン形成照射中に表面部分9のみを現像可
能にすることができる(第7図)。第1照射中に
上部層6が形成される(第8図)。このようにし
て形成された表面部分9の下側にあるラツカー層
部分10は、中間処理中の第2照射の間に上部層
6の下側にある部分5と一緒に酸に変換されて、
アルカリ溶液にそれぞれ溶液する部分11と7と
が得られる(第9図)。中間処理後、第4図に示
したものと同じ状態が得られる。この手段によつ
てパターン形成照射を、普通よりも短い時間で行
うことができ、または、パターン形成照射を、ラ
ツカー層内において普通より一層強力に吸収され
る放射によつて行うことができる。第1の場合に
は、このことは露光装置の一層効果的な使用を意
味しており、第2の場合には、より小さな細部を
実現することのできる一層短い波長の放射を用い
ることができることを意味している。
以下の全ての実施例においては、1.25μmの厚
さを有する感光性ラツカー層3(Hunt社によつ
て市販されているHPR204)を、シリコン基板2
に普通の方法で設け、パターン形成照射の前に約
100℃の温度で約10分間の加熱処理〔プレーベイ
ク(pre−bake)〕を行つた。パターン形成照射
は、パーキン・エルマー(Parkin Eimar)投影
焼付器1:1タイプ120で行つた。ここで用いた
マスクは、2μmの相対距離で2μmの幅を有する
線を有していた。
実施例 1: この実施例では、パターン形成照射に露光され
たラツカー層3を、本発明による中間処理をせず
に、1対1に水で薄められたLSI現像液(Hunt
社によつて市販されている)中で20℃の温度で1
分間現像した。
このようにして形成されたラツカー層パターン
は、基板表面1に対して約65°の角度をなす側部
13を有する断面形状12(第10図参照)を有
している。
実施例 2: この実施例では、パターン形成照射に露光した
ラツカー層3に中間処理を施した。この中間処理
においては、まずはじめに、約13pa(0.1Torr)
の真空内で、約90℃の温度で加熱処理することに
よつてラツカー層をほとんど無水にした。次に、
第1照射を、主に254nmの波長の放射を放出する
石英ガラスの放電管を備えた50W低圧水銀ランプ
により、ランプと基板表面の距離を20cmにして、
約60分間行つた。そして、第2照射を、主に
280nmより長い波長の放射を放出する、ガラスの
放電管を備えた500W高圧水銀ランプにより、ラ
ンプと基板表面との距離を100cmにして約2秒間
行つた。第2照射は、普通の大気状態の下で行つ
た。次に、ラツカー層を1対2に水で薄められた
LSI現像液中で120秒間現像した。このようにし
て形成されたラツカー層パターンは、基板表面1
に対して直角に延びる側部15を有する断面形状
14を有している(第11図参照)。
実施例 3: この実施例では、第2照射を約4秒間行つたと
いう点を異にして、実施例2と同様の方法を用い
た。この実施例では、オーバーハングしている断
面形状16を有するラツカー層パターン(第12
図参照)が形成された。この断面形状は、“リフ
ト−オフ(lift−off)”技術の方法による金属パ
ターンの形成に特に適している。
実施例 4: この実施例では、以下の点を異にして実施例2
におけると同様の方法(同じ結果が得られる)を
用いた。即ち、第1照射の前に、通常の気圧の下
で、約120℃の温度で5分間加熱処理してラツカ
ー層3を無水にした後、主に254nmの波長の放射
を放出する1000Wの高圧水銀ランプにより、ラン
プと基板表面との距離を40cmにして第1照射を5
分間行つた。
実施例 5: この実施例では、以下の点を異にして実施例4
と同様の方法を用いた。即ち、第2照射の前に約
120℃の温度で約60秒間加熱処理した後、第2照
射を500W高圧水銀ランプにより25cmの距離で30
秒間行つた。この実施例では、実施例2と同様に
断面形状14のラツカー層パターンが形成された
(第11図)。
実施例 6 この実施例では、普通の照射時間の1/4の時間
でパターン形成照射を行つた点を異にして、再び
実施例2と同様の方法を用いた。この実施例で
は、実施例2と同様の断面形状14のラツカー層
パターン(第11図)が形成された。
実施例 7: この実施例では、パターン形成照射を、ラツカ
ー層3の表面のみに侵入する比較的短波長の放射
によつて行つた点を異にして、実施例2と同様の
方法を用いた。この照射は、500Wキセノン水銀
ランプを有する、オプテイカル・アソシエーツ・
インコーポレーテツド(Optical−Associates
Inc.)により市販されているOAEデイープUV放
射器で行つた。この実施例でもまた実施例2と同
様に断面形状14(第11図)のラツカー層パタ
ーンが形成された。
本発明は、これら実施例に限定されず、当業者
によれば本発明の範囲内で多くの変形が可能であ
る。例えば、ラツカー層を、シリコン以外の単一
物質又は物質の組合せより成る基板に設けること
ができる。さらに、ラツカー層は、平坦でない表
面を有する基板に設けることもできる。この場
合、ラツカー層と現像後に形成されたラツカー層
パターンに、厚さの部分的な差を与えることがで
きる。このようにして形成されたラツカー層パタ
ーンは、反応イオンによるエツチングの際にエツ
チングマスクとして用いるのに特に適している。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は、本発明方法の種々の実施段
階を示す図、第7図〜第9図は、本発明方法の好
適な実施例の種々の実施段階を示す図、第10
図、第11図及び第12は、本発明方法の効果を
説明するための異なつた断面形状のラツカー層パ
ターンを示す図である。 1……基板表面、2……シリコン基板、3……
感光性ラツカー層、6……最上部層、7……上部
層の下側ラツカー層部分、8,15……境界、9
……表面部分、10……表面部分の下側ラツカー
層部分、12,14,16……断面形状。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ノボラツクと正のジアゾキノン増感剤とを含
    有し、アルカリ溶液中で現像することができる感
    光性ラツカー層を基板表面に形成し、前記ラツカ
    ー層をパターン形成照射に露光し、現像によりラ
    ツカー層パターンを形成する前に、ラツカー層の
    全領域にわたつて中間処理を施して、パターン形
    成照射されなかつたラツカー層部分において厚さ
    方向にアルカリ溶液に対する溶解度の差を得るよ
    うにした半導体デバイスの製造方法において、 前記の中間処理中に第1照射及び第2照射を行
    ない、 a 無水状態の下で行なわれ、前記ラツカー層の
    上部層中にのみ侵入する上記第1照射により、
    前記のジアゾキノン増感剤をケトンに変換し、
    このケトンをノボラツクと反応させてアルカリ
    不溶性のエステルを得、 b 含水雰囲気状態の下で行なわれ、前記ラツカ
    ー層のうちの、前記上部層の下側の層中に侵入
    する上記第2照射により、前記のジアゾキノン
    増感剤をケトンに変換し、このケトンを水と反
    応させてアルカリ可溶性の酸を得る、 ことを特徴とする半導体デバイスの製造方法。 2 特許請求の範囲第1項に記載の半導体デバイ
    スの製造方法において、280nmよりも長い波長の
    放射をほとんど有さないUV放射により前記第1
    照射を行い、この照射中に前記ラツカー層をほと
    んど無水にすることを特徴とする半導体デバイス
    の製造方法。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の半
    導体デバイスの製造方法において、280nmよりも
    長い波長のUV放射により前記第2照射を行い、
    この照射中にラツカー層を含水雰囲気に接触させ
    ることを特徴とする半導体デバイスの製造方法。 4 特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項に
    記載の半導体デバイスの製造方法において、前記
    第1照射と前記第2照射との間の前記中間処理中
    に、前記上部層の下側のラツカー層中にある前記
    増感剤の一部を熱処理により分解することを特徴
    とする半導体デバイスの製造方法。 5 特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか一
    項に記載の半導体デバイスの製造方法において、
    前記感光性ラツカー層への前記パターン形成照射
    中に、この照射によつて表面部分のみを現像可能
    にすることを特徴とする半導体デバイスの製造方
    法。
JP58164282A 1982-09-10 1983-09-08 半導体デバイスの製造方法 Granted JPS5965432A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL8203521A NL8203521A (nl) 1982-09-10 1982-09-10 Werkwijze voor het vervaardigen van een inrichting.
NL8203521 1982-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5965432A JPS5965432A (ja) 1984-04-13
JPH0452937B2 true JPH0452937B2 (ja) 1992-08-25

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ID=19840255

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58164282A Granted JPS5965432A (ja) 1982-09-10 1983-09-08 半導体デバイスの製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4499177A (ja)
EP (1) EP0103337B1 (ja)
JP (1) JPS5965432A (ja)
DE (1) DE3365143D1 (ja)
NL (1) NL8203521A (ja)

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